今回はスペイン語の間接話法について、命令形の場合を含めた文法の解説をまとめてみました。間接話法というのは直接話法「『温かい飲み物を持ってきて』と彼は私に要求しています」に対して「暖かい飲み物を持ってくるよう彼は私に要求しています」という言い方の方です。
音声は間接話法の例文のみです。
主文の動詞が現在形の場合
主文の動詞が現在形、つまり、「言っている」や「要求している」、「答える」などの場合、言っている内容、つまり直接話法において日本語だとカギカッコ「」の中で表されている文の動詞の時制は、スペイン語では間接話法でも基本的に直接話法の時制と同じです。
唯一変わるのは、言っている内容が命令形の場合です。言っている内容が命令形の場合は、間接話法では接続法現在になります。
Él me pide: Tráe me una bebida caliente.
彼は「温かい飲み物を私に持ってきて」と私に求めています。
Él me pide que le traiga una bebida caliente.
彼は温かい飲み物を彼に持ってくるよう私に求めています。
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現在形「命令形以外」⇒同じ時制
Ella dice: No salí a ningún lado.
彼女は「私はどこにも出なかった」と言っています。
Ella dice que no salió a ningún lado.
彼女はどこにも出なかったと言っています。
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主文の動詞が過去形の場合
主文の動詞が過去形(点過去、線過去、過去完了)の場合は、直接話法と間接話法で以下のように変わります。
Mi hijo me dijo: Cómpra me esa revista.
私の息子は「その雑誌を僕に買って」と私に言った。
Mi hijo me dijo que le comprara esa revista.
私の息子は彼にその雑誌を買うよう私に言った。
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過去形「現在形 」⇒線過去 (または現在形)
El niño contestó: Estoy bien.
子供は「僕は大丈夫(元気)」と答えた。
El niño contestó que estaba bien.
子供は、彼が大丈夫(元気)だと答えた。
El niño contestó que está bien.
子供は、彼が大丈夫(元気)だと答えた。
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線過去ではなく現在形を使うのは、その文を言っている本人が自分事として捉えている場合です。
Mi amigo dijo: He ido a Nueva York una vez.
私の友達は「僕はニューヨークに一回行ったことがある」と言った。
Mi amigo dijo que había ido a Nueva York una vez.
私の友達は一回ニューヨークに行ったことがあると言った。
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Mi amigo dijo que ha ido a Nueva York una vez. と言う言い方も巷ではしています。
Ricardo nos dijo: Llegaré temprano.
「僕は早く着くだろう」とリカルドは言った。
Ricardo nos dijo que llegaría temprano.
リカルドは早く着くだろうと言った。
Ricardo nos dijo que llega temprano.
リカルドは早く着くと言った。
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その文を言っている本人が自分事として捉えている場合、現在形を使う場合があります。来ると言ったのに来なかった時は dijo que llegaba temprano. と言う場合もあります。また、まだ来るチャンスがある時は dijo que iba a llegar temprano. や dijo que va a llegar temprano. と言う場合もあります。
La secretaria me avisó: Usted habrá recibido el resultado para mañana.
「あなたは結果を明日までには受け取っているでしょう」と秘書は私に知らせた。
La secretaria me avisó que yo habría recibido el resultado para mañana.
秘書は私が明日までには結果を受け取っているだろうと私に知らせた。
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Estela me dijo: Fui al mercado.
「私は市場へ行ったの」とエステラは私に言った。
Estela me dijo que había ido al mercado.
エステラは私に市場へ行ったと言った。
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Estela dijo que fue al mercado. と言うこともあります。
La señora nos explicó: Hacía mucho calor.
婦人は私たちに「すごく暑かった」と説明した。
La señora nos explicó que había hecho mucho calor.
婦人は私たちにすごく暑かったのだと説明した。
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La recepcionista me dijo: Ya había reservado el lugar.
「もう場所を予約してありました」と受付嬢は私に言った。
La recepcionista me dijo que ya había reservado el lugar.
受付嬢はもう場所を予約してあったと私に言った。
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Adelita le dijo: Quizás ellos regresen pronto.
「多分彼らは早く帰る」とアデリータは言った。
Adelita le dijo que quizás ellos regresaran pronto.
アデリータは、多分彼らは早く帰るだろうと言った。
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Ella dijo: No creo que haya sido él.
「彼だったとは私は思えない」と彼女は言った。
Ella dijo que no creía que hubiera sido él.
