スペイン語の動詞「andar」の意味は「歩く」だけではありません!「歩く」と言いたい時には「caminar」という動詞があって、作文で使う時などはこちらを使えば十分です。でも、「andar」という動詞はとてもよく使われます。特に「andar」+現在分詞という形はよく使われます。中級レベル のスペイン語となります。
andar の意味はスペイン語の「歩く」だけじゃない!
確かに「andar」という言葉は「歩く」という意味を持っているので、そういう意味で使ってもわかってもらえます。ただ、普通は「caminar」を使う方が多いです。
「andar」には「動く」という意味もあるので、「Mi coche anda bien.(私の車は調子いいです、私の車はちゃんと走ります)」なんて言い方もします。日本語では「車が歩く」とは言わず、「車が走る」と言うので、「andar」を使うことに違和感を感じるかもしれませんね。車だけでなく、時計などにも使われます。
「andar」には「歩き回る」という意味もあり、「¿Por dónde andas?(どの辺にいるの?)」と電話で聞くようなこともできます。「estar」で代用することもできます。その場合、「¿Por dónde estás?」となります。
動詞「estar」と同じような意味で使う例として、「Ando bien mal de dinero .(お金 全然ない、経済的にとても悪い です)」などもあります。「Estoy bien mal de dinero.」と言い換えることができます。
また、動詞「andar」の後ろに他の動詞の現在分詞が来る言い回しがあります。現在分詞と言えば、動詞「estar」の後ろに来る場合、進行形になる ことはご存知の方もいらっしゃると思います。「andar」+現在分詞は、「estar」+現在分詞と置き換えてもいい場合もあります。
「andar」+現在分詞には二つの用法があります。一つは一時的な状況を表す言い方で、こちらは、「estar」+現在分詞と言い換えても問題ありません。
例えば「Mi primo anda vendiendo libros usados.」は「私のいとこは古本を売っています」という意味で、職業として売っているわけではなく、一時的に売っているということです。「anda」の代わりに「está」を使うことができます。
「andar」+現在分詞のもう一つの用法は、あっちこっちの場所で「し回っている」という表現の仕方です(「estar」と同じではありません)。例えば「Lupe les anda contando chismes a sus amigas .(ルーペは彼女の友達に 陰口 を言いふらしている)」という言い方です。
「andar + 現在分詞」 の例文
Carlos anda buscando a su perro .
カルロスは彼の 犬 を探している。
Ellos andan buscando trabajo .
彼らは仕事 を探している。
Mis amigos andan viajando por todo el mundo .
私の友人達 は世界中 を旅して回っている。
Ando repartiendo invitaciones para mi boda .
私は私の結婚式 の招待状 を届けて回っています。
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動詞 andar の活用
普通の現在形
接続法現在
ando
ande
andas
andes
anda
ande
andamos
andemos
andan
anden
点過去(不規則)
線過去
anduve
andaba
anduviste
andabas
anduvo
andaba
anduvimos
andábamos
anduvieron
andaban
未来形
andaré
andarás
andará
andaremos
andarán
現在分詞は「ar動詞」、「er動詞」、「ir動詞」の語尾2文字を取り除いて、それぞれ、「ando」、「iendo」、「iendo」を付け加えます。不規則形のものもありますので詳しくはこちらの記事 をご覧ください。ちなみに動詞「andar」の現在分詞は「andando」です。
andar の意味はスペイン語の「歩く」だけじゃない!まとめ
スペイン語の動詞「andar」には「歩く」という意味の他に「動く」とか、動詞estarと同じように状態を表す意味で使われることもよくあります。andar の後に他の動詞の現在分詞が来て、「一時的に何かをしている」という状態を表したり、「あちらこちらで何かをし回っている」と言い表したりして使うこともよくあります。
「Ándale」という言葉もよく使われます。これは、命令形なのですが、「そうだね」という意味の相槌として使われたり、「早く!」と急かす時に使われたりします。別れ際に「Ándale, que te vaya bien.」と、相手の言ってくれたことに返答する形で「じゃあ、さようなら」という感じでもよく使われます。褒めるときに、「¡Ándale, qué bien!(わぁ、すごいね!)」と使われることもあります。
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スペイン語の間接目的語の動詞とは?間接目的語と直接目的語の違いは?日本人にとってちょっと難しい間接目的語の動詞の例文を、今回は、過去形(点過去と線過去)に焦点を絞ってお見せしていきます。現在形の例文がいい方のために、リンクも貼っておきますのでご安心ください!もちろん、文法の説明も!
スペイン語の間接目的語と直接目的語の違い
そもそも、間接目的語とは ?
間接目的語とは日本語で「誰々に」や「何々に」 というのがそれで、スペイン語では必ず間接目的語代名詞を使います 。
間接目的語代名詞
意味
me
私に
te
君に
le
あなたに、彼に、彼女に、それに
nos
私たちに
les
あなた方に、彼らに、彼女らに、それらに
それで、「彼に」だけじゃわからないから「弟に」とか「カルロスに」とか、誰にかを明確にしたい場合や、「私には‼」など強調したい場合に、間接目的語代名詞にプラスして、「a 誰々」と、間接目的語の追加情報を加えます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください→間接目的語代名詞
直接目的語とは ?
直接目的語とは日本語で「何々を」や「誰々を」 と表されるもので、物の場合は前置詞なしで、人の場合は大抵、「前置詞 a + 誰々」 となります(「弟が一人います(Tengo un hermano menor直訳:弟を一人持っています)のように前置詞が入らない場合もあります)。直接目的語代名詞は以下のようになります。
直接目的語代名詞
意味
me
私を
te
君を
lo
それ(男性名詞)を、彼を、あなた(男性)を
la
それ(女性名詞)を、彼女を、あなた(女性)を
nos
私たちを
los
それら(男または男女混合名詞)を、彼らを、あなた方を
las
それら(女性名詞)を、彼女らを、あなた方を
詳しくはこちらの記事をご覧ください→直接目的語代名詞
「me」と「te」と「nos」は間接目的語代名詞も直接目的語代名詞も同じ形ですね。でも、動詞によって、「私に」か「私を」かはわかるので、心配する必要はありません。
スペイン語の間接目的語の動詞とは
スペイン語には「間接目的語の動詞」なるものが存在し、それらの動詞には必ず間接目的語代名詞が付きます。日本語では大抵の場合主語となるものが、間接目的語で表されるので、動詞の活用形は第三人称単数形と第三人称複数形の2種類だけです。
「こういう言い方をするときは、間接目的語の動詞を使うんだな」というのを覚えてもらえるように、今回は、点過去と線過去 の言い方に焦点を絞って例文を載せていきます。
現在形の間接目的語の例文はこちらの記事をご覧ください→現在形の間接目的語の動詞の例文
こちらの記事では「間接目的語の動詞」についてもうちょっと立ち入って説明しています→「私は好き」
スペイン語の間接目的語の動詞の例文
1行目と3行目は主語が単数形の時です。
2行目と4行目は主語が複数形の時です。
encantar(すっごく気に入っている)
最初2文は点過去・後ろ2文は線過去
日本語
Me encantó ver a los kanguros .
