195. encontrarse 【スペイン語】と encontrar の意味の違い他

目安時間:約 6分

この記事では、スペイン語の encontrarse と encontrar の違いなど、再帰代名詞se が付くか、付かないかで、意味がかなり違ってくる動詞を集めてみました。

 

encontrarseーencontrar

encontrarse と encontrar の違いなど、再帰代名詞se が付くか、付かないかで、意味がかなり違ってくる動詞を以下に記載します。

 

encontrarse 動詞estar と同義で位置を表したり一時的な状態を表す。「出くわす」の意味も。
encontrar 見つける
llamarse ~という名前である
llamar 呼ぶ、電話をかける
quedarse 同じ場所や状況に留まること。quedarse con ~で「~を自分の物にする」など。
quedar 残る、quedar en~で「~ということにする」、quedar en mano de ~「~のものになる」、動詞estar と同じで位置を表す。
acordarse de を思い出す
acordar 同意する、決める
tratarse se trata de ~は動詞ser と同じ意味で、前述したことについて語る場合に使い、主語なしで常に第三人称単数形。または、tratarse de + 不定詞(またはque + 接続法)で、義務や必要性を表すことも。
tratar 扱う、治療する、tratar de ~で「~を努力する」
aprovecharse de を悪用する
aprovechar (時間や機会を有効に)利用する
creerse 自信がある(実際は大したことないのに)、自分を~と思う(実際はそうでもないのに)
creer 思う、信じる
recibirse 肩書を取る、称号を得る
recibir 受ける、受け取る
dirigirse 向く
dirigir 導く、統率する、向ける
hacerse ~になる、ふりをする
hacer する、作る、hacer + 不定詞、で「~させる」、前、天候に関しては「である」。
volverse ~になる
volver 戻る、volver a 不定詞、で「再び~する」

 

 

例文

encontrarse と encontrar の例文です。

 

Los coyotes se encuentran en la mayor parte de América del Norte incluyendo※ México. コヨーテはメキシコを含めて北アメリカの大部分にいます。※(incluyendo の代わりに incluido でもいいです。現在分詞のincluyendo も適した使い方です)
El presidente no se encuentra bien en este momento. 社長は今(現時点で)状態が良くないです。
Él se encontró con su exnovia en la estación de tren. 彼は汽車の駅で元彼女と出くわしました。
Encontré mi anillo debajo del escritorio. 私は机の下に私の指輪を見つけました。

 

encontrarse と encontrar まとめ

この記事では、encontrarse と encontrar の違いなど、再帰代名詞se が付くか、付かないかで、意味がかなり違ってくる動詞をまとめてみました。複数、意味があるものは使い方に慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、この記事が、読解でお役に立てば幸いです。会話でも使いこなせるようになりますよう願っております!

 

 

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193. comerse のスペイン語の意味など「強調の se」について

目安時間:約 4分

この記事では、comerse のスペイン語の意味など、「強調の se 」について解説しています。

 

強調の se

スペイン語には「強調の se 」というものがあります。comerse のように再帰代名詞が伴われるので再帰動詞といってしまってもいいですが、この「強調の se 」の場合は再帰代名詞を取り除いてしまうこともできます。「強調の se 」と言っていますが、再帰代名詞 me, te, se, nos, se すべてが主語によって強調の意味を持ちます。

 

「強調の se 」は会話に、より豊かな表現を加えることができます。話している物の量を強調したい時に使われます。

 

「強調の se 」は飲み込むことの意味を持つ動詞や知能と関係する動詞とともによく使われます。

 

例えば、comerse を例にとると、「全部食べてしまう」というような、驚きの意味合いや強調の意味合いを、ただの comer「食べる」に付け加えることができます。

とはいえ、再帰代名詞を取り除いたとしても、基本的な意味は同じということになります。

 

「強調の se 」を使う場合は往々にして、強調を助長する形容詞や前置詞、副詞を含んでいることが多いです。

 

 

comerse などの例文

 

Se comió toda la hamburguesa tan grande. ¡Sorprendente! (彼は)そんなにも大きいハンバーガーすっかり食べきった。驚くべき
¿Te la tomaste de trancazo? 君はそれを一気に飲み干したのか?
Me lo aprendí hasta la última página. 私はそれを最後のページまで学びきった。
Ya se lo saben de memoria.※ (彼らは)それを暗記してしまっている。

