108. スペイン語のことわざ・名言・言い回し22選(メキシコ版)

目安時間:約 22分

ここではメキシコで聞かれるスペイン語のことわざ・名言・言い回しを22ほどご紹介いたします。意味を説明しますので、文の作り方や語彙を増やすなど、言い回しの楽しさを見るだけでなく、勉強の材料としても活用してもらえるとうれしいです!

 

 

 

 

スペイン語のことわざ・名言

El buen juez por su casa empieza.

直訳:良い裁判官は自分の家あたりから始める。

El buen juez empieza por su casa. とした方がわかりやすくなりますね。

「buen」は「bueno(良い)」の「o」が、男性名詞「juez(裁判官)」の前ではずれています。

 

人にあれをしろ、これをしろ、と言う人に限って、自分自身ができていなかったりします。

人にいろいろ指図する前に自分のことをちゃんとしろ、という意味ですね。

 

日本のことわざだったら、「目くそ鼻くそを笑う」とか、「人の一寸我が一尺」かな。

「人のふり見て我がふり直せ」かな。

 

 

El que a buen árbol se arrima, buena sombra le cobija.

直訳:良い木に寄り掛かる人は、良い木陰に覆われる。

これも、El que se arrima a buen árbol, buena sombra le cobija.と置き換えるとわかりやすいと思います。

良い人と付き合えば、良い影響を受ける、という意味です。

 

 

Agua que no has de beber, déjala correr.

直訳:飲むべきでない水は流れるままにしておけ。

「has de 動詞の原形」で「君は~すべきでない」という意味です。「déjala」は「それ(水)をそのままにしておけ」という命令形です。

 

自分に関係のないことには関与するな、という意味です。

 

 

De lo perdido, lo que aparezca.

直訳:無くなったと思ってたものが出てきたのならそれで良しとしなきゃ

これは不完全な文ですが、完全な文にするとすれば、「Si ya lo habías perdido, lo que aparezca es la ganancia」という感じになります。

 

出てきたものが完璧ではなかったとしても、それで満足するべきじゃない?ないよりはましなのだから、という意味です。

 

 

Tiene cola que le pisen.

直訳:踏んづけられるしっぽがある。

 

誰かが、バレたら困る秘密を持っている、という時に使います。

 

 

Las paredes oyen.

直訳:壁は聞く。

 

日本のことわざの「壁に耳あり障子に目あり」と同じですね。「人に聞かれるかもしれないから要注意」という意味です。

 

 

Dime con quién andas y te diré quién eres.

直訳:君が誰と付き合ってるか言ってくれたら、君が誰かを言ってあげるよ。

「Dime」は「私に言って」という意味の命令形です。「te diré」は「私は君に言うでしょう」という未来形です。

 

日本のことわざで、「牛は牛連れ、馬は馬連れ」や「類は友を呼ぶ」と同じですね。

 

 

 

Mucho ayuda el que no estorba.

直訳:邪魔しない人は大いに手伝っている。

「El que no estorba ayuda mucho」と言った方がわかりやすいと思います。

 

どいた方がいい、余計なことに顔を突っ込まない方がいいという意味です。

 

 

Aunque la mona se vista de seda, mona se queda.

直訳:サルが絹を身に付けてもサルのまま。

再帰動詞が2種類入っています。

 

日本のことわざだと、「豚に真珠」とか「猫に小判」とかですね。値打ちのあるものを与えても意味がないことのたとえです。

 

 

El comal le dijo a la olla.

直訳:メキシコの主食のトルティージャを焼く調理器具・コマルが鍋に言った。

 

自分のことを棚に上げて人に悪口を言っている、という意味です。この言葉はメキシコの有名な歌い手「クリクリ」の「コマルと鍋」という歌の中に出てくる文です。コマルと鍋の、まるで年配の夫婦の大喧嘩みたいな内容の歌詞で、お互いに似た者同士なのに、口汚く罵り合います。とはいえ、動揺なので、子どもたちに非常に愛されている曲です。

 

調理器具・コマルのことを知りたい場合や、夫婦喧嘩の歌を聞いてみたい方は下のリンクをクリックしてみてください。

El comal y la olla

 

 

 

La barriga llena, el corazón contento.

直訳:腹を満たせば心はハッピー。

直訳のままでいいですね。人はお腹いっぱいになると幸せな気分になりますよね。

 

お腹のことは「el estómago」とも言って、こちらの方がよく使います。

 

 

 

En el pecado lleva la penitencia.