私はカンガルーを 見る のがすっごく気に入った。
Me encantaron ellos .
私は彼ら がすっごく気に入った。
Me encantaba visitar a mis primos .
私はいとこたちを 訪れる のが大好きだった。
Me encantaban los pasteles y los dulces .
私はケーキ やお菓子 が大好きだった。
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agradar(満足する)
最初2文は点過去・後ろ2文は線過去
日本語
¿Te agradó José?
君はホセが感じいいと思った?
Te agradaron los resultados , ¿verdad?
君は結果 に満足したでしょ?
Antes te agradaba pasear en las tardes.
昔 君は午後散歩をする のが好きだったよ。
Antes te agradaban tus vecinos .
以前君は隣人 が感じいいと思っていたよ。
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faltar(足りない)
最初2文は点過去・後ろ2文は線過去
日本語
A mi hermano le faltó un punto para pasar el examen.
私の兄弟 は試験に合格するのに1点 足りなかった。
A ella no le faltaron ganas de ir .
彼女 は行きたいという気持ち が欠けていたわけではなかった。
Siempre le faltaba dinero a ese muchacho .
その青年 はいつもお金 が欠乏していた。
A los vecinos les faltaban muchas cosas para arreglar su casa.
隣人たち は家を直す ためにたくさんの物が足りなかった。
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molestar(嫌だ)
最初2文は点過去・後ろ2文は線過去
日本語
Nos molestó su actitud .
私たちは彼(彼女)の 態度 が気に食わなかった。
Nos molestaron los mosquitos .
私たちは蚊 が嫌だった。
Nos molestaba ese señor cuando íbamos a la escuela .
私たちが学校へ行く とき、その人 が嫌がらせをしていた。
No nos molestaban los ruidos de la calle .
私たちは道 の騒音 は気にならなかった。
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quedar((ある状態に)なる)
最初2文は点過去・後ろ2文は線過去
日本語
Les quedó muy bien el pastel a ustedes.
あなた方はケーキ がとても上手に できました。
A los niños les quedaron grandes los zapatos .
子供達 には靴 は大きかった。
A mis tías siempre les quedaba muy sabrosa la comida .
私の叔母たちはいつもお料理 がとてもおいしく できていた。
A ellos siempre les quedaban chicos los uniformes porque eran muy altos.
彼らはとても背が高かったから 、いつも制服 が小さかった。
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それぞれ、間接目的語代名詞を変えて文を作ってみてください。
間接目的語の動詞の例文・まとめ
間接目的語の動詞は他にもあります。もっと勉強したい場合はこちらの記事もご覧ください→間接目的語の動詞過去形 、間接目的語の動詞「parecer」
間接目的語はもちろん、普通の動詞にも使われます。「Yo te digo después (君に 後で 言うよ)」なんて場合ですね。
でも、間接目的語代名詞はスペイン語では「間接目的語の動詞」と伴に、頻繁に使われるので、「言い回し」として少しずつ覚えていくと、スペイン語の会話力がついてくるので頑張る甲斐はあります!
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「A mí tampoco me pareció interesante」というスペイン語の意味は何でしょうか?ここでは、「tampoco」の意味と使い方、そして「parecer(思える)」という「間接目的語の動詞」の点過去と線過去の使い方も同時に見ていきます。
以下の記事も必要に応じて参照してください。
tampoco と también
間接目的語の動詞について
間接目的語の動詞の過去形
点過去と線過去について
A mí tampoco のスペイン語の意味
「tampoco」については以前、解説したことがありますが、「否定文に対して同調するとき」に使います。
例えば、「Yo ya no quiero comer .(私 はもう食べたくない )」と誰かが言って、「私も」と同調したい場合は、前の文が否定文なので「Yo tampoco.」となります。(「私はもう食べたい」と言われて「私も」と肯定文に同調する場合は「Yo también」です)
では「A mí tampoco」のスペイン語の意味は?…これも否定文に同調する場合の「私も」 です(肯定文に同調する場合は「A mí también」です)。「私にも 」と訳していいときもあります。「私にもくれない」などの時ですね。
でも今回は、「間接目的語の動詞」を使った否定文に対して「私も」と言う時に、「A mí tampoco」を使いますよ、ということをみていきます。
Me pareció interesante のスペイン語の意味
「me pareció interesante」のスペイン語の意味は「私にとって面白かった 」です。この場合、主語は単数形です。「何が面白かったか」は「interesante(面白い)」の後に付け加えることができます(「me」の前に置くこともできます)。
「pareció」の動詞の原形は「parecer(思える)」で「間接目的語の動詞」の点過去 の形です。「間接目的語の動詞」の場合は主語が第三人称単数形か複数形だけなので、活用は点過去で2種類、線過去 で2種類だけです。
主語が単数(仕事 )
主語が複数(それらの本 )
点過去
Me pareció interesante el trabajo .
Me parecieron interesantes esos libros .
線過去
Me parecía interesante el trabajo .
Me parecían interesantes esos libros .
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この間接目的語の動詞「parecer」は修飾形容詞や副詞のbien「良く」などとともに使われます(複文になる場合もあります )。修飾形容詞は主語の性や数によって変化します。「interesante(面白い)」は男女、同じ形で、複数形の時に語尾に「s」が加わります。
他の修飾形容詞を組み合わせた例:
Me pareció simpática esa señora .
私にはその婦人 が感じよく 思えました。
¿Te pareció importante hablar de ese asunto ?
君はその件について 話すことが重要だ と思ったの?
A mí me pareció muy buena tu opinión .
