119. スペイン語の間接目的語の動詞の例文・直接目的語との違い

目安時間:約 11分

スペイン語の間接目的語の動詞とは?間接目的語と直接目的語の違いは?日本人にとってちょっと難しい間接目的語の動詞の例文を、今回は、過去形(点過去と線過去)に焦点を絞ってお見せしていきます。現在形の例文がいい方のために、リンクも貼っておきますのでご安心ください!もちろん、文法の説明も!

 

 

スペイン語の間接目的語と直接目的語の違い

そもそも、間接目的語とは

間接目的語とは日本語で「誰々に」や「何々に」というのがそれで、スペイン語では必ず間接目的語代名詞を使います

間接目的語代名詞 意味
me 私に
te 君に
le あなたに、彼に、彼女に、それに
nos 私たちに
les あなた方に、彼らに、彼女らに、それらに

 

それで、「彼に」だけじゃわからないから「弟に」とか「カルロスに」とか、誰にかを明確にしたい場合や、「私には‼」など強調したい場合に、間接目的語代名詞にプラスして、「a 誰々」と、間接目的語の追加情報を加えます。

 

詳しくはこちらの記事をご覧ください→間接目的語代名詞

 

 

直接目的語とは

直接目的語とは日本語で「何々を」や「誰々を」と表されるもので、物の場合は前置詞なしで、人の場合は大抵、「前置詞 a + 誰々」となります(「弟が一人います(Tengo un hermano menor直訳:弟を一人持っています)のように前置詞が入らない場合もあります)。直接目的語代名詞は以下のようになります。

直接目的語代名詞 意味
me 私を
te 君を
lo それ(男性名詞)を、彼を、あなた(男性)を
la それ(女性名詞)を、彼女を、あなた(女性)を
nos 私たちを
los それら(男または男女混合名詞)を、彼らを、あなた方を
las それら(女性名詞)を、彼女らを、あなた方を

 

詳しくはこちらの記事をご覧ください→直接目的語代名詞

 

「me」と「te」と「nos」は間接目的語代名詞も直接目的語代名詞も同じ形ですね。でも、動詞によって、「私に」か「私を」かはわかるので、心配する必要はありません。

 

 

スペイン語の間接目的語の動詞とは

スペイン語には「間接目的語の動詞」なるものが存在し、それらの動詞には必ず間接目的語代名詞が付きます。日本語では大抵の場合主語となるものが、間接目的語で表されるので、動詞の活用形は第三人称単数形と第三人称複数形の2種類だけです。

 

「こういう言い方をするときは、間接目的語の動詞を使うんだな」というのを覚えてもらえるように、今回は、点過去と線過去の言い方に焦点を絞って例文を載せていきます。

 

現在形の間接目的語の例文はこちらの記事をご覧ください→現在形の間接目的語の動詞の例文

 

こちらの記事では「間接目的語の動詞」についてもうちょっと立ち入って説明しています→「私は好き」

 

 

スペイン語の間接目的語の動詞の例文

1行目と3行目は主語が単数形の時です。

2行目と4行目は主語が複数形の時です。

 

encantar(すっごく気に入っている)

 

最初2文は点過去・後ろ2文は線過去 日本語
Me encantó ver a los kanguros. 私はカンガルーを見るのがすっごく気に入った。
Me encantaron ellos. 私は彼らがすっごく気に入った。
Me encantaba visitar a mis primos. 私はいとこたちを訪れるのが大好きだった。
Me encantaban los pasteles y los dulces. 私はケーキやお菓子が大好きだった。

 

agradar(満足する)

 

最初2文は点過去・後ろ2文は線過去 日本語
¿Te agradó José? 君はホセが感じいいと思った?
Te agradaron los resultados, ¿verdad? 君は結果に満足したでしょ?
Antes te agradaba pasear en las tardes. 君は午後散歩をするのが好きだったよ。
Antes te agradaban tus vecinos. 以前君は隣人が感じいいと思っていたよ。

 

faltar(足りない)

 

最初2文は点過去・後ろ2文は線過去 日本語
A mi hermano le faltó un punto para pasar el examen. 私の兄弟は試験に合格するのに1点足りなかった。
A ella no le faltaron ganas de ir. 彼女行きたいという気持ちが欠けていたわけではない。
Siempre le faltaba dinero a ese muchacho. その青年はいつもお金が欠乏していた。
¡Cuántas cosas le faltaban para ser feliz! 彼(彼女)は幸せになるためにどれだけのものが足りなかったんだ!

 

molestar(嫌だ)

 

最初2文は点過去・後ろ2文は線過去 日本語
Nos molestó su actitud. 私たちは彼(彼女)の態度が気に食わなかった。
Nos molestaron los mosquitos. 私たちはが嫌だった。
Nos molestaba ese señor cuando íbamos a la escuela. 私たちが学校へ行くとき、その人が嫌がらせをしていた。
No nos molestaban los ruidos de la calle. 私たちは騒音は気にならなかった。

 

quedar((ある状態に)なる)

 

最初2文は点過去・後ろ2文は線過去 日本語
Les quedó muy bien el pastel a ustedes. あなた方はケーキとても上手にできました。
A los niños les quedaron grandes los zapatos. 子供達にはは大きかった。
A mis tías siempre les quedaba muy sabrosa la comida. 私の叔母たちはいつもお料理がとてもおいしくできていた。
A ellos siempre les quedaban chicos los uniformes porque eran muy altos. 彼らはとても背が高かったから、いつも制服が小さかった。

 

 

それぞれ、間接目的語代名詞を変えて文を作ってみてください。

 

 

間接目的語の動詞の例文・まとめ

間接目的語の動詞は他にもあります。もっと勉強したい場合はこちらの記事もご覧ください→関接目的語の動詞過去形間接目的語の動詞「parecer」

 

間接目的語はもちろん、普通の動詞にも使われます。「Yo te digo después君に後で言うよ)」なんて場合ですね。

 

でも、間接目的語代名詞はスペイン語では「間接目的語の動詞」と伴に、頻繁に使われるので、「言い回し」として少しずつ覚えていくと、スペイン語の会話力がついてくるので頑張る甲斐はあります!

