91. Es mejor +接続法現在?それとも動詞の原形?

目安時間:約 10分

「Es mejor +動詞の原形」という無人称の文については既に説明したことがあります。「~した方がいい」という意味です。でも、無人称の文ではなくて「主語」があったら?「君は~した方がいい」と言いたい場合は、「Es mejor que +接続法現在形」となって、動詞の原形の代わりに接続法現在を使います。

 

 

Es mejor que +接続法現在

スペイン語の接続法現在についてはこちらの記事をご覧ください。ここでは接続法現在のもう一つの使われ方をお見せします。それは、無人称の文「動詞ser+形容詞+動詞の原形」で、無人称ではなく、主語を入れたい場合、接続法現在が使われるというものです(現在形の場合)。

 

無人称の文と主語が入った場合の比較:

無人称の文 主語が入った文(接続法現在)
Es mejor regresar a la casa. Es mejor que regresemos a la casa.
家へ帰った方がいい。 私たちは家へ帰った方がいい。

 

 

おんなじような意味じゃないかって?そうですね。だから普通は動詞の原形を使って無人称の文で構いません。ただよく主語を入れた形は使われるので、接続法現在を使った文章の形も理解しておいてください。それに、どうしても主語を入れたくなるときもあるんですよね。「君がさぁ~、やってくれた方がいいよ(Es mejor que me lo hagas.)」なんてね。

 

 

 

その他の「動詞ser+形容詞+que+接続法現在」の文

Es necesario que yo llegue a tiempo. 私は時間内に到着する必要があります。
No es conveniente que hables de esas cosas ahorita. 、君がそれらのことについて話すのは都合良くない。
Es útil que la gente use internet, ¿verdad? 人々がインターネットを使うのは有益ですよね?
Es importante que sepamos si el avión sale a tiempo o no. 飛行機が定刻に出るかどうか私たちが知ることは重要です。
No es difícil que Uds. viajen en Japón. あなた方が日本で旅行することは難しくありません。
Es indispensable que las personas tengan celular hoy en día. 昨今人々携帯を持つのは必要不可欠なことです。
Es interesante que Manuel estudie idiomas. マヌエルが言語勉強するというのは興味深いことです。

 

Es imposible que yo termine de leer todo este libro hoy mismo. この本全部今日中私が読み終えるのは不可能です。
Es malo que les digan esas palabras. あなた方が彼らにそれらの言葉を言うのは悪いことです。
No es fácil que viajemos a ese pueblito. その小さな村私たちが旅行するのは簡単ではないです。
¿Es posible que yo vaya en la mañana? 午前中行くことは可能ですか?
Es bueno que compre Ud. en esa tienda. あなたその店買うのは良いことです。
Es raro que ella salga a esta hora. 彼女がこの時間出かけるというのはめずらしいことです。
Es inútil que sigamos discutiendo. わたしたちが言い争いし続けるのは無駄なことです。

 

「動詞ser+形容詞+que+普通の現在形」の文

「Es +形容詞+que」の後、接続法現在ではなく、普通の現在形(直説法現在とも言います)が来ることもあります。形容詞が確実性、確信、明白さを表しているときです。

 

¿Es cierto que regresas hoy? 君が今日帰るというのは本当
Es seguro que llegamos a tiempo. 私たちが間に合うのは確実です。
Es evidente que no quiere hablar de ese tema. そのテーマについて話したくないのは明らかだ。
Es verdad que muchas cosas. 私が沢山のことを知っているというのは事実です。
Es obvio que él cobra un anticipo. 彼が前払いを取るのは当たり前のことです。

 

確実性、確信、明白さが否定された文の中では…

「No es seguro que~(~は確実ではない)」というような、主文に確実性、確信、明白さを表す形容詞が使われた文が否定文となっている場合、以下のように従節の動詞が接続法現在になることが多いです。

 

No es seguro que lleguemos a tiempo. 私たちが間に合うかは確約できません。
No es evidente que hable de eso. それについて話すかは明らかではありません。

 

 

特に「No es cierto que」、「No es verdad que」、「No es obvio que」に至っては、従節の動詞に接続法現在が使われる場合と普通の現在形が使われる場合があるので、あまり気にせずどちらでも使ってみてください。接続法現在を使うか普通の現在形を使うかで意味が変わってしまうということはありません。

 

「No es obvio que」などはほとんど使われる機会がない文なので覚えなくても大丈夫です。肯定文の方はよく使われます。例えば(Es obvio que te quiero-僕が君を好きなのは当たり前のことだろ)などです。

 

 

Es mejor+接続法現在?まとめ

「Es +形容詞」の後、動詞の原形で無人称の文になったのですが、主語を入れたい場合は「Es +形容詞+que +接続法現在」になります。「Es mejor que regresemos a la casa.(私たちは家へ帰った方がいい)」というようにです。

 

形容詞が確実性、確信、明白さを表す場合は接続法現在ではなく、普通の現在形が使われます。例えば「Es seguro que regresamos  a tiempo.(私たちが時間通りに帰るのは確実だ)」というようにです。

 

形容詞が確実性、確信、明白さを表す場合で「No es +形容詞」というように否定文になっている場合は従節の動詞は接続法現在になることが多いです。「No es esguro que regresemos a tiempo.(私たちが時間通りに帰るかは確実ではない)」というようにです。

 

「No es cierto que regresamos hoy.(私たちが今日帰るというのは本当のことではない)」と普通の現在形が使われることもあります。

 

 

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サイト管理人MC(めひ・ここ)です。

メキシコ市にあるUNAM大学外国人コースでスペイン語を学んだあと、メトロポリタン自治大学医用工学部に入学、卒業後は医用工学技士としてメキシコで仕事をしました。

その間、メキシコに滞在中の日本人の方たちに長年家庭教師としてスペイン語を教えてきました。

メキシコ人の夫との間に二人の子どもがいます。

メキシコには13年間住みました。メキシコ大好き、スペイン語大好きなめひ・ここです!

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