185.スペイン語の感情を表す間接目的語の動詞

目安時間:約 9分

この記事では、スペイン語の感情を表す間接目的語の動詞とその使い方をみていきます。間接目的語の動詞については以下の記事等にて詳しく解説しています。

me gusta

間接目的語の動詞(現在形)

好きだった、痛かった

その他の間接目的語の動詞(点過去、線過去)

 

感情を表す間接目的語の動詞

感情を表す間接目的語の動詞には以下のようなものがあります。(動詞によって「間接目的語の動詞」としてではない使い方もあります)

 

間接目的語の動詞 どういう意味で使うか
aburrir 退屈だ
alegrar うれしい(良かった)
apenar 申し訳なく思う
avergonzar 恥じ入る(穴があったら入りたい)
dar gusto うれしい
dar pena 恥ずかしい(もじもじ)
disgustar 不機嫌にさせる
divertir 楽しい
doler 痛い
emocionar 感激だ
encantar すごく気に入っている
entristecer 悲しませる
extrañar 意外に思う
fastidiar うんざりだ
gustar 好きだ
importar 重要だ
molestar 嫌だ
preocupar 心配だ
sorprender 驚きだ
tranquilizar 落ち着かせる

 

通常、間接目的語の動詞の後ろに主語である、名詞、不定詞(動詞の原形)、または que の後に文章が来ます。 mucho, cuando ~, al ~等の副詞が先に来ることもあります。

 

間接目的語の動詞の主語が名詞の場合

間接目的語の動詞の主語が名詞の場合の例文は以下の通りです。

 

Me encanta el ambiente de este pueblo. この村の雰囲気が私はすごく好きです。
A mi papá le avergüenza mi pasado. 私の父は私の過去を恥じています。
¿Te molesta el viento? 君はがうっとおしいですか?
Me entristeció esa noticia. そのニュースは私を悲しませました。

 

間接目的語の動詞の主語が動詞の場合

間接目的語の人称が、後ろの動詞の主語と同一である場合は、後ろの動詞を不定詞(動詞の原形)で表現できます。

 

Me dió mucho gusto conocerte. 君とお知り合いになれてとてもうれしかったです。
Nos emocionó mucho recibir esa invitación. その招待状を受け取って、私たちはとても感激しました。
Me fastidia mucho tener que ir a trabajar los domingos. 私は毎日曜日に働きに行かなければならないのに本当にうんざりしています。
Me divierte mucho platicar con mi amiga. 私は私の友達とおしゃべりするのがとても楽しいです。

 

間接目的語の動詞の主語が文章の場合

 

間接目的語の人称が、後ろの動詞の主語と違う場合は、感情を表す間接目的語の動詞の後ろに que を置いて、その後の動詞は通常接続法になります。

 

Siempre nos preocupaba que nuestra hija anduviera con esas personas. いつも私たちは、私たちの娘がその人たちと出歩くのを心配していました。
Me apena mucho que te hayas quedado sin trabajo. 私は、君が職を失ったことをとても残念に思います。
Me sorprendió mucho que el comprador ofreciera mucho dinero. 私は、買い手がたくさんのお金を申し出たことにとてもびっくりしました。
Me extraña que ya no quieras comer más. 私は、君がもうこれ以上食べたくないことを意外に思いますよ。

 

Me gustaría que fuéramos a Acapulco. 私たちがアカプルコへ行けたらうれしいのですが。
A mi nieta le encantaría que la lleváramos a Disneylandia. 私の孫は私たちが彼女をディズニーランドへ連れて行ったら大喜びするでしょうね。

主節が可能法(過去未来)で従節の文が未来のことやまだ終わっていないことを指している場合は、従節の動詞は接続法過去か、接続法現在が使われることもあります。

 

 

スペイン語の感情を表す間接目的語の動詞・まとめ

Me gusta(私は好きです)のように「間接目的語の動詞」として使われることのあるものの中で、感情を表現する動詞を集めてみました。そして、それらの動詞を使った例文をご紹介しました。お気に入りの表現をみつけて使ってみてください!

 

 

 

 

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136.スペイン語の動詞se venなど再帰動詞だけじゃないseの用法

目安時間:約 13分

スペイン語を聞いていると、「se」がたくさん出てきます。「セ」と発音するので、同じ発音をする「sé」も合わせると、何の「セ」なんだか、わからなくなってしまうかもしれません。ここでは、「se」の用法をわかりやすく整理してみようと思います。

 

 

スペイン語の動詞 se ven

「ven」は動詞「ver(見る、会う)」の、主語が「彼ら、彼女ら、あなた方」の場合の現在形です。その動詞の前に「se」が付いています。この「se」は何でしょうか?

