10.スペイン語のアルファベットの読み方と大文字にならないアルファベット

目安時間:約 5分

スペイン語のアルファベットの文字の読み方を音声付きでみていきます。英語のように、それぞれの文字に大文字と小文字がありますが、大文字のないアルファベットも一つあります。

尚、スペイン語の言葉の読み方については、スペイン語の読み方マスター講座の記事に詳しく書いてありますのでそちらを見てください。

アルファベット・A B C CH D E F

大文字小文字スペイン語での読み方
Aaa
Bbbe
Ccce
CHchche
Ddde
Eee
Ffefe

英語のアルファベットと似ていますが、一つ「CH」というのが入っています。二つの文字が組み合わさって一つのアルファベットです。

だから、辞書には「C」の次に「CH」の独立した項があります。例えば「chamarra」というのはジャンパーのことですが、辞書で「C」の項目で調べていても出てきません。

アルファベット・G H I J K L LL

大文字小文字 スペイン語での読み方
Ggge
Hhache
Ii i, i latina
Jjjota
Kkca
Llele
LLllelle

「i」は「イー」と発音しますが、「y」も単独では同じ発音になるので、違いを付けるために「i latina」と言ったりします。

「LL」は「L」とは別の独立したアルファベットになるので、例えば「llave(鍵、蛇口)」という言葉を辞書で調べようと思う場合は、「L」の項ではなく、次の「LL」の項で探すことを覚えておいてください。

アルファベット・M N Ñ O P Q R

大文字小文字スペイン語での読み方
Mmeme
Nnene
Ññeñe
Ooo
Pppe
Qqcu
Rrere

スペイン語独特の「Ñ, ñ」というアルファベットがあります。「N」が「エネ」で「Ñ」が「エニェ」というのはわかりやすいですね。この文字考えた人、すごいです!

アルファベット・rr S T U V W X

大文字小文字スペイン語での読み方
rrerre
Ssese
Ttte
Uuu
Vvve, ube
Wwdoble u
Xxequis

「rr」は「r」とは別のアルファベットです。巻き舌の発音になります。でも、「rr」から始まる言葉はありません。だから辞書にも「rr」の項はありません。巻き舌で始まる言葉はないのかって?あります。

「r」は一つでも文字の頭に来る時は「rr」と同じ、巻き舌になります。「Rosa」というのはピンク色という意味でもあるし、ばらの花という意味でもあります。ロサという女性の名前もあります。巻き舌で発音しますが「R」は一つだけです。

「W」は「ドブレウー」の他に、「be doble」と言われることもあります。

アルファベット・Y Z

大文字小文字スペイン語の読み方
Yyi griega, ye
Zzceta

アルファベットの「Y」は「イグリエガ」または「ジェー」と読みます。「griega」というのは「ギリシャ語の」という意味で、先ほどの「I」が「i latina」で「ラテン語のi」となっていたのと区別されています。

スペイン語のアルファベットの読み方・まとめ

いかかでしたか?大文字にならないアルファベットはどれかわかりましたでしょうか?そうです。「rr」ですね。

名前を聞いたときや地名を聞いたときに、スペルを知りたいかもしれませんよね。スペルを言ってくれるときは、アルファベットで言ってくれるわけですから、そんなときに役に立つでしょうか?

あと、数式なんかではよくアルファベットを使いますよね。「x=vt」は「Equis es igual a ve por te」と読みますから。スペイン語圏で理系に進む人などは必須です。

6.スペイン語のアクセントの位置を完璧に見分ける方法

目安時間:約 5分

スペイン語を上手に発音するためのコツの一つに、アクセントを正しい位置で発音する、ということがあります。アクセントの部分は単語の他の部分より調子を高く発音します。

スペイン語のすごいところは、アクセントの位置が単語のどこになるかというルールがちゃんとあることです。そのルールさえ理解していれば、誰でも単語を見て、どの位置で調子を高くして発音すれば良いのかがわかるのです。

単語の後から数えて2番目の母音にアクセント

単語の後から数えて2番目の母音にアクセントが来る言葉:

単語の最後の文字が母音の「AEIOU」のどれかであるもの

または、単語の最後の文字が子音の「NS」のどちらかであるもの

例:

verdura野菜
calle通り
kakiカーキ色
supermercadoスーパー
margenふち
lunes月曜日

2重母音、3重母音が入る場合

母音には強母音(A、E、O)弱母音(I、U)があります。

強母音どうしが引っ付いている場合は2重母音ではないので、母音を一つづつ数えます。

例:
correo(郵便)では、「e」も「o」も強母音なので独立して数えて、後ろから2番目の母音は「e」になります。

強母音と弱母音、弱母音と強母音、弱母音と弱母音の組み合わせは2重母音となるので、2重母音一つで母音一つと数えます。

例:
secretaria(秘書)では、最後の「ia」が弱母音と強母音の組み合わせで2重母音なので、「後から2番目の母音」は「ta」の「a」になります。

3重母音は弱母音、強母音、弱母音の組み合わせで一つの母音として数えます。 一つの母音であるかのように、素早く発音しますが、3重母音にアクセントが来る場合は、組み合わせの中で強母音のところにアクセントがいきます。

例:
Miau(にゃあ、猫の鳴き声)の「iau」は3重母音なので一気に発音します。

単語の一番後の母音にアクセント

単語の一番後の母音にアクセントが来る言葉:

単語の最後の文字がNとSを除く子音であるもの(Yも含む)

例:

diagonal斜め
reloj時計
nariz
califlorカリフラワー
universidad大学
¡caray!びっくり!

2重母音,3重母音が入る場合

強母音(A、E、O)と弱母音(I、U)、弱母音(I、U)と強母音(A、E、O)、弱母音(I、U)と弱母音(I、U)の組み合わせで2重母音となって、母音一つと数えることは上で説明した通りです。

2重母音のところにアクセントがいく場合は、強母音を強く発音します。

例:
juez(裁判官)では、「ue」が2重母音で、「e」が強母音なので強く発音します。

単語の最後が「y」でその前に弱母音、強母音が組み合わさっているときは、3重母音とみなされて、3つで一つと数えます。

例:
Uruguay(ウルグアイ) では、「uay」が3重母音で、強母音の「a」を強く発音します。

アクセント記号のあるところにアクセント

アクセント記号「´」が付いている場合は、上記のルールを無視して、アクセント記号のある母音にアクセントが来ます。

例:

fábrica工場
caféコーヒー、茶色
jamónハム
médico医者
ámbar琥珀
compásコンパス


アクセント記号がある場合は、弱母音でも強く発音します。

例:
zapatería(靴屋)では「rí」の部分にアクセントを置いて言います。

スペイン語のアクセントの位置・まとめ

いかがでしたか?3重母音はあまりありません(特にメキシコ流では)。でも、2重母音のことはよく理解しておいてほしいです。

特に、強母音どうしだと2重母音ではないけれど、他の組み合わせだと2重母音で母音一つと数えるということを覚えておくと、ルールに従ってどこを強く発音したらいいかがわかってきます。

それともう一つ、アクセント記号は、同じ単語で意味が違うときに違いをつけてわかりやすくするようについている場合もあります。でも今は気にしなくて大丈夫!




1.queの読み方・chuの読み方・スペイン語の読み方マスター講座

目安時間:約 12分

スペイン語で「que」ってよく出てきますが、読み方わかりますか?「chu」の読み方は?

 

ここでは、「スペイン語の読み方マスター講座」と題して、この記事を読み終わったらqueの読み方やchuの読み方などわかるようになっているように、スペイン語の読み方をわかりやすく説明します。

 

 

スペイン語の読み方

スペイン語は基本的にローマ字読みでオッケーです。少し違う部分もありますので、違うことについて、説明していきますね。

b とv の発音は同じ

スペインの一部の地域など、「v」を下唇をかんで発音する所もありますが、メキシコやその他、大部分のスペイン語圏では「b」と「v」は同じ発音です。普通にバビブベボと発音して大丈夫です。

ca、co、cu はカ、コ、ク

ca、co、cuは、カ、コ、ク、で問題ないですね。

「ci」は「シ」。でも、「shi」となってしまわないよう気を付けてください。「スィ」と書いた方がわかりやすいかもしれませんね。

「ce」は「セ」です。スペインの方では英語の「th」のように、歯の間に舌をはさんで発音しているようですが、メキシコやラテンアメリカは普通に「セ」でオッケー。

chu の読み方・cha,che,chi,cho,chu

cha、che、chi、cho、chu、の読み方はチャ、チェ、チ、チョ、チュ、で問題ないです。でも、ここで取り上げたのは、「ch」が独立したアルファベットだということを言いたかったから。