 

 

 

118. A mí tampoco me pareció interesante のスペイン語の意味

目安時間:約 11分

「A mí tampoco me pareció interesante」というスペイン語の意味は何でしょうか?ここでは、「tampoco」の意味と使い方、そして「parecer(思える)」という「間接目的語の動詞」の点過去と線過去の使い方も同時に見ていきます。

 

以下の記事も必要に応じて参照してください。

tampoco と también

間接目的語の動詞について

間接目的語の動詞の過去形

点過去と線過去について

 

 

A mí tampoco のスペイン語の意味

「tampoco」については以前、解説したことがありますが、「否定文に対して同調するとき」に使います。

 

例えば、「Yo ya no quiero comer.(はもう食べたくない)」と誰かが言って、「私も」と同調したい場合は、前の文が否定文なので「Yo tampoco.」となります。(「私はもう食べたい」と言われて「私も」と肯定文に同調する場合は「Yo también」です)

 

では「A mí tampoco」のスペイン語の意味は?…これも否定文に同調する場合の「私も」です(肯定文に同調する場合は「A mí también」です)。「私にも」と訳していいときもあります。「私にもくれない」などの時ですね。

 

でも今回は、「間接目的語の動詞」を使った否定文に対して「私も」と言う時に、「A mí tampoco」を使いますよ、ということを勉強していきます。

 

 

Me pareció interesante のスペイン語の意味

「me pareció interesante」のスペイン語の意味は「私にとって面白かった」です。「何が面白かったか」は「interesante(面白い)」の後に付け加えることができます(「me」の前に置くこともできます)。この場合、主語は単数形です。

 

「pareció」の動詞の原形は「parecer(思える)」で「間接目的語の動詞」の点過去の形です。「間接目的語の動詞」の場合は主語が第三人称単数形か複数形だけなので、活用は点過去で2種類、線過去で2種類だけです。

 

主語が単数(仕事 主語が複数(それらの本
点過去 Me pareció interesante el trabajo. Me parecieron interesantes esos libros.
線過去 Me parecía interesante el trabajo. Me parecían interesantes esos libros.

 

この間接目的語の動詞「parecer」は通常、修飾形容詞とともに使われます(副詞のbien「良く」などが使われることもあります)。修飾形容詞は主語の性や数によって変化します。「interesante(面白い)」は男女、同じ形で、複数形の時に語尾に「s」が加わります。

 

 

他の修飾形容詞を組み合わせた例:

Me pareció simpática esa señora. 私にはその婦人感じよく思えました。
¿Te pareció importante hablar de ese asunto? 君はその件について話すことが重要だと思ったの?
A mí me pareció muy bueno tu opinión. 私には君の意見とても良いものに思えました。
A ti te parecieron baratas aquellas artesanías, ¿verdad? 君はあの土産物安く思えたんでしょ?
Antes a David le parecía agradable dormir en ese rincón. 昔ダビッドはその隅っこで寝るのが心地よいと思っていた。
Nos parecían bonitas estas piedras cuando éramos niños. 私たちが子供の頃は、これらの石が美しく思えていた。
El año pasado a Uds. les pareció difícil estudiar español, ¿no? 去年あなた方はスペイン語を勉強するのが難しく思えてましたね?

 

「A mí」や「A ti」などについてはこちらの記事に詳しく書いてあります。

 

 

A mí tampoco me pareció interesante

「tampoco」が動詞の前に来た場合は文が否定文になります。だから「A mí tampoco me pareció interesante」の意味は「私も面白いと思わなかった」

です。「tampoco」が動詞の後に来る場合は、動詞の前に「no」が来ます。「A mí no me pareció interesante tampoco」となります。

 

¿Qué te pareció el trabajo? 仕事、どう思った
No me pareció interesante. Y a ti, ¿te pareció interesante? 私は面白いとは思わなかった。それであなたは面白いと思った?
No, a mí tampoco. いいえ、私も面白いと思わなかった。

 

このように、「tampoco」という言葉は「también」同様、誰かが言ったことに対して同調するときに使う言葉なので、必ずスペイン語会話の中で、相槌を打つ形で使われます。使い方をしっかり覚えておくと会話で重宝します。

 

他の修飾形容詞を組み合わせた例:

Tampoco me pareció simpática esa señora. 私にもその婦人感じよく思えなかった。
¿No te pareció importante hablar de ese asunto tampoco? 君もその件について話すことが重要だと思わなかったの?
A mí tampoco me pareció muy bueno tu opinión. 私にも君の意見とても良いものには思えなかった。
A ti no te parecieron baratas aquellas artesanías tampoco, ¿verdad? 君もあの土産物安い思えなかったんでしょ?
Antes, a David tampoco le parecía agradable dormir en ese rincón. 昔ダビッドもその隅っこで寝るのが心地よいとは思ってはいなかった。
No nos parecían bonitas estas piedras tampoco cuando éramos niños. 私たちが子供の頃は、これらの石も美しく思えなかった。
El año pasado,a Uds. tampoco les pareció difícil estudiar español, ¿no? 去年あなた方もスペイン語を勉強するのが難しいとは思いませんでしたね?

 

例えば「No nos parecían bonitas estas piedras tampoco cuando éramos niños.」の文は状況によって「私たちが子供の頃は、私たちもこれらの石が美しいとは思えなかった」と訳すこともできます。

 

 

「A mí tampoco me pareció interesante」の意味-まとめ

まとめると以下のようになります。

否定文 私も。
普通の動詞 No quise ir a la fiesta.(パーティー行きたくなかったんだ) Yo tampoco.
間接目的語の動詞 No me pareció interesante la película.(映画は面白いと思えなかった) A mí tampoco.

 

最後までお読みいただきありがとうございました。ちょっと難しかったかもしれませんが、ご理解いただけたらうれしいです!

 

 

117. 好きだった、痛かった、興味を持ったなどをスペイン語に翻訳

目安時間:約 11分

「好きだった」とか、「痛かった」とか、「興味を持った」をスペイン語に翻訳するとどういう言い方になるでしょうか?実はこれらの言い方は「間接目的語の動詞」を使っています。「間接目的語の動詞って何?」という場合は、こちらの「間接目的語の動詞の現在形」の方の記事も見ておいてくださいね!「好きだ」について詳しく書いてある記事はこちらです。

 

以下の動詞は全部、規則動詞です。

 

「好きだった」をスペイン語に翻訳

さて、「好きだった」って過去形ですが、スペイン語に2種類ある「点過去」と「線過去」、両方の「好きだった」を見ていきます。「点過去と線過去の違い」についてはこちらの記事に書いてありますのでご覧になってください。

 

それから、「好き」の動詞「gustar」は「間接目的語の動詞」なので、基本的に活用は2種類だけ、つまり主語が第3人称単数形と第3人称複数形の時だけです。

 

「私が好き」の「私」は「Yo」ではなくて、「間接目的語代名詞」の「Me」で表すのが「間接目的語の動詞」の決まりでした。「好きなもの」が主語になります。

 

主語が単数形の場合 スペイン語に翻訳
点過去 私が旅行に行った時、自然を見ているのが好きだった。 Me gustó estar viendo la naturaleza cuando fui de viaje.
線過去 私がメキシコに住んでいた時、タコス屋に行くのが好きだった。 Me gustaba ir a las taquerías cuando vivía en México.
主語が複数形の場合 スペイン語に翻訳
点過去 私はパーティーにあったケーキ全部好きでした。 Me gustaron todos los pasteles en la fiesta.
線過去 私はサツマイモが好きでした。 Antes me gustaban los camotes.