 

 

これは「お互いに」という意味で、この se の付いた動詞は相互関係を表す動詞になります。複数形でだけ使われます。主語が「私たち」の時は「se」ではなく「nos」になるので「私たちはお互いに会います」という意味だと「Nos vemos」になります。よく、「さようなら」という意味で使われる言葉ですね。

 

Ellos se ven seguido. 彼らはお互いによく会っています。
Mi tía y mi prima se parecen mucho. 私の叔母従妹はすごく似ています。
Mi gato y el gato del vecino se pelean. 私の猫と隣人の猫は喧嘩します。
Eduardo y Angélica no se hablan para nada. エドゥアルドとアンヘリカはお互いに全く話さない(仲が悪い)。

 

とはいえ、「Ellos se ven bien.」と言った場合は、「彼らはよく見える」という意味で再帰動詞の用法となります。再帰動詞については次をご覧ください。

 

再帰動詞 se casó

「se casó」は再帰動詞です。再帰動詞については以下のリンクをクリックすると詳しく書いた記事に行けますので、必要に応じてご覧ください。

 

再帰動詞について

 

「se casó」の動詞の原形は「casarse」で「結婚する」という意味です。「se casó」は点過去なので「結婚した」という意味です。主語は「彼、彼女、あなた」などですね。

 

 

再帰動詞には必ず主語によって再帰代名詞(me, te, se, nos, se)が付くので、再帰動詞の主語が「彼、彼女、あなた、彼ら、彼女ら、あなた方」などの場合は、「se」が付きます

 

Nuestro hijo se casó el año pasado. 私たちの息子去年結婚した。
Arturo se cayó en la calle. アルトゥーロは転んだ。
Mis abuelos siempre se sentaban en esa banca. 私の祖父母はいつもそのベンチに座っていた。
Ella se fue temprano. 彼女早く帰った。

 

再帰動詞:

casarse(結婚する)

caerse(落ちる、転ぶ)

sentarse(座る)

irse(去る)

 

 

無人称文 se usa

 

「usa」は動詞「usar(使う)」の第三人称単数形が主語の現在形です。この動詞の前の「se」は何でしょうか?この「se」は無人称文を表しています。主語がない(必要ない)、または、「人々は」を主語として訳すこともできます。動詞によっては受け身の形になります。

 

「se usa」の場合、使うものが何か(実質的な主語)によって単数形でも複数形「se usan」でもいいです。

 

En este pueblo, se usa mucho la madera para todo. この村ではすべてにおいて木材が多く使われます。
¿Se puede entrar? 入ることができますか?
Aquí se habla español. ここではスペイン語が話されています。
¿Cómo se escribe tu nombre? 君の名前どう書きますか?

 

se me olvidó

「se lo」「se la」「se los」「se las」の場合は「se」は間接目的語代名詞の「le(彼に、彼女に、あなたに)」または「les(彼らに、彼女らに、あなた方に)」などだとわかります。間接目的語代名詞については以下の記事に詳しく書いてあります。

 

間接目的語代名詞について

 

じゃあ、「se me」の「se」って何?この「se」は再帰代名詞です。じゃあ、この「me」は何なんだ?って話になりますよね。この「me」は間接目的語代名詞の「私に」です。「私に被害が降りかかった」という意味です。

 

 

「se me olvidó」は「私は忘れちゃった」という意味です。とてもよく使う表現で、スペイン語らしい言い回しです。実質的な主語は「忘れた物」で、「忘れた物が私に忘れさせた」と言うような、まるで、自分には責任がないかのような言い方に聞こえます。

 

 

他の間接目的語代名詞も使えて「¿Se te olvidó?(君、忘れちゃったの?)」の他、「se le」、「se nos」、「se les」も使えます。また、「忘れた物」が複数の場合は「Se me olvidaron.」と複数形を使うこともできます。

 

Se me olvidó el libro. 、忘れちゃったんだよ。
Se le nota que no es de aquí. (彼、彼女は)ここ出身じゃないってバレちゃってるよ。
A mi abuelo a veces se le va la onda. 私の祖父時々ボケてる。
Se me perdió la llave. 私はを失くしちゃった。

 

どれも「本人の意思に反して」というニュアンスがあります。

 

「se le nota」は例えばアクセントが違うからわかったとか、顔でわかったとかそういうことです。

 

「la onda」は「波」とか「電波」などの意味で、「se va」の「irse」は「去る」とか「行ってしまう」という意味ですよね。「Es que se me fue la onda.(ボーっとしてて)」などの表現にも使えます。

 

「忘れた」もそうですが、「失くした」も普通に「Perdí la llave.(私は鍵を失くした)」と言ってもいいわけですが、「Se me perdió la llave.」と言われた方が、あなたの鍵を失くされていたとしても謝ってもらえる確率は低いだろうな、という感じですね!

