124. andar の意味はスペイン語の「歩く」だけじゃない!+現在分詞の例文

目安時間:約 7分

スペイン語の動詞「andar」の意味は「歩く」だけではありません!「歩く」と言いたい時には「caminar」という動詞があって、作文で使う時などはこちらを使えば十分です。でも、「andar」という動詞はとてもよく使われます。特に「andar」+現在分詞という形はよく使われます。中級レベルのスペイン語となります。

 

 

andar の意味はスペイン語の「歩く」だけじゃない!

確かに「andar」という言葉は「歩く」という意味を持っているので、そういう意味で使ってもわかってもらえます。ただ、普通は「caminar」を使う方が多いです。

 

「andar」には「動く」という意味もあるので、「Mi coche anda bien.(私の車は調子いいです、私の車はちゃんと走ります)」なんて言い方もします。日本語では「車が歩く」とは言わず、「車が走る」と言うので、「andar」を使うことに違和感を感じるかもしれませんね。車だけでなく、時計などにも使われます。

 

「andar」には「歩き回る」という意味もあり、「¿Por dónde andas?(どの辺にいるの?)」と電話で聞くようなこともできます。「estar」で代用することもできます。その場合、「¿Por dónde estás?」となります。

 

動詞「estar」と同じような意味で使う例として、「Ando bien mal de dinero.(お金全然ない、経済的にとても悪いです)」などもあります。「Estoy bien mal de dinero.」と言い換えることができます。

 

また、動詞「andar」の後ろに他の動詞の現在分詞が来る言い回しがあります。現在分詞と言えば、動詞「estar」の後ろに来る場合、進行形になることはご存知の方もいらっしゃると思います。「andar」+現在分詞は、「estar」+現在分詞と置き換えてもいい場合もあります。

 

「andar」+現在分詞には二つの用法があります。一つは一時的な状況を表す言い方で、こちらは、「estar」+現在分詞と言い換えても問題ありません。

 

例えば「Mi primo anda vendiendo libros usados.」は「私のいとこは古本を売っています」という意味で、職業として売っているわけではなく、一時的に売っているということです。「anda」の代わりに「está」を使うことができます。

 

「andar」+現在分詞のもう一つの用法は、あっちこっちの場所で「し回っている」という表現の仕方です(「estar」と同じではありません)。例えば「Lupe les anda contándo chismes a sus amigas.(ルーペは彼女の友達に陰口を言いふらしている)」という言い方です。

 

 

「andar + 現在分詞」 の例文

 

Carlos anda buscando a su perro. カルロスは彼のを探している。
Ellos andan buscando trabajo. 彼らは仕事を探している。
Mis amigos andan viajando por todo el mundo. 私の友人達世界中を旅して回っている。
Ando repartiendo invitaciones para mi boda. 私は私の結婚式招待状を届けて回っています。

 

動詞 andar の活用

普通の現在形 接続法現在
ando ande
andas andes
anda ande
andamos andemos
andan anden

 

 

点過去(不規則) 線過去
anduve andaba
anduviste andabas
anduvo andaba
anduvimos andábamos
anduvieron andaban

 

 

未来形
andaré
andarás
andará
andaremos
andarán

 

 

現在分詞は「ar動詞」、「er動詞」、「ir動詞」の語尾2文字を取り除いて、それぞれ、「ando」、「iendo」、「iendo」を付け加えます。不規則形のものもありますので詳しくはこちらの記事をご覧ください。ちなみに動詞「andar」の現在分詞は「andando」です。

 

 

andar の意味はスペイン語の「歩く」だけじゃない!まとめ

スペイン語の動詞「andar」には「歩く」という意味の他に「動く」とか、動詞estarと同じように状態を表す意味で使われることもよくあります。andar の後に他の動詞の現在分詞が来て、「一時的に何かをしている」という状態を表したり、「あちらこちらで何かをし回っている」と言い表したりして使うこともよくあります。

 

「Ándale」という言葉もよく使われます。これは、命令形なのですが、「そうだね」という意味の相槌として使われたり、「早く!」と急かす時に使われたりします。別れ際に「Ándale, que te vaya bien.」と、相手の言ってくれたことに返答する形で「じゃあ、さようなら」という感じでもよく使われます。褒めるときに、「¡Ándale, qué bien!(わぁ、すごいね!)」と使われることもあります。

 

 

120. 弟をスペイン語に翻訳、兄弟、姉妹、兄、姉、妹の例文

目安時間:約 6分

弟をスペイン語に翻訳すると何でしょうか?ここでは、スペイン語で、弟、兄、兄弟、姉、妹、姉妹の言い方と「弟がいます」などの例文も挙げていきます。

 

 

