ここでは未来を表すスペイン語「動詞ir+a+動詞の原形」の形を学びます。「Voy a esperar un poquito más」のような形ですね。「もうちょっと待ってみます」、「もうちょっと待つつもりです」という意味です。
未来を表すスペイン語「Voy a +動詞の原形」
今回ここでご紹介する未来を表すスペイン語は「動詞ir+a+動詞の原形」という形で、「動詞の原形」の動詞が、「動詞ir+a」を前に付けることによって未来形になっています。
動詞irは「行く」という意味の不規則動詞でこちらの記事にありますが、未来形としてこの動詞を使う場合は「行く」という意味はなくなります。
動詞の原形の主語は動詞irの活用形によって表されます。ここで、動詞irの活用を動詞esperarと組み合わせて表にしてみます。
Voy a esperar | 私は待つつもりです |
Vas a esperar | 君は待つつもりです |
Va a esperar | あなた(彼、彼女)は待つつもりです |
Vamos a esperar | 私たちは待つつもりです |
Van a esperar | あなた方(彼ら、彼女ら)は待つつもりです |
「un poquito」は「ちょっと」という意味で、「más」は「もっと」という意味です。「un poquito más」で「もうちょっと」という意味になります。だから「Voy a esperar un poquito más」は「私はもうちょっと待つつもりです」という意味ですね。
この「待つ」という意味の「esperar」の代わりに違う動詞の原形を当てはめれば、その動詞を未来形にすることができます。「voy, vas, va, vamos, van」の活用を覚えておけば、あとは、規則動詞でも不規則動詞でも関係なく、動詞の原形を使えばいいので、とても使い勝手のいい未来形です(実は未来形活用というのも存在するので)。
以下、動詞の原形と時の表現などをいくつか並べておきますので「動詞ir+a」とともに声に出して言いながら練習してみてください。
ir pasado mañana | あさって行く |
regresar el próximo mes | 来月帰る |
nevar en Navidad | クリスマスに雪が降る |
visitar en enero | 1月に訪問する |
llegar a tiempo | 時間に着く |
viajar el año que entra | 来年旅行する |
hacer la tarea más tarde | もっと後で宿題をする |
salir este domingo | 今週の日曜日に出かける |
trabajar mañana | 明日働く |
venir a las dos | 2時に来る |
Voy a esperar un poquito más. まとめ
「Voy a esperar un poquito más」は「私はもうちょっと待つつもりです」という意味でした。「Voy a ~」、「Vas a ~」、「Va a ~」、「Vamos a ~」、「Van a ~」という文は、「~」の部分に動詞の原形(辞書に載っている形)を入れると未来形の文になります。
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