 

 

No sé と Sé feliz

 

「se」とは全然別物の「セ」なので区別をつけるためにアクセント記号が付く「sé」があります。アクセント記号が付いていても、発音は同じです。

 

 

「No sé」の「sé」は「私は知っている」という意味です。「No sé」は「私は知らない」という意味ですね。動詞の原形は「saber」です。「saber」の活用は下の記事をご覧ください。

saber の意味と活用

 

「No lo sé.(私はそれを知りません)」と直接目的語代名詞が入ることもあります。

 

 

「Sé feliz」の「Sé」はまた違う動詞です。動詞の原形は「ser」で「~です」という意味です。「Sé」は相手が「君」に対して言う命令形です。「feliz」は「幸せな」という形容詞で、「Sé feliz」で「幸せになってください」という意味になります

 

形容詞を変えて「Sé fuerte(強くあれ)」などいろんな表現が作れます。

 

 

スペイン語の se の用法・まとめ

「se」は複数形の主語で、「お互いに~だ」という時に使われることがあります。

 

また、スペイン語には再帰動詞というものがたくさんあって、その場合には、第三人称単数形か複数形の主語のときに、再帰代名詞「se」が使われます。

 

再帰動詞の動詞と再帰代名詞の間に間接目的語代名詞が入っていることがあります。その場合は「~してしまった」という意味合いだと思っていただけるといいと思います。

 

無人称文として、動詞に「se」がつくこともあります。「行う人は誰」と指定する必要のないときに使え、スペイン語の文章の中での主語は行いを受ける物や事になるので、受動態と理解してもいい場合もありますが、「¿Se puede~?(~してもよろしいですか?)」のように違う形の無人称文もあります。

 

「se」と発音は同じですが、「No sé」や「Sé feliz」のように、動詞の「saber」や「ser」が活用変化したものもあります。

 

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116. serとestarの違い(スペイン語の動詞の使い分け)

目安時間:約 7分

ここでは、スペイン語の動詞ser とestar の違いをまとめています。日本語や英語のbe動詞では同じ動詞を使っても、スペイン語では「ser」と「estar」に別れていて、紛らわしいですね。しっかり使い分けできるように見ていきましょう!

 

 

ser と estar の違い

スペイン語の動詞「ser」については以下の記事に詳しく書いてあります。

動詞ser

動詞ser-時間

 

スペイン語の動詞「estar」については以下の記事に詳しく書いてあります。

動詞estar

 

「ser」と「estar」の違いをまとめると以下のようになります。

 

動詞ser

例文 意味 動詞serが使われる時
La ciudad es muy bonita.

Ella es muy bonita.

はとてもきれいだ。
彼女はとてもかわいい。
人や物の特徴や性質を表して「~です」
Soy arquitecto(arquitecta). 私は建築家です。 職業が「~です」
Soy japonés(japonesa). 私は日本人です。 国籍が「~です」
Es de Guanajuato. グアナファト製です。 出所を表して「どこ製です」
¿De qué son las casas? 家々は何でできていますか? 材質を表して「何製です」
Es mío(mía). 私のです。 所有を表して「誰々のです」
Es la una. 一時です 時間を表して「~時です」

 

 

動詞estar

例文 意味 動詞estarが使われる時
¿Cómo está Usted? あなたはお元気ですか? 「元気です」といったあいさつ
El jefe está ocupado.

El baño está ocupado.

上司忙しい。
トイレ使用中。
人や物の一時的な状態を言う時
Mi amigo está en Guanajuato de vacaciones.

Guanajuato está en México.

私の友達休暇でグアナファトにいる。
グアナフアトはメキシコある。
人の居場所や物のある場所を言う時

 

 

スペイン語の動詞serとestarの使い分け

動詞ser 意味 動詞estar 意味
¿Cómo es la ropa? はどんなですか? ¿Cómo está la ropa? 服はどうですか?
Es grande.

Es bonita.

Es gris.

大きいです。

素敵です。

グレーです。

Está limpia.

Está sucia.

está planchada.

きれい(洗ってある)。

汚い。

アイロンをかけてある。

¿Qué es el ron? ロン(ラム酒)とは何ですか? ¿Cómo está el ron? ロンはどうですか?
El ron es una bebida fermentada.

Es una bebida alcohólica.

Es de la caña de azúcar.

ロンは発酵させた飲み物です。

アルコール飲料です。

砂糖きびでできています。

Está muy bueno.

Está fuerte.

Está ligero.

とてもおいしい。

強いです。

軽い、飲みやすい

 

 

スペイン語のser とestar の違い・まとめ

スペイン語の動詞serとestarの違いをまとめてみました。わかっていただけたでしょうか?