 

 

※de memoria を付けなくても同じ意味になります。saberse は「暗記してしまっている」という意味になります。

 

 

comerse などの「強調の se 」まとめ

 

この記事では、comerse や aprenderse などの「強調の se 」について解説いたしました。comer や aprender と意味は同じですがニュアンスがちょっと違う感じです。違いは微妙かもしれませんが、よく使われる表現です。

 

 

 

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191. スペイン語の代名動詞で感情などを表すもの

目安時間:約 6分

この記事では代名動詞の中で、感情や精神状態を表す動詞についてみていきます。

 

代名動詞とは

代名動詞とは動詞に、動詞の人称と同じ人称の再帰代名詞が付くもののことを言います。

 

再帰動詞も代名動詞の中に入ります。

 

se の用法で解説しています「お互いに」という意味で使われる se ven (相互動詞)や無人称文としてや受動態としての se usa なども代名動詞です。

 

levantarse(再帰動詞)のように再帰代名詞を取ることができる動詞があります。levantarは「起こす」という意味で、levantarseは「起きる」という意味で、再帰代名詞を取ることで意味が変わっています。

 

代名動詞の中には再帰代名詞を取ることができない動詞があります。arrepentirse「後悔する」などです。これらの動詞は主語の人の中で起こる過程を表現するものとして中間態と呼ばれる文法用語で言い表されます。

 

感情や精神状態を表現する動詞は再帰代名詞を伴うので代名動詞です。動詞の後に前置詞が来ることが多いです。

 

感情を表す代名動詞

では、感情を表す代名動詞をいくつか挙げてみます。

 

interesarse en 関心を持つ
arrepentirse de 後悔する
preocuparse de, por 心配する
alegrarse de 喜ぶ
sorprenderse ante 驚く
aburrirse con 退屈する
atreverse a 思い切って~する
entristecerse ante 悲しむ
molestarse con 不快に思う、労をとる
disgustarse por 腹を立てる
asombrarse de 驚く
apenarse por 悲しむ
extrañarse ante 不審に思う
entusiasmarse por, con 感激してやる気になる
asustarse de ぎょっとする
animarse a 活気づく
divertirse por 楽しむ
enojarse con 怒る
quejarse de 愚痴をこぼす

 

違う前置詞が使われる場合もあります。

 

感情を表す代名動詞の例文

 

いくつかの例文を挙げます。

 

Mis amigos se interesaron mucho en la cultura regional de México. 私の友人たちはメキシコの地域的な文化にとても関心を持った。
Me arrepiento mucho de lo que hice anoche. 私は私が昨夜やったことをとても後悔している。
No te preocupes por esas cosas. 君はそれらのことを心配しないで。
Me alegro mucho de que te haya ido bien. 君がうまくいっていることを私はとてもうれしく思う。
Nunca nos aburríamos con la rutina. 私たちは決して習慣(ルーティン)にあきあきすることはなかった。

 

 

スペイン語の代名動詞で感情などを表すもの・まとめ

この記事では、代名動詞で感情などを表すものをご紹介しました。直接目的語ではなく、前置詞を伴うことが多いです。多くの動詞は再帰代名詞とともに使われます。

 

 

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136.スペイン語の動詞se venなど再帰動詞だけじゃないseの用法

目安時間:約 13分

スペイン語を聞いていると、「se」がたくさん出てきます。「セ」と発音するので、同じ発音をする「sé」も合わせると、何の「セ」なんだか、わからなくなってしまうかもしれません。ここでは、「se」の用法をわかりやすく整理してみようと思います。

 

 

スペイン語の動詞 se ven

「ven」は動詞「ver(見る、会う)」の、主語が「彼ら、彼女ら、あなた方」の場合の現在形です。その動詞の前に「se」が付いています。この「se」は何でしょうか?