私には君の意見 がとても良い ものに思えました。
A ti te parecieron baratas aquellas artesanías , ¿verdad?
君はあの土産物 が安く 思えたんでしょ?
Antes a David le parecía agradable dormir en ese rincón .
昔ダビッドはその隅っこで 寝るのが心地よい と思っていた。
Nos parecían bonitas estas piedras cuando éramos niños .
子供の頃 は、私たちにはこれらの石が美しく 思えていた。
El año pasado a Uds. les pareció difícil estudiar español, ¿no?
去年 あなた方はスペイン語を勉強するのが難しく 思えてましたね?
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「A mí」や「A ti」などについてはこちらの記事 に詳しく書いてあります。
A mí tampoco me pareció interesante
「tampoco」が動詞の前に来た場合は文が否定文になります。だから「A mí tampoco me pareció interesante 」の意味は「私も面白いと思わなかった」
です。「tampoco」が動詞の後に来る場合は、動詞の前に「no」が来ます。「A mí no me pareció interesante tampoco 」となります。
¿Qué te pareció el trabajo?
仕事、どう思った ?
No me pareció interesante. Y a ti, ¿te pareció interesante?
私は面白いとは思わなかった。それで 君は面白いと思った?
No, a mí tampoco.
いいえ、私も面白いと思わなかった。
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このように、「tampoco」という言葉は「también」同様、誰かが言ったことに対して同調するときに使うことが多い言葉なので、スペイン語会話の中で、よく相槌を打つ形で使われます。使い方をしっかり覚えておくと会話で重宝します。
他の修飾形容詞を組み合わせた例:
Tampoco me pareció simpática esa señora .
私にもその婦人 が感じよく 思えなかった。
¿No te pareció importante hablar de ese asunto tampoco ?
君もその件について 話すことが重要だ と思わなかったの?
A mí tampoco me pareció muy buena tu opinión .
私にも君の意見 がとても良い ものには思えなかった。
A ti no te parecieron baratas aquellas artesanías tampoco , ¿verdad?
君もあの土産物 が安いと 思えなかったんでしょ?
Antes, a David tampoco le parecía agradable dormir en ese rincón .
昔ダビッドもその隅っこで 寝るのが心地よい とは思ってはいなかった。
No nos parecían bonitas estas piedras tampoco cuando éramos niños .
子供の頃 は、私たちもこれらの石が美しく 思えなかった。
El año pasado ,a Uds. tampoco les pareció difícil presentar en la conferencia, ¿verdad?
去年 あなた方も講演で発表するのが難しいとは 思いませんでしたね?
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例えば「No nos parecían bonitas estas piedras tampoco cuando éramos niños.」の文は状況によって「私たちが子供の頃は、これらの石も美しいとは思えなかった」と訳すこともできます。
「A mí tampoco me pareció interesante」の意味-まとめ
まとめると以下のようになります。
否定文
私も。
普通の動詞
No quise ir a la fiesta .(パーティー に行きたくなかった んだ)
Yo tampoco.
間接目的語の動詞
No me pareció interesante la película .(映画 は面白いと思えなかった)
A mí tampoco.
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最後までお読みいただきありがとうございました。ちょっと難しかったかもしれませんが、ご理解いただけたらうれしいです!
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「好きだった」とか、「痛かった」とか、「興味を持った」をスペイン語に翻訳するとどういう言い方になるでしょうか?実はこれらの言い方は「間接目的語の動詞」を使っています。「間接目的語の動詞って何?」という場合は、こちらの「間接目的語の動詞の現在形」の方の記事 も見ておいてくださいね!「好きだ」について詳しく書いてある記事はこちら です。
以下の動詞は全部、規則動詞です。
「好きだった」をスペイン語に翻訳
さて、「好きだった」って過去形ですが、スペイン語に2種類ある「点過去」と「線過去」、両方の「好きだった」を見ていきます。「点過去と線過去の違い」についてはこちらの記事 に書いてありますのでご覧になってください。
それから、「好き」の動詞「gustar」は「間接目的語の動詞」なので、基本的に活用は2種類だけ、つまり主語が第3人称単数形と第3人称複数形の時だけです。
「私が好き」の「私」は「Yo」ではなくて、「間接目的語代名詞 」の「Me」で表すのが「間接目的語の動詞」の決まりでした。「好きなもの」が主語になります。
主語が単数形の場合
スペイン語に翻訳
点過去
私が旅行に行った 時、自然 を見ているのが好きだった。
Me gustó estar viendo la naturaleza cuando fui de viaje .
線過去
私がメキシコに住んでいた 時、タコス屋 に行くのが好きだった。
Me gustaba ir a las taquerías cuando vivía en Méxic o.
主語が複数形の場合
スペイン語に翻訳
点過去
私はパーティー にあったケーキ 全部好きでした。
Me gustaron todos los pasteles en la fiesta .
線過去
私は昔 はサツマイモ が好きでした。
Antes me gustaban los camotes .
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「痛かった」をスペイン語に翻訳
以下、「痛かった」ものが「単数形」だった場合と、「複数形」だった場合の言い方、点過去と線過去の言い方を示します。今回は「痛かった」人が「君(親しい間柄や子どもに対して)」の場合を例にしてみます。
動詞の原形は「doler」です。
主語が単数形の場合
スペイン語に翻訳
点過去
君は昨夜 頭 が痛かった?
¿Te dolió la cabeza anoche ?
線過去
君はいつも背中 が痛かったでしょ?
Te dolía la espalda siempre, ¿verdad?
主語が複数形の場合
スペイン語に翻訳
点過去
君は泳いだ後 目 が痛かった?
¿Te dolieron los ojos después de nadar ?
線過去
君は箱を持ち運ぶ前 から肩 が痛がってたよ。
Te dolían los hombros desde antes de cargar las cajas .
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「興味を持った」をスペイン語に翻訳
以下、「興味を持った」ものが「単数形」だった場合と、「複数形」だった場合の言い方、点過去と線過去の言い方を示します。今回は「興味を持った」と感じた人が「彼」や「彼女」や「あなた(フォーマルな言い方)」の場合を例にしてみます。
動詞の原形は「interesar」です。
主語が単数形の場合
スペイン語に翻訳
点過去
彼はその テーマ に興味を持った。
A él le interesó ese tema .
線過去
彼女は子どもの時 、兄弟と 遊ぶことに興味がなかった。
A ella no le interesaba jugar con sus hermanos cuando era niña .