 

あと、「何人いる」とか「いくつある」という時は「Hay(動詞の原形haber)」を使って「Hay una mesa.(テーブルが一つあります)」などと言います。

 

また、「寒い」、「暑い」、「お腹が空いている」などと言うときは、「動詞tener(持つ)」を使って、「Tengo frío.」、「Tengo calor.」、「Tengo hambre.」などと言います。

 

 

 

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102. スペイン語の動詞の種類と活用の覚え方のコツ・おススメ無料アプリ

目安時間:約 7分

 

動詞の活用が多くなってきて、どうやって全部覚えるんだ?なんて思ってしまいますよね。ここでは、スペイン語の動詞の種類と活用の覚え方のコツとおススメ無料アプリについて書いています。

 

 

スペイン語の動詞の種類と活用の覚え方のコツ

覚える動詞の種類や活用が多くてどうしたものか、と思ったときに役に立つ無料アプリをご紹介します。スマホにアプリをダウンロードして、隙間時間にスペイン語の動詞の勉強をする。何度もさくっと復習をする。これ、おススメの覚え方のコツです。

 

無料アプリ「スペイン語動詞活用Lite」は、スペイン語の主な動詞の活用形(現在分詞、過去分詞、現在、点過去、線過去、未来、過去未来、接続法現在、接続法過去、命令)を一覧表で見ることができます。↓このような感じです。

 

動詞の意味が1個しか書いてなくて、ちょっとこの「abandonar」の意味は「捨てる」とか「見捨てる」にしてもらいたかったですが。

 

右上のボックスにチェックを入れるとブックマークリストに入ります。覚えておきたい動詞をブックマークしておけば、いつでもブックマークリストから、動詞の活用を覚えているかすぐに確認することができます。覚えられたら、ブックマークをはずせばいいですよね。

 

人称代名詞の「yo」とか「tú」なんてところをタップすると発音を聞くこともできます。

 

活用形の部分をタップするとクリップボードにコピーされるようにもなっています。

 

ただ、検索機能が付いていなくて言葉を探すのにABC順にスクロールしなければならないですが。

 

隙間時間を利用して、さくさくと動詞の種類と活用を覚えるのに適した無料アプリです。利用しない手はありません。「隙間時間にさくさくと、コンスタントに」、これが覚え方のコツです。あまり根を詰めないで。

 

 

スペイン語動詞活用Lite Google Play

 

スペイン語動詞活用Lite App Store

 

 

Vosotros、覚える必要ある?

メキシコ流スペイン語会話では人称「Vosotros(あんたたち)」は必要ないので出てきませんが、上のアプリ「スペイン語動詞活用Lite」には「Vosotros」が入っているので、すべてにおいて、活用形が一つ多いです。その分、覚える量がずっと多くなってきますよね?

 

学校でVosotrosも習っているなら仕方ないです、勉強してください。でも、もしあなたが独学でスペイン語を勉強しているのなら、「Vosotros」も覚える必要ありますか?

 

でも、こうおっしゃるかもしれません。「私はメキシコや南米の国には興味がありません。スペインに興味があるからVosotrosもやらなければならないんです!」って。…Vosotrosって一番初心者の方にとって使わない人称だと思います。

 

確かに、スペイン人の先生がVosotros(あんたたち)の人称で話していたのを聞いたこともありますし、シェークスピアのロミオとジュリエットの演劇をスペイン語で観たときは、お家どうしの喧嘩で、Vosotros(あんたたち)の連発でした。

 

「Tú」の方は相手が一人なのでこちらはよく使います。でも複数の「君たち、あんたたち」の人称は「Ustedes(あなた方)」で言ってしまって怒られるようなものではないので、動詞の活用を覚えるのに四苦八苦しているのなら「Vosotros」の活用を全部省いてしまってはいかがでしょうか?

 

メキシコなど、アメリカ大陸で使っている「Vosotros」の活用なしのスペイン語を覚えて、ある程度スペイン語ができるようになってから「Vosotros」の活用を後から覚えても遅くはないと思います。

 

めひ・ここからのご提案でした。

 

 

スペイン語の動詞の種類と活用の覚え方のコツ・まとめ

語学の勉強は継続が何より大切です。継続してさくさくと学習するのに便利な無料アプリを利用して、短時間でも気軽に時々動詞の種類と活用を勉強してみてください。できるようになってきます!

