107. dio, se dio, durmió, se durmió, jugó, oyó の意味(点過去)

目安時間:約 11分

ここでも引き続き、スペイン語の点過去不規則動詞を見ていきます。動詞によっては再帰動詞として使われる場合もあるので、両方の意味も記載しています。今回取り上げる動詞は「dio」、「se dio」、「durmió」、「se durmió」、「jugó」、「oyó」になります。

 

 

 

 

 

dio, se dio の意味(点過去

dio」の動詞の原形は「dar」で点過去の場合の意味は「与えた」になります。また、再帰動詞としてよく使われる表現に「se dio cuenta」というものがあり、「気が付いた」という意味です。動詞の原形にすると「darse cuenta」になります。もちろん主語によって「dio」や「se dio」は変わりますのでその活用を見てみましょう。

 

再帰代名詞(darseの場合) 動詞DAR
me di
te diste
se dio
nos dimos
se dieron

 

El dueño le dio una orden al perro. 飼い主犬に指図した。
El dueño se dio cuenta de su inteligencia. 持ち主は彼の賢さに気が付いた
Yo te di un regalo en tu cumpleaños. 私は君の誕生日プレゼントをあげたよ。
No me diste suficiente dinero para comprarte el boleto. 君にチケットを買ってあげるために十分なお金を君はくれなかったよ。

 

現在形も不規則です。

※No me diste suficiente dinero para comprarte el boleto. は通常接続法過去を使って、No me diste suficiente dinero para que te comprara el boleto. となりますが、接続法をまだ学んでいない段階では上記の言い方もよく使われるので大丈夫です。ただし、主節に間接目的語があり、それが従属節の主語になっている場合に限ります。とてもよく使われますが、文法的には接続法を使用した文が正しいとされています。

 

durmió, se durmió の意味(点過去

durmió」の動詞の原形は「dormir」で点過去の場合の意味は「寝た」になります。また、再帰動詞の「se durmió」の形もとてもよく使われて意味も同じようなものなので、「durmió」と「se durmió」のどちらを使ってもいい場合もあります。

 

ただ、全く同じではなく、再帰動詞の「se durmió」は「寝てしまった」という意味だと覚えておいた方が作文などで、間違えがないと思います。時間的な説明をすると、起きている状態から寝てしまう状態へ移ると「se durmió(寝てしまった)」で、そこから目覚めるまでの状態が「durmió(寝た)」になります。

 

「dormir」と「dormirse」の点過去の活用は以下のようになります。

 

再帰代名詞(dormirseの場合) 動詞DORMIR
me dormí
te dormiste
se durmió
nos dormimos
se durmieron

 

主語が「私たち」の時は「dormimos」で現在形と同じ形ですね。ちなみに現在形も不規則です。

 

Mi hija durmió diez horas. 私の10時間寝た。
Mi hija se durmió a las diez de la noche. 私の娘は10時に寝た。
¿Dormiste bien anoche? 君は昨夜よく眠れた?
Me dormí en la clase porque era aburrida. 退屈だったから私は授業中寝てしまった。

「era」は線過去です。主語は la clase です。

 

 

 

jugó の意味(点過去

jugó」の動詞の原形は「jugar」で点過去の場合の意味は「遊んだ、(スポーツを)した」になります。「jugó」は規則的な活用ですが、主語が第一人称単数の時に、活用の音が自然になるように、スペルが変わっている、というだけです。以下、動詞「jugar」の点過去の活用を示します。

 

動詞JUGAR
jugué
jugaste
jugó
jugamos
jugaron

 

こちらも主語が「私たち」の時は現在形と同じ「jugamos」です。現在形も不規則です。

 

Ella jugó con sus muñecas. 彼女は彼女のお人形遊んだ。
Jugué tenis con mis amigos. 私は私の友達テニスをした。
Jugamos videojuegos anoche. 私たちは昨夜ビデオゲームをした。
Los deportistas jugaron bien. スポーツ選手たちはよいプレーをした。

 

 

oyó の意味(点過去

oyó」の動詞の原形は「oír」で点過去の場合の意味は「聞いた、聞こえた」になります。

 

「oír」の点過去の活用は以下のようになります。

 

動詞OÏR
oíste
oyó
oímos
oyeron

 

こちらも「oímos」は現在形と同じです。現在形も不規則です。

 

Victor oyó un ruido extraño. ビクトルは変なを聞いた。
¿No oíste nada? 君は何も聞こえなかった(聞かなかった)の?
Oímos a las personas que pasaban. 私たちは人々通るのが聞こえました。
Uds. oyeron claramente en la junta, ¿verdad? あなた方は会議はっきりと聞こえたんだ

 

「pasaban」は線過去です。

 

 

dio, se dio, durmió, se durmió, jugó, oyó まとめ

「dio」の動詞の原形は「与える」という意味の「dar」で、いろんな表現ができる大切な動詞です。今回はそんな沢山の表現の中から、非常によく使われる「darse cuenta(気が付く)」という再帰動詞の表現もご紹介しました。「Me di cuenta(私は気が付いたよ)」とか、「¿Se dio cuenta él?(彼は気が付いた?)」など、使ってみてください。

 

「durmió(寝た)」と「se durmió(寝ちゃった)」の違いもわかっていただけましたか?間違えてもいいので、どんどん使ってください!