直訳:罪の中に苦行を携行する。

何か悪い事をしたから罰が当たったんだよ、という意味で使います。

 

 

 

Hijo de tigre, pintito.

直訳:虎の子もまだら。

「pintito」は「pinto(まだら)」に縮小語尾が添えられている形です。小さな虎だからです。

 

日本のことわざで似ているのは「蛙の子は蛙」や「瓜のつるになすびはならぬ」です。虎の子どもは親と同じまだら模様がある、ということで、親子がそっくりなときに使われます。良い意味で使ったりもするので、「蛙の子は蛙」と少しニュアンスが違うかもしれません。

 

 

De tal palo, tal astilla.

直訳:この棒からはこの木片。

これも、上の「Hijo de tigre, pintito」と同じような意味です。親と子が何かで似ている、と言いたいときに使われます。いい意味でも悪い意味でも使われます。

 

日本のことわざでは、「この親にしてこの子あり」などもありますね。

 

 

La ociosidad es la madre de todos los vicios.

直訳:ものぐさはすべての悪習の母である。

ものぐさは、すべての悪習の源(始まり)である、という意味です。

 

 

 

 

 

 

 

死に関する言い回し

No tengo ni en qué caerme muerto.

直訳:私は死ぬ場所すらない。

主語が例えば「彼は」だったら、「No tiene ni en qué caerse muerto」となります。バタンと死ぬとき、お金があればベッドの上で死ぬこともできるけれど、家も持ち物もなく、今死んだら野垂れ死にだ、という状況を意味しています。とても貧乏だ、ということです。

 

 

Ya está más p’allá que p’acá.

直訳:もう、こっちより、もっとあっちよりだ。

あっちというのは死の世界で、こっちは現世です。つまり、もう死にそうだ、という意味です。

 

 

 

 

こんな言い回しも

Lo metieron al bote.

直訳:彼はドラム缶に入れられた。

「bote」というのがドラム缶などのことで、「el bote de basura」と言えば「ゴミ入れ」という意味ですが、「Lo metieron al bote」とは、「彼は刑務所に入れられた」という意味になります。メキシコらしい言い方だと思います。

 

 

 

Ya me cayó el veinte.      No me cayó el veinte.

直訳:もう、20センタボが私に落ちた。  私に20センタボが落ちなかった。

どういう意味だと思いますか?「Ya me cayó el veinte」は「私はわかった!」という意味で、「No me cayó el veinte」は「私はわからなかった」という意味です。

 

一昔前、携帯電話なんてなかった時代、人々は外出したときに公衆電話を使いました。日本でも、テレフォンカードが出てくる前に、10円玉を入れて電話をかけたりしていました。

 

メキシコでは20センタボのコインを入れて公衆電話で通話していました。それで、その20センタボのコインは、電話機に入れたあと、通話がつながると落ちたのですね。

 

そこから、話の内容がわからなかったのが、わかるようになったときに「Ya me cayó el 20」と言うようになったのです。

 

それからインフレが激しくなり、1ペソ以下のセンタボがなくなり、公衆電話に入れるお金は5ペソから100ペソまでにもなって、その後、プリペイドカードが導入されるようになりました。それが1980年代終わりごろの話です。

 

今は携帯電話が普及して、公衆電話を使うこともほとんどなくなっています。メキシコの若い人たちも、「もうわかった」とか「わからなかった」という表現にどうして「Ya me cayó el veinte」や「No me cayó el veinte」という言い回しを使うのか、知らない人が沢山いると思います。

 

機会があったら、メキシコ人に、この表現の由来を教えてあげてください。

 

 

 

Como perros y gatos.

直訳:犬や猫のよう。

日本では「犬猿の仲」という言葉があって、犬と猿ですが、スペイン語では犬と猫です。犬と猫のようにいつも喧嘩ばかりしている、という意味です。

 

 

Dile a tu mamá que te dé un tenmeacá.

