169. スペイン語の接続法現在不規則動詞と規則形及び例文と使い方

目安時間:約 12分

この記事ではスペイン語の接続法現在の規則形や不規則動詞の活用がわかるように、それぞれの記事へのリンクを一覧にしてみました。また、接続法現在の使い方と例文も載せています。

 

スペイン語の接続法現在不規則動詞と規則動詞活用

 

接続法現在規則動詞の活用と一番よく使われる用法(Ojalá ~やQue~など)については

こちらをご覧ください。⇩

接続法現在規則動詞活用と主な使い方

 

 

接続法現在不規則動詞の活用は以下のリンクからご覧いただけます。

 

行く、知っている(saber)、知っている(conocer)、戻る

 

です(ser)、です(estar)、ある、できる

 

与える、寝る(眠る)、遊ぶ、聞く(oir)

 

持つ、見る、する(作る)、欲する

 

来る、持ってくる、出る、言う

 

求める、閉める、~より好む、サービスする

 

雨が降る、雪が降る、地震がある(震える)

 

始まる(始める)、あたためる、失くす(負ける)、点灯する

 

費用がかかる(犠牲を要する)、見つける(遭遇する)、数える(物語る)、返す

 

繰り返す、訂正する、着せる、別れを告げる(解雇する)

 

手に入れる、推測する、世話をする(出席する)、見せる

 

 

接続法現在のいくつかの使い方と例文

「動詞ser + 形容詞 + que + 接続法現在」の使い方と例文については以下のリンクからご覧いただくことができます。

Es mejor que ~

 

また、主節の動詞が意思感情を表す時、従節の動詞に接続法を使います。従節の文は非現実的な、または想像上の仮説を表現しています。接続法の主な特徴は仮定の動作、または実行されていない動作の概念であるということです。

 

主節の動詞が意思を表す時の例文:

Te ordeno que no salgas a la calle con las zapatillas de baile. バレエシューズで道に出ないよう私は君に命令します
Nos han prohibido que estacionemos nuestro coche aquí. 彼らは私たちに、ここに車を駐車するのを禁じています
Te ruego que no llegues tarde a la escuela. 私は君が学校へ遅く着かないよう懇願します
Le deseo que se cure pronto. あなたが早く治りますよう願っています

 

 

主節の動詞が感情を表す時の例文:

Me gusta que él piense lo mismo que yo. 私は彼が私と同じことを考えているのが好きです
Tengo miedo de que me reprueben en el examen extraordinario. 私は追試で不合格になるのではないかと恐れています
Me preocupa que mi hijo salga del país. 私は息子が出国するのが心配です
Me molesta que haya tanto tráfico. 私はこんなにも交通量があることに嫌気がさしています

 

 

 

また、主節の動詞が意見を表すもののいくつかは、それが否定文として使われている場合に、従節に接続法現在が使われます。

No creo que venga el novio de Pilar. 私はピラール(女性の名前)の恋人が来るとは思えません
No te puedo asegurar que la situación esté mejor el próximo mes. 来月、状況が良くなっていると君に保証することはできません
No pienso que el precio siga subiendo. 私は価格が上がり続けるとは考えていません
Él no me asegura que vaya a la fiesta conmigo. 彼は私と一緒にパーティーに行くことを確約はしていません

 

 

 

主節の動詞の目的を表す「para que ~」や「a fin de que ~」(~のために、~するように)の後には接続法現在を使います。

Tenemos que apurarnos para que no lleguemos tarde. 私たちは遅く着かないように急がなければなりません
A fin de que entiendas, te voy a explicar con ilustraciones. 君が理解できるように、私は図解で君に説明しましょう。
Me están llamando para que yo vaya. 彼らは私が行くように呼んでいるのです。
Te doy todos los materiales a fin de que me lo hagas ahorita mismo. 君が私にそれを今すぐ作るように私は君にすべての材料をあげる。

 

 

 

先行詞が否定代名詞、また不定冠詞がついている名詞である場合はその形容詞節の中で接続法現在を使います。先行詞が不定代名詞の時も形容詞節の中で接続法現在が使われることが多いです。また、先行詞が定冠詞の付いた名詞であっても、確認されているもの(または人)でない場合には接続法を使います。

No hay nadie que hable japonés. 日本語を話す人は誰もいません。
Quiero comprar un anillo que tenga forma de serpiente. 蛇の形をした指輪を買いたいです。
Yo no pregunto nada que sea difícil. 私は難しいことは何も質問しません。
¿Hay alguien que sepa tocar la guitarra? ギターを弾ける人は誰かいますか?

 

 

 

接続法現在は未来のことを言っている副詞節の中でもよく使われます。

No lo compres sin que sepa tu mamá. 君のお母さんが知ることなくそれを買わないで。
No te llamaré a menos que sea algo urgente. 緊急の何かでない限り、君に電話はしません。
Ya vamos a regresar antes de que se obscurezca. 暗くなる前にもう帰りましょう。
Voy a aceptar ese trabajo con tal de que me paguen bien. 私にちゃんと払ってくれるのであればその仕事を受けようと思う。
No vas a llegar a tiempo a no ser que pidas un aventón. 乗せてもらうでなければ君は時間に着きませんよ。
Te lo digo cuando lo sepa. それがわかった時に君に言うよ。
En caso de que haya algún problema, avísame, por favor. 何らかの問題がある場合には私に知らせてください

 

 

 

スペイン語の接続法現在・まとめ

スペイン語の接続法現在の活用を規則形と不規則動詞の主なものをリンクでまとめてみました。そして、接続法現在の使い方と例文を載せてみました。お役に立てば幸いです。

 

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168. スペイン語の過去未来完了の使い方

目安時間:約 7分

ここではスペイン語の過去未来完了の使い方、作り方について解説しています。未来完了と過去未来完了の違いにも触れています。

 

 