 

「テニスをした」などはメキシコでは「Jugó tenis」と言いますが国によっては「Jugó al tenis」と言ったり「Jugó a tenis」と言うところもあります。前置詞とか定冠詞っていつつけるのかとか難しいと思いますが、あんまり気にしないでまずはどんどん言ってみることです。

 

「Oyó」は「(あなた、彼、彼女)は聞いた(聞こえた)」、「Oí」は「私は聞いた(聞こえた)」です。ちゃんと後の「イ」にアクセントを置いて発音してくださいね。日本語の「甥」の発音みたいな感じですね(^^)

 

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106. puso, se puso, compuso, siguió, impidió の意味・点過去不規則動詞

目安時間:約 11分

ここでは、スペイン語の点過去不規則動詞、「puso」、「se puso」、「compuso」、「siguió」、「impidió」の意味や活用形をみていきます。

 

現在形では不規則動詞でも「resolver(解く)」のように、過去形では規則動詞のものもあります。点過去の規則動詞の語尾変化についてはこちらの記事をご覧ください。

 

 

 

puso, se pusoの意味・点過去不規則動詞

「puso」の動詞の原形は「poner」で、「puso」の意味は「(あなた、彼、彼女)は置いた、付けた」です。「se puso」の動詞の原形は再帰動詞なので「ponerse」で、「se puso」の意味は「(あなた、彼、彼女)は身につけた」です。

 

「poner(ponerse)」の点過去は不規則動詞で以下のようになります。

 

再帰代名詞(ponerseの場合) PONER
me puse
te pusiste
se puso
nos pusimos
se pusieron

 

¿Quién le puso una máscara a la Mona Lisa? モナリザにマスクを付けたのか?
Lisa se puso una máscara hecha a mano. リサは手作りのマスクを付けた。
Yo puse una carta en tu escritorio. 私は君の手紙を置いた。
¿Te pusiste el abrigo anoche? 君は昨夜オーバーを着た?

 

※現在形も不規則動詞です(pongo, pones, pone, ponemos, ponen)

 

 

compuso の意味・点過去不規則動詞

「compuso」の動詞の原形は「componer」で、上記の「poner」が中に入っています。こういう場合は他にもありますが、「poner」と同じ活用形が「com」に加わります。「poner」は現在形も不規則動詞ですが、「componer」も同じように現在形も過去形も不規則になります。

 

「compuso」の意味は「(あなた、彼、彼女)は直した、作曲した、作詩した」などです。

 

また、再帰動詞「componerse」としてもよく使われて、その場合は「成り立つ、ひとりでに直る」などの意味になります。

 

「componer」の点過去の活用は以下のようになります。(現在形も記載しておきます。不規則です)

 

現在形 点過去
compongo compuse
compones compusiste
compone compuso
componemos compusimos
componen compusieron

 

Mi amigo compuso esta pieza de música. 私の友達この楽曲を作りました。
El refrigerador estaba descompuesto pero ya se compuso. 冷蔵庫壊れていたけどもう勝手に直った。
Entre todos compusimos la máquina. 皆で機械を修理した。
Yo compuse un poema para mi novia. 私の恋人のためを作りました。

 

 

 

 

siguióの意味・点過去不規則動詞

「siguió」の動詞の原形は「seguir」で、「siguió」の意味は「あなた、彼、彼女)は続けた、追った」です。後に他の動詞の現在分詞を付けて「~し続けた」と言うこともできます。

 

動詞seguirの点過去の活用は以下のようになります。

 

 

SEGUIR
seguí
seguiste
siguió
seguimos
siguieron

 

 

La señorita siguió hablando sin cesar. お嬢さん止まらずにしゃべり続けた。
A pesar de todo, ellos siguieron la carrera de medicina. 色んなことがあったにもかかわらず、彼らは医学の道を続けた。
Yo seguí el ejemplo de mis padres. 私は両親お手本に従った。
Después el taxi siguió derecho. その後タクシー真っ直ぐ進んだ。

 

※現在形活用も不規則動詞です(sigo, sigues, sigue, seguimos, siguen)、

 

impidióの意味・点過去不規則動詞

「impidió」の動詞の原形は「impedir」で、「impidió」の意味は「あなた、彼、彼女、それ)は妨げた」です。後ろに他の動詞の原形を加えて「~するのを妨げた」と言うこともできます。

 

動詞impedirの点過去の活用は以下のようになります。

 

IMPEDIR
impedí
impediste
impidió
impedimos
impidieron

 

 

Nadie me impidió salir a la calle. 誰も私が外出するのを妨げなかった
¿Por qué impediste el paso  de ese señor? 何故君はその男性通行を邪魔したのか?
Llamamos a la policía e impedimos un asalto en el banco. 私たちは警察を呼んで、銀行強盗を阻んだ。
Obviamente eso no nos impidió declarar. 明らかにそれは私たちが言明するのの妨害にはならなかった。

 

「Llamamos a la policía e」の「e」は「y(そして)」ですが、その次の言葉が「i」で始まるので「e」に変わっています。

 

※現在形も不規則活用です(impido, impides, impide, impedimos, impiden)。

 

 

puso, se puso, compuso, siguió, impidió・まとめ

点過去不規則動詞poner, ponerse, componer, componerse, seguir, impedir の意味と活用形をみて、例文も記載してありますので、動詞の使い方の参考にしていただけるとうれしいです。

 

過去形がだいぶできるようになると日記もスペイン語で書けるようになって楽しいと思います!

 

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105. vino, trajo, dijo, pudoの意味・スペイン語の点過去不規則動詞

目安時間:約 10分

ここでは「vino」、「 trajo」、「 dijo」、「 pudo」の意味と使い方を見ていきます。「vino」は名詞の場合もありますが、ここでは動詞としての「vino」など、スペイン語の点過去不規則動詞を4種みていきます。

 

「salir(出る)」のように現在形では不規則動詞でも、過去形では規則動詞であるものもあります。点過去と線過去の規則動詞についてはこちらの記事をご覧ください。

 

 

 

vino の意味・スペイン語の点過去

「vino」の意味は何でしょうか?「El vino」と言ったら「ワイン」という意味です。「Él vino con una botella de vino」と言ったら「彼はワインのボトルとともに来た」という意味で、「Él vino」は「彼は来た」ということです。後の「vino」は「ワイン」ですね。

 

で、今回は動詞の勉強なので動詞「venir」の点過去の活用形をみてみましょう。不規則動詞です。

 

動詞venir
vine
viniste
vino
vinimos
vinieron

 

El mesero vino con una botella y dos copas. ボーイボトルさかずき二つ携えて来た。
Yo vine a aprender el idioma. 私は言語学ぶため来ました
¿Cuándo viniste? 君はいつ来たの?
Cuando vinimos, ya todos estaban aquí. 私たちが来たには、もう全員ここにいました。

 

「estaban(いました)」は線過去です。

 