弟をスペイン語に翻訳

以下に、「弟」や「兄弟」などのスペイン語での言い方を示します。

 

日本語 スペイン語
hermano menor
兄弟(兄か弟) hermano
兄弟たち(複数の兄弟、姉妹を含む場合も) hermanos
hermano mayor
hermana mayor
姉妹(姉か妹) hermana
姉妹たち(複数の姉妹) hermanas
hermana menor

 

 

弟、兄弟、兄、姉、姉妹、妹のスペイン語の例文

Tengo un hermano menor. 私は弟が一人います
¿Ah ? ¿Cuál es? あ、そうなんですか?どれが?
Es el que tiene el lazo. 投げ縄を持っているです。

「弟がいます」などは「弟を持っています」という言い方をします。動詞tener(持つ)を使います。直接目的語が人の場合は前置詞「a」がつきますが、動詞tenerには付きません。「投げ縄を持っている」も同じ動詞tenerを使っていますね。

 

 

¿Tienes hermanos? 君は兄弟はいますか?
. tengo sólo un hermano. ¿Y tú? はい。兄弟が一人だけいます。君は?
Yo tengo dos hermanos, un hermano mayor y una hermana menor. 私は二人兄弟がいます。兄と妹です。

 

¿Cuántos hermanos tiene Ud.? あなたは何人の兄弟がいますか?
Tengo tres hermanas. Todas son mayores. 3人の姉妹がいます。全員姉です。
O sea que usted es la más chiquita. つまりあなたが末っ子なんですね。
Así es. その通りです。

 

姉が複数になって「hermanas mayores」となります。弟が複数のときや、妹が複数のときは、「hermanos menores」や「hermanas menores」となります。

 

末っ子が男の場合は「el más chiquito」で「一番小さい人」という意味なので、必ずしも兄弟だけに使うわけではありません。「chiquito」という言葉は「chico(小さい)」に縮小語尾が付いている形です。「despacito(デスパシート)」や「poquito(ポキート)」のような感じですね。縮小語尾についてはこちらの記事に詳しく記載しています。

 

兄弟についての会話の記事はこちらにも記載しています。

 

 

弟をスペイン語に翻訳・まとめ

日本語では「弟がいます」とか「兄がいます」と言うのが普通ですが、スペイン語ではあまり、「弟」とか「兄」と区別せず、「Tengo un hermano(兄弟が一人います)」と言います。それは、日本語のように、「弟」、「兄」といった言葉がなく、「hermano menor」、「hermano mayor」といった2語になってしまうからだと思います。

 

だから、「弟がいます」と言いたいときは、「Tengo un hermano.」と言って全然問題ないです。もちろん「Tengo un hermano menor.」と言ったっていい訳ですけれど。

 

 

119. スペイン語の間接目的語の動詞の例文・直接目的語との違い

目安時間:約 11分

スペイン語の間接目的語の動詞とは?間接目的語と直接目的語の違いは?日本人にとってちょっと難しい間接目的語の動詞の例文を、今回は、過去形(点過去と線過去)に焦点を絞ってお見せしていきます。現在形の例文がいい方のために、リンクも貼っておきますのでご安心ください!もちろん、文法の説明も!

 

 

スペイン語の間接目的語と直接目的語の違い

そもそも、間接目的語とは

間接目的語とは日本語で「誰々に」や「何々に」というのがそれで、スペイン語では必ず間接目的語代名詞を使います

間接目的語代名詞 意味
me 私に
te 君に
le あなたに、彼に、彼女に、それに
nos 私たちに
les あなた方に、彼らに、彼女らに、それらに

 

それで、「彼に」だけじゃわからないから「弟に」とか「カルロスに」とか、誰にかを明確にしたい場合や、「私には‼」など強調したい場合に、間接目的語代名詞にプラスして、「a 誰々」と、間接目的語の追加情報を加えます。

 

詳しくはこちらの記事をご覧ください→間接目的語代名詞

 

 

直接目的語とは

直接目的語とは日本語で「何々を」や「誰々を」と表されるもので、物の場合は前置詞なしで、人の場合は大抵、「前置詞 a + 誰々」となります(「弟が一人います(Tengo un hermano menor直訳:弟を一人持っています)のように前置詞が入らない場合もあります)。直接目的語代名詞は以下のようになります。

直接目的語代名詞 意味
me 私を
te 君を
lo それ(男性名詞)を、彼を、あなた(男性)を
la それ(女性名詞)を、彼女を、あなた(女性)を
nos 私たちを
los それら(男または男女混合名詞)を、彼らを、あなた方を
las それら(女性名詞)を、彼女らを、あなた方を

 

詳しくはこちらの記事をご覧ください→直接目的語代名詞

 