例えば、「chico」を辞書で調べてみようと思っても、「c」の項に出てきません。「ce-」の次に「ci-」が来て、「ch」が抜けています。

「cz-」の後にアルファベット「ch」の項が来て、そこに「chico」は「小さな」という意味であることなどが出ています。

da、de、di、do、du

da、de、di、do、du、はダ、デ、ディ、ド、ドゥ、でこれも問題ないと思いましたが一応、「di」と「du」の発音が日本語にはない音なので書き留めておきます。

よく、単語の最後が「d」で終わって母音が付いていないことがありますが、そんな時は、単語の最後に舌を上の前歯の後に当ててください。

音は聞こえませんが、そうすることで、上手に発音したように聞こえます。「ciudad(シウダッ)」のような場合ですね。「市」という意味です。

g の発音はちょっと要注意

ga、go、gu、はガ、ゴ、グ、で問題ありません。

「ge」と「gi」は「ヘ」と「ヒ」を強めに発音します。こんな風に↓

 



「gue」は「ゲ」と読みます。

「gui」は「ギ」と読みます。

「güe」は「グエ」と読みます。

「güi」は「グイ」と読みます。

h は発音しない!

hは発音しないんですねー。
ha、he、hi、ho、hu、はア、エ、イ、オ、ウ と発音します。
hはないに等しいわけですが…

先述した、「c」の後に「h」が来て「ch」となっているときは、「h」を無視して「cha」を「カ」なんて発音しないでくださいね。この場合は「h」はちゃんと存在しているので「チャ」と発音してあげてください!

j はちょっと特有の発音です

ja、je、ji、jo、ju、は、ハ、ヘ、ヒ、ホ、フ、を強く発音してください。 「je」は「ge」と、「ji」は「gi」と同じ発音です。「ju」は「fu」より強く発音するので同じではありません。
ja、je、ji、jo、ju、j、はこんな感じで発音します↓

l の発音は英語と同じ

la、le、li、lo、lu、の発音はラ、レ、リ、ロ、ル、と書いてしまいますが、ご存知のように、ra、re、ri、ro、ru、とは違います。

違うけれど、悲しいかな、日本人はこの「l」音を聞かずに育つので、「l」と「r」を聞き分けることができないのですね。同じに聞こえます。

でも、スペイン語圏の人たちも英語圏の人たちも「全然違う音」として「l」と「r」を聞いています。だから、「l」はちゃんと発音しないと通じなくなってしまいます。

とはいえ、私たちは、聞き分けられなくても「l」をちゃんと発音することができるのでご安心ください。舌の先を上の前歯の裏に付けて「ラリルレロ」を発音すればいいのです。

単語の最後や途中に母音(アイウエオ)なしで、「l」だけがある場合もありますが、音として出なくても、舌の先を上の前歯に付ければオッケーです。

例えば「sal」というのは「塩」という意味ですが「サ」を言った後、すぐ舌の先を上の前歯の裏に付けるのです。

日本語で「サル」と書いてしまいますが、「saru」と「sal」では全然発音が違いますよね?それがわかれば、もうだいぶ、スペイン語の読み方、マスターしてきてます!

ll の発音

スペイン語のアルファベットについては、また別の記事で紹介しますが、この「l」が二つ引っ付いた「ll」というアルファベット、スペイン語特有の発音です。

lla、lle、lli、llo、llu、の発音は「ジャ行とヤ行の間位の発音」で、こんな感じの発音になります↓

難しいですか?大丈夫です!ジャ、ジェ、ジ、ジョ、ジュ、と言ってしまっても通じます!ヤ行のヤ、ユ、ヨ、で言ってしまっても通じます。「lle」は「ィエ」、「lli」は「イ」と言ってしまっても通じます。

通じるけど、ちょっと、「ジャ」と「ヤ」の中間の発音というのもトライしてみてくださいね。

ña、ñe、ñi、ño、ñuの読み方は?