 

trajo の意味・スペイン語の点過去

「trajo」の動詞の原形は「traer(持っててくる)」です。「trajo」は第三人称単数の主語の点過去の形で、「持ってきた」という意味です。動詞traerの点過去の活用は不規則で、以下のようになります。

 

動詞traer
traje
trajiste
trajo
trajimos
trajeron

 

El vendedor trajo fruta muy rica. 売り子はとてもおいしい果物を持ってきた。
Yo traje comida para compartir. 私はシェアするための食べ物を持ってきました。
¿Trajiste las salchichas que te pedí? 君に頼んだソーセージを持ってきてくれた?
Ellos trajeron el pastel de cumpleaños. 彼らはバースデーケーキを持ってきました。

 

dijo の意味・スペイン語の点過去

「dijo」の動詞の原形は「decir(言う)」です。「dijo」は第三人称単数の主語の点過去の形で、「言った」という意味です。動詞decirの点過去の活用は不規則で、以下のようになります。

 

動詞decir
dije
dijiste
dijo
dijimos
dijeron

 

La secretaria dijo que faltan muchos documentos. 秘書たくさんの書類が足りないと言いました。
Ya te dije lo que pasó. もう私は君に起こったことを言ったよ。
No dijimos  mentiras. 私たちはウソは言いませんでした。
Ustedes dijeron que sí participaban en la junta. あなた方はミーティングに参加すると言いました。

 

「faltan(足りない)」が現在形になっています。「今現在も書類が足りない」ので現在形を使っています。その次の「pasó(起こった)」は点過去です。一番最後の文の「participaban(参加した)」は線過去になっています。「あなた方」が「ミーティングに参加する」と現在形で言ったのです。そのことを「あなた方は言った」と過去形で表すとき、言った現在形の内容が線過去になります

 

 

 

pudo の意味・スペイン語の点過去

「pudo」の動詞の原形は「poder(できる)」です。「pudo」は第三人称単数の主語の点過去の形で、「できた」という意味です。多くの場合、他の動詞の原形と組み合わさって助動詞として使われます。動詞poderの点過去の活用は不規則で、以下のようになります。

 

動詞poder
pude
pudiste
pudo
pudimos
pudieron

 

El doctor no pudo llegar antes. 医者前に到着することができなかった。
¿No pudiste más? 君はもっとできなかったのか?
Sí pudimos avisarle al maestro. 私たちは先生に知らせることができた。
No pudieron comprar esa casa. 彼らはその買うことができなかった。

 

 

vino, trajo, dijo, pudo の意味と活用・まとめ

スペイン語の点過去で不規則動詞のもの4種類を見ていきました。「venir」の点過去「来た」の活用は「vine, viniste, vino, vinimos, vinieron」、「traer」の点過去「持ってきた」の活用は「traje, trajiste, trajo, trajimos, trajeron」、「decir」の点過去「言った」の活用は「dije, dijiste, dijo, dijimos, dijeron」、「poder」の点過去「できた」の活用は「pude, pudiste, pudo, pudimos, pudieron」です。

 

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104. estuve, fui, supeの意味・スペイン語点過去不規則動詞

目安時間:約 10分

ここでは、「estuve」、「fui」、「supe」の意味と使い方をみていきます。全部スペイン語点過去不規則動詞の第一人称単数形の形なので、他の人称の活用形も学んでいきます。点過去と線過去の違いについてはすでに記事にしてありますので復習される方はそちらの記事もご覧ください。今回は点過去の不規則動詞をいくつか見ていきます。

 

「fui」には二つの意味がありますので注意してください!

 

 

 

estuveの意味・点過去不規則動詞

「estuve」の動詞の原形は「estar」です。ですので「estuve」は「Estoy bien(私は元気です)」などで使われる「私は~です」の点過去の形、「私は~でした」や、「私はいました」という意味です。動詞estarの点過去は不規則動詞で、その活用形は以下のようになります。

 

動詞estar
estuve
estuviste
estuvo
estuvimos
estuvieron

 

Estuve ocupada todo el día. 私(女性)は一日中忙しかった。
¿Estuviste enfermo ayer? 君(男性)は昨日病気だった?
¿Dónde estuvo usted la semana pasada? あなたは先週どこにいらっしゃいましたか?
No estuvimos en la oficina al mediodía. 私たちは正午に事務所にいませんでした。

 

fuiの意味・点過去不規則動詞

「fui」の動詞の原形は「ser」です。ですので「fui」は「Soy alto(私は背が高いです)」、女性が言う場合は「Soy alta」などで使われる「私は~です」の点過去の形、「私は~でした」という意味です。上記の動詞estarも「私は~でした」ですね。動詞ser と動詞estar の違いがよくわからないという場合はこちらの記事をみてみてください。

 

動詞serの点過去は不規則動詞で、その活用形は以下のようになります。

 

動詞ser
fui
fuiste
fue
fuimos
fueron

 

Fui sincero contigo. 私(男性)は君に対して誠実でした。
Fuiste uno de los mejores jugadores hoy. 君は今日一番いいプレーヤーの中の一人でした。
La película fue muy interesante. 映画とても面白かった。
Esos regalos fueron de ellos. それらの贈り物彼らのものでした。

 

もう一つのfuiの意味・点過去不規則動詞

「fui」はもう一つ意味があります。もう一つの「fui」の動詞の原形は「ir」です。ですので「fui」は「私は行きました」という意味です。動詞irの点過去は不規則動詞で、その活用形は以下のようになります。

 

動詞ir
fui
fuiste
fue
fuimos
fueron

 

Fui al centro en la mañana. 私は午前中セントロ(中央)へ行きました。
¿Cómo te fue? Me fue bien. 君にとって)どうだった?(私にとって)良かったよ。
Fuimos a la playa el año pasado. 私たちは去年海岸へ行きました。
¿Cuándo fueron ustedes al cine? あなた方はいつ映画館へ行ったんですか?