 

あと、「Vosotros」はテキストに出ていれば、当然勉強しなければならないものと思われるかもしれませんが、独学の方でしたら、思い切って「Vosotros」の活用をなくしてしまうことを提案させていただきました。

 

メキシコ人など、Vosotros を使わないスペイン語圏の人たちがスペインに行って、困ることはありません。「Vosotros」を勉強するなと言っているのではなく、後回しにするのも選択肢としてあり、だと思います。

 

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63. こわいってスペイン語で何て言う?動詞tenerを使った表現10選

目安時間:約 9分

ここでは動詞tenerを使った表現10選をご紹介いたします。「こわい」とか「急いでる」とか「眠い」、「寒い」、「暑い」、「お腹が空いた」、「喉が渇いた」、「的を射てる」、「時間がある」、「欲しい」という表現です。

 

 

動詞tener の現在形活用

不規則動詞tener の現在形の活用を復習します。

 

tengo 私は持っています
tienes 君は持っています
tiene あなた(彼、彼女)は持っています
tenemos 私たちは持っています
tienen あなた方(彼ら、彼女ら)は持っています

 

 

動詞tener を使った表現10選

「動詞tener +特定の名詞」で以下のような表現になります。

 

1 Tengo miedo. 私はこわいです(おそれを持っています)。
2 Tengo prisa. 私は急いでいます(急ぎを持っています)。
3 Tengo sueño. 私は眠いです(眠気を持っています)。
4 Tengo frío. 私は寒いです(寒さを持っています)。
5 Tengo calor. 私は暑いです(暑さを持っています)。
6 Tengo hambre. 私はお腹が空いています(飢えを持っています)。
7 Tengo sed. 私は喉が渇いています(渇きを持っています)。
8 Tengo razón. 私が言うこと(やること)は的を射ています(理由を持っています)。
9 Tengo tiempo. 私は時間があります(時間を持っています)。
10 Tengo ganas de un helado. 私はアイスを食べたいです(アイス欲求を持っています)。

 

気候が寒い、暑いという場合には「Hace frío.」、「Hace calor.」と言います。

 

 

量を表す形容詞と形容詞句

上記の動詞tenerを使った表現には量を表す形容詞や形容詞句を付け加えることができます。例によって形容詞の「mucho」と「poco」はかかる名詞が女性か男性か、単数か複数かによって語尾が変わります。形容詞句の「un poco de」と「algo de」は変化しません。どれも名詞の前に置かれます。

 

たくさんの mucho miedo

sueño

frío

calor

tiempo

たくさんの mucha prisa

hambre

sed

razón

たくさんの muchas ganas
いくらかの un poco de

algo de

miedo

prisa

sueño

frío

calor

hambre

sed

razón

tiempo

ganas

少しの poco miedo

sueño

frío

calor

tiempo

少しの poca prisa

hambre

sed

razón

少しの pocas ganas

 

「hambre(飢え)」は定冠詞が付く時は言いやすさのため「el hambre」となりますが女性名詞です。

 

「un poco de」と「algo de」は同じ意味で「poco」などより量的に少し多い感じですが、「poco」、「poca」、「pocas」はこれらの表現にはあまり使われないので、「少しの」という意味で「un poco de」や「algo de」を覚えておくといいと思います。

 

 

こわいってスペイン語で何て言う?

Tengo mucho miedo. 私はすごくこわいです。
Tengo un poco de miedo.

Tengo algo de miedo.

私は少しこわいです。
Casi no tengo miedo. 私はほとんどこわくないです。
No tengo miedo. 私はこわくないです。

 

名詞の後に前置詞+動詞が付くことも

「miedo」などの名詞の後に前置詞+動詞が付くこともあります。

 

Tengo miedo de perderla. それ(彼女)を失うのがこわいんだ。
Tengo prisa para llegar al aeropuerto. 空港に着くのに急いでるんだ。
Tengo tiempo de hablar contigo. 君と話すための時間があるよ。
Tengo ganas de hacer pipí/popó. おしっこ/うんこしたい

 

直接目的語代名詞が動詞の原形に付く場合は動詞に連結します(perderla)。

「pipí」と「popó」は幼児語なので、普通は「Tengo ganas de ir al baño.(トイレに行きたい)」と言ってください。「Tengo ganas de...」と言ったら一番に思いついてしまったので教えてしまいました…

 

 

動詞tenerを使った表現10選・まとめ

第一人称単数形の私はの主語で例文を載せていますので、他の主語でも言って練習してみてください。

 

動詞tenerはこれら10選の他にも、「友達、恋人、旦那さん(奥さん)、兄弟」がいます( amigos, novio(a), esposo(a), hermanos)というときにも使うし、「授業、仕事、パーティー、興味、望み」があります(clase, trabajo, fiesta, interés, deseos)なんてときにも使います。

 

 

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48. ¿verdad?の意味とスペイン語の動詞現在形復習

目安時間:約 11分

ここでは、¿verdad?の意味と使い方をみていきます。動詞の現在形の復習もしちゃいましょう!