スペイン語の過去未来完了の基本的な使い方

過去未来完了形は過去から見た未来のことを言う時に使いますが、それよりさらに未来の時点よりも以前のことである場合です。

 

 

未来完了と似ていますが、未来完了は現在から未来を見ていて更なる未来より以前のことで、過去未来完了は過去から未来を見て更なる未来より以前のことという違いがあります。

 

ちなみに、過去から見た未来だけの場合は過去未来を使います。

 

過去未来完了の形は

動詞haber の過去未来形+過去分詞

です。

 

動詞haber の過去未来形:

私は habría
君は habrías
あなた(彼、彼女)は habría
私たちは habríamos
あなた方(彼ら、彼女ら)は habrían

 

過去分詞の規則的なものの作り方:

例:不定詞 例:過去分詞
ar動詞は語尾を除き-adoを付ける estar(です) estado
er動詞は語尾を除き-idoを付ける ser(です) sido
ir動詞は語尾を除き-idoを付ける ir(行く) ido

 

過去分詞の不規則形のものについてはこちらの記事をご覧ください。

 

 

過去未来完了の例文:

La secretaria me dijo que para hoy en la tarde ya habría recibido la respuesta. 秘書は今日の午後までには答えを受け取っているでしょうと私に言いました。
No sabíamos que si para esa hora ya habríamos llegado a la casa. 私たちはその時間までに家に着いているかどうかわかっていませんでした。
Me aseguró el abogado que para el año que entra ya habría solucionado el problema. 弁護士は私に、来年までにはもう問題を解決しているだろうと保証した。
Mi suegro creyó que cuando yo venía, él ya habría terminado de leer el libro. 私の義父は私が来た時にはもう本を読み終えているだろうと思った。

 

過去未来完了のその他の使い方

過去未来完了形は上記の基本的な使い方の他にも使われることがあります。

過去のある動作、または過去のある時点より以前の動作の推測を表現する時です。過去完了の推測、と言った方がわかりやすいかもしれません。

 

¿Quién habría tocado la puerta antes del amanecer? 夜明け前に誰が戸をたたいたんだろう?
¿Qué hora habría sido cuando se fue la luz? になった時、何時だっただろう?

 

過去の推測をスペイン語で表す表現は過去未来や未来完了などいくつかの表し方があります。

過去未来完了の推測としての使い方で、未来完了などの推測としての使い方との違いは「その時の前に~したのだろう?」というような、「その時の前に」という意味合いが加わっていることです。

 

スペイン語の過去未来完了形・まとめ

過去未来完了形は過去から見た未来のことを言う時に使いますが、それよりさらに未来の時点よりも以前のことである場合です。

「動詞haber の過去未来形(可能法)+ 過去分詞」で形成されます。

 

過去のある動作、または過去のある時点より以前の動作の推測を表現する使われ方もあります。その他の用法で、過去の非現実的な条件節において使われることがあります。

 

 

 

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167. 未来完了(スペイン語)のいくつかの用法まとめ

目安時間:約 6分

ここでは未来完了形の作り方やいくつかの用法について記載しています。

 

スペイン語の未来完了

スペイン語の未来完了は、未来の動作を表しますが、さらに未来の動作、またはさらに未来の時点よりも前の動作であることを表現する時に使われる用法です。

 

未来完了の形は

動詞haber の未来形+過去分詞

です。

 

動詞haber の未来形:

私は habré
君は habrás
あなた(彼、彼女)は habrá
私たちは habremos
あなた方(彼ら、彼女ら)は habrán

 

過去分詞の規則的なものの作り方:

例:不定詞 例:過去分詞
ar動詞は語尾を除き-adoを付ける estar(です) estado
er動詞は語尾を除き-idoを付ける ser(です) sido
ir動詞は語尾を除き-idoを付ける ir(行く) ido

 

過去分詞の不規則形のものについてはこちらの記事をご覧ください。

 

 

未来完了の例文:

Para esta fecha ya habré terminado mi curso intensivo de inglés. この日付までには私は英語の集中コースを終わってしまっているでしょう。
Para Navidad ya habrás recibido la beca, ¿no? クリスマスまでには君は奨学金を受け取っているだろうね?
¿Ya habrán ustedes hecho la tarea para la próxima semana? あなた方は来週までにはもう宿題をやってあるでしょう?
Para las diez de la noche, ya habremos regresado a la casa, ¿verdad? 夜の10 時までには私たちはもう帰宅しているでしょうね?

 

未来完了 その他の用法

未来完了は上記の用法の他に、以下の用法もあります。

  • 過去の推測
  • 現在完了の文の推測

 

未来完了なのに過去の推測で、今度は過去の話になってくるのでちょっとややこしいですね!

 

¿Quién habrá venido? Ha de haber sido nuestro vecino. 誰が来たんだろう?私たちの隣人だったに違いない。
¿Cuántas veces te habré  pedido disculpas? Me las habrás pedido miles de veces pero todavía no te puedo perdonar. 何回私は君に謝っているのでしょう?君は私に何千回も謝っているのでしょうけれどまだ私は君を許せません。
¿Dónde habrán estacionado el coche? Deben de haberlo estacionado por aquí. 彼らはどこに車を駐車したのだろうか?この辺に駐車したに違いないよ。
¿Cómo supo mi nombre? Le habrá dicho su compañero. 彼は私の名前をどうやって知ったの?クラスメートが彼に言ったのだろう。

 

habrá dicho

ha de haber dicho

debe de haber dicho

上記3つは同じ意味で過去の推測として使えます。

 

 

スペイン語の未来完了・まとめ

スペイン語の未来完了は「~までには~してしまっているでしょう」という意味で使えます。つまり、未来のことを表現しているのですが、ある未来の時点よりも前の動作を表す時です。

 

また、未来完了は過去の推測や、現在完了形で表される文の推測を表すことができます。

 

 

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166. スペイン語の感嘆文・感嘆詞付きのもの、そうでないもの