「me」と「te」と「nos」は間接目的語代名詞も直接目的語代名詞も同じ形ですね。でも、動詞によって、「私に」か「私を」かはわかるので、心配する必要はありません。

 

 

スペイン語の間接目的語の動詞とは

スペイン語には「間接目的語の動詞」なるものが存在し、それらの動詞には必ず間接目的語代名詞が付きます。日本語では大抵の場合主語となるものが、間接目的語で表されるので、動詞の活用形は第三人称単数形と第三人称複数形の2種類だけです。

 

「こういう言い方をするときは、間接目的語の動詞を使うんだな」というのを覚えてもらえるように、今回は、点過去と線過去の言い方に焦点を絞って例文を載せていきます。

 

現在形の間接目的語の例文はこちらの記事をご覧ください→現在形の間接目的語の動詞の例文

 

こちらの記事では「間接目的語の動詞」についてもうちょっと立ち入って説明しています→「私は好き」

 

 

スペイン語の間接目的語の動詞の例文

1行目と3行目は主語が単数形の時です。

2行目と4行目は主語が複数形の時です。

 

encantar(すっごく気に入っている)

 

最初2文は点過去・後ろ2文は線過去 日本語
Me encantó ver a los kanguros. 私はカンガルーを見るのがすっごく気に入った。
Me encantaron ellos. 私は彼らがすっごく気に入った。
Me encantaba visitar a mis primos. 私はいとこたちを訪れるのが大好きだった。
Me encantaban los pasteles y los dulces. 私はケーキやお菓子が大好きだった。

 

agradar(満足する)

 

最初2文は点過去・後ろ2文は線過去 日本語
¿Te agradó José? 君はホセが感じいいと思った?
Te agradaron los resultados, ¿verdad? 君は結果に満足したでしょ?
Antes te agradaba pasear en las tardes. 君は午後散歩をするのが好きだったよ。
Antes te agradaban tus vecinos. 以前君は隣人が感じいいと思っていたよ。

 

faltar(足りない)

 

最初2文は点過去・後ろ2文は線過去 日本語
A mi hermano le faltó un punto para pasar el examen. 私の兄弟は試験に合格するのに1点足りなかった。
A ella no le faltaron ganas de ir. 彼女行きたいという気持ちが欠けていたわけではない。
Siempre le faltaba dinero a ese muchacho. その青年はいつもお金が欠乏していた。
¡Cuántas cosas le faltaban para ser feliz! 彼(彼女)は幸せになるためにどれだけのものが足りなかったんだ!

 

molestar(嫌だ)

 

最初2文は点過去・後ろ2文は線過去 日本語
Nos molestó su actitud. 私たちは彼(彼女)の態度が気に食わなかった。
Nos molestaron los mosquitos. 私たちはが嫌だった。
Nos molestaba ese señor cuando íbamos a la escuela. 私たちが学校へ行くとき、その人が嫌がらせをしていた。
No nos molestaban los ruidos de la calle. 私たちは騒音は気にならなかった。

 

quedar((ある状態に)なる)

 

最初2文は点過去・後ろ2文は線過去 日本語
Les quedó muy bien el pastel a ustedes. あなた方はケーキとても上手にできました。
A los niños les quedaron grandes los zapatos. 子供達にはは大きかった。
A mis tías siempre les quedaba muy sabrosa la comida. 私の叔母たちはいつもお料理がとてもおいしくできていた。
A ellos siempre les quedaban chicos los uniformes porque eran muy altos. 彼らはとても背が高かったから、いつも制服が小さかった。

 

 

それぞれ、間接目的語代名詞を変えて文を作ってみてください。

 

 

間接目的語の動詞の例文・まとめ

間接目的語の動詞は他にもあります。もっと勉強したい場合はこちらの記事もご覧ください→関接目的語の動詞過去形間接目的語の動詞「parecer」

 

間接目的語はもちろん、普通の動詞にも使われます。「Yo te digo después君に後で言うよ)」なんて場合ですね。

 

でも、間接目的語代名詞はスペイン語では「間接目的語の動詞」と伴に、頻繁に使われるので、「言い回し」として少しずつ覚えていくと、スペイン語の会話力がついてくるので頑張る甲斐はあります!

 

 

 

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サイト管理人MC(めひ・ここ)プロフィール

サイト管理人MC(めひ・ここ)です。

メキシコ市にあるUNAM大学外国人コースでスペイン語を学んだあと、メトロポリタン自治大学医用工学部に入学、卒業後は医用工学技士としてメキシコで仕事をしました。

その間、メキシコに滞在中の日本人の方たちに長年家庭教師としてスペイン語を教えてきました。

メキシコ人の夫との間に二人の子どもがいます。

メキシコには13年間住みました。メキシコ大好き、スペイン語大好きなめひ・ここです!

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