直訳:お母さんにテンメアカをもらえるように言いなさい。

「Dile」というのは「彼女(彼)に言いなさい」という命令形です。お母さん(tu mamá)の部分はおばあさん(tu abuelita)などに変えることができます。

 

大人が子どもを追い払いたいときに言うセリフです。「tenmeacá(テンメアカ)」という言葉は存在しません。でも、「Tenme acá(テンメ アカ)」という文は「私をこっちに置いておいて」という意味です。子どもはその文をひっつけて言われると、何か「テンメアカ」というおいしいものか面白いものがあるのかと思って、その場を離れるわけです。

 

昔はビデオゲームなど、子どもの気を逸らせておくものがあまりなかったので、大人にまとわりついて、こんなセリフを言われたりしていたのでしょう。こういう言葉はだんだん消えていってしまうかもしれませんね。悲しいです。

 

 

 

Ve a ver si ya puso la totola.

直訳:七面鳥の雌がもう卵を産んだか見に行ってきなさい。

こちらも上の「テンメアカ」の文と同じように、まとわりついている子どもを追い払うときに言うセリフです。

鳥を飼っていなくても使うとのことです。「あっち行きなさい」とダイレクトに言うより、こういう言い方をした方がやんわりしているのかもしれません。昔は本当に七面鳥を飼っていたのでしょうけれど。

 

 

 

スペイン語のことわざ・名言・言い回し・まとめ

メキシコでよく聞かれたスペイン語のことわざや名言、言い回しを22個ほどご紹介しました。

 

 

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こちらのスペイン語の詩は全部点過去形と普通の現在形だけです。メキシコのオトミ族の詩です。

こちらのブログにもスペイン語のことわざなど載せていますので見てみてください!↓

スペイン語のことわざ

 

 

107. dio, se dio, durmió, se durmió, jugó, oyó の意味(点過去)

目安時間:約 11分

ここでも引き続き、スペイン語の点過去不規則動詞を見ていきます。動詞によっては再帰動詞として使われる場合もあるので、両方の意味も記載しています。今回取り上げる動詞は「dio」、「se dio」、「durmió」、「se durmió」、「jugó」、「oyó」になります。

 

 

 

 

 

dio, se dio の意味(点過去

dio」の動詞の原形は「dar」で点過去の場合の意味は「与えた」になります。また、再帰動詞としてよく使われる表現に「se dio cuenta」というものがあり、「気が付いた」という意味です。動詞の原形にすると「darse cuenta」になります。もちろん主語によって「dio」や「se dio」は変わりますのでその活用を見てみましょう。

 

再帰代名詞(darseの場合) 動詞DAR
me di
te diste
se dio
nos dimos
se dieron

 

El dueño le dio una orden al perro. 飼い主犬に指図した。
El dueño se dio cuenta de su inteligencia. 持ち主は彼の賢さに気が付いた
Yo te di un regalo en tu cumpleaños. 私は君の誕生日プレゼントをあげたよ。
No me diste suficiente dinero para comprarte el boleto. 君にチケットを買ってあげるために十分なお金を君はくれなかったよ。

 

現在形も不規則です。

※No me diste suficiente dinero para comprarte el boleto. は通常接続法過去を使って、No me diste suficiente dinero para que te comprara el boleto. となりますが、接続法をまだ学んでいない段階では上記の言い方もよく使われるので大丈夫です。ただし、主節に間接目的語があり、それが従属節の主語になっている場合に限ります。とてもよく使われますが、文法的には接続法を使用した文が正しいとされています。

 

durmió, se durmió の意味(点過去

durmió」の動詞の原形は「dormir」で点過去の場合の意味は「寝た」になります。また、再帰動詞の「se durmió」の形もとてもよく使われて意味も同じようなものなので、「durmió」と「se durmió」のどちらを使ってもいい場合もあります。

 

ただ、全く同じではなく、再帰動詞の「se durmió」は「寝てしまった」という意味だと覚えておいた方が作文などで、間違えがないと思います。時間的な説明をすると、起きている状態から寝てしまう状態へ移ると「se durmió(寝てしまった)」で、そこから目覚めるまでの状態が「durmió(寝た)」になります。

 

「dormir」と「dormirse」の点過去の活用は以下のようになります。

 

再帰代名詞(dormirseの場合) 動詞DORMIR
me dormí
te dormiste
se durmió
nos dormimos
se durmieron

 

主語が「私たち」の時は「dormimos」で現在形と同じ形ですね。ちなみに現在形も不規則です。

 

Mi hija durmió diez horas. 私の10時間寝た。
Mi hija se durmió a las diez de la noche. 私の娘は10時に寝た。
¿Dormiste bien anoche? 君は昨夜よく眠れた?
Me dormí en la clase porque era aburrida. 退屈だったから私は授業中寝てしまった。