彼女は彼だったとは思えないと言った。
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間接話法 si
直接話法において、言っている内容が疑問詞を伴わない質問文の場合、間接話法では que の後に si を付けるか、 que を略して si を使います。
Él me preguntó: ¿ Vas a estudiar en la misma escuela?
「同じ学校で君は勉強するつもり?」と彼は私に聞いた。
Él me preguntó que si yo iba a estudiar en la misma escuela.
彼は私に同じ学校で勉強するつもりか聞いた。
Él me preguntó si yo iba a estudiar en la misma escuela.
彼は私に同じ学校で勉強するつもりか聞いた。
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疑問詞付き質問文の場合
直接話法において、言っている内容が疑問詞を伴った質問文の場合は、間接話法において、 que の後に疑問詞を付けます。(疑問詞qué の場合は que が略される場合があります)
El maestro me preguntó: ¿Por qué no hiciste la tarea?
先生は「どうして君は宿題をやらなかった?」と私に聞いた。
El maestro me preguntó que por qué no había hecho la tarea.
先生は私にどうして宿題をやらなかったのか聞いた。
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間接話法 書き換え
直接話法が間接話法になる時、人称代名詞 や指示形容詞 、指示代名詞 、所有形容詞 、所有代名詞 、時の表現 、aquí(ここ), allí(そこ), allá(あそこ), en aquel lugar(あの場所で)など場所の表現が書き換わることがあるのは、日本語の場合と同じです。
スペイン語の間接話法・まとめ
例えば、「早く着くだろうと言った」のように、「早く着くだろうと言ったのに来なかった」時に言ったのか、「来そうにないけれど、まだかすかに来る可能性がある」時に言ったのか、「当然来ると思っている」時に言ったのかなどで微妙に言い方が違う場合があることもありますが、とりあえず、王道の言い方を覚えておくのがいいと思います!
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ここでは、スペイン語の命令形について、徹底解説いたします。再帰動詞の命令形はどうなるのか?や目的語代名詞が来る場合はどこに付けるのか?も説明していますので、お役立ていただければ幸いです。
再帰動詞の命令形も普通の動詞の命令形も作り方は同じ
命令形ですから、相手がいます。相手にお願いしたり、命令するのが命令形です。相手は君(tú)かもしれないし、丁寧な言い方のあなた(usted)かもしれないし、あなた方(ustedes)かもしれません。基本的にその三つの人称代名詞によって活用が変わってきます。
命令形の作り方(活用)は、再帰動詞も普通の動詞も同じです。ただ、再帰動詞には再帰代名詞がありますよね(再帰動詞についてはこちらの記事 をご覧ください)。肯定命令の場合は、再帰代名詞は動詞の後ろに連結して一つの言葉となります 。否定命令の場合は、再帰代名詞は必ず動詞の前に来ます 。
ではまず、肯定命令の活用からみてみましょう。
肯定命令の活用
ar動詞からは、動詞の原形(不定詞)から「ar」を取って、er動詞からは「er」を、ir動詞からは「ir」を取って、人称代名詞によって、以下の語尾を付け加えます。
ar動詞
er動詞
ir動詞
tú
a
e
e
usted
e
a
a
ustedes
en
an
an
er動詞と ir動詞は同じ活用ですね。
例えば:
dar(与える)
comer(食べる)
abrir(開ける)
tú
da
come
abre
usted
dé
coma
abra
ustedes
den
coman
abran
そうですね。第二人称の「tú」に対して「与えなさい(ください)」とか命令するときは、第三人称単数形の普通の現在形と同じ形ですね。「usted」と「ustedes」の時は接続法現在の形です。
「dé」は前置詞「de」と区別をつけるため、アクセント記号 が付いています。
また、普通の現在形(直説法現在)で動詞の原形(不定詞)の語尾の隣の音節の母音「u」が「ue」、「e」が「ie」、「e」が「i」に変化するものは、命令形でも同じように変化します。普通の現在形(直説法現在)の活用で「c」が「z」に変わったり、「g」が入ってくるものがありますが、命令形でも同じような変化になります。
ちなみに「sentarse(座る)」は再帰動詞で、普通の現在形(直説法現在)の活用は以下のようになります。
me siento
te sientas
se sienta
nos sentamos
se sientan
同じ位置にアクセントが来るように、命令形ではアクセント記号 が付いています。
Siéntate aquí .
ここ に座って。(君)
Abre la ventana .
窓 開けて。(君)
Ya sírvame la cena por favor.
もう 私に夕食 を出してください。(あなた)
Cómprenme lo . Cómprenme la .