目安時間:約 6分

ここではスペイン語の感嘆文について記載しています。感嘆詞を使ったものやそうでないものも載せています。感嘆文は多くの場合文章の初めにエクスクラメーションマークの逆さま(¡)と文章の最後にエクスクラメーションマーク(!)が付いています。

 

感嘆詞 Qué を使った感嘆文

Qué + 名詞 + tan + 形容詞

「なんて(形容詞)な(名詞)だろう」と言う言い方の場合です。「tan ~」が略されて Qué + 名詞 の場合もあります。

 

Qué + 形容詞 + 動詞 + 主語Qué + 副詞 + 動詞 + 主語

「(主語)はなんて(形容詞)なんだろう」や「(主語)はなんて(副詞)に(動詞)するんだろう」などの表現の場合です。「動詞 + 主語」は略されて Qué + 形容詞 や Qué + 副詞 だけの場合もあります。Qué + 形容詞 + 名詞 という文型もあります(¡Qué bonita niña!なんてかわいい女の子)。

 

¡Qué comida tan rica! なんておいしい食べ物なんだ!
¡Qué guapa es ella! 彼女はなんて美人なんだ!
¡Qué bien hablas español! 君はなんて上手にスペイン語を話すんだ!
¡Qué rápido! なんて速いんだ!

 

 

もうちょっとで~するところだった!

直近の過去に起こりえたことで、実際には起こらなかった時、「もうちょっとで~するところだった!」と言うことがありますよね。スペイン語では「por poco + 動詞の現在形」で表します。

 

¡Por poco me caigo! もうちょっとで私は転ぶところだった!
¡Por poco te atropellan! もうちょっとで君は轢かれるところだったよ!
¡Por poco se me quema el dedo! もうちょっとで私のが火傷するところだった!
¡Por poco se nos va el avión! もうちょっとで私たちの乗る飛行機が行っちゃうところだった!

 

感嘆詞cómo やその他の感嘆文

動作に感嘆している場合は感嘆詞 Cómo + 動詞 を使います。「なんという(動詞)の仕方だ!」という意味になります。

 

Cómo que (相手の言っていること) で「(~するとは)どういうことだ!」という表現もあります。

 

Quién + 動詞 では「誰が~だ!」という感嘆文を作ることもできます。

 

数や量に感嘆している場合は感嘆詞 Cuánto + 名詞 + 動詞 を使います。動詞などを略して Cuánto + 名詞 の場合もあります。Cuánto は性数一致します。

 

その他、形容詞だけや普通の文章や感嘆を表す短い言葉などもよく使われます。

 

¡Cómo no me lo dijiste antes! 私にそれを前に言わなかったってどういうことよ!
¡Cuántas personas hay en la fiesta! パーティーにどれだけの人がいるんだ!
¡Increíble! 信じられない!
¡Híjole! なんてこと!

 

スペイン語の感嘆文・まとめ

スペイン語の感嘆文でよく使うものをまとめてみました。¡Híjole!はあまりお上品な言い方ではないので、もうちょっと良い言い方をお探しの方は「¡No lo puedo creer!(私はそれを信じられません!)」などの普通の文章を感極まった感じで言ってみてください!

 

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165. darse cuenta などスペイン語 dar の使い方

目安時間:約 6分

ここでは darse cuenta など、スペイン語の動詞 dar を使ったいろいろなよく使う表現を集めてみました。

 

darse cuenta などの意味

darse cuenta 気が付く
dar una vuelta 一周する
dar vuelta 曲がる、回す
dar un paseo 散歩する
dar de alta 退院させる
dar de baja やめさせる
dar un paso 一歩を踏み出す
dar una patada 蹴りを入れる

 

例文

Me doy cuenta de muchas cosas. 私はたくさんのこと気が付いています。
El taxi dio vuelta en Insurgentes. タクシーはインスルヘンテスで曲がった。
El hospital dio de alta al paciente. 病院は患者を退院させた。
La companía lo dio de baja porque ya no se presentó a trabajar. 会社は彼がもう出勤しなかったので彼をやめさせた。

 

Insurgentes はメキシコシティの道の名前です。

 

dar を使った表現

ここでは、「me gusta」のように、間接目的語代名詞とともに、通常第三人称単数形か複数形が主語で使われる dar を使った表現をご紹介します。

 

dar ganas de 動詞の原形 ~したい
dar frío 寒くなる
dar pena 恥ずかしい、残念だと思う
dar calor 熱くなる
dar envidia うらやましい
dar hambre お腹がすく
dar asco 吐き気がするくらい嫌だ
dar dolor 痛む
dar lo misimo どちらでも同じ
dar igual どちらでも同じ
dar tristeza 悲しくなる
dar risa 笑える
dar vergüenza 恥ずかしい※
dar miedo 怖い
dar gusto うれしく思う
dar coraje 頭に来る
dar pánico パニックになる

 

※dar vergüenza はdar pena より強い感情です。

 

例文

Me dan ganas de llorar. 私は泣きたいです。
¿Te dio pena hablar en frente de todos? 君はみんなの前で話すのが恥ずかしかった?
¿Nunca te ha dado miedo subir a la montaña rusa? 君はジェットコースターに乗るのが怖いと思ったことはないの?
Me da igual si voy o no voy. 私は行っても行かなくてもどっちでもいい。

 

 

darse cuenta などスペイン語のdar の使い方・まとめ

スペイン語dar を使ったいろいろな表現をご紹介しました。
気に入った表現がありましたでしょうか?