 

「¿Cómo te fue?」「 Me fue bien.」の主語は「事」です。「事がうまくいった」という言い回しでよく使われる表現なので覚えておくと役に立ちます。

 

 

supeの意味・点過去不規則動詞

「supe」の動詞の原形は「saber」です。ですので「supe」は「私は知っていました(知識)」、「私はできました」という意味です。動詞saberの点過去は不規則動詞で、その活用形は以下のようになります。

 

動詞saber
supe
supiste
supo
supimos
supieron

 

Yo no supe nada. 私は何も知らなかった
¿Cómo supiste la verdad? 君はどうやって真実を知ったの?
Lo supimos anoche. 私たちはそのことをを昨夜知りました。
Los señores supieron del problema antier. その人たちおととい問題について知りました。

 

 

volver や conocer は?

「volver(戻す)」や「conocer(人や場所を知っている)」は現在形では不規則動詞でしたが、過去形では規則動詞です。このようなものは沢山あります。

 

VOLVER現在形・不規則動詞 VOLVER点過去・規則動詞
vuelvo volví
vuelves volviste
vuelve volvió
volvemos volvimos
vuelven volvieron

 

CONOCER現在形・不規則動詞 CONOCER点過去・規則動詞
conozco conocí
conoces conociste
conoce conoció
conocemos conocimos
conocen conocieron

 

 

estuve, fui, supeの意味・まとめ

スペイン語の点過去不規則動詞の「estuve」、「fui」、「supe」についてでした。「fui」は動詞serと動詞irが同じ形で他の人称の活用形も全部同じです。でも、「行く」の方は前置詞「a」が伴われることが多かったりと、区別はつきます。頑張って覚えましょう!

 

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103. スペイン語点過去不規則動詞 vi, hice, quise, tuve

目安時間:約 9分

ここでは、スペイン語の点過去不規則動詞の「ver」、「hacer」、「querer」、「tener」の活用形や例文についてみていきます。点過去の規則動詞についてや線過去との違いについてはこちらの記事に書いてあります。「ver」、「hacer」、「querer」、「tener」の現在形はこちらです

 

 

 

スペイン語の点過去不規則動詞 vi

点過去「vi」の動詞の原形は「ver」です。「vi」の意味は「私は見た、私は会った」です。「私は」以外の他の主語のときはどんな活用になるでしょうか。以下、不規則動詞「ver」の点過去の活用形を示します。(ver の線過去は不規則動詞でこちらの記事をご参照ください)

 

VER
vi
viste
vio
vimos
vieron

 

不規則じゃなくて、規則動詞じゃないか?って思いませんか?そうですね。規則動詞みたいです。だけどちょっと違う。「vi」と「vio」にアクセント記号が付いてないです。でもアクセントの位置は規則動詞の場合と同じです。

 

Yo vi un partido de fútbol en México. 私はメキシコでサッカー試合を見ました。
¿Cuándo me viste? 君はいつ私を見たの?
Ella no vio a nadie afuera. 彼女は外に誰も見ませんでした。
Sólo vimos un perro que ladraba. 私たちはただ吠えている犬を一匹見ただけです。

 

「ladraba」は線過去です。

 

 

スペイン語の点過去不規則動詞 hice

点過去「hice」の動詞の原形は「hacer」です。「hice」の意味は「私はした、私は作った」です。「私は」以外の他の主語のときはどんな活用になるでしょうか。以下、不規則動詞「hacer」の点過去の活用形を示します。

 

HACER
hice 
hiciste
hizo
hicimos
hicieron

 

「hizo」は「z」に変わってますのでご注意ください。

 

Hice la tarea con mi hermano. 私は兄(弟)宿題をやった。
¿Qué hiciste el fin de semana? 君は週末何をしたの?
Ayer hizo calor. 昨日は暑かった。
Ellos hicieron un pastel bien rico. 彼らはすごくおいしいケーキを作った。

 

「bien」は「良い」という意味ですが、形容詞の前に付いて「とても」という意味としてよく使われます。「muy(とても)」の代用としてですね。

 

 

スペイン語の点過去不規則動詞 quise

点過去「quise」の動詞の原形は「querer」です。「quise」の意味は「私は欲しかった、私は好きだった」です。動詞「querer」は助動詞としても使われるので、他の動詞の原形と組み合わさって「~したかった」と言い表すこともできます。「私は」以外の他の主語のときはどんな活用になるでしょうか。以下、不規則動詞「querer」の点過去の活用形を示します。

 

QUERER
quise
quisiste
quiso
quisimos
quisieron

 

 

No quise llegar tarde. 私は遅刻したくなかった。
Pero lo quisiste mucho, ¿verdad? でも君は彼をとても好きだったんでしょ?
Quisimos comer algo diferente. 私たちは何か違うものを食べたかった。
Los niños quisieron más gelatina pero ya no había. 子どもたちもっとゼリー欲しかったけれど、もうなかった。

 

「había」は線過去です。

 

 

スペイン語の点過去不規則動詞 tuve

点過去「tuve」の動詞の原形は「tener」です。「tuve」の意味は「私は持っていた、私はあった」です。また、「Tener que ~(~しなければならない)」などの表現も「~しなければならなかった」と過去形にできます。「私は」以外の他の主語のときはどんな活用になるでしょうか。以下、不規則動詞「tener」の点過去の活用形を示します。

 

TENER
tuve
tuviste
tuvo
tuvimos
tuvieron

 

Tuve suerte. 私は幸運だった。
Guadalupe tuvo que faltar al trabajo ayer. グアダルーペは昨日仕事を欠席しなければならなかった
Tuvimos mucha calentura anoche. 私たちは昨夜高熱がありました。
No tuvieron tiempo para peinarse. 彼らは髪をとかすための時間がなかった。

 

「peinarse」は再帰動詞です。

 

 

スペイン語点過去vi, hice, quise, tuve・まとめ

スペイン語の点過去で不規則動詞の「vi」、「hice」、「quise」、「tuve」のそれぞれの意味と活用形をみてみました。どれもよく使う動詞なので、例文を見ながら練習してみてください。

 

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102. スペイン語の動詞の種類と活用の覚え方のコツ・おススメ無料アプリ

目安時間:約 7分

 

動詞の活用が多くなってきて、どうやって全部覚えるんだ?なんて思ってしまいますよね。ここでは、スペイン語の動詞の種類と活用の覚え方のコツとおススメ無料アプリについて書いています。

