スペイン語で「Nunca」と「Jamás」は「絶対~ない、決して~ない」という意味です。「Casi nunca」は「ほとんど~ない」という意味です。ここでは「Nunca」、「Jamás」、「Casi nunca」の使い方をみていきます。
Nunca, Jamás 「絶対~ない」
「Nunca」と「Jamás」は「絶対~ない、決して~ない」という意味の否定語です。動詞の前に来るときは、それだけで否定文になります。動詞の後に来るときは、動詞の前に「no」が来なければなりません。
No vuelvo nunca. | 私は絶対戻らない。 |
Nunca llegas tarde. | 君は決して遅刻しない。 |
¿Siempre es así? No, nunca. | いつもこんななの?いいえ、決して。 |
No te voy a olvidar nunca jamás. | 君のことを絶対忘れないよ。 |
Jamás será vencido. | 絶対負けない。 |
ÉL no será mi socio jamás. | 彼は絶対私の仲間にはならない。 |
「Nunca」と「Jamás」は基本的に同じ意味ですが、「Nunca」の方がよく使われるので、「Jamás」が使われると強いニュアンスに聞こえます。更に強調したいときには「Nunca jamás」と両方使われることもあります。
「Jamás」の方が強い決意を表すときに使われることが多いので、未来形とともによく使われます。「será」はser動詞の未来形(第三人称単数形)です。動詞irを使った未来の形「va a ser」と同じですが、「será」の方が強い意思を表すニュアンスがあるので、「Jamás」との相性が良かったりします。
Casi nunca 「ほとんど~ない」
「Casi nunca」は「ほとんど~ない」という意味の否定語です。動詞の前に来るときは、それだけで否定文になります。動詞の後に来るときは、動詞の前に「no」が来なければなりません。
Casi nunca llueve en esta época. | この時期にはほとんど雨が降りません。 |
No usamos el horno casi nunca. | 私たちはオーブンをほとんど使いません。 |
¿Los japoneses casi nunca comen chile? | 日本人はほとんどチリを食べないですか? |
No voy de compras casi nunca. | 私はほとんど買い物に行きません。 |
Nunca, Jamás, Casi nuncaの意味・まとめ
「Nunca」は「絶対~ない、決して~ない」という意味です。「Casi nunca」は「ほとんど~ない」という意味です。
「Jamás」も「絶対~ない、決して~ない」という意味ですが「Nunca」よりも使われる頻度は少ないです。未来形とともに使って強調された表現となります。
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