 

¿verdad?の意味

 

verdadは「真実」という意味です。女性名詞なので「la verdad」です。

 

でもよく、文章の最後に「verdad」が来て、しかも質問文のようにイントネーションが上がり調子になっています。この「¿verdad?」は「でしょ?」、「そうですよね?」、「確かだよね?」という意味で、相手に同意を求めるときに使います。

 

覚えてしまうととても便利な言い回しで、「こーだよね?」「あーだよね?」とやたらと使いたくなってしまうかもしれません。

 

今回はスペイン語の動詞の現在形の復習を兼ねて、この記事を読み終わった頃には、「そーだよね?」という言い方が身についてしまっているようにしたいと思います。

 

 

動詞ser

動詞serの記事はこちらです。

 

Él es brasileño, ¿verdad? 彼はブラジル人ですよね?
Ella no es grosera, ¿verdad? 彼女は意地悪ではないですよね?
Usted es empleado de aquí, ¿verdad? あなたはここ会社員ですよね?
Este coche es de Alemania, ¿verdad? このドイツ製ですよね?
Ese reloj es de oro, ¿verdad? その時計でできてますよね?
Esta bebida es mía, ¿verdad? この飲み物は私のですよね?

 

動詞estar

動詞estarの記事はこちらです。

 

Mi abuelita está bien, ¿verdad? 私のおばあちゃん元気でしょ?
Por fin, estás contenta, ¿verdad? やっと君は満足したんだね?
Manuel y Jesús todavía están allá, ¿verdad? マヌエルヘススはまだあっちにいるんでしょ?

 

動詞haber

Hayの動詞の原形はhaberでした。

 

Hay pocos jugadores, ¿verdad? プレーヤー少ないんですよね?

 

―ar規則動詞

ーar規則動詞についてはこちらの記事に書いてあります。

 

Esperamos aquí, ¿verdad? 私たちはここで待ちましょうかね?

 

ーer規則動詞

ーer規則動詞についてはこちらの記事に書いてあります。

 

Me prometes, ¿verdad? 君は私に約束するね?

 

ーir規則動詞

ーir規則動詞についてはこちらの記事に書いてあります。

 

Ustedes suben por la escalera, ¿verdad? あなた達は階段登るんですね?

 

ver, hacer, querer, tener

不規則動詞ver, hacer, querer, tenerについてはこちらの記事を見てください。

 

Usted ve la televisión después de la cena, ¿verdad? あなたは夕食の後テレビを見るんですね?
Tu vecino hace mucho ruido, ¿verdad? 君の隣人騒音たくさんたてるんでしょ?
Usted no quiere café, ¿verdad? あなたはコーヒーいらないんですね?
Tenemos clase hoy, ¿verdad? 私たちは今日授業があるよね?

 

「hacer ruido」で「うるさくする」という意味です。

 

ir, volver, conocer, saber

不規則動詞ir, volver, conocer, saberについてはこちらの記事を見てください。

 

Voy ahorita mismo, ¿verdad? 私は今すぐ行くでしょ?
Vuelves a tu pueblo, ¿verdad? 君は君の戻るんでしょ?
Conoces a Sandra, ¿verdad? 君はサンドラ知ってるよね?
Sabes quién es esta muchacha, ¿verdad? 君はこの若い女性誰か知っているでしょ?

 

venir, traer, salir, decir

不規則動詞venir, traer, salir, decirについてはこちらの記事を見てください。

 

Vienes a la fiesta, ¿verdad? 君はパーティー来ますよね?
Traes las herramientas, ¿verdad? 君は工具を持ってきてるよね?
Ellos salen temprano, ¿verdad? 彼らは早くに出るんですよね?
Digo que , ¿verdad? 私は「はい言うでしょ(OKした方がいいでしょ)?

 

¿verdad?の意味と動詞現在形復習・まとめ

¿verdad?ってスペイン語会話で使えますよね、¿verdad?。ついでに動詞の現在形の復習もしてみました。だいぶ、生きたスペイン語になってきましたよね!答えるときは、「Sí(はい)」とか「No(いいえ)」とか「Creo que sí(そう思います)」とか「No creo(そうは思わない)」とか言うわけですね。

 

 

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38. スペイン語のあいさつにも使われる動詞estarのまとめ

目安時間:約 8分

ここでは、スペイン語のあいさつにも使われる動詞estarについて、まとめています。

動詞estarのまとめ

動詞estarの現在形活用は以下の通りです。

estoy 私は(~です。います)
estás 君は(~です。います)
está (あなた、彼、彼女、物)は(~です。います。あります)
estamos 私たちは(~です。います)
están (あなた方、彼ら、彼女ら、物)は(~です。います。あります)

動詞estarは次のようなときに使われます。

「元気です」といった意味のあいさつ文
の中で使われます。

人や物の一時的な状態を言うときに使われます。

人の居場所や物のある場所を言うときに使われます。

スペイン語のあいさつ文の中の動詞estar

¿Cómo está usted?        あなたはお元気ですか?

Estoy muy bien, gracias.      私はとても元気です、ありがとう

¿Cómo estás?           君は元気?

