9人います、9つあります、9匹います、1人います、何個かあります、何頭かいます、なんて言いたいときは動詞のhay(アイ)を使います。男性、女性、単数複数関係なく!
存在を表す動詞「hay」
存在を表す動詞「hay」の動詞の原形は「haber」です。「h」は発音しません。「hay」は「haber」の現在形の形ですが、主語によって5つに変化したりしません。主語が何であろうと「hay」です。
Hay nueve jugadores de fútbol en el parque. | 公園に9人のサッカープレーヤーがいます。 |
Hay un alumno en la escuela. | 学校に1人の生徒がいます。 |
Hay una caja en la mesa. | テーブルに箱が一つあります。 |
Hay unos coches en la calle. | 道に何台かの車があります。 |
Hay unas llaves en el piso. | 床にいくつかの鍵があります。 |
Hay pelotas en el campo. | フィールドにボール(複数)があります。 |
Hay dinero en el banco. | 銀行にお金があります。 |
動詞の「Hay」が始めに来て、その後に存在するものが来るわけですが、定冠詞は付きません。
不定冠詞か数字が来ます。
複数形の場合は不定冠詞を略すことができます。また、単数形であっても、その意味が複数であるものの場合も不定冠詞を略すことができます。例えばお金(dinero)や紙(papel)などです。
hayを使った質問文・否定文
¿Qué hay en la pared? | 壁に何がありますか? |
Hay un reloj y un cuadro. | 時計一つと額縁の絵が一つあります。 |
¿Hay un perro en el jardín? | 庭に犬が一匹いますか? |
No, no hay un perro. | いいえ。犬はいません。 |
¿Cuántos libros hay? | 本は何冊ありますか? |
Nueve. | 9冊です。 |
¿Cuántas pelotas hay? | いくつボールがありますか? |
Hay dos. | 二つあります。 |
「¿Qué hay?」で「「何がありますか?」という表現です。
「~がありますか?」、「~がいますか?」と聞きたい場合は肯定文と同じ文を文末を上げて言えばいいだけです。疑問詞が付いた質問文の場合は、文末は上げても下げてもどちらでも良いです。
否定文の場合は「no」が動詞の前に来ます。今回の場合「no hay」が「ない」という意味です。「no hay」を早く言ってみてください。「ノーアイ」⇒「ナイ」となって覚えやすくないですか(笑)?実際には早く言う必要ないですよ!
「いくつの~が」と言うときは、かかる名詞が男性名詞か女性名詞かによって「Cuántos」か「Cuántas」に変わります。
「9人います」ってスペイン語で何て言う?まとめ
スペイン語は動詞の活用形をおぼえるのが大変ですよね。でも、この「hay」は主語が何かに関わらずこれだけなのがいいですね。
しかも、スペイン語は日本語のように、人や物や動物などによって、「9人」、「9冊」、「9匹」、「9羽」など変わらないのが楽ですよね。「匹」だけとっても「いっぴき」、「にひき」「さんびき」と変わるので日本語勉強する人は大変です。
「一つの」のときや「いくつかの」のときは、男性名詞か女性名詞によって「un~」、「una~」、「unos~」、「unas~」に変わりますががんばってみましょう!
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