ここでは、スペイン語の「nada」の意味や使い方、また、「algo」や他の不定代名詞についても解説していきます!
もくじ
nada の意味をスペイン語から日本語に
「nada」はいろいろな使われ方をします。一番最初の例文のように不定代名詞として使われる時は「なんにも~ない」という意味になります。名詞としての「無」という意味もあります。言い回しの表現もたくさんあります。「nada」が動詞の後に来るか、前に来るかで「no」が付くか付かないかはこちらの記事に書いてある通りです。nada は物に対して使われる言葉です。
No me gusta nada./ Nada me gusta. | 私はなにも好きじゃない。 |
De la nada salió la planta. | 何もないところから植物が出てきた。 |
De nada./ Por nada. | どういたしまして。 |
Nada más. | それだけ。 |
No tiene nada que ver. | 全然関係ない。 |
No pasa nada. | 大丈夫だよ。 |
No es nada. | 何でもありません。 |
Para nada. | 全然。 |
Nada de eso. | そういうことでは全然ない。 |
Antes que nada, haz la tarea. | まず第一に宿題をやりなさい。 |
algo の意味
「algo」も不定代名詞として使われる時は「何か」という意味になります。「nada」同様、物に対して使われる言葉です。副詞としても使われ、その場合は「少し」などの意味になります。
Hay algo en ti. | 君には何かがある。 |
¿Algo más? | もっと何か? |
Es algo grave. | 重大な何かです。 |
Tomé algo. | 少し飲みました。 |
その他の不定代名詞
上記の「nada」と「algo」は物が何かを特定しないで言う不定代名詞としての使い方がありました。では、人が誰かを特定しないで言う不定代名詞はあるでしょうか?それは、「nadie(誰も)」、「alguien(誰か)」や「cualquiera(誰でも)」になります。cualquiera は「どれでも」と、物の場合にも使います。
人と物の両方に使える不定代名詞は他に、「ninguno(何一つ~ない、誰一人~ない)」、「alguno(何か、誰か)」、「uno(ある物、ある人)」、「el otro(もう一つの物、もう一人の人)」、「mucho(たくさんの物、たくさんの人)」、「poco(少しの物、少しの人)」、「bastante(かなりの物、かなりの人)」、「Varios(いくつかの物、何人かの人)」などが挙げられます。言っている物や人の性や数によって変化することもあります。
Cualquiera puede aprender a cantar. | 誰でも歌うのを学ぶことができます。 |
Uno no sabe para dónde va. | 人はどっちへ行ったらいいのかわからないんだよ。 |
Estos paquetes van para Japón y los otros se quedan aquí. | これらの小包は日本へ行って、他の物(複数)はここに残ります。 |
Muchos ya se retiraron. | 大勢の人がもう引き上げました(または、退職しました)。 |
¿Había gente en la calle? Sí, había bastante. | 通りに人がいた? うん、かなりいた。 |
Chequé todos los productos y varios están dañados. | すべての製品をチェックしたら、いくつかが損傷しています。 |
nada や algo の意味・まとめ
ここでは、「nada」や「algo」の意味と使い方、また、その他の不定代名詞についても例文を記してみました。気に入った表現はありましたか?
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