llueva, nieve, tiembleはそれぞれ「llover(雨が降る)」、「nevar(雪が降る)」、「temblar(地震がある、震える)」という動詞の接続法現在の形です。「nieve」は名詞の場合もあり、「雪、シャーベット」という意味ですが、ここでは動詞の接続法現在としての意味をみていきます。
lluevaの意味(接続法現在)
lluevaの動詞の原形は「llover(雨が降る)」です。接続法現在の形なので、意味は、願いを表す文の中では「雨が降るように願う」で、疑問を表す文の中では「雨が降るかも」、「雨が降るとは思えない」などになります。
「llover」という動詞は「雨が降る」という意味であるため、活用形は第三人称単数形のみとなり、接続法現在の形は以下のようになります。
¡Ojalá que llueva! |
雨が降りますように! |
¡Que llueva mucho! |
雨がたくさん降りますように! |
Quizás llueva más tarde. |
多分もっとあとで雨が降るかも。 |
No creo que llueva toda la noche. |
夜通し雨が降るとは私は思いません。 |
nieveの意味(接続法現在)
nieveの動詞の原形は「nevar(雪が降る)」です。接続法現在の形なので、意味は、願いを表す文の中では「雪が降るように願う」で、疑問を表す文の中では「雪が降るかも」、「雪が降るとは思えない」などになります。
「nevar」という動詞は「雪が降る」という意味であるため、活用形は第三人称単数形のみとなり、接続法現在の形は以下のようになります。
Deseo que nieve. |
雪が降ったらと願います。 |
Quiero que nieve aquí. |
ここに雪が降ってほしい。 |
Puede que nieve allá. |
あそこは雪が降るかもしれない。 |
Dudo que nieve en abril. |
4月に雪が降るとは疑わしい。 |
tiembleの意味(接続法現在)
tiembleの動詞の原形は「temblar(地震がある,震える)」です。接続法現在の形なので、意味は、願いを表す文の中では否定文で「地震がないように願う、震えないよう願う」や、疑問を表す文の中では「地震があるかも、震えるかも」、「地震があるとは思えない、震えるとは思えない」などになります。
「temblar」という動詞は「地震がある」という意味の場合は、活用形は第三人称単数形のみとなりますが、「震える」という意味で使われる場合は5つの活用形が必要です。接続法現在の形は以下のようになります。
tiemble |
tiembles |
tiemble |
temblemos |
tiemblen |
Esperamos que no tiemble. |
地震がないことを私たちは期待します。 |
Ojalá que no tiemble yo en la escena. |
舞台で私は震えませんように。 |
No creemos que tiemble en Australia. |
私たちはオーストラリアで地震があるとは思いません。 |
Quizás tiemble en esa región. |
多分その地域では地震があるかもしれません。 |
llueva, nieve, tiembleの意味・まとめ
ここでは天候に関する動詞「llover」、「nevar」、「temblar」の接続法現在の活用と意味を解説しました。
接続法現在は気持ちを込めた表現「¡Ojalá que llueva mucho!(たくさん雨が降ればいいなぁ!)」などが使えるので、スペイン語会話に奥行を出すことができます。
スペイン語会話を楽しめますように!(¡Espero que disfruten la conversación en español!)
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「寒い」ってスペイン語で何と言うでしょうか?「寒い」って、天候と関係あろうがなかろうが、自分が「寒い」という場合と、気候が「寒い」という場合で言い方が違ってきます。そんな「寒い」も含めた、天候に関わる表現を集めてみました。新しい不規則動詞も3つ出てきます!
天気に関わる表現11選
寒い
Hace frío. |
寒いです。(無人称) |
Hace mucho frío. |
すごく寒いです。(無人称) |
無人称なので、動詞hacerはいつも第三人称単数形(Hace)になります。「寒くない」という否定文の場合は動詞の前に「No」が来て、「No Hace frío.」となります。
ちなみに、熱があって寒いとか、薄着だから寒いなど、主語がある場合は動詞tenerを使います。「Tengo frío(私は寒いです)」や「Mi hija tiene frío(私の娘は寒がっています)」などです。「 frío」はこれらの場合は形容詞ではないので「 fría」などと変化しません。
暑い
Hace calor. |
暑いです。(無人称) |
Hace mucho calor. |
すごく暑いです。(無人称) |
これも「寒い」と同じように、「暑いですね~」という気候の表現なので無人称文です。「暑くない」は「No hace calor.」になります。
「運動したから自分が暑い」ような場合は「Tengo calor.」になります。
いいお天気
Hace buen tiempo. |
いいお天気です。(無人称) |
Hace muy buen tiempo. |
すごくいいお天気です。(無人称) |
Hace mal tiempo. |
天気が悪いです。(無人称) |
「buen」というのは「良い」という意味の形容詞「bueno」の最後の「o」が男性単数形の名詞(この場合天気と言う意味のtiempo)で取れた形です。「mal」も「悪い」という意味の「malo」という形容詞の最後の「o」が男性単数形の名詞の前で取れています。
雨が降る
A veces llueve en las mañanas. |
時々午前中、雨が降ります。(無人称) |
Llueve mucho. |
たくさん雨が降ります。(無人称) |
「雨が降る」の動詞の原形は「llover」です。この動詞は第三人称単数形でしか使いません。不規則動詞なので現在形は「llueve」になります。
雪が降る
¿Nieva en México? |
メキシコで雪は降りますか?(無人称) |
Casi nunca nieva en México. |
メキシコではほとんど雪は降らない。(無人称) |
「雪が降る」の動詞の原形は「nevar」です。この動詞も第三人称単数形でしか使いません。これも不規則動詞で現在形は「nieva」になります。メキシコは雪が降ることがほとんどないので、あまり使われることのない言葉ですが。
地震がある
Tiembla mucho aquí. |
ここは地震が多いです。(無人称) |
「地震がある」の動詞の原形は「temblar」です。この動詞は「地震がある」という意味として使う場合は常に第三人称単数形ですが、「震える」などの意味として主語が付く場合もあります。不規則動詞です。現在形の活用は「tiemblo, tiemblas, tiembla, temblamos, tiemblan」となります。
日が出ている
Hay sol. |
日が出ている。(無人称) |
Hoy hay mucho sol. |
今日は日差しが強い。(無人称) |
「sol」というのは「太陽」という意味です。
月が出ている
Hay luna esta noche. |
今夜は月が出ている。(無人称) |
「Hay」というのは「ある」という意味です。「月がない」は「No hay luna」ですね。
風がある
Hay viento por aquí. |
この辺は風があります。(無人称) |
Hay mucho viento . |
風が強いです。(無人称) |
台風がある
Hay un ciclón en la península de Yucatán. |
ユカタン半島に台風があります。(無人称) |
「un ciclón」は一つの台風で、複数の場合は「unos ciclones」となります。
曇っている
寒いってスペイン語で何て言う?まとめ
寒いや暑いなど、天候に関わる表現をご紹介しました。「llueve」、「nieva」、「tiembla」という新しい不規則動詞も出てきました。「雨が降る」、「雪が降る」、「地震がある」という意味ですね。
天候に関わる表現は、会話でよく使うので、覚えて役立てていただければ幸いです。
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