 

 

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164. スペイン語過去分詞の不規則形一覧と用法(形容詞として等)

目安時間:約 6分

ここではスペイン語の過去分詞の不規則形一覧と、規則的な過去分詞の作り方、および過去分詞の用法について記載しています。過去分詞には形容詞としての使い方もあるのでその例文も載せています。

 

 

スペイン語過去分詞で不規則なもの一覧

スペイン語の過去分詞で不規則なものの一覧です。

動詞の原形(不定詞) 過去分詞
開ける abrir abierto
覆う cubrir cubierto
言う decir dicho
壊す descomponer descompuesto
発見する descubrir descubierto
戻す devolver devuelto
書く escribir escrito
する、作る hacer hecho
印刷する imprimir impreso
登録する inscribir inscrito
死ぬ morir muerto
置く poner puesto
解決する resolver resuelto
割る、壊す romper roto
満足させる satisfacer satisfecho
見る ver visto
戻る volver vuelto

 

 

スペイン語過去分詞ー規則的なものの作り方

例:不定詞 例:過去分詞
ar動詞は語尾を除き-adoを付ける estar(です) estado
er動詞は語尾を除き-idoを付ける ser(です) sido
ir動詞は語尾を除き-idoを付ける ir(行く) ido

 

 

過去分詞の用法と性数一致かどうか

以下に過去分詞の用法と性数一致かどうかを表にしました。リンクが貼ってあるものは、その用法についての説明のページに飛べるようになっています。必要に応じてご覧下さい。性数一致であるものは、関係する名詞の性と数に合わせて過去分詞も変化します。そうでないものは変化しません。

 

過去分詞の用法 性数一致
現在完了
過去完了
受け身
形容詞

 

過去分詞の形容詞的用法については次に例文を載せておきます。

 

過去分詞の形容詞的用法の例文

過去分詞は形容詞として使われることもあります。その場合は性数一致で、かかる名詞の性や数に合わせて過去分詞も変化します。

 

El hueso está roto. 骨は折れています。
La lavadora está descompuesta. 洗濯機は壊れています。
Los coches importados son carísimos. 輸入車はすごく高いです。
Las personas inscritas pueden entrar al edificio. 登録した人たちは建物に入ることができます。

 

※roto と descompuesto の違いですが、roto の方が単純なものの場合に使います。

※importados は importar(輸入する)の過去分詞です。

 

 

「定冠詞 + 形容詞」で名詞化されますが、過去分詞が形容詞的使われ方をしている場合も同じように、定冠詞が前に付くことで名詞化されます。

 

el rotoー折れたもの(この場合、骨)

la descompuestaー壊れたもの(この場合、洗濯機)

los importadosー輸入品(この場合、車)

las inscritasー登録者たち(この場合、人)

 

 

スペイン語過去分詞の不規則形一覧と用法・まとめ

主な不規則の過去分詞を一覧にしてみました。その他の主な動詞は規則的に変化します。

 

過去分詞は現在完了と過去完了で使う時は変化しませんが、受け身で使う場合と、形容詞的用法で使う場合は性数一致でかかる名詞に合わせて変化します。

 

 

 

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163. スペイン語不規則動詞のtener, salir, hacer等

目安時間:約 23分

ここではスペイン語の不規則動詞でtener やsalir などのように「g」が加わるもの、conocer のように「zc」が入るもの、語根(動詞の語尾ーar, ーer, ーir を除去した部分)の母音が違う母音に変化するもの、語根の母音が二重母音に変わるもの、語根に y が加わるものの不規則形の部分をまとめてみました。

 

直説法現在第一人称単数形がーgo で終わる不規則動詞

直説法現在第一人称単数形
atraer引き付ける atraigo
caer落ちる caigo
componer直す、作曲する compongo
convenir適当である convengo
decir言う digo
deshacerとりこわす deshago
detener引き留める detengo
hacerする、作る hago
oír聞く oigo
poner置く pongo
salir出る salgo
satisfacer満足させる satisfago
tener持つ tengo
traer持ってくる traigo
valer価値がある valgo
venir来る vengo

 

 

 

tener」を例にとると、命令形は「ten, no tengas, tenga, tengan」で、「君」に対しての肯定命令以外は「g」が入っています。他の動詞もこのように「君」に対しての肯定命令以外は「g」が入って変化します。接続法現在は「tenga, tengas, tenga, tengamos, tengan」となって同じように「g」が入ります。他の動詞も接続法現在では同じような変化をします

 

「tener」は「g」以外でも不規則変化しますので、以下のリンクから必要に応じて不規則活用形をご覧ください。

tener直説法現在、 点過去、 未来形、 可能法

接続法過去は「tuviera, tuvieras, tuviera, tuviéramos, tuvieran 」になります。

detener」も「tener」と同じ形で変化します。

 

 

traer」の点過去

接続法過去は「tuviera, tuvieras, tuviera, tuviéramos, tuvieran」となります。

atraer」も「traer」と同じ形で変化します。

 

 

caer」の点過去は第三人称が「cayó」と「cayeron(複数)」で

現在分詞は「cayendo」、過去分詞は「caído」になります。

接続法過去は「cayera, cayeras, cayera, cayéramos, cayeran」になります。

 

 

 

poner」の点過去、 未来形、 可能法、 命令形、 過去分詞

接続法過去は「pusiera, pusieras, pusiera, pusiéramos, pusieran」となります。

componer」も「poner」と同じ形で変化します。

 

 

venir」の直説法現在、 点過去、 未来形可能法、 命令形、 現在分詞

接続法過去は「viniera, vinieras, viniera, viniéramos, vinieran」となります。

convenir」も「venir」と同じ形で変化します。

 

 

decir」の直説法現在、 点過去、 未来形、 可能法、 命令形、 現在分詞、 過去分詞

接続法過去は「dijera, dijeras, dijera, dijéramos, dijeran」となります。

 

 

hacer」の点過去、 未来形、 可能法、 命令形、 過去分詞

接続法過去は「hiciera, hicieras, hiciera, hiciéramos, hicieran」となります。

「deshacer」も「hacer」と同じ形で変化します。

 

 

oír」の直説法現在、 点過去、 命令形は「oye, no oigas, oiga, oigan」です。

現在分詞、接続法過去は「oyera, oyeras, oyera, oyéramos, oyeran」となります。

 