 

 

これは「お互いに」という意味で、この se の付いた動詞は相互関係を表す動詞になります。複数形でだけ使われます。主語が「私たち」の時は「se」ではなく「nos」になるので「私たちはお互いに会います」という意味だと「Nos vemos」になります。よく、「さようなら」という意味で使われる言葉ですね。

 

Ellos se ven seguido. 彼らはお互いによく会っています。
Mi tía y mi prima se parecen mucho. 私の叔母従妹はすごく似ています。
Mi gato y el gato del vecino se pelean. 私の猫と隣人の猫は喧嘩します。
Eduardo y Angélica no se hablan para nada. エドゥアルドとアンヘリカはお互いに全く話さない(仲が悪い)。

 

とはいえ、「Ellos se ven bien.」と言った場合は、「彼らはよく見える」という意味で再帰動詞の用法となります。再帰動詞については次をご覧ください。

 

再帰動詞 se casó

「se casó」は再帰動詞です。再帰動詞については以下のリンクをクリックすると詳しく書いた記事に行けますので、必要に応じてご覧ください。

 

再帰動詞について

 

「se casó」の動詞の原形は「casarse」で「結婚する」という意味です。「se casó」は点過去なので「結婚した」という意味です。主語は「彼、彼女、あなた」などですね。

 

 

再帰動詞には必ず主語によって再帰代名詞(me, te, se, nos, se)が付くので、再帰動詞の主語が「彼、彼女、あなた、彼ら、彼女ら、あなた方」などの場合は、「se」が付きます

 

Nuestro hijo se casó el año pasado. 私たちの息子去年結婚した。
Arturo se cayó en la calle. アルトゥーロは転んだ。
Mis abuelos siempre se sentaban en esa banca. 私の祖父母はいつもそのベンチに座っていた。
Ella se fue temprano. 彼女早く帰った。

 

再帰動詞:

casarse(結婚する)

caerse(落ちる、転ぶ)

sentarse(座る)

irse(去る)

 

comerse についてはこちらの記事で説明しています。

 

無人称文 se usa

 

「usa」は動詞「usar(使う)」の第三人称単数形が主語の現在形です。この動詞の前の「se」は何でしょうか?この「se」は無人称文を表しています。主語がない(必要ない)、または、「人々は」を主語として訳すこともできます。動詞によっては受け身の形になります。

 

「se usa」の場合、使うものが何か(実質的な主語)によって単数形でも複数形「se usan」でもいいです。

 

En este pueblo, se usa mucho la madera para todo. この村ではすべてにおいて木材が多く使われます。
¿Se puede entrar? 入ることができますか?
Aquí se habla español. ここではスペイン語が話されています。
¿Cómo se escribe tu nombre? 君の名前どう書きますか?

 

se me olvidó

「se lo」「se la」「se los」「se las」の場合は「se」は間接目的語代名詞の「le(彼に、彼女に、あなたに)」または「les(彼らに、彼女らに、あなた方に)」などだとわかります(再帰代名詞の場合もありますが)。間接目的語代名詞については以下の記事に詳しく書いてあります。

 

間接目的語代名詞について

 

では、「se me」の「se」って何?この「se」は再帰代名詞です。では、この「me」は何なんだ?って話になりますよね。この「me」は間接目的語代名詞の「私に」です。「私に被害が降りかかった」という意味です。

 

 

「se me olvidó」は「私は忘れちゃった」という意味です。とてもよく使う表現で、スペイン語らしい言い回しです。実質的な主語は「忘れた物」で、「忘れた物が私に忘れさせた」と言うような、まるで、自分には責任がないかのような言い方に聞こえます。

 

 

他の間接目的語代名詞も使えて「¿Se te olvidó?(君、忘れちゃったの?)」の他、「se le」、「se nos」、「se les」も使えます。また、「忘れた物」が複数の場合は「Se me olvidaron.」と複数形を使うこともできます。

 

Se me olvidó el libro. 、忘れちゃったんだよ。
Se le nota que no es de aquí. (彼、彼女は)ここ出身じゃないってバレちゃってるよ。
A mi abuelo a veces se le va la onda. 私の祖父時々ボケてる。
Se me perdió la llave. 私はを失くしちゃった。

 

どれも「本人の意思に反して」というニュアンスがあります。

 

「se le nota」は例えばアクセントが違うからわかったとか、顔でわかったとかそういうことです。

 

「la onda」は「波」とか「電波」などの意味で、「se va」の「irse」は「去る」とか「行ってしまう」という意味ですよね。「Es que se me fue la onda.(ボーっとしてて)」などの表現にも使えます。

 

「忘れた」もそうですが、「失くした」も普通に「Perdí la llave.(私は鍵を失くした)」と言ってもいいわけですが、「Se me perdió la llave.」と言われた方が、あなたの鍵を失くされていたとしても謝ってもらえる確率は低いだろうな、という感じですね!