「era」は線過去です。主語は la clase です。

 

 

 

jugó の意味(点過去

jugó」の動詞の原形は「jugar」で点過去の場合の意味は「遊んだ、(スポーツを)した」になります。「jugó」は規則的な活用ですが、主語が第一人称単数の時に、活用の音が自然になるように、スペルが変わっている、というだけです。以下、動詞「jugar」の点過去の活用を示します。

 

動詞JUGAR
jugué
jugaste
jugó
jugamos
jugaron

 

こちらも主語が「私たち」の時は現在形と同じ「jugamos」です。現在形も不規則です。

 

Ella jugó con sus muñecas. 彼女は彼女のお人形遊んだ。
Jugué tenis con mis amigos. 私は私の友達テニスをした。
Jugamos videojuegos anoche. 私たちは昨夜ビデオゲームをした。
Los deportistas jugaron bien. スポーツ選手たちはよいプレーをした。

 

 

oyó の意味(点過去

oyó」の動詞の原形は「oír」で点過去の場合の意味は「聞いた、聞こえた」になります。

 

「oír」の点過去の活用は以下のようになります。

 

動詞OÏR
oíste
oyó
oímos
oyeron

 

こちらも「oímos」は現在形と同じです。現在形も不規則です。

 

Victor oyó un ruido extraño. ビクトルは変なを聞いた。
¿No oíste nada? 君は何も聞こえなかった(聞かなかった)の?
Oímos a las personas que pasaban. 私たちは人々通るのが聞こえました。
Uds. oyeron claramente en la junta, ¿verdad? あなた方は会議はっきりと聞こえたんだ

 

「pasaban」は線過去です。

 

 

dio, se dio, durmió, se durmió, jugó, oyó まとめ

「dio」の動詞の原形は「与える」という意味の「dar」で、いろんな表現ができる大切な動詞です。今回はそんな沢山の表現の中から、非常によく使われる「darse cuenta(気が付く)」という再帰動詞の表現もご紹介しました。「Me di cuenta(私は気が付いたよ)」とか、「¿Se dio cuenta él?(彼は気が付いた?)」など、使ってみてください。

 

「durmió(寝た)」と「se durmió(寝ちゃった)」の違いもわかっていただけましたか?間違えてもいいので、どんどん使ってください!

 

「テニスをした」などはメキシコでは「Jugó tenis」と言いますが国によっては「Jugó al tenis」と言ったり「Jugó a tenis」と言うところもあります。前置詞とか定冠詞っていつつけるのかとか難しいと思いますが、あんまり気にしないでまずはどんどん言ってみることです。

 

「Oyó」は「(あなた、彼、彼女)は聞いた(聞こえた)」、「Oí」は「私は聞いた(聞こえた)」です。ちゃんと後の「イ」にアクセントを置いて発音してくださいね。日本語の「甥」の発音みたいな感じですね(^^)

 

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106. puso, se puso, compuso, siguió, impidió の意味・点過去不規則動詞

目安時間:約 11分

ここでは、スペイン語の点過去不規則動詞、「puso」、「se puso」、「compuso」、「siguió」、「impidió」の意味や活用形をみていきます。

 

現在形では不規則動詞でも「resolver(解く)」のように、過去形では規則動詞のものもあります。点過去の規則動詞の語尾変化についてはこちらの記事をご覧ください。

 

 

 

puso, se pusoの意味・点過去不規則動詞

「puso」の動詞の原形は「poner」で、「puso」の意味は「(あなた、彼、彼女)は置いた、付けた」です。「se puso」の動詞の原形は再帰動詞なので「ponerse」で、「se puso」の意味は「(あなた、彼、彼女)は身につけた」です。

 

「poner(ponerse)」の点過去は不規則動詞で以下のようになります。

 

再帰代名詞(ponerseの場合) PONER
me puse
te pusiste
se puso
nos pusimos
se pusieron

 

¿Quién le puso una máscara a la Mona Lisa? モナリザにマスクを付けたのか?
Lisa se puso una máscara hecha a mano. リサは手作りのマスクを付けた。
Yo puse una carta en tu escritorio. 私は君の手紙を置いた。
¿Te pusiste el abrigo anoche? 君は昨夜オーバーを着た?