 

 

スペイン語の動詞の種類と活用の覚え方のコツ

覚える動詞の種類や活用が多くてどうしたものか、と思ったときに役に立つ無料アプリをご紹介します。スマホにアプリをダウンロードして、隙間時間にスペイン語の動詞の勉強をする。何度もさくっと復習をする。これ、おススメの覚え方のコツです。

 

無料アプリ「スペイン語動詞活用Lite」は、スペイン語の主な動詞の活用形(現在分詞、過去分詞、現在、点過去、線過去、未来、過去未来、接続法現在、接続法過去、命令)を一覧表で見ることができます。↓このような感じです。

 

動詞の意味が1個しか書いてなくて、ちょっとこの「abandonar」の意味は「捨てる」とか「見捨てる」にしてもらいたかったですが。

 

右上のボックスにチェックを入れるとブックマークリストに入ります。覚えておきたい動詞をブックマークしておけば、いつでもブックマークリストから、動詞の活用を覚えているかすぐに確認することができます。覚えられたら、ブックマークをはずせばいいですよね。

 

人称代名詞の「yo」とか「tú」なんてところをタップすると発音を聞くこともできます。

 

活用形の部分をタップするとクリップボードにコピーされるようにもなっています。

 

ただ、検索機能が付いていなくて言葉を探すのにABC順にスクロールしなければならないですが。

 

隙間時間を利用して、さくさくと動詞の種類と活用を覚えるのに適した無料アプリです。利用しない手はありません。「隙間時間にさくさくと、コンスタントに」、これが覚え方のコツです。あまり根を詰めないで。

 

 

スペイン語動詞活用Lite Google Play

 

スペイン語動詞活用Lite App Store

 

 

Vosotros、覚える必要ある?

メキシコ流スペイン語会話では人称「Vosotros(あんたたち)」は必要ないので出てきませんが、上のアプリ「スペイン語動詞活用Lite」には「Vosotros」が入っているので、すべてにおいて、活用形が一つ多いです。その分、覚える量がずっと多くなってきますよね?

 

学校でVosotrosも習っているなら仕方ないです、勉強してください。でも、もしあなたが独学でスペイン語を勉強しているのなら、「Vosotros」も覚える必要ありますか?

 

でも、こうおっしゃるかもしれません。「私はメキシコや南米の国には興味がありません。スペインに興味があるからVosotrosもやらなければならないんです!」って。…Vosotrosって一番初心者の方にとって使わない人称だと思います。

 

確かに、スペイン人の先生がVosotros(あんたたち)の人称で話していたのを聞いたこともありますし、シェークスピアのロミオとジュリエットの演劇をスペイン語で観たときは、お家どうしの喧嘩で、Vosotros(あんたたち)の連発でした。

 

「Tú」の方は相手が一人なのでこちらはよく使います。でも複数の「君たち、あんたたち」の人称は「Ustedes(あなた方)」で言ってしまって怒られるようなものではないので、動詞の活用を覚えるのに四苦八苦しているのなら「Vosotros」の活用を全部省いてしまってはいかがでしょうか?

 

メキシコなど、アメリカ大陸で使っている「Vosotros」の活用なしのスペイン語を覚えて、ある程度スペイン語ができるようになってから「Vosotros」の活用を後から覚えても遅くはないと思います。

 

めひ・ここからのご提案でした。

 

 

スペイン語の動詞の種類と活用の覚え方のコツ・まとめ

語学の勉強は継続が何より大切です。継続してさくさくと学習するのに便利な無料アプリを利用して、短時間でも気軽に時々動詞の種類と活用を勉強してみてください。できるようになってきます!

 

あと、「Vosotros」はテキストに出ていれば、当然勉強しなければならないものと思われるかもしれませんが、独学の方でしたら、思い切って「Vosotros」の活用をなくしてしまうことを提案させていただきました。

 

メキシコ人など、Vosotros を使わないスペイン語圏の人たちがスペインに行って、困ることはありません。「Vosotros」を勉強するなと言っているのではなく、後回しにするのも選択肢としてあり、だと思います。

 

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97. 再帰動詞ースペイン語ー

目安時間:約 11分

スペイン語には再帰動詞というものがあります。再帰動詞って何でしょうか?英語にも日本語にもないのでわかりにくいかもしれません。でも要するに、動詞の動作を行う人と、その動作を受ける人が同じ時に使うのが再帰動詞だと考えてもらえるといいと思います。

 

 

 

 

再帰動詞

スペイン語の再帰動詞とは、基本的に動詞の動作を行う人と、その動作を受ける人が同じ時に使うのが再帰動詞だと考えてもらえるとわかりやすいと思います。

 

例えば「vestir(着せる)」という動詞についてはこちらの記事で説明していますが、「子どもに服を着せる」と言いたい時などに使います。「自分で服を着る」時は再帰動詞を使います。以下に再帰動詞でない場合と再帰動詞の場合の活用形を示します。

 

人に服を着せる 自分で服を着る(再帰動詞)
visto me visto
vistes te vistes
viste se viste
vestimos nos vestimos
visten se visten

 

 

なんだ、動詞の部分は同じじゃないかって?そうです。再帰動詞とは、動詞の前に再帰代名詞(me, te, se, nos, se)が付いたものになります。

 

辞書に載っている動詞の原形は、再帰代名詞の「se」が動詞の後に連結しています。「vestirse」のようにです。辞書で調べる場合は「vestir」の項目の中に「vestirse」があります。

 

 

スペイン語では、再帰動詞の文で、体の部分を言う時に、所有形容詞を使わずに定冠詞を使います。「私は手を洗います」は「Me lavo mis manos」ではなく、「Me lavo las manos」と言います。※manos(手)は女性名詞です。

 

 

直接目的語代名詞が再帰動詞の文の中に入る時は、「再帰代名詞直接目的語代名詞」の順番になります。

例:Me las lavo inmediatamente.(私はそれらを即座に洗います)

 

 

現在進行形(Estar+現在分詞)未来形(Ir+a+動詞の原形)の文の中に再帰動詞と直接目的語代名詞が入る場合は、「再帰代名詞+直接目的語代名詞」は二つの動詞の前に来るか、二つの動詞の後に連結されます。

例:

Me las estoy lavando ahorita. Estoy lavándomelas ahorita. 私は今それらを洗っています。
Me las voy a lavar al rato. Voy a lavármelas al rato. 私はそれらを後で洗います。

 

後ろに「再帰代名詞+直接目的語代名詞」が来るときは書くときにアクセント記号が付きますね。言葉が長くなりますがアクセントの位置は同じということです。

 

Tengo que+動詞の原形Quiero +動詞の原形など、二つの動詞が組み合わさる表現も上記の現在進行形や未来形の場合と同じようになります。

 

 

どんな再帰動詞がある?