主語が複数形の場合
スペイン語に翻訳
点過去
あなたはオファーされた事業 に興味を持ちましたか?
¿A Ud. le interesaron los negocios que le ofrecieron?
線過去
私の息子は普通 、スポーツ に興味を持っていた。
A mi hijo por lo general le interesaban los deportes .
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「重要だった」をスペイン語に翻訳
以下、「重要だった」ものが「単数形」だった場合と、「複数形」だった場合の言い方、点過去と線過去の言い方を示します。今回は「重要だった」と感じた人が「私達」の場合を例にしてみます。
動詞の原形は「importar」です。
主語が単数形の場合
スペイン語に翻訳
点過去
高い ことは私達にとって重要ではなかった。ホテルはすごく良かった のだから。
No nos importó que era caro , el hotel era muy bueno .
線過去
あの頃 、私達にとっては審議会 の意見は重要でした。
En aquel entonces , nos importaba la opinión del consejo .
主語が複数形の場合
スペイン語に翻訳
点過去
それらの 物 は私達にとって重要ではなかった。
Esas cosas no nos importaron .
線過去
私達が学生だった頃は学校の こと が重要事項だった。
Nos importaban los asuntos escolares cuando éramos estudiantes.
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「退屈だった」をスペイン語に翻訳
以下、「退屈だった」ものが「単数形」だった場合と、「複数形」だった場合の言い方、点過去と線過去の言い方を示します。今回は「退屈だった」と感じた人が「彼ら」、「彼女ら」、「あなた方」の場合を例にしてみます。
動詞の原形は「aburrir」です。
主語が単数形の場合
スペイン語に翻訳
点過去
あなた方、その映画 は退屈でしたか?
¿Les aburrió esa película ?
線過去
彼らはいとこ達 の所へ行く のに退屈していた。
Les aburría ir con sus primos .
主語が複数形の場合
スペイン語に翻訳
点過去
生徒たち はそれらの話 に退屈した。
Les aburrieron esas pláticas a los alumnos .
線過去
いつも 彼らはそれらの授業 に退屈していた。
Siempre les aburrían esas clases .
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好きだった、痛かった、興味を持った、重要だった、退屈だった
「好きだった」とか「痛かった」とか「興味を持った」とか「重要だった」とか「退屈だった」とかって、言いたくなるときって必ずあると思います。
でも、スペイン語の場合、これらの言い方は「間接目的語の動詞」を使っているので、日本語とはちょっと違った文の形になります。いざという時にこういう言い方ができるようになるためには、例文を繰り返し言ってみたり、書いてみたりするのがいいと思います。
こういった「間接目的語の動詞」を使った過去形の言い方は他にもあるので、他の記事でまたご紹介しています!
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ここでは、スペイン語の動詞ser とestar の違いをまとめています。日本語や英語のbe動詞では同じ動詞を使っても、スペイン語では「ser」と「estar」に別れていて、紛らわしいですね。しっかり使い分けできるように見ていきましょう!
ser と estar の違い
スペイン語の動詞「ser」については以下の記事に詳しく書いてあります。
動詞ser
動詞ser-時間
スペイン語の動詞「estar」については以下の記事に詳しく書いてあります。
動詞estar
「ser」と「estar」の違いをまとめると以下のようになります。
動詞ser
例文
意味
動詞serが使われる時
La ciudad es muy bonita .
Ella es muy bonita .
町はとても きれい だ。
彼女はとても かわいい。
人や物の特徴や性質 を表して「~です」
Soy arquitecto(arquitecta) .
私は建築家 です。
職業 が「~です」
Soy japonés(japonesa) .
私は日本人 です。
国籍 が「~です」
Es de Guanajuato.
グアナファト製です。
出所 を表して「どこ製です」
¿De qué son las casas ?
家々 は何でできていますか?
材質 を表して「何製です」
Es mío(mía) .
私のです。
所有 を表して「誰々のです」
Es la una.
一時です
時間 を表して「~時です」
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動詞estar
例文
意味
動詞estarが使われる時
¿Cómo está Usted?
あなたはお元気ですか?
「元気です」といったあいさつ
El jefe está ocupado .
El baño está ocupado .
上司は 忙しい。
トイレ は 使用中。
人や物の一時的な状態 を言う時
Mi amigo está en Guanajuato de vacaciones .
Guanajuato está en México.
私の友達は 休暇で グアナファトにいる。
グアナフアトはメキシコ にある。
人の居場所 や物のある場所を言う時
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スペイン語の動詞serとestarの使い分け
動詞ser
意味
動詞estar
意味
¿Cómo es la ropa ?
服 はどんなですか?
¿Cómo está la ropa?
服はどうですか?
Es grande.
Es bonita.
Es gris.
大きいです。
素敵です。
グレーです。
Está limpia.
Está sucia.
está planchada.
きれい(洗ってある)。
汚い。
アイロンをかけてある。
¿Qué es el ron?
ロン(ラム酒)とは何ですか?
¿Cómo está el ron?
ロンはどうですか?
El ron es una bebida fermentada .
Es una bebida alcohólica.
Es de la caña de azúcar .
ロンは発酵させた 飲み物です。
アルコール飲料です。
砂糖 きびでできています。
Está muy bueno.
Está fuerte.
Está ligero.
とてもおいしい。
強いです。
軽い、飲みやすい
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スペイン語のser とestar の違い・まとめ
スペイン語の動詞serとestarの違いをまとめてみました。わかっていただけたでしょうか?
あと、「何人いる」とか「いくつある」という時は「Hay(動詞の原形haber) 」を使って「Hay una mesa.(テーブルが一つあります)」などと言います。
また、「寒い」、「暑い」、「お腹が空いている」などと言うときは、「動詞tener(持つ) 」を使って、「Tengo frío.」、「Tengo calor.」、「Tengo hambre.」などと言います。
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「me encanta」のスペイン語の意味は「私は大好き」です。「me gusta mucho」は「私は大好き」ですが、「me encanta」の方がニュアンス的に「めっちゃ好き」みたいな感じです。「me encanta」の動詞の原形encantarは、動詞gustarと同様に「間接目的語の動詞」です。
今回は、他の「間接目的語の動詞」も合わせて、文法の勉強です。
me encanta のスペイン語の意味は「大好き」
「me encanta」の動詞の原形は「encantar(魅了する、うっとりさせる)」です。この動詞も「me gusta 」の動詞「gustar(好きである)」と同じように、「間接目的語の動詞 」なので、基本的に、活用変化は第三人称単数形の「encanta」と第三人称複数形の「encantan」だけです(Me encantas muchoー君のことが大好きだよーと第二人称で活用させることもありますが…)。
「me encanta +名詞(単数形)」で「私は~が大好き」
Me encanta la cultura maya , sobre todo las pirámides.