 

 

「痛かった」をスペイン語に翻訳

以下、「痛かった」ものが「単数形」だった場合と、「複数形」だった場合の言い方、点過去と線過去の言い方を示します。今回は「痛かった」人が「君(親しい間柄や子どもに対して)」の場合を例にしてみます。

 

動詞の原形は「doler」です。

 

主語が単数形の場合 スペイン語に翻訳
点過去 君は昨夜が痛かった? ¿Te dolió la cabeza anoche?
線過去 君はいつも背中が痛かったでしょ? Te dolía la espalda siempre, ¿verdad?
主語が複数形の場合 スペイン語に翻訳
点過去 君は泳いだ後が痛かった? ¿Te dolieron los ojos después de nadar?
線過去 君は箱を持ち運ぶ前からが痛がってたよ。 Te dolían los hombros desde antes de cargar las cajas.

 

 

「興味を持った」をスペイン語に翻訳

以下、「興味を持った」ものが「単数形」だった場合と、「複数形」だった場合の言い方、点過去と線過去の言い方を示します。今回は「興味を持った」と感じた人が「彼」や「彼女」や「あなた(フォーマルな言い方)」の場合を例にしてみます。

 

動詞の原形は「interesar」です。

 

主語が単数形の場合 スペイン語に翻訳
点過去 彼はそのテーマに興味を持った。 A él le interesó ese tema.
線過去 彼女は子どもの時兄弟と遊ぶことに興味がなかった。 A ella no le interesaba jugar con los hermanos cuando era niña.
主語が複数形の場合 スペイン語に翻訳
点過去 あなたはオファーされた事業に興味を持ちましたか? ¿A Ud. le intersaron los negocios que le ofrecieron?
線過去 私の息子は普通スポーツに興味を持っていた。 A mi hijo por lo general le interesaban los deportes.

 

 

「重要だった」をスペイン語に翻訳

以下、「重要だった」ものが「単数形」だった場合と、「複数形」だった場合の言い方、点過去と線過去の言い方を示します。今回は「重要だった」と感じた人が「私達」の場合を例にしてみます。

 

動詞の原形は「importar」です。

 

主語が単数形の場合 スペイン語に翻訳
点過去 高いことは私達にとって重要ではなかった。ホテルはすごく良かったのだから。 No nos importó que era caro, el hotel era muy bueno.
線過去 あの頃、私達にとっては審議会の意見は重要でした。 En aquel entonces, nos importaba la opinión del consejo.
主語が複数形の場合 スペイン語に翻訳
点過去 それらのは私達にとって重要ではなかった。 Esas cosas no nos importaron.
線過去 私達が学生だった頃は学校のことが重要事項だった。 Nos importaban los asuntos escolares cuando éramos estudiantes.

 

 

「退屈だった」をスペイン語に翻訳

以下、「退屈だった」ものが「単数形」だった場合と、「複数形」だった場合の言い方、点過去と線過去の言い方を示します。今回は「退屈だった」と感じた人が「彼ら」、「彼女ら」、「あなた方」の場合を例にしてみます。

 

動詞の原形は「aburrir」です。

 

主語が単数形の場合 スペイン語に翻訳
点過去 あなた方、その映画は退屈でしたか? ¿Les aburrió esa película?
線過去 彼らはいとこ達の所へ行くのに退屈していた。 Les aburría ir con sus primos.
主語が複数形の場合 スペイン語に翻訳
点過去 生徒たちはそれらのに退屈した。 Les aburrieron esas pláticas a los alumnos.
線過去 いつも彼らはそれらの授業に退屈していた。 Siempre les aburrían esas clases.

 

 

好きだった、痛かった、興味を持った、重要だった、退屈だった

「好きだった」とか「痛かった」とか「興味を持った」とか「重要だった」とか「退屈だった」とかって、言いたくなるときって必ずあると思います。

 

でも、スペイン語の場合、これらの言い方は「間接目的語の動詞」を使っているので、日本語とはちょっと違った文の形になります。いざという時にこういう言い方ができるようになるためには、例文を繰り返し言ってみたり、書いてみたりするのがいいと思います。

 

こういった「間接目的語の動詞」を使った過去形の言い方は他にもあるので、次回の記事でまたご紹介していきます!

 

 

 

112. スペイン語の点過去と線過去の違い・使い分けがあっと言う間に分かる

目安時間:約 12分

ここでは、スペイン語の点過去と線過去の違いや使い分けが、あっと言う間に分かるように、解説していきます。

 

 

 

スペイン語の点過去と線過去の違い

スペイン語の点過去と線過去の違いを黄色のマーカーとピンクのマーカーで分かりやすいように分けてみました。黄色が点過去で、ピンクが線過去です。

 

動詞によっては、意味が瞬間的な動作や、始まりから終わりまでが短い時間である動作に関するものがあります。過去において、瞬間的な動作や完結している動作を表すときに、点過去(el pretérito)を使います。

 

Un ciclista se cayó durante la competencia. サイクリスト競技転んだ
Se murió el pájaro anoche. 昨夜死んだ
Choqué contra una camioneta. 私はトラックぶつかった
¿Te rompiste el dedo ? 君は折ったのか?
Cerré la puerta con llave. 私は閉めた
Las visitas llegaron tarde. 訪問客遅く着いた

 

↓不規則動詞

CAERSE(転んだ、落ちた) MORIRSE(死んだ) CHOCAR(ぶつかった)
me caí me morí choqué
te caiste te moriste chocaste
se ca se murió chocó
nos caimos nos morimos chocamos
se cayeron se murieron chocaron

 

「romperse(折れる、割れる)」は再帰動詞です。「romperse」、「cerrar(閉める)」、「llegar(着く)」は規則動詞です。

 

