143. 哀しきジョローナのスペイン語の歌詞と日本語訳

目安時間:約 7分

「哀しきジョローナ」のスペイン語の歌詞と日本語訳を載せています。タイトルはスペイン語で「La llorona」です。「泣き女」という意味です。メキシコで何世紀も前から伝わる幽霊にまつわる歌です。

 

 

哀しきジョローナのスペイン語の歌詞と日本語訳

以下はリメンバーミーの中の「La llorona」のスペイン語の歌詞と日本語訳です。

 

 

Ay de mí, Llorona かわいそうな私、ねぇジョローナ
Llorona de azul celeste 空色のジョローナ

※繰り返し

 

Y aunque la vida me cueste, Llorona そして、たとえ私のを失っても、ねぇジョローナ
No dejaré de quererte 私はあなたを好きでいることを止めない

 

 

 

No dejaré de quererte 私はあなたを好きでいることを止めない
Me subí al pino más alto, Llorona 一番高い松の木によじ登ったの、ねぇジョローナ
A ver si te divisaba あなたを見かけるかどうか
Como el pino es tierno, Llorona 松の木は優しいから、ねぇジョローナ
Al verme llorar, lloraba わたしが泣くを見て木も泣いていた

 

 

Ay de mí, Llorona, Llorona かわいそうな私、ねぇジョローナ、ジョローナ
Llorona de azul celeste 空色のジョローナ

★繰り返し

☆繰り返し

 

No dejaré de quererte 私はあなたを好きでいることを止めない
No dejaré de quererte 私はあなたを好きでいることを止めない
Ay ay ay あぁ、あぁ、あぁ

 

 

哀しきジョローナの民謡バージョンのスペイン語の歌詞と日本語訳

哀しきジョローナ(La Llorona)の言い伝えは何百年も前からあり、民謡として少しずつ違った歌詞でたくさん歌われています。以下に、 Ángela Aguilar の「 La Llorona」もご紹介しておきます。

 

 

全部2 回づつ繰り返しています。

Salías de un templo un día, Llorona ある日あなたは教会から出るところだった、ねぇジョローナ
cuando al pasar, yo te vi 通り過ぎる時、私はあなたを見た

 

 

 

Hermoso huipil llevabas, Llorona あなたは美しいウイピルの衣装を身に付けていた、ねぇジョローナ
que la virgen te creí あなたがマリア様だと思った

 

 

 

Ay de mí, Llorona, Llorona, Llorona かわいそうな私、ねぇジョローナ、ジョローナ、ジョローナ
de un campo lirio 花園の(ジョローナ)

 

 

 

El que no sabe de amores, Llorona を知らないは、ねぇジョローナ
no sabe lo que es martirio 苦しみが何かを知らないわ

 

 

 

No qué tienen las flores, Llorona 花々何を感じているのか知らないけど、ねぇジョローナ
las flores de un campo santo 墓地の花々が

 

 

Que cuando las mueve el viento, Llorona だってが花々を揺らす時、ねぇジョローナ
parece que están llorando 泣いているように思えるんだもの

 

 

Ay de mí, Llorona, Llorona, Llorona かわいそうな私、ねぇジョローナ、ジョローナ、ジョローナ
llévame al río 川へ私を連れて行って

 

 

Tápame con tu rebozo, Llorona あなたのベールで私を覆って、ねぇジョローナ
porque me muero de frío だって寒くて死にそうなんだもの

 

 

哀しきジョローナのスペイン語の歌詞・まとめ

Luis González Obregón(1865-1938)というメキシコ人が「La Llorona(泣き女)」について書いたものを読むと、スペイン人たちがメキシコを征服するのを手助けしたマリナ嬢(マリンチェ)が、「La Llorona は私が自分の民族を裏切って外国人に奉仕しているのを罰するために、あの世から来ているのだ」と言っていたことが書いてあります。

 

夜な夜なメキシコ市の中を泣きながら徘徊して湖に消えていたジョローナの話は一つだけではありません。好きな人と結婚できないまま死んでしまった女性の話やこの世に残した子供たちに会いに来る母親の話などもあります。