私はマヤ文化(文明) が大好きです。特に ピラミッドが。
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主語は「マヤ文化」です。「文化」が単数形なので「encanta」になります。直訳すると、「私にとって、マヤ文化はうっとりさせます」という感じです。
「マヤ文化は私をうっとりさせる、魅了する」と訳した方がわかりやすいとは思うのですが、そう訳してしまうと、「私を」が直接目的語になってしまって、「彼がマヤ文化が好き」な時、直接目的語代名詞の「lo」を使ってしまうという間違いを引き起こすかもしれません。
「me」は直接目的語代名詞も間接目的語代名詞も 同じ形ですが、「彼に」という間接目的語代名詞は「le」で、直接目的語代名詞と違うので注意が必要です。「Me encanta」の「Me」は「間接目的語代名詞のMe」 です!再帰動詞の再帰代名詞でもありません。
「me encanta +動詞の原形」で「私は~するのが大好き」
Me encanta hacer tortillas con harina de maíz .
私は白とうもろこし 粉 でトルティーヤを作る のが大好きです。
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「me encantan +名詞(複数形 )」で「私は~が大好き」
Me encantan los bebés .
私は赤ちゃん が大好きです。
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文法の勉強ー間接目的語の動詞
では、「大好き」という感情を持っている人が「私」以外だったら、どう言うでしょうか?「Me gusta (私は好き)」の時と同じで、間接目的語代名詞で表します。
大好きなものが単数
大好きなものが複数
意味
Me encanta
Me encantan
私は大好き
Te encanta
Te encantan
君は大好き
Le encanta
Le encantan
あなた(彼、彼女)は大好き
Nos encanta
Nos encantan
私達は大好き
Les encanta
Les encantan
あなた方(彼ら、彼女ら)は大好き
もちろん、「me gusta 」の記事で説明しているように、強調したり、誰かをはっきりさすために、以下のような追加の情報を付け加えることもできます。
A mí me encanta.
A ti te encanta.
A usted le encanta. A él le encanta. A ella le encanta.
A nosotros nos encanta. A nosotras nos encanta.
A ustedes les encanta. A ellos les encanta. A ellas les encanta.
me encanta と me gusta 以外の「間接目的語の動詞」
「me encanta」や「me gusta」のような文型となる「間接目的語の動詞」は他にもいろいろあります。よく、再帰動詞 と混同する場合があるかもしれませんが、再帰動詞の場合は、再帰代名詞と動詞の人称が同じです。そして、再帰代名詞は「me, te, se, nos, se」なので、第三人称が違うから、間接目的語代名詞と区別がつくと思います。
直訳
意訳
Me agrada estar contigo .
私にとって君と一緒に いることが嬉しい 。
私は君と一緒にいることが嬉しい。
Me importa tu consejo .
私にとって君の忠告 が重要だ 。
私には君の忠告が重要だ。
Me parece bien .
私にとってよく思える 。
私はいいと思う。
Me duele el estómago .
私にとってお腹 が痛い 。
私はお腹が痛い。
Me interesa ese negocio .
私にとってそのビジネス が興味深い 。
私はそのビジネスに興味がある。
Me aburre estar solo .
私にとって一人 でいることが退屈させる 。
私は一人でいることに退屈している。
Me molesta esa persona .
私にとってその人 は困らせる 。
私はその人が嫌だ。
Me faltan cincuenta dólares .
私にとって50ドル 足りない 。
私は50ドル足りない。
Me queda bien la falda .
私にとってスカート はよく合う 。
私にはスカートがちょうどいい。
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「parecer(思える)」は「Me parece bien(私によく思える)」の他、修飾形容詞と組み合わさることが多いです(例:「Me parece interesante(私には面白そうに思える)」)。
「duele」の動詞の原形は「doler(痛む)」で不規則動詞(「o」が「ue」に変化しています)です。
「solo」は「男性が一人」という意味で、「女性が一人」の場合は「sola」です。
間接目的語代名詞を「Me」以外のものに変えて練習してみてください。
動詞の後に来ている主語を他の言葉に変えて練習してみてください。その場合、主語が複数の時は、動詞が第三人称複数形になるようにしてください。
me encanta のスペイン語の意味・まとめ
「me encanta」のスペイン語の意味は「私は大好き」です。日本語では「私」が主語になりますが、スペイン語では「私」は「間接目的語」になります。こういった文型になる動詞を「間接目的語の動詞」といって、スペイン語ではよく使います。
例えば、「dar(与える)」という動詞は「Te doy un regalo.(君に私はプレゼントをあげる)」と言えば、普通の動詞です。でも、「Me doy cuenta.(私は気が付く)」と言えば、再帰動詞(darse)です。
そして、「Me da miedo la altura.(私は高さが怖いー私にとって高さが怖さを与える)」といった、「間接目的語の動詞」として使われることもあります。
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「me gusta」の意味は「好き」です。では、活用はどうなるでしょうか?活用を直訳しながら文法を解説していきます。…というのも、このスペイン語の「me gusta」というフレーズ、日本語とちょっと違う使い方なので、難しいと感じるかもしれないからです。でも、大丈夫。ちゃんとわかるように説明していきます。
me gusta の意味は「好き」
「me gusta」の意味は「好き」 です。「no me gusta」の意味は「嫌い」 です。どちらもよく使われるフレーズです。
誰が好きという感情を持っているのか?というと、この場合「私」です。
何を好きなのか?というと、「me gusta」の後に来る物、または、「me gusta」の前に来る物を好きなのです。物が単数の場合に「me gusta」となり、好きな物が複数の場合は「me gustan」 となります。「~することが好き」というように、他の動詞の原形が名詞の代わりにに来る場合は「me gusta」と単数扱いになります。
動詞の原形は「gustar」で、「好きである」という意味です。
この「gustar」のような動詞は活用が第三人称単数形と第三人称複数形でしか使われず (例外あり・後述)、このような動詞のことを、「間接目的語の動詞」と呼んだりしています。
なぜ、「間接目的語の動詞」と呼ばれるかというと、これらの動詞はいつも、間接目的語代名詞が伴うからです(直接目的語は必要ありません)。「me gusta」の場合「me(私に)」が間接目的語代名詞ですね。
Me gusta el café con leche .