 

しかしながら、上記のような、意味が瞬間的な動作や、始まりから終わりまでが短い時間である動作に関する動詞であっても、過去における習慣や繰り返しを表す場合は線過去(el copretérito)を使います。

 

Él siempre se caía durante las competencias. いつも競技中転んでいた
Armando se moría de la risa muy seguido. アルマンドはしょっちゅう笑いころげていた(笑い死にそうになっていた)。
Los coches a veces chocaban en esa glorieta. 時々そのロータリー衝突していた
Cada rato se me rompían los lentes. しょっちゅうメガネを壊していた(私にとってメガネが壊れていた)。
Por lo general cerraba yo la puerta con llave. 普通鍵で戸を閉めていた
Ellos nunca llegaban tarde. 彼ら決して遅刻しなかった遅く着かなかった)。

 



 

 

また、動詞によっては、意味が過去の継続した動作や、情景、状況など、時の流れと関係するものがあります。そのような動詞は線過去で表現することができます。

 

Vivíamos en México. 私たちはメキシコに住んでいた
Llovía mucho. 雨が沢山降っていた
Yo esperaba su regreso. 彼の(彼女の)帰り待っていた

 

しかしながら、上記のような、意味が過去の継続した動作や、情景、状況など、時の流れと関係する動詞であっても、過去の一定期間内である言葉を使ったり、動作の始まりや終わりで限定される場合は、点過去を使います。

 

Vivimos en México en 1999. 1999年にメキシコに住んでいました
Llovió toda la noche. 夜中雨が降っていました
Lo esperé dos horas. 私は彼を2時間待ちました

 

スペイン語の点過去と線過去の使い分け(中断)

スペイン語の点過去と線過去を使い分けるとき、以下の例文のように、一つの動作が、もう一つの過去において継続している動作を中断しているかのように見える時は、継続している動作に線過去を使い、中断する動作に点過去を使います。

 

Hablábamos con el rector cuando sonó el teléfono. 電話鳴ったとき、私達は学長話していた
Llegó la señorita mientras cenábamos. 私達が夕食をとっていた娘さん着いた

 

スペイン語の点過去と線過去の使い分け(するつもりだった)

「IR+a+動詞の原形」で、動詞IRが現在形の時は、未来を表すことができました。「~するつもりです」という文章ですね。

 

この動詞IRを線過去(不規則動詞)にすると、「IR+a+動詞の原形」で「~するつもりでした」という文章になります。普通、「するつもりだったけど、しなかった」という意味で使い、「しなかった」理由は現在形でも、点過去でも、未来形でも表すことができます。

 

また、動詞IRを点過去(不規則動詞)にすると、「IR+a+動詞の原形」で「~しに行った」という、全然違った意味になります。

 

動詞IRを現在形に 動詞IRを線過去に 動詞IRを点過去に
Voy a preguntarle al maestro. Iba a preguntarle al maestro. Fui a preguntarle al maestro.
先生に質問するつもりだ。 先生に質問するつもりだった 先生に質問しに行った

「preguntarle」の「le」は間接目的語代名詞で、この場合「先生に」を意味しています。

 

 

スペイン語の点過去と線過去の使い分け(言ったこと)

複合文にて、主節動詞が点過去で、「言ったこと」などが現在形であった場合、その現在形で言った内容を従節文の中では線過去で表します

 

主節動詞が点過去 言った事(現在、未来も) 従節動詞は線過去
Dijo:言った: ”Necesito dinero”「お金が要る」 Dijo que necesitaba dinero.

お金が要る言った

Preguntó:聞いた: ”¿Cuándo vas a ir?”「いつ行く?」 Preguntó que cuándo ibas a ir.

いつ君が行くつもりなのか聞いた

Opinó:意見した: ”Hay que estudiar”「勉強しなきゃ」 Opinó que había que estudiar.

勉強すべきだ意見した

Avisó:知らせた: ”Me siento mal”「気分が悪い」 Avisó que se sentía mal.

気分が悪い知らせた

Pensó:考えた: ”Es buena idea”「いい考え」 Pensó que era buena idea.

いい考え考えた

 

スペイン語の点過去と線過去が分かる・まとめ

スペイン語の点過去と線過去の違い・使い分けがあっと言う間に分かるように、まとめてみました。もし、分からないことがあったら、コメントいただけますか?分かってもらえるまで、説明いたします!

 

 

111. repitió, corrigió, se vistió, se despidióの意味・スペイン語の点過去4種

目安時間:約 9分

ここでは、スペイン語の点過去の不規則動詞4種、「repitió」、「corrigió」、「se vistió」、「se despidió」の意味や活用、例文をみていきます。点過去と線過去の違いについてはこちらの記事をご覧ください。

 

これら、4種類の動詞の現在形の活用はこちらの記事に書いてあります。「私たち」が主語の時は、この4つの動詞は普通の現在形(直説法)と点過去の活用が同じです。

 

 

 

repitió の意味と活用

「repitió」の動詞の原形は「repetir」で、点過去「repitió」の意味は「繰り返した」です。この不規則動詞の活用は以下のようになります。

 

repetí
repetiste
repitió
repetimos
repitieron

 

Por más que repitió la maestra, los niños no hicieron caso. 先生いくら繰り返しても子どもたちは無視した。
Repetí el año porque reprobé el examen final. 私は最終の試験不合格だったので、留年した。
¿Repetiste los ejercicios muchas veces? 君は練習何回も繰り返した?
Repetimos lo mismo al día siguiente. 私たちは翌日同じことを繰り返した。

 

「hicieron」は「hacer」の点過去です。「hacer caso」は「言うことを聞く」という意味です。

「reprobé」は「reprobar」の点過去です。

 

 

corrigió の意味と活用

corrigióの動詞の原形は「corregir」で、点過去「corrigió」の意味は「直した」です。この不規則動詞の活用は以下のようになります。

 

corregí
corregiste
corrigió
corregimos
corrigieron

 

Mi tío me corrigió mi pronunciación. 私の叔父は私の発音を直した。
Lo corregiste muy bien. 君はそれをとても良く直したよ。
Corregimos algunos errores en el reporte. 私たちはレポートいくつかの間違いを訂正した。
Los papás corrigieron los malos hábitos de sus hijos. 息子たち悪い習慣を正した。

 