あなた方は私に それを 買ってください。
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再帰動詞の再帰代名詞だけでなく、間接目的語や直接目的語の代名詞 も、肯定命令文では、動詞の後ろに連結します 。二つある時は間接目的語、直接目的語の順番ですね。
「por favor(お願いします)」を命令形に付け加えると丁寧な言い方になります。
否定命令の活用
否定命令の時は動詞の前に「no 」が来ます。相手が「usted」と「ustedes」の時は肯定命令の時と同じ活用です。相手が「tú」の時だけ活用が変わって接続法現在の形になります。ar動詞からは、動詞の原形(不定詞)から「ar」を取って、er動詞からは「er」を、ir動詞からは「ir」を取って、人称代名詞によって、以下の語尾を付け加えます。
ar動詞
er動詞
ir動詞
tú
es
as
as
usted
e
a
a
ustedes
en
an
an
例えば:
dar(与える)
comer(食べる)
abrir(開ける)
tú
no des
no comas
no abras
usted
no dé
no coma
no abra
ustedes
no den
no coman
no abran
「あげないで」、「食べないで」、「開けないで」という意味ですね。
se ntarse(座る)
se rvir(サービスする)
traer(持ってくる)
tú
no te sie ntes
no si rvas
no traig as
usted
no se sie nte
no si rva
no traig a
ustedes
no se sie nten
no si rvan
no traig an
否定命令の場合は、再帰代名詞は必ず動詞の前に来ます 。間接目的語や直接目的語の代名詞 も、否定命令文では、動詞の前に来ます 。
No te levantes todavía . Es muy temprano .
まだ 起きないで(君)。すごく早い よ。
¿Te traigo la silla ? No, no me la traigas.
君に椅子 を持ってくる?いや、それを 私に持ってこないで(君)。
No llores.
泣かないで(君)。
No me ayuden por favor.
あなた方は私に手助けしないでください。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2021/03/626dbe1201a0cda1e400bead41252609.mp3
「No te levantes」の「levantarse(起きる)」は再帰動詞ですね。
「君に椅子を持ってくる?」と言われて、日本語だと「それを私に」というのは答えるときに普通、言いませんよね。だから、「no traigas」と答えてしまいそうです。それでも通じますが、スペイン語では目的語代名詞を付けます。
命令形の不規則動詞の例
よく使う命令形の不規則動詞の活用形を載せておきます。相手が「tú」の場合は、肯定命令の場合と否定命令の場合とで活用が違うので、その両方を記載しています。
動詞の原形
tú(肯定)
tú(否定)
usted
ustedes
ir(行く)
ve
no vayas
vaya
vayan
venir(来る)
ven
no vengas
venga
vengan
tener(持つ)
ten
no tengas
tenga
tengan
hacer(する、作る)
haz
no hagas
haga
hagan
ser(である)
sé
no seas
sea
sean
poner(置く)
pon
no pongas
ponga
pongan
decir(言う)
di
no digas
diga
digan
salir(出る)
sal
no salgas
salga
salgan
ver(見る)
ve
no veas
vea
vean
estar(である)
está
no estés
esté
estén
saber(知っている)
sabe
no sepas
sepa
sepan
肯定命令で相手が「 tú」の時、「ir」と「ver」は同じ形ですね。
estar の「君」に対する命令形は通常 estate を使います。
¡Vete para allá !
あっち へ 行って!(君)
¿Hago un pastel ? Sí,hazlo .
ケーキ 作る?うん、作って(それを )。(君)
Díganos ,¿qué quiere usted?
私たちに おっしゃってください。何が ご入用ですか?(あなた)
Póngase los lentes para que pueda leer la carta .
手紙 が読めるように眼鏡 をかけてください。(あなた)
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「Vete」は再帰動詞「irse(去る)」です。「Póngase」も再帰動詞「ponerse(身に付ける)」です。
スペイン語の命令法徹底解説・まとめ
スペイン語の命令文は日常とてもよく使われます。動詞の命令形そのままでも使われますが、再帰動詞の肯定命令だと、動詞の後ろに再帰代名詞が連結していて一つの言葉を形成しているし、会話の中での命令文では、動詞の後ろに目的語の代名詞が引っ付いていることがよくあるので、それについての説明や、例文を多く入れてみました。
↓こちらの記事でも命令系の例文を書いていますので、良ければご覧になってみてください。
スペイン語の命令形の例文
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「お座りください」ってスペイン語で何て言うでしょうか?ここでは、スペイン語の命令形でよく使うものを集めてみました。子どもに対してや学生同士などで使う命令形と、ちょっと距離感がある人に対して使う命令形、そして、自分を含めた「私たち」が主語になる命令形も少し入れてあります。
相手が「Tú」の場合の命令形
TúとUstedの違いは主語人称代名詞の記事 に書いてありますが、まず、相手が「Tú」、つまり、子どもであったり、学生同士であったり、親しい間柄、フランクな言い方でいいと思われる場合の命令形の例を挙げていきます。尚、命令形の文の後に、「por favor(お願いします)」を付け加えるとより丁寧な命令文になります 。
Siéntate.