 

salir」の命令形

 

 

satisfacer」の点過去は「satisfice, satisficiste, satisfizo, satisficimos, satisfisieron」、

未来形は「satisfaré, satisfarás, satisfará, satisfaremos, satisfarán」、

可能法は「satisfaría, satisfarías, satisfaría, satisfaríamos, satisfarían」、

命令形は「satisfaz, no satisfagas, satisfaga, satisfagan」、過去分詞は「satisfecho」、

接続法過去は「satisficiera, satisficieras, satisficiera, satisficiéramos, satisficieran」

 

 

valer」の未来形、 可能法、 命令形は「vale, no valgas, valga, valgan」となります。

 

 

直説法現在第一人称単数形がーzco で終わる不規則動詞

直説法現在第一人称単数形
agradecer感謝する agradezco
amanecer夜が明ける、朝を迎える amanezco
anochecer日が暮れる anochezco(この人称では使いません)
aparecer現れる aparezco
carecer不足する carezco
conocer知っている conozco
crecer成長する crezco
empobrecer貧乏にする empobrezco
engrandecer大きくする engrandezco
envejecer老ける、年をとる envejezco
establecer設立する establezco
merecer価値がある、に値する merezco
obedecer従う obedezco
permanecer留まる permanezco
pertenecer属する pertenezco
reconocer認める reconozco

 

conocer」を例にとると、命令形は「conoce, no conozcas, conozca, conozcan」で、「君」に対しての肯定命令以外は「zc」が入っています。他の動詞もこのように「君」に対しての肯定命令以外は「zc」が入って変化します。接続法現在は「conozca, conozcas, conozca, conozcamos, conozcan」となって同じように「zc」が入ります。他の動詞も接続法現在では同じような変化をします

 

 

語根の母音が違う母音に変化する不規則動詞

語根の母音が第三人称の点過去と現在分詞で違う母音に変化する不規則動詞があります。それらの不規則動詞は直説法現在の第一人称複数形を除く現在形においても違う母音に変化、または二重母音に変化します。

現在分詞
conseguir手に入れる consiguiendo
convertir改造する convirtiendo
decir言う diciendo
despedir見送る despidiendo
dormir寝る durmiendo
impedir妨げる impidiendo
mentir嘘をつく mintiendo
morir死ぬ muriendo
pedir求める pidiendo
reír笑う riendo
repetir繰り返す repitiendo
seguir追う siguiendo
servir奉仕する sirviendo
teñir染める tiñendo
vestir着せる vistiendo

 

seguir」を例にとると、直説法現在形は「sigo, sigues, sigue, seguimos, siguen」で、「私たち」以外は語根の母音が変化しています。他の動詞もこのように「私たち」以外は語根の母音が変化します。 点過去の第三人称単数形と複数形は「siguió, siguieron」となって同じように語根の母音が変化します。他の動詞も点過去の第三人称単数形と複数形では同じような変化をします。

命令形は「sigue, no sigas, siga, sigan」で、語根の母音が変化しています。他の動詞も命令形では同じような変化をします。

接続法現在は「siga, sigas, siga, sigamos, sigan」で、やはり、語根の母音が変化しています。他の動詞も接続法現在では同じような変化をします。接続法過去も「siguiera, siguieras, siguiera, siguiéramos, siguieran」で語根の母音が変化しています。他の動詞も接続法過去では同じような変化をします。

 

 

decir」は点過去ではすべての人称で語根が変化します。未来形可能法もすべての人称で変化します。

命令形過去分詞

接続法現在も「diga, digas, diga, digamos, digan」、接続法過去も「dijera, dijeras, dijera, dijéramos, dijeran」で同じように語根の母音が変化します。

 

 

dormir」の場合は直説法現在形は「duermo, duermes, duerme, dormimos, duermen」と「私たち」以外は語根の母音が二重母音に変化しています。 点過去の第三人称単数形と複数形「durmió, durmieron」となって同じように語根の母音が変化します。

命令形は「duerme, no duermas, duerma, duerman」で、語根の母音が二重母音に変化しています。

接続法現在は「duerma, duermas, duerma, durmamos, duerman」で、「私たち」の時だけ語根の母音が変化して、他の人称の時は二重母音に変化しています。接続法過去は「durmiera, durmieras, durmiera, durmiéramos, durmieran」で語根の母音が変化しています。

 

 

mentir」も「dormir」と同じような変化をします。ただし、この場合は母音の変化は「e」が「i」に、二重母音になる時は「e」が「ie」になります。

 

 

morir」も「dormir」と同じような変化をします。

 

語根の母音が二重母音に変化する不規則動詞

語根の母音「e」が二重母音「ie」に変化する場合と、語根の母音「o」が「ue」に変化する不規則動詞があります。

直説法現在第三人称単数形
acertar当てる acierta
atender世話する atiende
atravesar横切る atraviesa
calentar暖める calienta
cerrar閉める cierra
comenzar始める comienza
defender守る defiende
despertar目覚めさせる despierta
empezar始める empieza
encender火をつける、明かりをつける enciende
entender理解する entiende
negar否定する niega
pensar考える piensa
perder失う pierde
preferirより好む prefiere
querer欲する quiere
sentarse座る se sienta
sentirse感じる se siente
temblar震える tiembla
acordarse思い出す se acuerda
acostarse横になる se acuesta
apostar賭ける apuesta
aprobar承認する aprueba
contar数える、語る cuenta
costar費用がかかる cuesta
demostrar証明する demuestra
doler痛む duele
llover雨が降る llueve
mostrar示す muestra
poderできる puede
probar試みる prueba
recordar思い出す recuerda
rodar転がる rueda
soltar放つ suelta
soñar夢みる sueña
volar飛ぶ vuela
volver戻る vuelve