 

se vistió の意味と活用

se vistióの動詞の原形は「vestirse」で、点過去「se vistió」の意味は「着た」です。これは再帰動詞ですね。再帰動詞でない、「 vistió」は「着せた」という意味になります。この不規則動詞の活用は以下のようになります。

 

再帰代名詞 動詞vestir
me vestí
te vestiste
se vistió
nos vestimos
se vistieron

 

Marcela se vistió muy bonita para ir a la fiesta. マルセラはパーティーへ行くためとてもかわいく装いました。
La verdad es que me vestí muy mal. 実は私の着こなしがとてもひどかったのです。
Nos vestimos de negro para ir al funeral. 私たちはお葬式へ行くために喪服を着ました(を見に付けました)。
Las mamás vistieron a sus hijos con uniforme para ir al defile. お母さん方はパレードに行くために、子どもたちに制服を着せました。

 

 

se despidió の意味と活用

se despidióの動詞の原形は「despedirse」で、点過去「se despidió」の意味は「別れを告げた」です。これも再帰動詞ですね。「despidió」の意味は「別れを告げた、解雇した」となります。両方「別れを告げた」ですが、別れを告げた相手のことを言う場合、再帰動詞のときは前置詞「de」を使い、再帰動詞でない場合は前置詞「a」を使います。

 

この不規則動詞の活用は以下のようになります。「pedir(求める)」の活用に「des」が付いただけですね!

 

再帰代名詞 動詞despedir
me despedí
te despediste
se despidió
nos despedimos
se despidieron

 

Ella se despidió de mí como a las ocho. 彼女は8時私に別れを告げました。
Lo depedí porque era muy flojo. 私は彼がとても怠け者だったので彼を解雇しました。
Te despediste de tu jefe? 君の上司に別れの挨拶をした?
Ellos se despidieron en la estación. 彼らさよならしました。

 

 

repitió, corrigió, se vistió, se despidióの意味・まとめ

「repitió」、「corrigió」、「se vistió」、「se despidió」はそれぞれ「繰り返した」、「直した」、「着た」、「別れを告げた」という意味のスペイン語の点過去で、これらのように、主語が「あなた」や「彼」、「彼女」などのときに「e」が「i」になって不規則形です。

 

また、主語がその複数形で「あなた方」、「彼ら」、「彼女ら」の時も同じように不規則形になって「repitieron」、「corrigieron」、「se vistieron」、「se despidieron」となります。

 

 

110. hubo, consiguió, supuso, empezó の意味・点過去不規則動詞

目安時間:約 9分

「hubo」は「ウボ」と発音しますが、どういう意味でしょうか?ここでは、hubo, consiguió, supuso, empezó の意味と、点過去のそれぞれの動詞の活用形をみていきます。全部点過去の不規則動詞です。「empezó」は規則的な活用ですが、「私は」が主語の時に不規則形になるので、不規則動詞になります。

 

また、現在形が不規則動詞のものの中には、過去形では不規則動詞でないものがたくさんあります。例えば、以下の動詞は現在形が不規則動詞で点過去は規則動詞のものです。

  • atender
  • mostrar
  • calentar
  • perder
  • encender

 

hubo の意味・点過去不規則動詞

「hubo」の動詞の原形は「haber」で、点過去「hubo」の意味は「あった、いた」になります。「あった」や「いた」という意味で使う場合は第三人称単数形が主語の活用しか使われないので、ここでは活用形一つだけ覚えておけば十分です。主語が単数でも複数でも、「hubo」だけが使われます。

 

Hace rato hubo un relámpago. 少し前に稲光がありました。
¿Qué hubo en la fiesta? パーティーには何がありましたか?
Hubo gelatina y pastel. ゼリーケーキがありました。
No hubo lo que yo buscaba. 私が探していたものはありませんでした。

 

「buscaba」は線過去です。

 

 

consiguió の意味・点過去不規則動詞

「consiguió」の動詞の原形は「conseguir」で、点過去「consiguió」の意味は「手に入れた」です。不規則動詞で、活用は以下のようになります。「seguir」の活用形に「con」が付いているだけです。動詞「perseguir(追跡する)」なども、同じように「per」に「seguir」の活用形を付け加えます。

 

conseguí
conseguiste
consiguió
conseguimos
consiguieron

 

「私たちは手に入れた」は「私たちは手に入れる」と同じ形です。

 

Mi esposo consiguió una información muy buena. 私の夫とても良い情報を手に入れた。
No conseguí nada en esa tienda. 私はその何も手に入れなかった
¿Conseguiste algún trabajo? 君は何か仕事はみつかった?
Conseguimos todos los ingredientes para hacer pastel. 私たちはケーキを作るための材料全部手に入れた。

 

 

supuso の意味・点過去不規則動詞

「supuso」の動詞の原形は「suponer」で、点過去の意味は「推測した」になります。不規則動詞で、活用は以下のようになります。「poner」の活用形に「su」が付いているだけです。動詞「componer(直す、作詩、作曲する)」、「proponer(提案する)」なども、同じように「com」や「pro」に「poner」の活用形を付け加えます。

 

supuse
supusiste
supuso
supusimos
supusieron

 

 

Ella supuso lo mismo que yo. 彼女は私と同じことを推測した。
Supuse que eso era la verdad. 私はそれ真実と推測した。
Supusimos que el gato negro era del vecino. 私たちは黒猫隣人の(猫)だと推測した。
Los estudiantes supusieron que iba a haber huelga. 学生たちストライキあるだろうと推測した。

「era」と「iba」は線過去です。

 

 

empezó の意味・点過去不規則動詞

「empezó」の動詞の原形は「empezar」で、点過去の意味は「始めた、始まった」になります。不規則動詞らしからぬ不規則動詞で、「私は」が主語の時の活用形のスペルが、「z」ではなく、「c」になっているというだけです。

 

~し始めた」という表現は、「empezó a ~」と、後ろに「a + 動詞の原形」を加えます。

 

以下、「empezar」の点過去の活用形を示します。

 

empecé
empezaste
empezó
empezamos
empezaron

 

「私たちは始めた」は「私たちは始める」と同じ形です。

 

 

La escuela empezó la semana pasada. 学校先週始まった。
¿Cuándo empezaste a sentirte mal? 君はいつ気分が悪くなり始めたの?
Empezamos a aprender español el año pasado. 私たちは去年スペイン語を学び始めた。
Los novios empezaron a pelear de repente. 恋人たち突然喧嘩し始めた

 

「sentirte」は再帰動詞です。「sentirse mal」は「気分が悪い」という意味です。

 