 

 

No sé と Sé feliz

 

「se」とは全然別物の「セ」なので区別をつけるためにアクセント記号が付く「sé」があります。アクセント記号が付いていても、発音は同じです。

 

 

「No sé」の「sé」は「私は知っている」という意味です。「No sé」は「私は知らない」という意味ですね。動詞の原形は「saber」です。「saber」の活用は下の記事をご覧ください。

saber の意味と活用

 

「No lo sé.(私はそれを知りません)」と直接目的語代名詞が入ることもあります。

 

 

「Sé feliz」の「Sé」はまた違う動詞です。動詞の原形は「ser」で「~です」という意味です。「Sé」は相手が「君」に対して言う命令形です。「feliz」は「幸せな」という形容詞で、「Sé feliz」で「幸せになってください」という意味になります

 

形容詞を変えて「Sé fuerte(強くあれ)」などいろんな表現が作れます。

 

 

スペイン語の se の用法・まとめ

「se」は複数形の主語で、「お互いに~だ」という時に使われることがあります。

 

また、スペイン語には再帰動詞というものがたくさんあって、その場合には、第三人称単数形か複数形の主語のときに、再帰代名詞「se」が使われます。

 

再帰動詞の動詞と再帰代名詞の間に間接目的語代名詞が入っていることがあります。その場合は「~してしまった」という意味合いだと思っていただけるといいと思います。

 

無人称文として、動詞に「se」がつくこともあります。「行う人は誰」と指定する必要のないときに使え、スペイン語の文章の中での主語は行いを受ける物や事になるので、受動態と理解してもいい場合もありますが、「¿Se puede~?(~してもよろしいですか?)」のように違う形の無人称文もあります。

 

「se」と発音は同じですが、「No sé」や「Sé feliz」のように、動詞の「saber」や「ser」が活用変化したものもあります。

 

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97. 再帰動詞ースペイン語ー

目安時間:約 11分

スペイン語には再帰動詞というものがあります。再帰動詞って何でしょうか?英語にも日本語にもないのでわかりにくいかもしれません。でも要するに、動詞の動作を行う人と、その動作を受ける人が同じ時に使うのが再帰動詞だと考えてもらえるといいと思います。

 

 

 

 

再帰動詞

スペイン語の再帰動詞とは、基本的に動詞の動作を行う人と、その動作を受ける人が同じ時に使うのが再帰動詞だと考えてもらえるとわかりやすいと思います。

 

例えば「vestir(着せる)」という動詞についてはこちらの記事で説明していますが、「子どもに服を着せる」と言いたい時などに使います。「自分で服を着る」時は再帰動詞を使います。以下に再帰動詞でない場合と再帰動詞の場合の活用形を示します。

 

人に服を着せる 自分で服を着る(再帰動詞)
visto me visto
vistes te vistes
viste se viste
vestimos nos vestimos
visten se visten

 

 

なんだ、動詞の部分は同じじゃないかって?そうです。再帰動詞とは、動詞の前に再帰代名詞(me, te, se, nos, se)が付いたものになります。

 

辞書に載っている動詞の原形は、再帰代名詞の「se」が動詞の後に連結しています。「vestirse」のようにです。辞書で調べる場合は「vestir」の項目の中に「vestirse」があります。

 

 

スペイン語では、再帰動詞の文で、体の部分を言う時に、所有形容詞を使わずに定冠詞を使います。「私は手を洗います」は「Me lavo mis manos」ではなく、「Me lavo las manos」と言います。※manos(手)は女性名詞です。

 

 

直接目的語代名詞が再帰動詞の文の中に入る時は、「再帰代名詞直接目的語代名詞」の順番になります。

例:Me las lavo inmediatamente.(私はそれらを即座に洗います)

 

 

現在進行形(Estar+現在分詞)未来形(Ir+a+動詞の原形)の文の中に再帰動詞と直接目的語代名詞が入る場合は、「再帰代名詞+直接目的語代名詞」は二つの動詞の前に来るか、二つの動詞の後に連結されます。

例:

Me las estoy lavando ahorita. Estoy lavándomelas ahorita. 私は今それらを洗っています。
Me las voy a lavar al rato. Voy a lavármelas al rato. 私はそれらを後で洗います。

 

後ろに「再帰代名詞+直接目的語代名詞」が来るときは書くときにアクセント記号が付きますね。言葉が長くなりますがアクセントの位置は同じということです。

 

Tengo que+動詞の原形Quiero +動詞の原形など、二つの動詞が組み合わさる表現も上記の現在進行形や未来形の場合と同じようになります。

 

 

どんな再帰動詞がある?