私は牛乳 入り のコーヒー が好きです。
Me gusta levantarme temprano .
私は朝早く 起きる のが好きです。
Me gustan los tacos .
私はタコス (複数)が好きです。
No me gusta comer la comida picosa .
私は辛い 食べ物 を食べる のは好きではありません。
A mí no me gusta mucho ese vestido .
私はその 服 はあまり好きではありません 。
A mí me gusta jugar con los niños .
私は子供たち と 遊ぶ のが好きです。
El té verde me gusta mucho a mí .
私は緑 茶 がすごく 好きです。
Ese color no me gusta.
私はその色 が嫌いです。
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「levantarme」は再帰動詞 ですね。
「A mí 」は「me」と同じ意味で、この場合「私」を表しますが、強調するために使っています。「A mí」を「me」の代わりに使うことはできません。
「Me gusta el café con leche」を直訳すると、「私にとって、牛乳入りコーヒーが好きです」で、主語は「私」ではなく、「牛乳入りコーヒー」になります。
「私は~が好き」と言いたいときは、「Me gusta~」か「Me gustan~」と覚えておいてください。
例外として「Me gustas(私は君が好きだよ)」とか、「¿Te gusto?(君は私のことが好き?)」などと、「gustar」を「gustas」や「gusto」と活用させることがあります。
しかしながら、ニュアンス的に「欲する」の意味合いが濃いとはいうものの、「Te quiero(私は君が好きだよ)」や「¿Me quieres?(君は私のことが好き?)」の方がよく使われるので、基本的に「gustar」の活用は「gusta」と「gustan」だけと覚えておいて問題ないと思います。
「No me gusta mucho」の意味は「私はあまり好きではありません」 です。「Me gusta mucho 」の意味は「私はすごく好きです、大好きです 」です。では、「大嫌い、すごく嫌い」と言いたいときは何と言うでしょうか?
その場合は「odiar(嫌悪する) 」という動詞を使ってください。この動詞は普通の動詞で、規則動詞なので、「私は」が主語の時は、-ar動詞の活用変化 に従って「Odio」でいいです。
me gusta の活用を直訳しながら文法解説!
さて、「gustar」などの「間接目的語の動詞」の場合、活用形が5つではなくて、2つだけ(gusta と gustan)なので、覚えるのが簡単かと思いきや、間接目的語代名詞がいつも引っ付いているので、やっぱり活用5個か10個(gusta5個+gustan5個)は覚えた方がいいです…
直訳
意訳
Me gusta el té negro .
私にとって紅茶 が好きです。
私は紅茶が好きです。
Te gusta el té negro.
君にとって紅茶が好きです。
君は紅茶が好きです。
Le gusta el té negro.
あなた(彼、彼女)にとって紅茶が好きです。
あなた(彼、彼女)は紅茶が好きです。
Nos gusta el té negro.
私達にとって紅茶が好きです。
私達は紅茶が好きです。
Les gusta el té negro.
あなた方(彼ら、彼女ら)にとって紅茶が好きです。
あなた方(彼ら、彼女ら)は紅茶が好きです。
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直訳
意訳
Me gustan estos zapatos .
私にとってこれらの 靴 が好きです。
私はこれらの靴が好きです。
Te gustan estos zapatos.
君にとってこれらの靴が好きです。
君はこれらの靴が好きです。
Le gustan estos zapatos.
あなた(彼、彼女)にとってこれらの靴が好きです。
あなた(彼、彼女)はこれらの靴が好きです。
Nos gustan estos zapatos.
私達にとってこれらの靴が好きです。
私達はこれらの靴が好きです。
Les gustan estos zapatos.
あなた方(彼ら、彼女ら)にとってこれらの靴が好きです。
あなた方(彼ら、彼女ら)はこれらの靴が好きです。
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直訳をしつこく書いたのは、こういう言い方をする、というのを覚えてもらいたかったからです。「何かが好き」と言いたいときは「私にとって好き」⇒「Me gusta」だったな、というのを思い出してもらえれば…「gustar」は間接目的語の動詞 だということを。
「私」、「君」、「私達」を強調したい場合は間接目的語代名詞「me」、「te」、「nos」にそれぞれ、「a mí」、「a ti」、「a nosotros」または「a nosotras」を付け加えます。
A mí me gusta la cerveza .
私はビール が好きです。
A ti no te gusta la cerveza.
君はビールが好きじゃない。
Nos gusta la cerveza a nosotros .
私たちはビールが好きです。
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間接目的語代名詞の「le」と「les」の場合は、誰のことを言っているのかが分からない時は、意味をはっきりさせるために、前置詞「a」+「誰々」という情報を付け加えることができます。
A Lupe y a Ricardo les gusta viajar .
ルーペと リカルドは旅する のが好きです。
¿Le gusta a usted viajar?
あなたは旅するのが好きですか?
A todos les gusta viajar.
彼ら皆 、旅するのが好きです。
Al maestro le gusta viajar.
先生 は旅するのが好きです。
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「先生」は「el maestro」ですが、前置詞「a」+「el」で「al」となっています。
間接目的語代名詞「me、te、le、nos、les」は、前置詞「a」+「誰々」という情報を付け加えたからといって省くことはできません!
「A todos」の中に自分も入る場合は「A todos nos gusta viajar」と言うこともできます。
me gusta の意味と活用・まとめ
「好き」とか「嫌い」って、会話でよく使います。でも、スペイン語の「好き」、「嫌い」は日本語や英語の言い方と違うので慣れるまではちょっと難しく感じてしまうかもしれません。慣れの問題だと思います。
「gustar」のような「間接目的語の動詞」は他にもたくさんあります。それらを難なく理解できるようになるためにも、「me gusta」、「me gustan」は使いこなせるように書いたり、声に出して言ってみたりしてみてください!