 

hubo, consiguió, supuso, empezóの意味・まとめ

「あった」とか「いた」と言うときは、「hubo」と言います。現在形の「ある」とか「いる」も活用形は一つだけで、「hay」でした。

 

動詞「conseguir」は「con」に「seguir」の活用形が付いて、「consiguió」は「あなたは手に入れた」、や「彼は手に入れた」などの意味になります。

 

動詞「suponer」は「su」に「poner」の活用形が付いて、「supuso」は「あなたは推測した」、や「彼は推測した」などの意味になります。

 

「empezó」は「あなたは始めた」、や「それは始まった」、「彼は始めた」などの意味になります。後に「a」と他の動詞の原形を付けると、「あなたは~し始めた」などの意味になります。

 

 

 

109. prefirió, pidió, sirvió の意味・スペイン語の点過去不規則動詞

目安時間:約 7分

 

ここでは、スペイン語の点過去不規則動詞「prefirió」、「pidió」、「sirvió」の意味やその活用形についてみていきます。「preferir(より好む)」、「pedir(求める)」、「servir(奉仕する)」は現在形も点過去も不規則動詞です。「cerrar(閉める)」のように、現在形は不規則動詞でも過去形は規則動詞であるものもあります。

 

 

 

 

Prefirió の意味と活用

「prefirió」の動詞の原形は「preferir」です。点過去での意味は「より好んだ」で、後ろに他の動詞の原形を付けることで「~することの方を好んだ」という文を作ることができます。「prefirió」の主語は「あなた、彼、彼女」などになります。

 

動詞「preferir」の点過去の活用は以下のようになります。

 

preferí
preferiste
prefirió
preferimos
prefirieron

「preferimos」は現在形と同じです。

 

 

El gatito prefirió jugar afuera. 子猫遊ぶ方が良かった。
Preferí estudiar en el curso nocturno. 私は夜間コース勉強する方を選んだ。
¿Preferiste ése que aquél? 君はあれよりそれの方が好きだったの?
Preferimos quedarnos en el hotel anoche. 昨夜、私たちはホテルに残るのを好みました。

 

Pidió の意味と活用

「pidió」の動詞の原形は「pedir」です。点過去での意味は「求めた」です。「pidió」の主語は「あなた、彼、彼女」などになります。

 

動詞「pedir」の点過去の活用は以下のようになります。

 

pedí
pediste
pidió
pedimos
pidieron

「pedimos」は現在形と同じです。

 

 

María Elena le pidió dinero prestado a su hermana. マリア・エレナは姉(妹)にお金を借りた
¿Pediste la mano de Patricia? 君はパトリシアにプロポーズしたの
Pedimos un aumento de sueldo el mes pasado. 私たちは先月お給料値上げを要求した。
Los muchachos le pidieron perdón al señor. 若者たちは男性に許しを求めた謝った)。

「la mano」は「手」という意味の女性名詞です。「手を求める」で、「求婚する」という意味になります。

 

 

Sirvió の意味と活用

「sirvió」の動詞の原形は「servir」です。点過去での意味は「サービスした、役に立った」です。「sirvió」の主語は「あなた、彼、彼女」などになります。

 

動詞「servir」の点過去の活用は以下のようになります。

 

serví
serviste
sirvió
servimos
sirvieron

「servimos」は現在形と同じです。

 

Esta máquina no sirvió para nada. この機械何の役にも立たなかった
Ya serví la comida. 私はもう食事の用意をした。
Les servimos un chocolate con leche caliente. 私たちは彼らに温かい牛乳入りココアを出しました。
Las nuevas herramientas nos sirvieron mucho. 新しい道具類私たちにとってとても役に立った。

「chocolate」は「チョコレート」という意味もあります。

 

 

prefirió, pidió, sirvió の意味・まとめ

prefirió, pidió, sirvió の三つとも同じように、第三人称単数とあなた、そして第三人称複数とあなた方が主語のときに、「e」が「i」に変わるという不規則動詞でした。

 

意味は、「prefirió」は「こっちの方が良かった」というようなときに使います。「pidió」は「求めた」という意味で、「pidió dinero prestado」は「お金を借りた」だし、「pidió la mano」は「プロポーズした」という意味で、「pidió perdón」は「謝った」など、使い勝手の多い動詞です。「sirvió」は「役に立った」や「(食べ物、飲み物を)出した」という意味でよく使われる動詞です。

 

 

107. dio, se dio, durmió, se durmió, jugó, oyó の意味(点過去)

目安時間:約 10分

ここでも引き続き、スペイン語の点過去不規則動詞を見ていきます。動詞によっては再帰動詞として使われる場合もあるので、両方の意味も記載しています。今回取り上げる動詞は「dio」、「se dio」、「durmió」、「se durmió」、「jugó」、「oyó」になります。

 

 

 

 

 

dio, se dio の意味(点過去

dio」の動詞の原形は「dar」で点過去の場合の意味は「与えた」になります。また、再帰動詞としてよく使われる表現に「se dio cuenta」というものがあり、「気が付いた」という意味です。動詞の原形にすると「darse cuenta」になります。もちろん主語によって「dio」や「se dio」は変わりますのでその活用を見てみましょう。

 

再帰代名詞(darseの場合) 動詞DAR
me di
te diste
se dio
nos dimos
se dieron

 

El dueño le dio una orden al perro. 飼い主犬に指図した。
El dueño se dio cuenta de su inteligencia. 持ち主は彼の賢さに気が付いた
Yo te di un regalo en tu cumpleaños. 私は君の誕生日プレゼントをあげたよ。
No me diste suficiente dinero para comprarte el boleto. 君にチケットを買ってあげるために十分なお金を君はくれなかったよ。

 

 

durmió, se durmió の意味(点過去

durmió」の動詞の原形は「dormir」で点過去の場合の意味は「寝た」になります。また、再帰動詞の「se durmió」の形もとてもよく使われて意味も同じようなものなので、「durmió」と「se durmió」のどちらを使ってもいい場合もあります。

 

ただ、全く同じではなく、再帰動詞の「se durmió」は「寝てしまった」という意味だと覚えておいた方が作文などで、間違えがないと思います。時間的な説明をすると、起きている状態から寝てしまう状態へ移ると「se durmió(寝てしまった)」で、そこから目覚めるまでの状態が「durmió(寝た)」になります。

 

「dormir」と「dormirse」の点過去の活用は以下のようになります。

 