 

atender」を例にとると、直説法現在形は「atiendo, atiendes, atiende, atendemos, atienden」で、「私たち」以外は語根の母音が二重母音に変化しています。他の動詞もこのように「私たち」以外は語根の母音が二重母音に変化します。 

命令形は「atiende, no atiendas, atienda, atiendan」で、語根の母音が二重母音に変化しています。他の動詞も命令形では同じような変化をします。

接続法現在は「atienda, atiendas, atienda, atendamos, atiendan」で「私たち」以外の時は語根の母音が二重母音に変化しています。他の動詞も接続法現在では同じような変化をします。

 

 

preferir」の点過去の第三人称単数形と複数形は「prefirió, prefirieron」、接続法現在の第一人称複数形は「prefiramos」で語根の母音が変化します。

 

 

querer」の点過去、 未来形、 可能法

 

 

sentirse」の第三人称単数形と複数形の点過去は「se sintió, se sintieron」、接続法現在の第一人称複数形は「nos sintamos」、接続法過去は「me sintiera, te sintieras, se sintiera, nos sintiéramos, se sintieran」、現在分詞は「sintiendo」で語根の母音が変化します。

 

 

poder」の点過去、 未来形、 可能法現在分詞

接続法過去は「pudiera, pudieras, pudiera, pudiéramos, pudieran」となります。

 

 

語根に y を付け加える不規則動詞

音的に聞こえがいいように語根に「y」を付け加える不規則動詞は主に以下のものになります。

直説法現在第三人称単数形
concluir決定する concluye
constituir形成する constituye
construir建築する construye
contribuir貢献する contribuye
destituir免職する destituye
destruir破壊する destruye
distribuir分配する distribuye
excluir除外する excluye
huir逃げる huye
incluir含める incluye
influir影響を与える influye
instruir教える instruye

 

huir」を例にとると、直説法現在形は「huyo, huyes, huye, huimos, huyen」で、「私たち」以外は語根に y が付け加わっています。他の動詞もこのように「私たち」以外は語根に y が付け加わります。 点過去の第三人称単数形と複数形は「huyó, huyeron」となってi が y に変化しています。他の動詞も点過去の第三人称単数形と複数形では同じような変化をします。

命令形は「huye, no huyas, huya, huyan」で、y が入った変化をしています。他の動詞も命令形では同じような変化をします。

接続法現在は「huya, huyas, huya, huyamos, huyan」で、やはり、同じように y が入って変化しています。他の動詞も接続法現在では同じような変化をします。接続法過去も「huyera, huyeras, huyera, huyéramos, huyeran」で y が入って変化しています。他の動詞も接続法過去では同じような変化をします。 現在分詞は「huyendo」でやはり i が y になっています。他の動詞でも同じような変化をします。

 

 

スペイン語不規則動詞のtener, salir, hacer等・まとめ

覚え方としては、直説法現在第一人称単数形がーgoで終わるものは、命令形は「君」に対しての肯定命令以外は同じように「g」が入って変化し、接続法現在も同じように「g」が入って変化します。

 

直説法現在第一人称単数形にーzcが入るものは、命令形は「君」に対しての肯定命令以外は同じように「zc」が入って変化し、接続法現在も同じように「zc」が入って変化します。

 

語根の母音が「私たち」以外で直説法現在と接続法現在で二重母音に変化するものは、命令形でも同じように変化します。

 

語根の母音が「私たち」以外で直説法現在で違う母音に変化するものは、同じように第三人称単数形と複数形の点過去、命令形、接続法現在、接続法過去、現在分詞でも変化します。

 

直説法現在の「私たち」以外で y が加わる不規則動詞は、第三人称単数形と複数形の点過去では i の代わりに y が加わった不規則変化形となり、命令形、接続法現在、接続法過去、現在分詞でも同じような変化をします。

 

 

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162. スペイン語の否定語、不定語、no と sí の短い答え方

目安時間:約 7分

この記事では、スペイン語の否定語とその対義語となる不定語についてと、会話でよく使われる「no」と「sí」を使った短い答え方について記載しています。

 

スペイン語の否定語 vs 不定語

スペイン語の否定語を動詞の前に置く場合はそれだけで否定文になります。動詞より後ろに否定語を置く場合は動詞の前に「no」を付けます(動詞の前に目的語代名詞や再帰代名詞がある場合はその前)。複数の否定語を一つの文の中で使う場合は通常一つの否定語を動詞の前に置きます。

 

Él nada me dijo. 彼は私に何も言わなかった。
Él no me dijo nada. 彼は私に何も言わなかった。
Nadie me dijo nada. 誰も私に何も言わなかった。

 

以下に否定語とその対義語となる不定語をハイフンで繋げています。リンクが貼ってあるものはリンク先にそれについての記事がありますので必要に応じてご覧ください。

 

nadie-alguien

誰も~ないー誰か

 

nada-algo

nada-algo,unpoco, poco,todo,mucho

何もないーalgo何か、un poco少し、poco少し、todo全部、muchoたくさん

 

nunca,jamás-siempre, algún día

決して~ないーsiempreいつも、algún díaいつか

 

casi nunca-casi siempre

ほとんどないーほとんどいつも

 

ninguno-alguno

誰一人~ない、何一つ~ないー誰か、何か

 

tampoco-también

~も~ないー~も

 

 

ni...ni-o...o

~も~も~ないー~か~か

 

Nini yo podemos comprar esa casa. その家を買えないよ。
No quiero ir a la fiesta ni contigo ni con nadie. 私はあなたと一緒誰と一緒でパーティーに行きたくない
Si yo me caso, o contigo o con nadie. もし僕が結婚するなら君と、誰とも結婚しないどっちかだよ。
 ¿Pues cuál quieres? ¿O éste o aquél? だからどれが欲しいの?これあれよ。

 

 

no と sí の短い答え方

スペイン語の会話では、答える時に動詞などを略して、「no」や「sí」を使って短く答えることが多いです。また、「no」は相手が言ったことに対してそれを否定する時にも使われます。