No muy bien.                     あまり良くないよ。
Me duele la cabeza.         頭が痛いんだ。

¿Cómo está tu mamá?       君のお母さんはお元気ですか?

Está enferma.          病気です。

¿Estás bien?           君、大丈夫?

. Estoy bien, gracias.      うん。大丈夫、ありがとう。

「bien」というのは「元気」とか「大丈夫」とか「良い」という意味です。「tu」は「君の」という意味の所有形容詞です。

「No muy bien」は「No estoy muy bien」の「estoy」が略されている形です。「No」は動詞の前に付きます。

「Está enferma(病気です)」という文は人の一時的な状態を言っている動詞estar+形容詞の形です。

人や物の一時的な状態を言うときの動詞estar

Oiga Seño, ¿no quiere flores?  すいません 女の方お花は要りませんか?

¿Cuánto vale la docena de    バラ1ダースいくら
rosas?

Se las dejo en 300 pesos.    300ペソにまけときますよ。

Ay no, joven, están muy caras. まあ、お若い人とんでもない
                   高過ぎますよ。

Estoy muy triste porque     私の携帯壊れているから
mi celular está descompuesto.  すごい悲しい。 

¿ Está preocupado tu novio?  あなたのボーイフレンド心配してるの?

Sí, porque el metro está     うん。だって地下鉄が遅れて
retrasado y llego tarde.     私が着くのが遅くなるから。         

            

¿Cómo está la comida?      お食事はどうですか?

Está buenísima.         とってもおいしいです。

Estamos muy contentos.     僕たち、すごく満足ですよ。

「Seño」というのは、Señorita(未婚の女性)にでもSeñora(既婚の女性)にでも呼びかけられる呼び方で、よくお店屋さんがお客さんの女性に対して呼ぶときに使われる言葉です。

「quiere」は不規則動詞quererの変化した形で「欲しい」という意味です。

300の読み方は「trescientos」ですが、他の数字の読み方は数字の記事を見てください。

「値段が高い」というのは今まで動詞serと組み合わせて「son caras」と言うように学んできました。

でも、今回の例題のように、一時的に値段が上がったり下がったりしている場合、ふっかけられている場合、値段の交渉をする場合などは動詞estarと組み合わせて「están caras」と言ったりします。

「buenísima」というのは「buena(良い)」という形容詞の最上級の形です。

人の場合や物の場合の、一時的な状態を表すときに動詞estarが使われているのがわかっていただけましたでしょうか?

人の居場所や物のある場所を言うときの動詞estar

¿Dónde estás?             (電話で)君はどこにいるの?

Estoy en la clase.            クラスいるんだよ。

¿Está el restaurante cerca de aquí?  レストランはこの近くにある?

Sí, está a dos cuadras.          はい、2区画先にあります。

¿Dónde está tu familia?         君の家族はどこにいますか?

Está en Japón.             日本にいます。

¿Dónde está el enchufe?        コンセントはどこですか?

Está detrás de la cabecera de              ベッドヘッドボード後にある。
la cama.

「aquí」というのは「ここ」という意味です。

人の居場所や物のある場所を言うときの動詞estarの使い方、わかっていただけましたでしょうか?

スペイン語のあいさつにも使われる動詞estar・まとめ

動詞estarは動詞serのように、すぐに変わることのない性質や特徴を言うのではなく、一時的な状態を表すときに使う動詞です。そして、元気か、元気でないなどのあいさつ表現にも使われます。

また、人がどこにいるか、物がどこにあるかということを言うときにも使われる動詞です。

 

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34. スペイン語の動詞の原形がーirで終わる規則動詞の現在形

目安時間:約 5分

さて、スペイン語の動詞の原形がーirで終わる規則動詞の現在形をこちらの記事ではみていきます。ar規則動詞er規則動詞は←こちらの記事をご覧ください。これが最後の規則動詞です。

ir規則動詞の現在形活用

スペイン語の動詞の原形がーirで終わる動詞の中で、活用(語尾変化)が規則的なものを「ir規則動詞」と言います。規則動詞でないものは不規則動詞といって、一つ一つ活用を覚えていく必要があります。

ir規則動詞の活用は、動詞の原形から「ir」を取って主語によって以下の語尾を付け加えます

o 私は~
es 君は~
e あなた(彼、彼女)は~
imos 私たちは~
en あなた方(彼ら、彼女ら)は~

er規則動詞と比べると、主語が「私たち」のときだけが違っているだけですね。

escribirはーir規則動詞

「escribir」は「書く」という意味のir規則動詞の原形です。上記の活用表に従って、「escribir」の現在形の活用をみてみましょう。

escribo 私は書きます
escribes 君は書きます
escribe あなた(彼、彼女)は書きます
escribimos 私たちは書きます
escriben あなた方(彼ら、彼女ら)は書きます