再帰代名詞(dormirseの場合) 動詞DORMIR
me dormí
te dormiste
se durmió
nos dormimos
se durmieron

 

主語が「私たち」の時は「dormimos」で現在形と同じ形ですね。

 

Mi hija durmió diez horas. 私の10時間寝た。
Mi hija se durmió a las diez de la noche. 私の娘は10時に寝た。
¿Dormiste bien anoche? 君は昨夜よく眠れた?
Me dormí en la clase porque era aburrida. 退屈だったから私は授業中寝てしまった。

「era」は線過去です。

 

 

 

jugó の意味(点過去

jugó」の動詞の原形は「jugar」で点過去の場合の意味は「遊んだ、(スポーツを)した」になります。「jugó」は規則的な活用ですが、主語が第一人称単数の時に、活用の音が自然になるように、スペルが変わっている、というだけです。以下、動詞「jugar」の点過去の活用を示します。

 

動詞JUGAR
jugué
jugaste
jugó
jugamos
jugaron

 

こちらも主語が「私たち」の時は現在形と同じ「jugamos」です。

 

Ella jugó con sus muñecas. 彼女は彼女のお人形遊んだ。
Jugué tenis con mis amigos. 私は私の友達テニスをした。
Jugamos videojuegos anoche. 私たちは昨夜ビデオゲームをした。
Los deportistas jugaron bien. スポーツ選手たちはよいプレーをした。

 

 

oyó の意味(点過去

oyó」の動詞の原形は「oír」で点過去の場合の意味は「聞いた、聞こえた」になります。

 

「oír」の点過去の活用は以下のようになります。

 

動詞OÏR
oíste
oyó
oímos
oyeron

 

こちらも「oímos」は現在形と同じです。

 

Victor oyó un sonido extraño. ビクトルは変なを聞いた。
¿No oíste nada? 君は何も聞こえなかった(聞かなかった)の?
Oímos a las personas que pasaban. 私たちは人々通るのが聞こえました。
Uds oyeron claramente en la junta, ¿verdad? あなた方は会議はっきりと聞こえたんだ

 

「pasaban」は線過去です。

 

 

dio, se dio, durmió, se durmió, jugó, oyó まとめ

「dio」の動詞の原形は「与える」という意味の「dar」で、いろんな表現ができる大切な動詞です。今回はそんな沢山の表現の中から、非常によく使われる「darse cuenta(気が付く)」という再帰動詞の表現もご紹介しました。「Me di cuenta(私は気が付いたよ)」とか、「¿Se dio cuenta él?(彼は気が付いた?)」など、使ってみてください。

 

「durmió(寝た)」と「se durmió(寝ちゃった)」の違いもわかっていただけましたか?間違えてもいいので、どんどん使ってください!

 

「テニスをした」などはメキシコでは「Jugó tenis」と言いますが国によっては「Jugó al tenis」と言ったり「Jugó a tenis」と言うところもあります。前置詞とか定冠詞っていつつけるのかとか難しいと思いますが、あんまり気にしないでまずはどんどん言ってみることです。

 

「Oyó」は「(あなた、彼、彼女)は聞いた(聞こえた)」、「Oí」は「私は聞いた(聞こえた)」です。ちゃんと後の「イ」にアクセントを置いて発音してくださいね。日本語の「甥」の発音みたいな感じですね(^^)

 

 

106. puso, se puso, compuso, siguió, impidió の意味・点過去不規則動詞

目安時間:約 10分

ここでは、スペイン語の点過去不規則動詞、「puso」、「se puso」、「compuso」、「siguió」、「impidió」の意味や活用形をみていきます。

 

現在形では不規則動詞でも「resolver(解く)」のように、過去形では規則動詞のものもあります。点過去の規則動詞の語尾変化についてはこちらの記事をご覧ください。

 

 

 

puso, se pusoの意味・点過去不規則動詞

「puso」の動詞の原形は「poner」で、「puso」の意味は「(あなた、彼、彼女)は置いた、付けた」です。「se puso」の動詞の原形は再帰動詞なので「ponerse」で、「se puso」の意味は「(あなた、彼、彼女)は身につけた」です。

 

「poner(ponerse)」の点過去は不規則動詞で以下のようになります。

 

再帰代名詞(ponerseの場合) PONER
me puse
te pusiste
se puso
nos pusimos
se pusieron

 

¿Quién le puso una máscara a la Mona Lisa? モナリザにマスクを付けたのか?
Lisa se puso una máscara hecha a mano. リサは手作りのマスクを付けた。
Yo puse una carta en tu escritorio. 私は君の手紙を置いた。
¿Te pusiste el abrigo anoche? 君は昨夜オーバーを着た?

 

 

 

compuso の意味・点過去不規則動詞

「compuso」の動詞の原形は「componer」で、上記の「poner」が中に入っています。こういう場合は他にもありますが、「poner」と同じ活用形が「com」に加わります。「poner」は現在形も不規則動詞でしたが、「componer」も同じように現在形も過去形も不規則になります。

 

「compuso」の意味は「(あなた、彼、彼女)は直した、作曲した、作詩した」などです。

 

また、再帰動詞「componerse」としてもよく使われて、その場合は「成り立つ、ひとりでに直る」などの意味になります。

 

「componer」の点過去の活用は以下のようになります。(現在形も出てきていなかったので記載しておきます)

 

現在形 点過去
compongo compuse
compones compusiste
compone compuso
componemos compusimos
componen compusieron

 

Mi amigo compuso esta pieza de música. 私の友達この楽曲を作りました。
El refrigerador estaba descompuesto pero ya se compuso. 冷蔵庫壊れていたけどもう勝手に直った。
Entre todos compusimos la máquina. 皆で機械を修理した。
Yo compuse un poema para mi novia. 私の恋人のためを作りました。

 

 

siguióの意味・点過去不規則動詞

「siguió」の動詞の原形は「seguir」で、「siguió」の意味は「あなた、彼、彼女)は続けた、追った」です。後に他の動詞の現在分詞を付けて「~し続けた」と言うこともできます。

 

動詞seguirの点過去の活用は以下のようになります。

 

 

SEGUIR
seguí
seguiste
siguió
seguimos
siguieron

 

 

La señorita siguió hablando sin cesar. お嬢さん止まらずにしゃべり続けた。
A pesar de todo, ellos siguieron la carrera de medicina. 色んなことがあったにもかかわらず、彼らは医学の道を続けた。
Yo seguí el ejemplo de mis padres. 私は両親お手本に従った。
Después el taxi siguió derecho. その後タクシー真っ直ぐ進んだ。