 

※現在形も不規則動詞です(pongo, pones, pone, ponemos, ponen)

 

 

compuso の意味・点過去不規則動詞

「compuso」の動詞の原形は「componer」で、上記の「poner」が中に入っています。こういう場合は他にもありますが、「poner」と同じ活用形が「com」に加わります。「poner」は現在形も不規則動詞ですが、「componer」も同じように現在形も過去形も不規則になります。

 

「compuso」の意味は「(あなた、彼、彼女)は直した、作曲した、作詩した」などです。

 

また、再帰動詞「componerse」としてもよく使われて、その場合は「成り立つ、ひとりでに直る」などの意味になります。

 

「componer」の点過去の活用は以下のようになります。(現在形も記載しておきます。不規則です)

 

現在形 点過去
compongo compuse
compones compusiste
compone compuso
componemos compusimos
componen compusieron

 

Mi amigo compuso esta pieza de música. 私の友達この楽曲を作りました。
El refrigerador estaba descompuesto pero ya se compuso. 冷蔵庫壊れていたけどもう勝手に直った。
Entre todos compusimos la máquina. 皆で機械を修理した。
Yo compuse un poema para mi novia. 私の恋人のためを作りました。

 

 

 

 

siguióの意味・点過去不規則動詞

「siguió」の動詞の原形は「seguir」で、「siguió」の意味は「あなた、彼、彼女)は続けた、追った」です。後に他の動詞の現在分詞を付けて「~し続けた」と言うこともできます。

 

動詞seguirの点過去の活用は以下のようになります。

 

 

SEGUIR
seguí
seguiste
siguió
seguimos
siguieron

 

 

La señorita siguió hablando sin cesar. お嬢さん止まらずにしゃべり続けた。
A pesar de todo, ellos siguieron la carrera de medicina. 色んなことがあったにもかかわらず、彼らは医学の道を続けた。
Yo seguí el ejemplo de mis padres. 私は両親お手本に従った。
Después el taxi siguió derecho. その後タクシー真っ直ぐ進んだ。

 

※現在形活用も不規則動詞です(sigo, sigues, sigue, seguimos, siguen)、

 

impidióの意味・点過去不規則動詞

「impidió」の動詞の原形は「impedir」で、「impidió」の意味は「あなた、彼、彼女、それ)は妨げた」です。後ろに他の動詞の原形を加えて「~するのを妨げた」と言うこともできます。

 

動詞impedirの点過去の活用は以下のようになります。

 

IMPEDIR
impedí
impediste
impidió
impedimos
impidieron

 

 

Nadie me impidió salir a la calle. 誰も私が外出するのを妨げなかった
¿Por qué impediste el paso  de ese señor? 何故君はその男性通行を邪魔したのか?
Llamamos a la policía e impedimos un asalto en el banco. 私たちは警察を呼んで、銀行強盗を阻んだ。
Obviamente eso no nos impidió declarar. 明らかにそれは私たちが言明するのの妨害にはならなかった。

 

「Llamamos a la policía e」の「e」は「y(そして)」ですが、その次の言葉が「i」で始まるので「e」に変わっています。

 

※現在形も不規則活用です(impido, impides, impide, impedimos, impiden)。

 

 

puso, se puso, compuso, siguió, impidió・まとめ

点過去不規則動詞poner, ponerse, componer, componerse, seguir, impedir の意味と活用形をみて、例文も記載してありますので、動詞の使い方の参考にしていただけるとうれしいです。

 

過去形がだいぶできるようになると日記もスペイン語で書けるようになって楽しいと思います!

 

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105. vino, trajo, dijo, pudoの意味・スペイン語の点過去不規則動詞

目安時間:約 10分

ここでは「vino」、「 trajo」、「 dijo」、「 pudo」の意味と使い方を見ていきます。「vino」は名詞の場合もありますが、ここでは動詞としての「vino」など、スペイン語の点過去不規則動詞を4種みていきます。

 

「salir(出る)」のように現在形では不規則動詞でも、過去形では規則動詞であるものもあります。点過去と線過去の規則動詞についてはこちらの記事をご覧ください。

 

 

 

vino の意味・スペイン語の点過去

「vino」の意味は何でしょうか?「El vino」と言ったら「ワイン」という意味です。「Él vino con una botella de vino」と言ったら「彼はワインのボトルとともに来た」という意味で、「Él vino」は「彼は来た」ということです。後の「vino」は「ワイン」ですね。

 

で、今回は動詞の勉強なので動詞「venir」の点過去の活用形をみてみましょう。不規則動詞です。

 