ir規則動詞一覧表

以下の動詞はーir規則動詞です。

abrir 開ける
añadir 付け加える
aplaudir 拍手する
asistir 出席する、世話する
consistir en~ ~で成り立つ
cubrir 覆う
cumplir 遂げる
decidir 決める
discutir 討論する
dividir 分ける、割る
escribir 書く
exhibir 展示する
existir 存在する
imprimir 印刷する
insistir 主張する
oprimir 押さえつける
permitir 許す
recibir 受け取る
repartir 配る、配達する
reunir 集める
sacudir はたく、振り動かす
subir 上る
sufrir 苦しむ

ir規則動詞の現在形活用・まとめ

全部で23個のーir規則動詞の原形を並べてみました。これらの動詞の現在形を語尾変化させながら声に出して言ってみてください。

動詞の原形の語尾「ir」を取って、「o、es、e、imos、en」を付け加えます。全部言い終わった頃にはーir規則動詞の現在形の活用ができるようになっているはずです。

 

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19.動詞のhay・スペイン語で「9人います」って何て言う?

目安時間:約 5分

9人います、9つあります、9匹います、1人います、何個かあります、何頭かいます、なんて言いたいときは動詞のhay(アイ)を使います。男性、女性、単数複数関係なく!

存在を表す動詞「hay」

存在を表す動詞「hay」の動詞の原形は「haber」です。「h」は発音しません。「hay」は「haber」の現在形の形ですが、主語によって5つに変化したりしません。主語が何であろうと「hay」です。

Hay nueve jugadores de fútbol en el parque. 公園9人のサッカープレーヤーがいます。
Hay un alumno en la escuela. 学校1人の生徒がいます。
Hay una caja en la mesa. テーブルが一つあります。
Hay unos coches en la calle. 何台かのがあります。
Hay unas llaves en el piso. いくつかのがあります。
Hay pelotas en el campo. フィールドボール(複数)があります。
Hay dinero en el banco. 銀行お金があります。

動詞の「Hay」が始めに来て、その後に存在するものが来るわけですが、定冠詞は付きません

不定冠詞数字が来ます。

複数形の場合は不定冠詞を略すことができます。また、単数形であっても、その意味が複数であるものの場合も不定冠詞を略すことができます。例えばお金(dinero)や紙(papel)などです。

hayを使った質問文・否定文

¿Qué hay en la pared? 壁に何がありますか?
Hay un reloj y un cuadro. 時計一つと額縁の絵が一つあります。
¿Hay un perro en el jardín? 庭にが一匹いますか?
No, no hay un perro. いいえ。犬はいません
¿Cuántos libros hay? 何冊ありますか?
Nueve. 9冊です。
¿Cuántas pelotas hay? いくつボールがありますか?
Hay dos. 二つあります。

「¿Qué hay?」で「「何がありますか?」という表現です。

「~がありますか?」、「~がいますか?」と聞きたい場合は肯定文と同じ文を文末を上げて言えばいいだけです。疑問詞が付いた質問文の場合は、文末は上げても下げてもどちらでも良いです。

否定文の場合は「no」が動詞の前に来ます。今回の場合「no hay」が「ない」という意味です。「no hay」を早く言ってみてください。「ノーアイ」⇒「ナイ」となって覚えやすくないですか(笑)?実際には早く言う必要ないですよ!

「いくつの~が」と言うときは、かかる名詞が男性名詞か女性名詞かによって「Cuántos」か「Cuántas」に変わります。

「9人います」ってスペイン語で何て言う?まとめ

スペイン語は動詞の活用形をおぼえるのが大変ですよね。でも、この「hay」は主語が何かに関わらずこれだけなのがいいですね。

しかも、スペイン語は日本語のように、人や物や動物などによって、「9人」、「9冊」、「9匹」、「9羽」など変わらないのが楽ですよね。「匹」だけとっても「いっぴき」、「にひき」「さんびき」と変わるので日本語勉強する人は大変です。

「一つの」のときや「いくつかの」のときは、男性名詞か女性名詞によって「un~」、「una~」、「unos~」、「unas~」に変わりますががんばってみましょう!

 

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サイト管理人MC(めひ・ここ)プロフィール

サイト管理人MC(めひ・ここ)です。

メキシコ市にあるUNAM大学外国人コースでスペイン語を学んだあと、メトロポリタン自治大学入学、卒業後はエンジニアとしてメキシコで仕事をしました。

その間、メキシコに滞在中の日本人の方たちに長年家庭教師としてスペイン語を教えてきました。

メキシコ人の夫との間に二人の子どもがいます。

メキシコには13年間住みました。最初はメキシコが大嫌いでした。好きになるまでにずいぶんかかったかもしれません。人生回り回ってやっとスペイン語が好きなことに気が付きました。。。

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