 

 

impidióの意味・点過去不規則動詞

「impidió」の動詞の原形は「impedir」で、「impidió」の意味は「あなた、彼、彼女、それ)は妨げた」です。後ろに他の動詞の原形を加えて「~するのを妨げた」と言うこともできます。

 

動詞impedirの点過去の活用は以下のようになります。

 

IMPEDIR
impedí
impediste
impidió
impedimos
impidieron

 

 

Nadie me impidió salir a la calle. 誰も私が外出するのを妨げなかった
¿Por qué impediste el paso  de ese señor? 何故君はその男性通行を邪魔したのか?
Llamamos a la policía e impedimos un asalto en el banco. 私たちは警察を呼んで、銀行強盗を阻んだ。
Obviamente eso no nos impidió declarar. 明らかにそれは私たちが言明するのの妨害にはならなかった。

 

「Llamamos a la policía e」の「e」は「y(そして)」ですが、その次の言葉が「i」で始まるので「e」に変わっています。

 

 

puso, se puso, compuso, siguió, impidió・まとめ

点過去不規則動詞poner, ponerse, componer, componerse, seguir, impedir の意味と活用形をみて、例文も記載してありますので、動詞の使い方の参考にしていただけるとうれしいです。

 

過去形がだいぶできるようになると日記もスペイン語で書けるようになって楽しいと思います!

 

 

105. vino, trajo, dijo, pudoの意味・スペイン語の点過去不規則動詞

目安時間:約 9分

ここでは「vino」、「 trajo」、「 dijo」、「 pudo」の意味と使い方を見ていきます。「vino」は名詞の場合もありますが、ここでは動詞としての「vino」など、スペイン語の点過去不規則動詞を4種みていきます。

 

「salir(出る)」のように現在形では不規則動詞でも、過去形では規則動詞であるものもあります。点過去と線過去の規則動詞についてはこちらの記事をご覧ください。

 

 

 

vino の意味・スペイン語の点過去

「vino」の意味は何でしょうか?「El vino」と言ったら「ワイン」という意味です。「Él vino con una botella de vino」と言ったら「彼はワインのボトルとともに来た」という意味で、「Él vino」は「彼は来た」ということです。後の「vino」は「ワイン」ですね。

 

で、今回は動詞の勉強なので動詞「venir」の点過去の活用形をみてみましょう。不規則動詞です。

 

動詞venir
vine
viniste
vino
vinimos
vinieron

 

El mesero vino con una botella y dos copas. ボーイボトルさかずき二つ携えて来た。
Yo vine a aprender el idioma. 私は言語学ぶため来ました
¿Cuándo viniste? 君はいつ来たの?
Cuando vinimos, ya todos estaban aquí. 私たちが来たには、もう全員ここにいました。

 

「estaban(いました)」は線過去です。

 

 

trajo の意味・スペイン語の点過去

「trajo」の動詞の原形は「traer(持っててくる)」です。「trajo」は第三人称単数の主語の点過去の形で、「持ってきた」という意味です。動詞traerの点過去の活用は不規則で、以下のようになります。

 

動詞traer
traje
trajiste
trajo
trajimos
trajeron

 

El vendedor trajo fruta muy rica. 売り子はとてもおいしい果物を持ってきた。
Yo traje comida para compartir. 私はシェアするための食べ物を持ってきました。
¿Trajiste las salchichas que te pedí? 君に頼んだソーセージを持ってきてくれた?
Ellos trajeron el pastel de cumpleaños. 彼らはバースデーケーキを持ってきました。

 

dijo の意味・スペイン語の点過去

「dijo」の動詞の原形は「decir(言う)」です。「dijo」は第三人称単数の主語の点過去の形で、「言った」という意味です。動詞decirの点過去の活用は不規則で、以下のようになります。

 

動詞decir
dije
dijiste
dijo
dijimos
dijeron

 

La secretaria dijo que faltan muchos documentos. 秘書たくさんの書類が足りないと言いました。
Ya te dije lo que pasó. もう私は君に起こったことを言ったよ。
No dijimos  mentiras. 私たちはウソは言いませんでした。
Ustedes dijeron que sí participaban en la junta. あなた方はミーティングに参加すると言いました。

 

「faltan(足りない)」が現在形になっています。「今現在も書類が足りない」ので現在形を使っています。その次の「pasó(起こった)」は点過去です。一番最後の文の「participaban(参加した)」は線過去になっています。「あなた方」が「ミーティングに参加する」と現在形で言ったのです。そのことを「あなた方は言った」と過去形で表すとき、言った現在形の内容が線過去になります

 

 

 

pudo の意味・スペイン語の点過去

「pudo」の動詞の原形は「poder(できる)」です。「pudo」は第三人称単数の主語の点過去の形で、「できた」という意味です。多くの場合、他の動詞の原形と組み合わさって助動詞として使われます。動詞poderの点過去の活用は不規則で、以下のようになります。

 

動詞poder
pude
pudiste
pudo
pudimos
pudieron

 

El doctor no pudo llegar antes. 医者前に到着することができなかった。
¿No pudiste más? 君はもっとできなかったのか?
Sí pudimos avisarle al maestro. 私たちは先生に知らせることができた。
No pudieron comprar esa casa. 彼らはその買うことができなかった。

 

 

vino, trajo, dijo, pudo の意味と活用・まとめ

スペイン語の点過去で不規則動詞のもの4種類を見ていきました。「venir」の点過去「来た」の活用は「vine, viniste, vino, vinimos, vinieron」、「traer」の点過去「持ってきた」の活用は「traje, trajiste, trajo, trajimos, trajeron」、「decir」の点過去「言った」の活用は「dije, dijiste, dijo, dijimos, dijeron」、「poder」の点過去「できた」の活用は「pude, pudiste, pudo, pudimos, pudieron」です。

 

 

 

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サイト管理人MC(めひ・ここ)プロフィール

サイト管理人MC(めひ・ここ)です。

メキシコ市にあるUNAM大学外国人コースでスペイン語を学んだあと、メトロポリタン自治大学医用工学部に入学、卒業後は医用工学技士としてメキシコで仕事をしました。

その間、メキシコに滞在中の日本人の方たちに長年家庭教師としてスペイン語を教えてきました。

メキシコ人の夫との間に二人の子どもがいます。

メキシコには13年間住みました。メキシコ大好き、スペイン語大好きなめひ・ここです!

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