動詞venir
vine
viniste
vino
vinimos
vinieron

 

El mesero vino con una botella y dos copas. ボーイボトルさかずき二つ携えて来た。
Yo vine a aprender el idioma. 私は言語学ぶため来ました
¿Cuándo viniste? 君はいつ来たの?
Cuando vinimos, ya todos estaban aquí. 私たちが来たには、もう全員ここにいました。

 

「estaban(いました)」は線過去です。

 

 

trajo の意味・スペイン語の点過去

「trajo」の動詞の原形は「traer(持っててくる)」です。「trajo」は第三人称単数の主語の点過去の形で、「持ってきた」という意味です。動詞traerの点過去の活用は不規則で、以下のようになります。

 

動詞traer
traje
trajiste
trajo
trajimos
trajeron

 

El vendedor trajo fruta muy rica. 売り子はとてもおいしい果物を持ってきた。
Yo traje comida para compartir. 私はシェアするための食べ物を持ってきました。
¿Trajiste las salchichas que te pedí? 君に頼んだソーセージを持ってきてくれた?
Ellos trajeron el pastel de cumpleaños. 彼らはバースデーケーキを持ってきました。

 

dijo の意味・スペイン語の点過去

「dijo」の動詞の原形は「decir(言う)」です。「dijo」は第三人称単数の主語の点過去の形で、「言った」という意味です。動詞decirの点過去の活用は不規則で、以下のようになります。

 

動詞decir
dije
dijiste
dijo
dijimos
dijeron

 

La secretaria dijo que faltan muchos documentos. 秘書たくさんの書類が足りないと言いました。
Ya te dije lo que pasó. もう私は君に起こったことを言ったよ。
No dijimos  mentiras. 私たちはウソは言いませんでした。
Ustedes dijeron que sí participaban en la junta. あなた方はミーティングに参加すると言いました。

 

「faltan(足りない)」が現在形になっています。「今現在も書類が足りない」ので現在形を使っています。その次の「pasó(起こった)」は点過去です。一番最後の文の「participaban(参加した)」は線過去になっています。「あなた方」が「ミーティングに参加する」と現在形で言ったのです。そのことを「あなた方は言った」と過去形で表すとき、言った現在形の内容が線過去になります

 

 

 

pudo の意味・スペイン語の点過去

「pudo」の動詞の原形は「poder(できる)」です。「pudo」は第三人称単数の主語の点過去の形で、「できた」という意味です。多くの場合、他の動詞の原形と組み合わさって助動詞として使われます。動詞poderの点過去の活用は不規則で、以下のようになります。

 

動詞poder
pude
pudiste
pudo
pudimos
pudieron

 

El doctor no pudo llegar antes. 医者前に到着することができなかった。
¿No pudiste más? 君はもっとできなかったのか?
Sí pudimos avisarle al maestro. 私たちは先生に知らせることができた。
No pudieron comprar esa casa. 彼らはその買うことができなかった。

 

 

vino, trajo, dijo, pudo の意味と活用・まとめ

スペイン語の点過去で不規則動詞のもの4種類を見ていきました。「venir」の点過去「来た」の活用は「vine, viniste, vino, vinimos, vinieron」、「traer」の点過去「持ってきた」の活用は「traje, trajiste, trajo, trajimos, trajeron」、「decir」の点過去「言った」の活用は「dije, dijiste, dijo, dijimos, dijeron」、「poder」の点過去「できた」の活用は「pude, pudiste, pudo, pudimos, pudieron」です。

 

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104. estuve, fui, supeの意味・スペイン語点過去不規則動詞

目安時間:約 10分

ここでは、「estuve」、「fui」、「supe」の意味と使い方をみていきます。全部スペイン語点過去不規則動詞の第一人称単数形の形なので、他の人称の活用形も学んでいきます。点過去と線過去の違いについてはすでに記事にしてありますので復習される方はそちらの記事もご覧ください。今回は点過去の不規則動詞をいくつか見ていきます。

 

「fui」には二つの意味がありますので注意してください!