座って。
Enséñame.
私に教えて。
Dame.
私にちょーだい。
Oye.
ねえ。聞いて。
Pasa.
通って。入って(家へなど)。
Mira.
見て。あのね。
Dime.
私に言って。
Come.
食べて。
Discúlpame.
私を許して。
Ten.
どうぞ。持って。
Hazlo.
それをやって。
Ven.
おいで。
Escribe aquí tus datos.
ここに君の情報を書いて。
Canta.
歌って。
Préstame.
私に貸して。
No llores.
泣かないで。
No te vayas.
行かないで。
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「Ten」は持つという意味の動詞tenerですが、何かを手渡すときに「どうぞ」という感じで使われる他、Tenerを使った熟語の命令形もよく使われます。例えば「Ten cuidado(気を付けて)」などです。
「Mira」は「見て」という命令文だけでなく、「あのね」という感じでもよく使われるので、命令文ではないですが書いておきました。
相手が「Usted」の場合の命令形
自分と相手との間に距離感があるような人に対して言う命令形で上記と同じ意味のものを下に並べます。この場合もやはり、命令文の後に「por favor」を付け加えた方が丁寧な言い方になります 。
Siéntese.
お座りください。
Enséñeme.
私に教えてください。
Deme.
私にください。
Oiga.
すみません(呼びかけ)。聞いてください。
Pase.
お通りください。お入りください。
Mire.
見てください。えーとですね。
Dígame.
私に言ってください。
Coma.
食べてください。
Discúlpeme.
私を許してください。
Tenga.
どうぞこれを。持ってください。
Hágalo.
それをやってください。
Venga.
来てください。
Escriba aquí sus datos.
ここにあなたの情報を書いてください。
Cante.
歌ってください。
Présteme.
私に貸してください。
No llore.
泣かないでください。
No se vaya.
行かないでください。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2019/10/Record-online-voice-recorder.com-7-10.mp3
「Dígame(私に言ってください)」などは、診療室に入ったときにお医者さんに言われたりしますね。「Dígame qué tiene(どうしたか言ってください)」何ていう風にです。
「Escriba aquí sus datos」の「sus」は所有形容詞の記事 にも書いてあるように、「あなたの」の他に「あなた方の、彼の、彼らの、彼女の、彼女らの」という意味で使うこともできます。
「Oiga」という言葉は「Oiga, señor(すみません、男の方)」なんて呼びかけるのに使える表現です。
相手が「あなた方」の場合の命令文
相手が「あなた方」の場合の命令文も使われそうなものを下に記しておきます。主語が「あなた」の時と似ていますよね。意味は上記と同じなので省きます。「por favor」を付け加えると丁寧になります 。
Siéntense.
お座りください。
Oigan.
お聞きください。
Pasen.
お通りください。
Miren.
見てください。あのですね。
Coman.
お食べください。
Discúlpenme.
私をお許しください。
Tengan.
お持ちください。
Háganlo.
それをおやりください。
Vengan.
おいでください。
Escriban aquí sus datos.
あなた方のデータをここにお書きください。
Canten.
歌ってください。
No lloren.
泣かないでください。
No se vayan.
行かないでください。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2019/10/Record-online-voice-recorder.com-8-10.mp3
「私たち」が主語の場合の命令文
「私たちは」が主語の命令文も以下の文のような時に使われます。
Vámonos.
行こう。
Comamos.
食べよう。
Hagamos.
しよう。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2019/10/Record-online-voice-recorder.com-9-8.mp3
スペイン語の命令形50選・まとめ
スペイン語の命令形の文で使われそうなものを50選んで載せてみました。どれも日常でよく使われる言い方なので覚えておくと便利だと思います!
「お座りください」は「Siéntate, por favor」、「Siéntese, por favor」、「Siéntense, por favor」を状況に応じて使い分けてください。
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