では、上記の再帰動詞以外にどんな再帰動詞があるでしょうか?以下に例題を挙げてみます。

 

Me levanto temprano. 私は早く起きます。
Me acuesto a las nueve de la noche. 私は夜の9時に床に着きます。
Me baño diario. 私は毎日入浴します。
Me cepillo los dientes. 私はを磨きます(ブラシをかけます)。
Me duermo en la clase. 私は授業で眠ります。
No me pongo el suéter. 私はセーターを着ません。
Me quito los zapatos. 私はを脱ぎます。
Me arreglo para salir. 私は出かけるために身なりを整えます。
Me corto las uñas. 私はを切ります。
Me pinto los ojos siempre. 私はいつもアイシャドーを付けます(を塗ります)。
Me despierto a las siete de la mañana. 私は朝の7時に目覚めます。

 

再帰動詞は必ずしも「動詞の動作をする人がその動作を受ける」という定義に当てはまるとは限りません。その場合は「この意味の動詞は再帰動詞」として覚えるしかありません。以下のような動詞です。

 

Me quedo aquí. 私はここに留まります。
Me enfermo seguido. 私はよく病気になります。
Me alivio pronto. 私は早く快復します。
Yo no me quejo. は文句は言いません。
Me llamo Takeshi. 私はたけしと申します。
Me despido de ustedes. おいとまいたします(私はあなた方に別れを告げます)。

 

「別れを告げる」は「Despedir」で再帰動詞でないものも以前の記事で取り上げています。でも、再帰動詞の方がよく使います。再帰動詞の時は前置詞が「a」ではなく「de」になるのを覚えておいてください。

 

全部主語が「私は」になっています。練習で、主語を変えて言ってみてください。以下の動詞はーar動詞の活用です。

ーar動詞
levantar
bañar
cepillar
quitar
arreglar
cortar
pintar
quedar
enfermar
aliviar
quejar
llamar

 

以下の動詞の現在形は不規則です。

acostar dormir poner despertar despedir
acuesto duermo pongo despierto despido
acuestas duermes pones despiertas despides
acuesta duerme pone despierta despide
acostamos dormimos ponemos despertamos despedimos
acuestan duermen ponen despiertan despiden

 

再帰動詞ですから再帰代名詞を動詞の前に付けるのを忘れないでくださいね!

 

 

スペイン語の再帰動詞・まとめ

スペイン語の再帰動詞の原形は「levantarse(起きる)」という形で、辞書には「levantar(起こす)」の項目の中に(...se)として出ています。再帰動詞のことをスペイン語で「verbos reflexivos」と言うので「reflexivos」の「r.」で表されていたりします。

 

再帰動詞は必ず再帰代名詞が伴われていて、動詞の活用と再帰代名詞の人称は同じになります。

Me levanto temprano.
Te levantas temprano
Se levanta temprano.
Nos levantamos temprano.
Se levantan temprano.

 

では、「Te levanto temprano.」という文があったらこれは間違いでしょうか?動詞の動作を行う人とその動作を受ける人が違うので、再帰動詞ではありませんが、文章は間違えてはいません。「私は君を朝早く起こす」という意味です。この場合の「Te」は再帰代名詞ではなく、「君を」という直接目的語代名詞なのですね。

 

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サイト管理人MC(めひ・ここ)プロフィール

サイト管理人MC(めひ・ここ)です。

メキシコ市にあるUNAM大学外国人コースでスペイン語を学んだあと、メトロポリタン自治大学入学、卒業後はエンジニアとしてメキシコで仕事をしました。

その間、メキシコに滞在中の日本人の方たちに長年家庭教師としてスペイン語を教えてきました。

メキシコ人の夫との間に二人の子どもがいます。

メキシコには13年間住みました。最初はメキシコが大嫌いでした。好きになるまでにずいぶんかかったかもしれません。人生回り回ってやっとスペイン語が好きなことに気が付きました。。。

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