 

 

 

estuveの意味・点過去不規則動詞

「estuve」の動詞の原形は「estar」です。ですので「estuve」は「Estoy bien(私は元気です)」などで使われる「私は~です」の点過去の形、「私は~でした」や、「私はいました」という意味です。動詞estarの点過去は不規則動詞で、その活用形は以下のようになります。

 

動詞estar
estuve
estuviste
estuvo
estuvimos
estuvieron

 

Estuve ocupada todo el día. 私(女性)は一日中忙しかった。
¿Estuviste enfermo ayer? 君(男性)は昨日病気だった?
¿Dónde estuvo usted la semana pasada? あなたは先週どこにいらっしゃいましたか?
No estuvimos en la oficina al mediodía. 私たちは正午に事務所にいませんでした。

 

fuiの意味・点過去不規則動詞

「fui」の動詞の原形は「ser」です。ですので「fui」は「Soy alto(私は背が高いです)」、女性が言う場合は「Soy alta」などで使われる「私は~です」の点過去の形、「私は~でした」という意味です。上記の動詞estarも「私は~でした」ですね。動詞ser と動詞estar の違いがよくわからないという場合はこちらの記事をみてみてください。

 

動詞serの点過去は不規則動詞で、その活用形は以下のようになります。

 

動詞ser
fui
fuiste
fue
fuimos
fueron

 

Fui sincero contigo. 私(男性)は君に対して誠実でした。
Fuiste uno de los mejores jugadores hoy. 君は今日一番いいプレーヤーの中の一人でした。
La película fue muy interesante. 映画とても面白かった。
Esos regalos fueron de ellos. それらの贈り物彼らのものでした。

 

もう一つのfuiの意味・点過去不規則動詞

「fui」はもう一つ意味があります。もう一つの「fui」の動詞の原形は「ir」です。ですので「fui」は「私は行きました」という意味です。動詞irの点過去は不規則動詞で、その活用形は以下のようになります。

 

動詞ir
fui
fuiste
fue
fuimos
fueron

 

Fui al centro en la mañana. 私は午前中セントロ(中央)へ行きました。
¿Cómo te fue? Me fue bien. 君にとって)どうだった?(私にとって)良かったよ。
Fuimos a la playa el año pasado. 私たちは去年海岸へ行きました。
¿Cuándo fueron ustedes al cine? あなた方はいつ映画館へ行ったんですか?

 

「¿Cómo te fue?」「 Me fue bien.」の主語は「事」です。「事がうまくいった」という言い回しでよく使われる表現なので覚えておくと役に立ちます。

 

 

supeの意味・点過去不規則動詞

「supe」の動詞の原形は「saber」です。ですので「supe」は「私は知っていました(知識)」、「私はできました」という意味です。動詞saberの点過去は不規則動詞で、その活用形は以下のようになります。

 

動詞saber
supe
supiste
supo
supimos
supieron

 

Yo no supe nada. 私は何も知らなかった
¿Cómo supiste la verdad? 君はどうやって真実を知ったの?
Lo supimos anoche. 私たちはそのことをを昨夜知りました。
Los señores supieron del problema antier. その人たちおととい問題について知りました。

 

 

volver や conocer は?

「volver(戻す)」や「conocer(人や場所を知っている)」は現在形では不規則動詞でしたが、過去形では規則動詞です。このようなものは沢山あります。

 

VOLVER現在形・不規則動詞 VOLVER点過去・規則動詞
vuelvo volví
vuelves volviste
vuelve volvió
volvemos volvimos
vuelven volvieron

 

CONOCER現在形・不規則動詞 CONOCER点過去・規則動詞
conozco conocí
conoces conociste
conoce conoció
conocemos conocimos
conocen conocieron

 

 

estuve, fui, supeの意味・まとめ

スペイン語の点過去不規則動詞の「estuve」、「fui」、「supe」についてでした。「fui」は動詞serと動詞irが同じ形で他の人称の活用形も全部同じです。でも、「行く」の方は前置詞「a」が伴われることが多かったりと、区別はつきます。頑張って覚えましょう!

 

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103. スペイン語点過去不規則動詞 vi, hice, quise, tuve

目安時間:約 9分

ここでは、スペイン語の点過去不規則動詞の「ver」、「hacer」、「querer」、「tener」の活用形や例文についてみていきます。点過去の規則動詞についてや線過去との違いについてはこちらの記事に書いてあります。「ver」、「hacer」、「querer」、「tener」の現在形はこちらです

 

 

 

スペイン語の点過去不規則動詞 vi

点過去「vi」の動詞の原形は「ver」です。「vi」の意味は「私は見た、私は会った」です。「私は」以外の他の主語のときはどんな活用になるでしょうか。以下、不規則動詞「ver」の点過去の活用形を示します。(ver の線過去は不規則動詞でこちらの記事をご参照ください)