では、上記の再帰動詞以外にどんな再帰動詞があるでしょうか?以下に例題を挙げてみます。

 

Me levanto temprano. 私は早く起きます。
Me acuesto a las nueve de la noche. 私は夜の9時に床に着きます。
Me baño diario. 私は毎日入浴します。
Me cepillo los dientes. 私はを磨きます(ブラシをかけます)。
Me duermo en la clase. 私は授業で眠ります。
No me pongo el suéter. 私はセーターを着ません。
Me quito los zapatos. 私はを脱ぎます。
Me arreglo para salir. 私は出かけるために身なりを整えます。
Me corto las uñas. 私はを切ります。
Me pinto los ojos siempre. 私はいつもアイシャドーを付けます(を塗ります)。
Me despierto a las siete de la mañana. 私は朝の7時に目覚めます。

 

再帰動詞は必ずしも「動詞の動作をする人がその動作を受ける」という定義に当てはまるとは限りません。その場合は「この意味の動詞は再帰動詞」として覚えるしかありません。以下のような動詞です。

 

Me quedo aquí. 私はここに留まります。
Me enfermo seguido. 私はよく病気になります。
Me alivio pronto. 私は早く快復します。
Yo no me quejo. は文句は言いません。
Me llamo Takeshi. 私はたけしと申します。
Me despido de ustedes. おいとまいたします(私はあなた方に別れを告げます)。

 

「別れを告げる」は「Despedir」で再帰動詞でないものも以前の記事で取り上げています。でも、再帰動詞の方がよく使います。再帰動詞の時は前置詞が「a」ではなく「de」になるのを覚えておいてください。

 

全部主語が「私は」になっています。練習で、主語を変えて言ってみてください。以下の動詞はーar動詞の活用です。

ーar動詞
levantar
bañar
cepillar
quitar
arreglar
cortar
pintar
quedar
enfermar
aliviar
quejar
llamar

 

以下の動詞の現在形は不規則です。

acostar dormir poner despertar despedir
acuesto duermo pongo despierto despido
acuestas duermes pones despiertas despides
acuesta duerme pone despierta despide
acostamos dormimos ponemos despertamos despedimos
acuestan duermen ponen despiertan despiden

 

再帰動詞ですから再帰代名詞を動詞の前に付けるのを忘れないでくださいね!

 

 

スペイン語の再帰動詞・まとめ

スペイン語の再帰動詞の原形は「levantarse(起きる)」という形で、辞書には「levantar(起こす)」の項目の中に(...se)として出ています。再帰動詞のことをスペイン語で「verbos reflexivos」と言うので「reflexivos」の「r.」で表されていたりします。

 

再帰動詞は必ず再帰代名詞が伴われていて、動詞の活用と再帰代名詞の人称は同じになります。

Me levanto temprano.
Te levantas temprano
Se levanta temprano.
Nos levantamos temprano.
Se levantan temprano.

 

では、「Te levanto temprano.」という文があったらこれは間違いでしょうか?動詞の動作を行う人とその動作を受ける人が違うので、再帰動詞ではありませんが、文章は間違えてはいません。「私は君を朝早く起こす」という意味です。この場合の「Te」は再帰代名詞ではなく、「君を」という直接目的語代名詞なのですね。

 

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94. consigue, supone, atiende, muestraの意味と現在形活用

目安時間:約 11分

ここでは、「consigue」、「supone」、「atiende」、「muestra」の意味と現在形の活用をみていきます。現在形は普通の現在形と接続法現在です。現在進行形などで使う現在分詞も例題とともにみていきます。全部現在形は不規則動詞です。

 

consigue の意味と現在形活用

「consigue」の動詞の原形は「conseguir」で「手に入れる」という意味です。「consigue」は主語が「あなた」、「彼」、「彼女」などの場合の普通の現在形の活用形です。

 

以下は動詞「conseguir」の普通の現在形と接続法現在の活用形です。

 

普通の現在形 接続法現在
consigo consiga
consigues consigas
consigue consiga
conseguimos consigamos
consiguen consigan

 

 

現在分詞:consiguiendo

 

 

Daniela  consigue la pelota de basketbol de algún lugar. ダニエラはバスケボールどこかから手に入れます。
¡Ojalá que consigas una beca! 君が奨学金を得られますように!
Estoy consiguiendo la información por medio del internet. 私はインターネットを通じて情報を取得しているところです。
Vamos a conseguir el derecho a como dé lugar. どんなことをしてでも私たちは権利を手に入れましょう。

 

 

バスケットボールは外来語なので、basketbol, baloncesto, básquetbol, basquetbol, básketbol などの言い方、書き方があります。

インターネットは el internet, la internet, el Internet, la Internet, Internet, との表現があります。

 

supone の意味と現在形活用

「supone」の動詞の原形は「suponer」で「推測する」という意味です。「supone」は主語が「あなた」、「彼」、「彼女」などの場合の普通の現在形の活用形です。

 

以下は動詞「suponer」の普通の現在形と接続法現在の活用形です。

 

普通の現在形 接続法現在
supongo suponga
supones supongas
supone suponga
suponemos supongamos
suponen supongan

 

現在分詞:suponiendo

 

 

Ella supone que no es verdad lo que dice la gente. 彼女は人々言うこと事実ではないと思っています。
Es mejor que supongamos eso. わたしたちはそれを推測する方がいいです。
Estoy suponiendo la situación. 私は状況を推測しています。
Puedes suponer que hay una oportunidad inmensa. 君は、はかり知れないチャンスあると推測してもいい。