 

¿Ustedes vienen? Yo no. あなた方は来ますか? 私は行きません。
¿Les enseñaron a Uds. el resultado? A mí . A ellos no. 彼らはあなた方に結果を教えましたか?私は教えてもらいました。彼らは教えられてません。
¿Te duele el estómago? A mí no. 君はお腹が痛い? 私は痛くないです。
Ustedes dijeron que venían. Nosotros no, sólo Marcos lo dijo. あなた方は来ると言いましたよ。私たちは言ってません。マルコスだけがそれを言ったんです。

 

否定語、不定語、no と sí の短い答え方・まとめ

否定語とそれに対する不定語をまとめました。それぞれのリンクから、それぞれの否定語や不定語の記事に行けるようにしてあります。「ni...ni...」と「o...o...」については例文を載せました。

 

no と sí の短い答え方もとてもよく使いますので是非会話で使ってみてください。

 

 

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161. スペイン語の過去完了の例文(再帰動詞含む)

目安時間:約 7分

ここではスペイン語の直説法過去完了の作り方とその意味について解説し、例文をご紹介いたします。

 

スペイン語の過去完了は haber の線過去を使います

スペイン語の過去完了は過去のある動作より前に起こった動作を表すことができます。

 

 

作り方は動詞haber の線過去+過去分詞 となります。

 

動詞haber の線過去の活用は以下のようになります。

había
habías
había
habíamos
habían

 

過去分詞の作り方はこちらの現在完了の記事に書いてありますので必要に応じてご覧ください。

 

ちなみに、過去の動作の直前の過去を表すとされる「動詞haber の点過去 +過去分詞」という形は使われていません。

 

 

スペイン語過去完了の例文

過去完了の過去分詞は性と数で変化しません。

Ellas ya habían recibido la noticia cuando les platiqué. 私が話した時には、もう彼女たちは知らせすでに受けていた
Mi amigo ya había salido cuando llegué a la fiesta. 私がパーティーに着いた時には私の友達はもうすでに去っていた
Te dije que te había hecho el desayuno. あなたに朝食作ったと私は言いました。
Mi hija dijo que no había visto a nadie. 私の娘は誰も見なかったと言いました。

 

platicar=おしゃべりする…メキシコでよく使う表現です。

 

 

再帰動詞を使う時は再帰代名詞はhaber の前に

再帰代名詞や目的語代名詞などが入る場合は動詞 haber の前に置かれます。

¿Te avisaron los trabajadores que se habían quejado con las autoridades? 労働者たち行政当局苦情を訴えたと君に知らせたのか?
Ellos no se habían visto todavía en ese momento. 彼らはそのときにはまだお互いに会っていなかった
¿Ya compraste el libro? No, me dijiste que me lo habías conseguido tú. 君はもう本を買った?いいや、僕にそれを君が手に入れたと言ったよ。
Te dije que me había levantado tarde. 私は遅く起きたんだと君に言ったよ。

 

 

過去のある時間を基準にその時までの継続や経験を表すことも

過去完了は過去のある時間を基準に、その時まで継続している動作を表現することや、「したことがあった」という経験を表現することもあります。

 

La secretaria dijo que el jefe no había llegado todavía. 秘書はチーフがまだ到着していないと言いました。
Hugo pensó que su maestro había ido a Acapulco varias veces. ウゴは先生がアカプルコに何回か行ったことがあると考えた。
Creí que tú no habías venido. 私は君が来ていないと思った。
Supimos que usted había vivido algún tiempo en Japón. 私たちはあなたが日本にある期間住んだことがあることを知りました。

 

スペイン語の過去完了の例文・まとめ

スペイン語の過去完了は過去のある動作より前に起こった動作を表すことができます。

 

形は「動詞haber の線過去+過去分詞」です。

 

例文を載せてみましたのでどんな時に使えるかご理解いただけるとうれしいです。再帰代名詞や目的語代名詞も付く場合は動詞haber の前に置かれます。

 

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スペイン語初級のテキスト(音声付き)リンク集(基本を覚えて学ぶ)

目安時間:約 10分
スペイン語の初級テキスト

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日本語でしっかり文法の学習をする他にも、旅行に行かれる方のための会話や単語集、楽しむための歌やことわざなども入っています。市販のテキスト一冊を購入する必要はありません。

 

スペイン語初級の文法テキスト(入門編)

  1. スペイン語の読み方マスター
  2. スペイン語の挨拶
  3. 人を紹介する時の会話
  4. 名前は何ですか?
  5. お国はどちらですか?
  6. スペイン語のアクセントの位置
  7. 男性名詞、女性名詞
  8. 不定冠詞と「何ですか」
  9. スペイン語の数字
  10. スペイン語のアルファベット
  11. 定冠詞と「どこですか?」
  12. 学部の名前と「学生さんですか?」
  13. 修飾形容詞
  14. 主語人称代名詞と動詞ser
  15. 動詞serの現在形と国の形容詞
  16. 職業の言い方と動詞ser
  17. 人や物の特徴や性質を表す形容詞と動詞ser
  18. 動詞estarの現在形と形容詞
  19. 「います」「あります」のhay
  20. スペイン語の色
  21. ar規則動詞の現在形
  22. Mucho, poquito, despacitoの意味
  23. ¿Por qué? とporque
  24. ¿Cuándo? とcuando
  25. 「何と言いますか?」と英語と似ている言葉
  26. ¿Quién?と家族メンバーの言い方
  27. ¿Cómo es?と ¿Cómo está?
  28. スペイン語の足し算、引き算、掛け算、割り算
  29. er規則動詞の現在形
  30. 不規則動詞ver, hacer, querer, tener の現在形活用
  31. 指示形容詞この、その、あの
  32. 何歳ですか?
  33. 所有形容詞
  34. ir規則動詞の現在形
  35. 規則動詞の現在形活用まとめ
  36. どこに住んでいますか?
  37. es のまとめと材料の名前など
  38. 動詞estar のまとめ
  39. 旅行で役立つ会話
  40. 現在や未来を表す時の表現
  41. Es+形容詞+不定詞(動詞の原形)
  42. 指示代名詞
  43. 所有代名詞
  44. 命令文50選(文法ではありません)
  45. 不規則動詞ir, volver, conocer, saber の現在形活用
  46. 不規則動詞venir, traer, salir, decir の現在形活用
  47. メキシコのお誕生日の歌(過去形なども出てきますが)
  48. ¿Verdad?の意味と現在形の復習
  49. otro, otra, otros, otras
  50. おめでとう!
  51. 天候に関わる表現
  52. 何時?何時に?時間の表現
  53. メキシコでの電話の受け答えの仕方
  54. 不規則動詞cerrar, preferir, pedir, servir の現在形活用
  55. 不規則動詞dormir, jugar, dar, oír の現在形活用
  56. 未来を表す ir a + 不定詞(動詞の原形)

