170. スペイン語の接続法過去の活用と用法まとめ

目安時間:約 11分

ここでは、スペイン語の接続法過去の活用と用法をまとめています。

 

スペイン語の接続法過去の活用

スペイン語の接続法過去の活用は、直説法点過去の第三人称複数形の語尾 3 文字(ron)を取って、次の語尾を付け加えます。

ra
ras
ra
ramos(後ろから3番目の母音にアクセント記号を付けます)
ran

 

ar 動詞、er 動詞、ir 動詞、不規則動詞も同じ活用になります。

 

例:

hablar(話す)の直説法点過去第三人称複数形は hablaron
hablara
hablaras
hablara
habláramos
hablaran

 

beber(飲む)の直説法点過去第三人称複数形は bebieron
bebiera
bebieras
bebiera
bebiéramos
bebieran

 

vivir(生きる、住む)の直説法点過去第三人称複数形は vivieron
viviera
vivieras
viviera
viviéramos
vivieran

 

servir(サービスする)の直説法点過去第三人称複数形は sirvieron
sirviera
sirvieras
sirviera
sirviéramos
sirvieran

 

スペイン語の接続法過去にはもう一種類あって、語尾が「ra, ras, ra, ramos, ran」の代わりに「se, ses, se, semos, sen」となります。例えば hablar だと「hablase, hablases, hablase, hablásemos, hablasen」となります。ra と se の違いはありませんが、se の方はほとんど使われていないので、この記事では割愛します。

 

 

時の一致

スペイン語の接続法過去の代表的な用法として、時の一致が挙げられます。接続法現在と同じ使い方で、主節の動詞が点過去、線過去、過去未来(可能法)、過去完了、過去未来完了の時に従節の動詞が通常接続法過去になります。(主節の動詞が過去未来で従節の動詞が未来やまだ終わっていないことを表す場合は接続法現在が使われることもあります)

 

El vecino le recomendó a mi marido que tomara el té de manzanilla.(意見) 隣人は私の夫にカモミールのお茶を飲むよう勧めました。
Temíamos que hubiera más temblores.(感情) 私たちはもっと地震があることを恐れていました。
Yo no creería que ella dijera semejante cosa.(否定の意見) 私は彼女がそんなことを言うだなんて信じませんよ。
Habían venido antes para que les diera tiempo de preparar todo.(目的) 彼らはすべて用意をする時間があるように前もって来ていました。
Dije que para esa hora, yo ya habría conseguido un muchacho que nos ayudara a mover este mueble tan pesado.(不定冠詞が付いている名詞) その時間までにはそんなにも重いこの家具を動かすのを手伝ってくれる青年を私はみつけて(手に入れて)いるだろうと言いました。
Cenamos antes de que llegaran las visitas. 私たちは訪問客たちが到着する前に夕食を取りました。

 

si 接続法過去

si の後に接続法過去が来ている場合は「現在の事実に反している」ことを表しています。「もし~なら」という意味です。帰結節には可能法(過去未来)を使って「~だろう」という意味になります。

 

Si yo tuviera mucho dinero, compraría una casa viendo al mar. もし私がたくさんのお金を持っていたら、海が見える家を買うでしょう。
No te preguntaría si yo supiera. 知っていたらあなたに聞いたりしないでしょうよ。
Si lloviera, no vendríamos aquí. もし雨が降っていたら私たちはここには来ていないでしょうね。
Si escucharas a los demás, sabrías qué hacer. もし君が他の人達の言うことを聞いていたら何をすべきかわかっているでしょうけれどね。

 

 

como si 接続法過去

やはり「事実に反すること」で、como si の後には自動的に接続法過去が来て、「まるで~であるかのように」という慣用句になります。主動詞はいろいろな時制を使えます。

 

Bésame mucho, como si fuera esta noche la última vez. ♪今宵が最後であるかのように私にたくさんキスをして。
Ella habla como si su mamá estuviera aquí. 彼女はまるで彼女のお母さんがここにいるかのように話す。
Él tiró la foto como si no le interesara nada. 彼はまるで全く興味がないかのように写真を捨てた。
Ella veía al muchacho como si le prestara atención. 彼女はまるで注意を向けているかのように青年を見ていた。

 

 

謙虚な願望

人にお願いする時の謙虚な言い回しに接続法過去を使います。

Quisiera pedirle un favor. あなたにお願いをしたいのですが。
Quisiera que me ayudara a resolver este problema. この問題を解くのを手伝っていただきたいのですが。

 

 

可能性の少ない願望

可能性が少ない願望を表す時にも接続法を使います。

Quisiera estar en la playa en este momento. この瞬間に海岸にいたいなぁ。
Ojalá que pudiera volar como las aves. のように飛べたらいいなぁ。

 

 

 

スペイン語の接続法過去・まとめ

スペイン語の接続法過去の活用と用法(時の一致、si 接続法過去、como si 接続法過去、謙虚な願望、可能性の少ない願望)について記載しました。ご理解いただけたら幸いです。

 

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サイト管理人MC(めひ・ここ)プロフィール

サイト管理人MC(めひ・ここ)です。

メキシコ市にあるUNAM大学外国人コースでスペイン語を学んだあと、メトロポリタン自治大学入学、卒業後はエンジニアとしてメキシコで仕事をしました。

その間、メキシコに滞在中の日本人の方たちに長年家庭教師としてスペイン語を教えてきました。

メキシコ人の夫との間に二人の子どもがいます。

メキシコには13年間住みました。最初はメキシコが大嫌いでした。好きになるまでにずいぶんかかったかもしれません。人生回り回ってやっとスペイン語が好きなことに気が付きました。。。

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