 

VER
vi
viste
vio
vimos
vieron

 

不規則じゃなくて、規則動詞じゃないか?って思いませんか?そうですね。規則動詞みたいです。だけどちょっと違う。「vi」と「vio」にアクセント記号が付いてないです。でもアクセントの位置は規則動詞の場合と同じです。

 

Yo vi un partido de fútbol en México. 私はメキシコでサッカー試合を見ました。
¿Cuándo me viste? 君はいつ私を見たの?
Ella no vio a nadie afuera. 彼女は外に誰も見ませんでした。
Sólo vimos un perro que ladraba. 私たちはただ吠えている犬を一匹見ただけです。

 

「ladraba」は線過去です。

 

 

スペイン語の点過去不規則動詞 hice

点過去「hice」の動詞の原形は「hacer」です。「hice」の意味は「私はした、私は作った」です。「私は」以外の他の主語のときはどんな活用になるでしょうか。以下、不規則動詞「hacer」の点過去の活用形を示します。

 

HACER
hice 
hiciste
hizo
hicimos
hicieron

 

「hizo」は「z」に変わってますのでご注意ください。

 

Hice la tarea con mi hermano. 私は兄(弟)宿題をやった。
¿Qué hiciste el fin de semana? 君は週末何をしたの?
Ayer hizo calor. 昨日は暑かった。
Ellos hicieron un pastel bien rico. 彼らはすごくおいしいケーキを作った。

 

「bien」は「良い」という意味ですが、形容詞の前に付いて「とても」という意味としてよく使われます。「muy(とても)」の代用としてですね。

 

 

スペイン語の点過去不規則動詞 quise

点過去「quise」の動詞の原形は「querer」です。「quise」の意味は「私は欲しかった、私は好きだった」です。動詞「querer」は助動詞としても使われるので、他の動詞の原形と組み合わさって「~したかった」と言い表すこともできます。「私は」以外の他の主語のときはどんな活用になるでしょうか。以下、不規則動詞「querer」の点過去の活用形を示します。

 

QUERER
quise
quisiste
quiso
quisimos
quisieron

 

 

No quise llegar tarde. 私は遅刻したくなかった。
Pero lo quisiste mucho, ¿verdad? でも君は彼をとても好きだったんでしょ?
Quisimos comer algo diferente. 私たちは何か違うものを食べたかった。
Los niños quisieron más gelatina pero ya no había. 子どもたちもっとゼリー欲しかったけれど、もうなかった。

 

「había」は線過去です。

 

 

スペイン語の点過去不規則動詞 tuve

点過去「tuve」の動詞の原形は「tener」です。「tuve」の意味は「私は持っていた、私はあった」です。また、「Tener que ~(~しなければならない)」などの表現も「~しなければならなかった」と過去形にできます。「私は」以外の他の主語のときはどんな活用になるでしょうか。以下、不規則動詞「tener」の点過去の活用形を示します。

 

TENER
tuve
tuviste
tuvo
tuvimos
tuvieron

 

Tuve suerte. 私は幸運だった。
Guadalupe tuvo que faltar al trabajo ayer. グアダルーペは昨日仕事を欠席しなければならなかった
Tuvimos mucha calentura anoche. 私たちは昨夜高熱がありました。
No tuvieron tiempo para peinarse. 彼らは髪をとかすための時間がなかった。

 

「peinarse」は再帰動詞です。

 

 

スペイン語点過去vi, hice, quise, tuve・まとめ

スペイン語の点過去で不規則動詞の「vi」、「hice」、「quise」、「tuve」のそれぞれの意味と活用形をみてみました。どれもよく使う動詞なので、例文を見ながら練習してみてください。

 

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サイト管理人MC(めひ・ここ)プロフィール

サイト管理人MC(めひ・ここ)です。

メキシコ市にあるUNAM大学外国人コースでスペイン語を学んだあと、メトロポリタン自治大学入学、卒業後はエンジニアとしてメキシコで仕事をしました。

その間、メキシコに滞在中の日本人の方たちに長年家庭教師としてスペイン語を教えてきました。

メキシコ人の夫との間に二人の子どもがいます。

メキシコには13年間住みました。最初はメキシコが大嫌いでした。好きになるまでにずいぶんかかったかもしれません。人生回り回ってやっとスペイン語が好きなことに気が付きました。。。

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