 

 

 

127. リメンバーミーの歌詞のスペイン語版とその意味・カタカナも

目安時間:約 5分

リメンバーミーの歌詞のスペイン語版とその意味に迫ります!リメンバーミー、すごくいい映画ですよね。日本では「リメンバーミー」という映画の中の曲がタイトルになっていますが、オリジナルのタイトルは「Coco」といって、映画の主人公ミゲル(Miguel)のひーおばあさんの名前です。「リメンバーミー」のスペイン語版は「Recuérdame」です。カタカナ表記も記載してあります。

 

 

リメンバーミーの歌詞のスペイン語版・Recuérdame

 

Recuérdame 僕のことを思い出して
Hoy me tengo que ir, mi amor ココちゃん、今日僕は行ってしまわなければならないけれど
Recuérdame 僕のことを思い出して
No llores, por favor お願いだから泣かないで
Te llevo en mi corazón y cerca me tendrás ココはいつも僕の心にいるしお父さんもココの近くにいるんだよ
A solas yo te cantaré 一人でココのために歌うからね
soñando en regresar 帰ることを夢見ながら

 

 

「mi amor」は直訳すると「私の愛」ですが、愛する人に対しての呼びかけとして使われます。大人だけでなく、子供に対してもよく使われる表現です。今回の場合は娘の「Coco」に対してなので「ココちゃん」と訳しました。

 

「Te llevo」は「君を連れていく」という意味です。

 

 

 

Recuérdame 僕のことを思い出して
Aunque tenga que migrar たとえ遠くへ移り住まなければならないとしても
Recuérdame 僕のことを思い出して
Si mi guitarra oyes llorar, もし僕のギターが泣くのが聞こえたら
ella, con su triste canto te acompañará その悲しい歌声とともにギターがココと一緒にいてくれる
hasta que en mis brazos estés お父さんのにココがいてくれるときまで
Recuérdame 僕のことを思い出して

 

 

リメンバーミーの歌詞のスペイン語版のカタカナ表記

ご要望がありましたので、カタカナ表記もしておきますね。

 

レクエルダメ

オイ メ テンゴ ケ イール、ミ アモール

レクエルダメ

ノー ジョーレス ポル ファボール

テ ジェボ エン ミ コラソン イ セルカ メ テンドラス

ア ソラス ヨ テ カンタレ

ソニャンド エン レグレサール

 

レクエルダメ

アウンケ テンガ ケ ミグラール

レクエルダメ

シ ミ ギターラ オージェス ジョラール

エジャ コン ス トゥリステ カント テ アコンパニャラ

アスタ ケ エン ミス ブラソス エステス

レクエルダメ

 

スペイン語の読み方についてはこちらの記事をご覧ください。

 

Recuérdame の歌詞の意味・まとめ

ちなみに、私の主人も小さいとき、「Coco」と呼ばれていました。この歌は、彼女のお父さんが遠くへ旅立つときに歌った歌ですが、死んでしまっているお父さんが娘さん(ミゲルのひーおばあさん)にも忘れられかけていて、死の世界からも消えかかっているときに「思い出して」と歌う歌としてもマッチしています。

 

最終的に、ひーおばあさんは、遠い昔のお父さんとの記憶を思い出して、お父さん(ミゲルのひーひーおじいさん)も、死の世界で消えずにすんで、死者の日に現世に訪れることができてハッピーエンドといういいお話です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

47. メキシコの誕生日の歌「ラス・マニャニータス」の歌詞と意味

目安時間:約 6分

ここでは、メキシコの誕生日の歌「ラス・マニャニータス(Las Mañanitas)」の歌詞とその意味を見ていきます。メキシコでは、お誕生日には普通、ケーキを食べる前に歌います。

 

ラス・マニャニータス(Las Mañanitas)の歌詞と意味

 