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ここでは、スペイン語の点過去の不規則動詞4種、「repitió」、「corrigió」、「se vistió」、「se despidió」の意味や活用、例文をみていきます。点過去と線過去の違いについてはこちらの記事 をご覧ください。
これら、4種類の動詞の現在形の活用はこちらの記事 に書いてあります。「私たち」が主語の時は、この4つの動詞は普通の現在形(直説法)と点過去の活用が同じです。
repitió の意味と活用
「repitió」の動詞の原形は「repetir」で、点過去「repitió 」の意味は「繰り返した 」です。この不規則動詞の活用は以下のようになります。
repetí
repetiste
repi tió
repetimos
repi tieron
Por más que repitió la maestra , los niños no hicieron caso.
先生 がいくら 繰り返しても 、子どもたち は無視した。
Repetí el año porque reprobé el examen final .
私は最終の試験 に不合格だった ので 、留年した。
¿Repetiste los ejercicios muchas veces ?
君は練習 を何回も 繰り返した?
Repetimos lo mismo al día siguiente .
私たちは翌日 、同じこと を繰り返した。
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「hicieron」は「hacer」の点過去です。「hacer caso 」は「言うことを聞く 」という意味です。
「reprobé」は「reprobar」の点過去です。
corrigió の意味と活用
corrigióの動詞の原形は「corregir」で、点過去「corrigió 」の意味は「直した、訂正した 」です。この不規則動詞の活用は以下のようになります。
corregí
corregiste
corri gió
corregimos
corri gieron
Mi tío me corrigió mi pronunciación .
私の 叔父 は私の発音 を直した。
Lo corregiste muy bien .
君はそれを とても 良く 直したよ。
Corregimos algunos errores en el reporte .
私たちはレポート のいくつかの 間違い を訂正した。
Los papás corrigieron los malos hábitos de sus hijos .
親 は息子たち の悪い習慣 を正した。
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se vistió の意味と活用
se vistióの動詞の原形は「vestirse」で、点過去「se vistió 」の意味は「着た 」です。これは再帰動詞 ですね。再帰動詞でない、「 vistió」は「着せた」という意味になります。この不規則動詞の活用は以下のようになります。
再帰代名詞
動詞vestir
me
vestí
te
vestiste
se
vi stió
nos
vestimos
se
vi stieron
Marcela se vistió muy bonita para ir a la fiesta .
マルセラはパーティーへ 行くため にとてもかわいく 装いました。
La verdad es que me vestí muy mal.
実は 私の着こなしがとても ひどかったのです。
Nos vestimos de negro para ir al funeral .
私たちはお葬式へ 行くために喪服を着ました(黒 を身に付けました)。
Las mamás vistieron a sus hijos con uniforme para ir al desfile .
お母さん方は パレードに 行くために、子どもたちに制服 を着せました。
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se despidió の意味と活用
se despidióの動詞の原形は「despedirse」で、点過去「se despidió 」の意味は「別れを告げた 」です。これも再帰動詞 ですね。「despidió」の意味は「別れを告げた、解雇した」となります。両方「別れを告げた」ですが、別れを告げた相手のことを言う場合、再帰動詞のときは前置詞「de」を使い、再帰動詞でない場合は前置詞「a」を使います。
この不規則動詞の活用は以下のようになります。「pedir(求める)」の活用に「des」が付いただけですね!
再帰代名詞
動詞despedir
me
despedí
te
despediste
se
despi dió
nos
despedimos
se
despi dieron
Ella se despidió de mí como a las ocho.
彼女は8時 頃 私に 別れを告げました。
Lo despedí porque era muy flojo .
私は彼がとても怠け者 だった ので彼を 解雇しました。
Te despediste de tu jefe ?
君の 上司 に別れの挨拶をした?
Ellos se despidieron en la estación .
彼ら は駅 で さよならしました。
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repitió, corrigió, se vistió, se despidióの意味・まとめ
「repi tió」、「corri gió」、「se vi stió」、「se despi dió」はそれぞれ「繰り返した」、「直した」、「着た」、「別れを告げた」という意味のスペイン語の点過去で、これらのように、主語が「あなた」や「彼」、「彼女」などのときに「e」が「i」になって不規則形です。
また、主語がその複数形で「あなた方」、「彼ら」、「彼女ら」の時も同じように不規則形になって「repi tieron」、「corri gieron」、「se vi stieron」、「se despi dieron」となります。
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「hubo」は「ウボ」と発音しますが、どういう意味でしょうか?ここでは、hubo, consiguió, supuso, empezó の意味と、点過去のそれぞれの動詞の活用形をみていきます。全部点過去の不規則動詞です。「empezó」は規則的な活用ですが、「私は」が主語の時に不規則形になるので、不規則動詞になります。
また、現在形が不規則動詞のものの中には、過去形では不規則動詞でないものがたくさんあります。例えば、以下の動詞は現在形が不規則動詞で点過去は規則動詞 のものです。
hubo の意味・点過去不規則動詞
「hubo」の動詞の原形は「haber」で、点過去「hubo」の意味は「あった、いた 」になります。「あった」や「いた」という意味で使う場合は第三人称単数形が主語の活用しか使われないので、ここでは活用形一つだけ覚えておけば十分です。主語が単数でも複数でも、「hubo 」だけが使われます。ちなみに現在形は Hay です。
Hace rato hubo un relámpago .
少し前に 稲光 がありました。
¿Qué hubo en la fiesta ?
パーティー には何が ありましたか?
Hubo gelatina y pastel .
ゼリー とケーキ がありました。
No hubo lo que yo buscaba .
私が探していた もの はありませんでした。
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「buscaba」は線過去 です。
consiguió の意味・点過去不規則動詞
「consiguió」の動詞の原形は「conseguir」で、点過去「consiguió」の意味は「手に入れた 」です。不規則動詞で、活用は以下のようになります。「seguir 」の活用形に「con」が付いているだけです。動詞「perseguir(追跡する)」なども、同じように「per」に「seguir」の活用形を付け加えます。
conseguí
conseguiste
consi guió
conseguimos
consi guieron
「私たちは手に入れた」は「私たちは手に入れる 」と同じ形です。conseguir の現在形は seguir と同じで consigo, consigues, consigue, conseguimos, consiguen です。
Mi esposo consiguió una información muy buena .
私の夫 はとても良い 情報 を手に入れた。
No conseguí nada en esa tienda .
私はその 店 で何も 手に入れなかった 。
¿Conseguiste algún trabajo ?
君は何か 仕事 はみつかった?
Conseguimos todos los ingredientes para hacer pastel.