エヌの上にふにゃふにゃっとしたものが付いています。何て読むでしょうか?
ña、ñe、ñi、ño、ñu、はニャ、ニェ、ニィ、ニョ、ニュ、と読みます。

que の読み方、qui の読み方

「que」の読み方やっと出てきました。
「que」は「ケ」、「qui」は「キ」と発音します!

r の発音、2種

ra、re、ri、ro、ru、はラ、レ、リ、ロ、ルと発音します。が。

「r」が語頭に来る場合は強く発音(巻き舌)します。 ra、re、ri、ro、ru、 は語頭に来た場合、こんな風に発音します↓

「r」の後に母音(a、e、i、o、u)が付かない場合は、音として聞こえなくても巻き舌をする要領で、舌を息で少し震わせる位の方がいいと思います。

「amor」というのは「愛」という意味ですが、スペイン語の歌によく出てくる単語です。機会がありましたら、最後の「r」の発音をよく聞いてみてください。

巻き舌は毎日練習しているとできるようになってきます。

rr はrとは別のアルファベット

rra、rre、rri、rro、rru、は巻き舌で「ラ、レ、リ、ロ、ル」です。
先述した、語頭の「r」の巻き舌と同じです↓

rra、rre、rri、rro、rru、 は語頭に来ることはありません。「rr」は「r」とは別のアルファベットですが、語頭には来ないので、辞書に「rr」の項はありません。

si はshiにならないように

sa、se、si、so、su、はサ、セ、シ、ソ、スですが、「si」だけ「shi」にならないように「スィ」と考えておいた方がいいかもしれません。

ti は「ティ」、tuは「トゥ」

ta、te、ti、to、tu、はタ、テ、ティ、ト、トゥ、で問題ないとは思いますが、一応、「ti」と「tu」の発音が日本語にないので記載しておきました。

u はウ

「u」は「ウ」ですが、日本語の「ウ」より多少「オ」に近い感があります。でも、あんまり気にしなくてオッケー!

w は外来語だけ

スペイン語には「w」は使われません。Volkswagenの「ワーゲン」を「バーゲン」と「b」音で発音したり、Wáshingtonは「ワッシントン」と「w」音で発音したりしています。

x の発音、Méxicoの発音など

「x」の発音は基本的に「ks」と発音しますが、メキシコでは、地名や人の名前、料理の名前などで、「j」の発音や「s」や「sh」の発音となる言葉が多くあります。

例:
xico (Méjico) メキシコ
examen (eksamen) 試験
Xochimilco (Sochimilco) ソチミルコーメキシコ市にある観光地
Uxmal (Ushmal) ウシュマルーメキシコのユカタン州にあるマヤ遺跡
このような発音になります↓

y はllと同じ発音と思っていいです

ya、ye、yi、yo、yu、は先述した、lla、lle、lli、llo、llu、の発音と同じだと思っていただいていいです。つまり、こんな感じですね↓

ya、ye、yi、yo、yu、は、「ジャ、ジェ、ジ、ジョ、ジュ」と「ヤ、ィエ、イ、ヨ、ユ」の間位を狙って発音してみてください。

もし、あなたの名前に「ヤ」や「ユ」や「ヨ」が入っていたら、スペイン語圏の人が読んだら、「ジャ」とか「ジュ」とか「ジョ」と発音されているように聞こえるかもしれません。

「やよい」という名前だったら「じゃじょい」と発音されているように聞こえるかも。 「やまだ」さんは「じゃまだ」さんとか。あなたの名前に、「や、ゆ、よ」は入っていますか?

z はsと同じ

za、ze、zi、zo、zu、は、サ、セ、シ、ソ、ス、と発音して「s」と全く同じです。

とはいえ、大半のスペインでは舌を噛んで「th」で発音してるとのこと。メキシコ流の方がいいですよね?メキシコ流は「舌噛み」一切なしです(笑)いちいち舌噛んだり、やってられませんよね?

スペイン語の読み方マスター講座・まとめ

いかがでしたでしょうか?スペイン語が読めるようになったと感じてもらえましたでしょうか?

英語と違って、スペイン語はルールさえわかれば読むことがすぐにできるようになります。日本人にとっては、とっつきやすい言語だと思います。

一番練習しなければならないのは巻き舌ですね。これはちょっと頑張ってもらわなければなりません。「よーし、がんばるぞー!」となって下さる方がいたら、こんなにうれしいことはありません。

スペイン語が好きな人が増えますように!

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サイト管理人MC(めひ・ここ)プロフィール

サイト管理人MC(めひ・ここ)です。

メキシコ市にあるUNAM大学外国人コースでスペイン語を学んだあと、メトロポリタン自治大学医用工学部に入学、卒業後は医用工学技士としてメキシコで仕事をしました。

その間、メキシコに滞在中の日本人の方たちに長年家庭教師としてスペイン語を教えてきました。

メキシコ人の夫との間に二人の子どもがいます。

メキシコには13年間住みました。メキシコ大好き、スペイン語大好きなめひ・ここです!

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