 

 

atiende の意味と現在形活用

「atiende」の動詞の原形は「atender」で「世話をする」、「出席する」、「従事する」という意味です。「atiende」は主語が「あなた」、「彼」、「彼女」などの場合の普通の現在形の活用形です。

 

以下は動詞「atender」の普通の現在形と接続法現在の活用形です。

 

普通の現在形 接続法現在
atiendo atienda
atiendes atiendas
atiende atienda
atendemos atendamos
atienden atiendan

 

現在分詞:atendiendo

 

 

Diego atiende las clases regularmente. ディエゴは通常授業に出席します。
Dudo que ellos atiendan la reunión. 私は彼らが集会に出席するのは疑わしいと思います。
Estamos atendiendo a los clientes ahorita. 私たちは顧客をアテンドしています。
Tengo que atender todos los asuntos. 私はすべての用件に従事しなければならない。

 

 

muestra の意味と現在形活用

「muestra」の動詞の原形は「mostrar」で「見せる」という意味です。「muestra」は主語が「あなた」、「彼」、「彼女」などの場合の普通の現在形の活用形です。

 

以下は動詞「mostrar」の普通の現在形と接続法現在の活用形です。

 

普通の現在形 接続法現在
muestro muestre
muestras muestres
muestra muestre
mostramos mostremos
muestran muestren

 

現在分詞:mostrando

 

 

El ingeniero muestra cómo es el procedimiento. 技士手順どうであるかを見せます。
Señorita, quiero que me muestre el collar, por favor. お嬢さん、私に首飾りを見せていただきたいです。
Estamos mostrando nuestra gratitud. 私たちの感謝の気持ちを表しているのです。
Usted debe mostrar su pasaporte. あなたパスポートを見せなければなりません。

 

「por favor」は「お願いします」という意味です。

 

 

consigue, supone, atiende, muestraの意味・まとめ

「consigue」は「(あなた、彼、彼女)は手に入れる」という意味です。

 

「supone」は「(あなた、彼、彼女)は推測する」という意味です。

 

「atiende」は「(あなた、彼、彼女)は出席する」などの意味です。

 

「muestra」は「(あなた、彼、彼女)は見せる」という意味です。

 

普通の現在形の活用や接続法現在の活用、現在分詞を覚えてスペイン語の文を作ってみてください!

 

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93. repite, corrige, viste, despideの意味と現在形活用

目安時間:約 9分

ここでは、repite, corrige, viste, despideのそれぞれの意味と現在形活用(普通の現在形と接続法現在)をみていきます。現在進行形などで使う現在分詞も例題とともに記載しています。これらの動詞は全部「e」が「i」に変わる不規則動詞です。普通の現在形の、主語が「私たち」の時だけ、「e」のままです。

 

接続法現在については以下の二つの記事をご覧ください。

接続法現在はどんなとき使う?

 

Es mejor queの後も接続法現在使います

 

現在進行形をスペイン語でどう表すかについては以下の記事をご覧ください。

スペイン語の現在進行形

 

 

repite の意味と現在形活用

「repite」の動詞の原形は「repetir」で「繰り返す」という意味です。

 

repetir」の現在形活用は以下のようになります。

 

普通の現在形 接続法現在
repito repita
repites repitas
repite repita
repetimos repitamos
repiten repitan

 

現在分詞:repitiendo

 

 

Este loro repite las palabras. このオウム言葉を繰り返します。
Quiero que ustedes repitan los ejercicios. 私はあなた方練習を繰り返すことを望んでいます。
Estoy repitiendo el curso. 私はコースをまた取っているんです。
Te repito. Tienes que hacer la tarea. 繰り返し言います。宿題をしなきゃダメ。

 

 

corrige の意味と現在形活用

「corrige」の動詞の原形は「corregir」で「訂正する」という意味です。

 

corregir」の現在形活用は以下のようになります。

 

普通の現在形 接続法現在
corrijo corrija
corriges corrijas
corrige corrija
corregimos corrijamos
corrigen corrijan

 

現在分詞:corrigiendo

 

La maestra corrige la pronunciación. 女の先生発音を直します。
Espero que alguien corrija mi trabajo. 誰かが私の仕事を修正してくれることを期待します。
¿Estás corrigiendo la tarea de los niños? 君は子どもたち宿題を訂正してるの?
¿Me puede corregir este documento, por favor? この書類をあなたは直すことができますか?

 

 

viste の意味と現在形活用

「viste」の動詞の原形は「vestir」で「着せる」という意味です。

 

vestir」の現在形活用は以下のようになります。

 

普通の現在形 接続法現在
visto vista
vistes vistas
viste vista
vestimos vistamos
visten vistan

 

現在分詞:vistiendo

 

La mamá viste al bebé. お母さん赤ちゃんに着せます。
Que Claudia vista a las niñas. クラウディアが女の子たちに着せるように。
Mi abuelita está vistiendo a Mauricio. 私のおばあちゃんがマウリシオに服を着せています。
Yo visto a mis hijos. 私が息子たちに服を着せます。

 

前置詞「a」+定冠詞「el」で「al」になりますね。

 

 

 

despide の意味と現在形活用

「despide」の動詞の原形は「despedir」で「別れを告げる、解雇する」という意味です。

 

depedir」の現在形活用は以下のようになります。

 

普通の現在形 接続法現在
despido despida
despides despidas
despide despida
despedimos despidamos
despiden despidan

 

現在分詞:despidiendo

 

Mi amigo me despide cuando empieza la clase. 私の友達は授業始まる、私に別れを告げます。
No creo que la señora despida a Juanita. 婦人がフアニータ解雇するとは思わない。
Ellos están despidiendo a las visitas. 彼ら訪問客を見送っています。
Quiero despedir a mis amigos. 私は私の友人らにさよならを言いたい。

 

repite, corrige, viste, despideの意味・まとめ

「repite」の意味は「繰り返す」で、「corrige」の意味は「訂正する」です。「viste」の意味は「着せる」で、「despide」の意味は「別れを告げる」や「解雇する」です。

 

普通の現在形、接続法の現在形、現在分詞、すべて不規則の動詞です。

 

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91. Es mejor +接続法現在?それとも動詞の原形?