私たちはケーキを作る ための材料 を全部 手に入れた。
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supuso の意味・点過去不規則動詞
「supuso」の動詞の原形は「suponer」で、点過去の意味は「推測した」になります。不規則動詞で、活用は以下のようになります。「poner 」の活用形に「su」が付いているだけです。動詞「componer (直す、作詩、作曲する)」、「proponer(提案する)」なども、同じように「com」や「pro」に「poner」の活用形を付け加えます。suponer の現在形はsupongo, supones, supone, suponemos, suponen です。
supuse
supusiste
supuso
supusimos
supusieron
Ella supuso lo mismo que yo .
彼女は私と 同じこと を推測した。
Supuse que eso era la verdad .
私はそれ が真実 だ と推測した。
Supusimos que el gato negro era del vecino .
私たちは黒猫 は隣人の(猫)だ と推測した。
Los estudiantes supusieron que iba a haber huelga .
学生たち はストライキ があるだろう と推測した。
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「era」と「iba」は線過去 です。
empezó の意味・点過去不規則動詞
「empezó」の動詞の原形は「empezar」で、点過去の意味は「始めた、始まった 」になります。不規則動詞らしからぬ不規則動詞で、「私は」が主語の時の活用形のスペルが、「z」ではなく、「c」になっているというだけです。
「~し始めた 」という表現は、「empezó a ~ 」と、後ろに「a + 動詞の原形」を加えます。
以下、「empezar」の点過去の活用形を示します。
empec é
empezaste
empezó
empezamos
empezaron
「私たちは始めた」は「私たちは始める 」と同じ形です。empezar の現在形は empiezo, empiezas, empieza, empezamos, empiezan です。
La escuela empezó la semana pasada .
学校 は先週 始まった。
¿Cuándo empezaste a sentirte mal ?
君はいつ 気分が悪く なり始めたの?
Empezamos a aprender español el año pasado .
私たちは去年 スペイン語 を学び始めた。
Los novios se empezaron a pelear de repente .
恋人たち は突然 喧嘩し始めた 。
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「sentirte」は再帰動詞 です。「sentirse mal」は「気分が悪い」という意味です。
hubo, consiguió, supuso, empezóの意味・まとめ
「あった」とか「いた」と言うときは、「hubo」と言います。現在形の「ある」とか「いる」も活用形は一つだけで、「hay」でした。
動詞「conseguir」は「con」に「seguir」の活用形が付いて、「consiguió」は「あなたは手に入れた」、や「彼は手に入れた」などの意味になります。
動詞「suponer」は「su」に「poner」の活用形が付いて、「supuso」は「あなたは推測した」、や「彼は推測した」などの意味になります。
「empezó」は「あなたは始めた」、や「それは始まった」、「彼は始めた」などの意味になります。後に「a」と他の動詞の原形を付けると、「あなたは~し始めた」などの意味になります。
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ここでは、スペイン語の点過去不規則動詞「prefirió」、「pidió」、「sirvió」の意味やその活用形についてみていきます。「preferir(より好む)」、「pedir(求める)」、「servir(奉仕する)」は現在形も点過去も不規則動詞です。「cerrar(閉める)」のように、現在形は不規則動詞 でも過去形は規則動詞 であるものもあります。
Prefirió の意味と活用
「prefirió」の動詞の原形は「preferir」です。点過去での意味は「より好んだ」で、後ろに他の動詞の原形を付けることで「~することの方を好んだ」という文を作ることができます。「prefirió」の主語は「あなた、彼、彼女」などになります。
動詞「preferir」の点過去の活用は以下のようになります。
preferí
preferiste
prefi rió
preferimos
prefi rieron
「preferimos」は現在形と同じです。
El gatito prefirió jugar afuera .
子猫 は外 で遊ぶ 方が良かった。
Preferí estudiar en el curso nocturno .
私は夜間 コース で勉強する 方を選んだ。
¿Preferiste ése que aquél ?
君はあれ より 、それ の方が好きだったの?(男性単数のものを指して)
Preferimos quedarnos en el hotel anoche .
昨夜 、私たちはホテルに 残る のを好みました。
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Pidió の意味と活用
「pidió」の動詞の原形は「pedir」です。点過去での意味は「求めた」です。「pidió」の主語は「あなた、彼、彼女」などになります。
動詞「pedir」の点過去の活用は以下のようになります。
pedí
pediste
pi dió
pedimos
pi dieron
「pedimos」は現在形と同じです。
María Elena le pidió dinero prestado a su hermana .
マリア・エレナは姉(妹)に お金を借りた 。
¿Pediste la mano de Patricia?
君は パトリシアにプロポーズしたの ?
Pedimos un aumento de sueldo el mes pasado .
私たちは先月 お給料 の値上げ を要求した。
Los muchachos le pidieron perdón al señor .
若者たちは男性に 許し を求めた (謝った )。
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「la mano」は「手」という意味の女性名詞です。「手を求める」で、「求婚する」という意味になります。
Sirvió の意味と活用
「sirvió」の動詞の原形は「servir」です。点過去での意味は「サービスした、役に立った」です。「sirvió」の主語は「あなた、彼、彼女」などになります。
動詞「servir」の点過去の活用は以下のようになります。
serví
serviste
si rvió
servimos
si rvieron
「servimos」は現在形と同じです。
Esta máquina no sirvió para nada .
この 機械 は何の役にも立たなかった 。
Ya serví la comida .
私はもう 、食事 の用意をした。
Les servimos dos chocolates calientes .
私たちは彼らに温かい2杯の ココア を出しました。
Las nuevas herramientas nos sirvieron mucho.
新しい 道具類 は私たちにとって とても役に立った。
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「chocolate」は「チョコレート」という意味もあります。
prefirió, pidió, sirvió の意味・まとめ
prefirió, pidió, sirvió の三つとも同じように、第三人称単数とあなた、そして第三人称複数とあなた方が主語のときに、「e」が「i」に変わるという不規則動詞でした。
意味は、「prefirió」は「こっちの方が良かった」というようなときに使います。「pidió」は「求めた」という意味で、「pidió dinero prestado」は「お金を借りた」だし、「pidió la mano」は「プロポーズした」という意味で、「pidió perdón」は「謝った」など、使い勝手の多い動詞です。「sirvió」は「役に立った」や「(食べ物、飲み物を)出した」という意味でよく使われる動詞です。
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