 

 

スペイン語初中級の文法テキスト(基礎編)

  1. レストランで使うスペイン語
  2. 現在進行形
  3. 家族のことについて話す会話
  4. 直接目的語代名詞
  5. スペイン語の質問文 50 選
  6. 助動詞
  7. 動詞tener を使った表現
  8. 個人情報の記入の仕方
  9. 前置詞
  10. 縮小語尾
  11. también と tampoco
  12. Cielito Lindo の歌
  13. スペイン語の早口言葉
  14. ~しなければならない
  15. ホテルやレストランの予約を取る
  16. nadie, alguien
  17. nunca, jamás, casi nunca
  18. nada, algo, un poco, todo, mucho
  19. ninguno, alguno
  20. 季節、曜日、日付
  21. 12星座
  22. 教育システムや科目
  23. 疑問詞を使った疑問文
  24. 10年間、序数、セメスター
  25. 形容詞の比較級
  26. 再帰動詞
  27. 間接目的語代名詞と直接目的語代名詞
  28. 点過去と線過去
  29. お話 La nube y la duna
  30. 線過去不規則動詞
  31. 点過去不規則動詞 ver, hacer, querer, tener
  32. 点過去不規則動詞 estar, ser, ir, saber
  33. 点過去不規則動詞 venir, traer, decir, poder
  34. 点過去不規則動詞 poner, componer, seguir, impedir
  35. 点過去不規則動詞 dar, dormir, jugar, oír
  36. ことわざ、名言、言い回し
  37. 点過去不規則動詞 preferir, pedir, servir
  38. 点過去不規則動詞 haber, conseguir, suponer, empezar
  39. 点過去不規則動詞 repetir, corregir, vestir, despedir
  40. 点過去と線過去の違い
  41. お店で使えるフレーズ
  42. me gusta
  43. 間接目的語の動詞
  44. serとestarの違い復習
  45. 好きだった、痛かった、興味を持った
  46. A mí tampoco me pareció interesante.
  47. 間接目的語の動詞(点過去と線過去の例文)
  48. 兄弟姉妹を使った例文
  49. 未来形
  50. スペイン語と英語でスペルが似ているもの
  51. 副詞ーmente
  52. 形容詞最上級
  53. para と por の違い
  54. hacer のスペイン語の例文
  55. スペイン語の付加疑問文
  56. 現在完了

 

スペイン語初級及び初中級テキスト・まとめ

スペイン語を勉強したいけれど、どうしたらいいかわからない方のための学習の方法は、このテキストリンク集を順番に勉強していくことです。文法以外のものも入れてあります。それは必ずしも、スペイン語を勉強されている方が試験を受けることを目標にしているとは限らないと思ったからです。ですので、例えば、初級レベルで「命令文」が入っていますが、それは、文法ではなく、会話の中でよく使われるので、知りたい方もいらっしゃると思い、入れてあります。

 

同じく、会話の例文や歌、お話、ことわざなどは「このレベルで理解できるはず」というものではありません。言葉というのは、もともと人とのコミュニケーションをとるためのものなので、ゼロからスペイン語を始める方があいさつ文の中で、中級レベルの接続法現在形を知らずに学んでいることもあります。言葉を楽しんでいただけるために、文法以外のものも入れてあることをご了承ください。

 

ただ、スペイン語検定試験やDELEの試験を目指していらっしゃる方々のために、「初級」には西検 6 級、DELE A1 で必須の直説法現在をカバーしてあります。初級が終わると、スペイン語で挨拶や自己紹介ができるようになり、タクシーやレストラン、買い物や予約を取ったりするときに意思を伝えることができるようになります。また、簡単な内容の会話を交わせるようになります。

 

「初中級」には西検 5 級や DELE A2 を目指している方のために、直説法の現在進行形、未来形、点過去、線過去、現在完了形をカバーしています。その他、直接目的語と間接目的語、Me gusta などもこちらに入れてあります。初中級が終わると、趣味や休暇中の出来事についてなど、身近な話題を話せるようになります。会議で意見を述べることもできるようになります。

 

初級や初中級以上のためにも記事を更新していますので中級、上級へと学びを深めていってください。

 

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サイト管理人MC(めひ・ここ)プロフィール

サイト管理人MC(めひ・ここ)です。

メキシコ市にあるUNAM大学外国人コースでスペイン語を学んだあと、メトロポリタン自治大学入学、卒業後はエンジニアとしてメキシコで仕事をしました。

その間、メキシコに滞在中の日本人の方たちに長年家庭教師としてスペイン語を教えてきました。

メキシコ人の夫との間に二人の子どもがいます。

メキシコには13年間住みました。最初はメキシコが大嫌いでした。好きになるまでにずいぶんかかったかもしれません。人生回り回ってやっとスペイン語が好きなことに気が付きました。。。

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