目安時間:約 11分

「Es mejor +動詞の原形」という無人称の文については既に説明したことがあります。「~した方がいい」という意味です。でも、無人称の文ではなくて「主語」があったら?「君は~した方がいい」と言いたい場合は、「Es mejor que +接続法現在形」となって、動詞の原形の代わりに接続法現在を使います。

 

 

Es mejor que +接続法現在

スペイン語の接続法現在についてはこちらの記事をご覧ください。ここでは接続法現在のもう一つの使われ方をお見せします。それは、無人称の文「動詞ser+形容詞+動詞の原形」で、無人称ではなく、主語を入れたい場合、接続法現在が使われるというものです(現在形の場合)。

 

無人称の文と主語が入った場合の比較:

無人称の文 主語が入った文(接続法現在)
Es mejor regresar a la casa. Es mejor que regresemos a la casa.
家へ帰った方がいい。 私たちは家へ帰った方がいい。

 

 

おんなじような意味じゃないかって?そうですね。だから普通は動詞の原形を使って無人称の文で構いません。ただよく主語を入れた形は使われるので、接続法現在を使った文章の形も理解しておいてください。それに、どうしても主語を入れたくなるときもあるんですよね。「君がさぁ~、やってくれた方がいいよ(Es mejor que me lo hagas.)」なんてね。

 

 

 

その他の「動詞ser+形容詞+que+接続法現在」の文

Es necesario que yo llegue a tiempo. 私は時間内に到着する必要があります。
No es conveniente que hables de esas cosas ahorita. 、君がそれらのことについて話すのは都合良くない。
Es útil que la gente use internet, ¿verdad? 人々がインターネットを使うのは有益ですよね?
Es importante que sepamos si el avión sale a tiempo o no. 飛行機が定刻に出るかどうか私たちが知ることは重要です。
No es difícil que Uds. viajen en Japón. あなた方が日本で旅行することは難しくありません。
Es indispensable que las personas tengan celular hoy en día. 昨今人々携帯を持つのは必要不可欠なことです。
Es interesante que Manuel estudie idiomas. マヌエルが言語勉強するというのは興味深いことです。

 

Es imposible que yo termine de leer todo este libro hoy mismo. この本全部今日中私が読み終えるのは不可能です。
Es malo que les digan esas palabras. あなた方が彼らにそれらの言葉を言うのは悪いことです。
No es fácil que viajemos a ese pueblito. その小さな村私たちが旅行するのは簡単ではないです。
¿Es posible que yo vaya en la mañana? 午前中行くことは可能ですか?
Es bueno que compre Ud. en esa tienda. あなたその店買うのは良いことです。
Es raro que ella salga a esta hora. 彼女がこの時間出かけるというのはめずらしいことです。
Es inútil que sigamos discutiendo. わたしたちが言い争いし続けるのは無駄なことです。

 

「動詞ser+形容詞+que+普通の現在形」の文

「Es +形容詞+que」の後、接続法現在ではなく、普通の現在形(直説法現在とも言います)が来ることもあります。形容詞が確実性、確信、明白さを表しているときです。

 

¿Es cierto que regresas hoy? 君が今日帰るというのは本当
Es seguro que llegamos a tiempo. 私たちが間に合うのは確実です。
Es evidente que no quiere hablar de ese tema. そのテーマについて話したくないのは明らかだ。
Es verdad que muchas cosas. 私が沢山のことを知っているというのは事実です。
Es obvio que él cobra un anticipo. 彼が前払いを取るのは明白なことです。

 

確実性、確信、明白さが否定された文の中では…

「No es seguro que~(~は確実ではない)」というような、主文に確実性、確信、明白さを表す形容詞が使われた文が否定文となっている場合、以下のように従節の動詞が接続法現在になることが多いです。

 

No es seguro que lleguemos a tiempo. 私たちが間に合うかは確約できません。
No es evidente que hable de eso. それについて話すかは明らかではありません。

 

 

特に「No es cierto que」、「No es verdad que」、「No es obvio que」に至っては、従節の動詞に接続法現在が使われる場合と普通の現在形が使われる場合があるので、あまり気にせずどちらでも使ってみてください。接続法現在を使うか普通の現在形を使うかで意味が変わってしまうということはありません。

 

「No es obvio que」などはほとんど使われる機会がない文なので覚えなくても大丈夫です。肯定文の方はよく使われます。例えば(Es obvio que te quiero-僕が君を好きなのは明らかだよ)などです。

 

 

Es mejor+接続法現在?まとめ

「Es +形容詞」の後、動詞の原形で無人称の文になったのですが、主語を入れたい場合は「Es +形容詞+que +接続法現在」になります。「Es mejor que regresemos a la casa.(私たちは家へ帰った方がいい)」というようにです。

 

形容詞が確実性、確信、明白さを表す場合は接続法現在ではなく、普通の現在形が使われます。例えば「Es seguro que regresamos  a tiempo.(私たちが時間通りに帰るのは確実だ)」というようにです。

 

形容詞が確実性、確信、明白さを表す場合で「No es +形容詞」というように否定文になっている場合は従節の動詞は接続法現在になることが多いです。「No es seguro que regresemos a tiempo.(私たちが時間通りに帰るかは確実ではない)」というようにです。

 

「No es cierto que regresamos hoy.(私たちが今日帰るというのは本当のことではない)」と普通の現在形が使われることもあります。

 

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サイト管理人MC(めひ・ここ)プロフィール

サイト管理人MC(めひ・ここ)です。

メキシコ市にあるUNAM大学外国人コースでスペイン語を学んだあと、メトロポリタン自治大学入学、卒業後はエンジニアとしてメキシコで仕事をしました。

その間、メキシコに滞在中の日本人の方たちに長年家庭教師としてスペイン語を教えてきました。

メキシコ人の夫との間に二人の子どもがいます。

メキシコには13年間住みました。最初はメキシコが大嫌いでした。好きになるまでにずいぶんかかったかもしれません。人生回り回ってやっとスペイン語が好きなことに気が付きました。。。

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