Éstas son las mañanitas これらはすがすがしい朝の歌
que cantaba el rey David. ダビデ歌っていた
Hoy, por ser día de tu santo, 今日君の誕生だから
te las cantamos a ti. 僕たちは君にそれを歌うよ
Despierta, mi bien, despierta. 目を覚まして、愛する人、目を覚まして
Mira que ya amaneció. 見てごらん、ほらもう夜は明けたんだよ
Ya los pajaritos cantan. もう小鳥たちは歌っている
La luna ya se metió. はもう沈んでしまったよ

 

「La mañana」というのは「朝」という意味です。「La mañanita」というのは「朝」に縮小語尾が付け加えられた形でこの場合、朝に対して愛情が込められています。「Las mañanitas」というのは、その複数形です。

 

「これらは、ダビデ王が歌っていたラス・マニャニータスです」ということで、ここではラス・マニャニータスを「すがすがしい朝の歌」と訳しました。歌の状況としては、好きな女性のお誕生日の朝に、女性の窓辺に来て歌を捧げている(セレナーデ)という感じです。ちなみにセレナーデのことをスペイン語ではserenata(セレナータ)と言います。

 

好きな女性のお誕生日の朝に、マリアッチの楽団を率いて彼女の窓辺に歌を捧げにきている男性を想像していただけるとありがたいです。ついでに、メキシコの家の窓には泥棒が入らないように鉄格子(rejas)が付いているのも想像していただけますか?

 

さて、ダビデ王とは、紀元前1,000年位の聖書に出てくるイスラエルの王様のことですよね?メキシコで最もポピュラーな歌に、なんでイスラエルの王様が出てくるのでしょうか?

 

ダビデ王のときは王国も繁栄して、理想的な王様だったそうですが、それだけでなく、この王様、詩も書いて、詩を書いたら家来たちに毎朝歌っていたとか。でも、ラス・マニャニータスを歌っていたかどうかは疑わしいですよね。

 

この「Las mañanitas」という歌、19世紀には確かにあった形跡が残っていて、でもそのときには歌詞に「el rey David」は入っていなかったそうです。

 

その後、1914年、メキシコ人のManuel Ponceがこの歌を編曲して世に広めることに貢献したようで、このManuel Ponceが歌詞を変えたんじゃないかという意見もあってありえるかな、と思っています。

 

それから、お誕生日のことはスペイン語で「cumpleaños」と言います。「día de tu santo」というのは「君の聖人の日」です。キリスト教圏の人たちは大抵、聖人(santo)の名前が付いています。自分の名前の日というのがあって、(例えばdía de San Pedroとか día de San Angel とかdía de Santa Martaなど)お祝いをします。

 

昔は、生まれた日の聖人の名前をその赤ちゃんの名前にしていたのかもしれません。だからお誕生日と名前の日が同じ日だったのかもしれません。今はお誕生日と名前の日と両方祝う人もいますが、お誕生日だけ祝う人の方が大半だと思います。

 

「cantamos」と「cantan」が出てきますね。動詞cantar(歌う)の現在形です。

 

「pájaro」というのは鳥のことで、その言葉に縮小語尾が付いた形が「pajarito」です。この場合、「小さい」という意味が加わって「小鳥」という意味になります。

 

「mi bien」というのは「愛する人」と訳しましたが、普段は使われません。

 

「se metió」というのは「入り込んだ」という意味です。

 

 

メキシコの誕生日の歌・まとめ

メキシコではお誕生日にはこの「Las mañanitas」の歌を歌います。まだ勉強していない、点過去や線過去なども出てきますが、どんな意味なのかわかっていただけたならうれしいです。

 

 

 

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サイト管理人MC(めひ・ここ)プロフィール

サイト管理人MC(めひ・ここ)です。

メキシコ市にあるUNAM大学外国人コースでスペイン語を学んだあと、メトロポリタン自治大学医用工学部に入学、卒業後は医用工学技士としてメキシコで仕事をしました。

その間、メキシコに滞在中の日本人の方たちに長年家庭教師としてスペイン語を教えてきました。

メキシコ人の夫との間に二人の子どもがいます。

メキシコには13年間住みました。メキシコ大好き、スペイン語大好きなめひ・ここです!

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