23. porqueと¿Por qué?の意味と使い方

目安時間:約 6分

porqueとPor quéの意味と使い方をみていきます。-ar規則動詞一時的な状態を表す形容詞とestar動詞が出てきます。

porqueの意味と使い方

「porque」は「どうしてかと言うと」、「なぜなら」という意味です。日本語だと普通、「~だから~です」と、理由が文の先に来て、「から」とか「ので」でつながって、文の後にメインの文が来ます。

でも時々、メインの文が先に来て、その後ろに「どうしてかと言うと」や「なぜなら」という接続詞を頭に、理由を言う場合があります。

スペイン語では、こういった文章の形が一般的です。つまり、先にメインの文が来て、続いて「porque」の後にその理由が来るのです。

では、例文を見てみましょう。

El gatito está dormido porque está cansado.

Luis está triste porque extraña a su novia.

意味:
子猫寝ています。なぜなら疲れているからです。

ルイス(男性の名前)は悲しんでいます。なぜなら彼の恋人が恋しいからです。

説明:
El gatitoはEl gato(猫)に縮小語尾が付いた形です。

食べ物が恋しいや、故郷が恋しいと言うときは前置詞が要りませんが、人が恋しい場合は前置詞の「a」が付きます。


以下(緑)にメインの文章を7つ並べておきますので、その下(ピンク)の理由の文章の中から合うものを探して、つなげてみてください。いくつかの言葉は緑とピンクの下に意味が書いてあります。

その他の単語は -ar規則動詞一時的な状態を表す形容詞とestar動詞 に出てきていますので、わからないときには覗いてみてください。

Ana María está feliz

Estoy aburrida en la clase

El señor está contento

Mónica está enferma

El maestro está enojado

La niña está tranquila

El niño está sentado

Ana María:アナマリア(女性の名前)
en la clase:授業で
El señor:男の人
Mónica:モニカ(女性の名前)
El maestro:先生
La niña:女の子
El niño:男の子

porque está enfermo.

porque no necesita ayuda.

porque los alumnos no repasan los ejercicios.

porque fuma mucho.

porque no hay gente desconocida.

porque no estudio.

porque llega a tiempo.

ayuda:助け
los alumnos:生徒たち
los ejercicios:練習問題
gente desconocida知らない人々
a tiempo時間

答えの1例を音声で入れておきます。他の組み合わせでも合うものも中にはあるので、違っていても合っている場合もあります。

¿Por qué?の意味と使い方

「porque」と違って、「Por qué」の方は「qué(ケ)」にアクセントを置いて発音します。意味は「どうして?」「なぜ?」という疑問詞です。

答えるときは、「porque」を使って答えます。

¿Por qué está aburrido Roberto?

Porque la película es mala.

意味:
どうしてロベルトは退屈しているんですか?

映画が面白くないからだよ。

説明:
ロベルトは男性の名前です。

「La película」は映画という意味です。「mala」は「悪い」という意味の「malo」の女性形です。

porqueと ¿Por qué?の意味と使い方・まとめ

porque は「なぜなら」で¿Por qué?は「なぜ?」という意味でした。


 

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22. muchoのスペイン語の意味、 poquitoや despacitoも!

目安時間:約 9分

Mucho(ムーチョ)、 poquito(ポキート)、 despacito(デスパシート)って聞いたことありますか?どんな意味で、どんなときに、どんな風に使うでしょうか?女性形や複数形ってある?

「いっぱい」という意味のmucho

「いっぱいの、沢山の」という意味で形容詞として使われるmucho は、かかる名詞の性や数によって次のように変化します。名詞の前に置かれます。

  単数形 複数形
男性形 mucho muchos
女性形 mucha muchas

例文を挙げます。動詞は「-ar規則動詞」を使っています。

Tomo mucho café.

¿Mandas mucha ropa?

Sí, mando mucha.

Enrique compra muchos dulces.

Estudiamos muchas materias.

意味:
私は沢山コーヒーを飲みます。

君は沢山の衣類を送りますか?

はい、沢山送ります。

エンリーケ(男性の名前)は沢山のお菓子を買います。

私達は沢山の科目を勉強します。

説明:
コーヒーや衣類という言葉のように、量が沢山でも複数形にならない名詞があります。La leche(牛乳)や El agua(水・女性名詞)などがそうです。

「いっぱい」という意味で副詞として「mucho」を使う場合は、男性単数形の形を使います。

Ellos trabajan mucho.

意味:
彼らは沢山働きます。

説明:
「mucho」は「彼ら」にかかるのではなくて、「働く」にかかっているのですね。

「ちょっと」という意味のpoquito

「ちょっとの、少しの」という意味で形容詞として使われる「poquito」 は、かかる名詞の性や数によって次のように変化します

  単数形 複数形
男性形 poquito(poco) poquitos(pocos)
女性形 poquita(poca) poquitas(pocas)

Yo necesito poquito dinero.

¿Prepara Ud. poquita carne?

No, preparo mucha.

Usamos poquitos materiales.

Ellas toman poquitas medicinas.

意味:
私は少しのお金が必要です。

あなたは少しのおを用意しますか?

いいえ、沢山用意します。

私達は少しばかりの材料を使います。

彼女たちは少しだけのを飲みます。

「ちょっと」という意味で副詞として「poquito」(またはpoco)を使う場合は、男性単数形の形を使います

Fumo poquito.

意味:
私はタバコを少し吸います。

「un」を付けた「un poquito」(またはun poco)という名詞化された形は上記の副詞としての「poquito」と同じ意味でよく使われます。

Nado un poquito.

意味:
私は少し泳ぎます。

また、名詞の前に「un poquito de」を置くと、「少しの」という形容詞になって、4種類の形容詞(poquito、 poquita、 poquitos、 poquitas)の代わりに使うことができます。

Necesito un poquito de dinero.

意味:
私は少しのお金が必要です。

説明:
特に、名詞に他の形容詞が既にある場合は、「un poquito de」を使う方がきれいなスペイン語になります。

ちなみに、「沢山」の場合は、un mucho とは言わずに、「un montón」と言います。

despacitoやpoquitoって

実は、「mucho 」の反対語は「poco」なんです。では、「poquito」は何かって言うと、「poco」に縮小語尾が付いている形なのです。

縮小語尾にはいろいろな形がありますが、「poquito」の場合は「poco」の最後の母音「o」が取れて、「ito」が付きます。音が自然な「キ音」になるようにスペルが「c」から「qu」に変わっています。

縮小語尾をなぜ付けるかというと、「小さい」とか「少ない」という意味合いを添えたり、「かわいい」という愛情表現のニュアンスを出したりするためです。

また、柔らかい、優しい表現を表せたりもします。

「poco」という言葉自体が「少ない」という意味を持っているわけですが、「poquito」と言うことで、もっと少ないということを表すこともできるしまた、言い方が優しく聞こえるので、「poquito」の方がよく使われます。

例えば、「despacio(ゆっくりと)」という副詞があります。この言葉から最後の母音「io(2重母音)」を取って縮小語尾「ito」を付けると「despacito」になります。そうです。ルイス・フォンシのヒット曲のタイトルですね。

歌詞が、女性をゆっくりと愛撫するという内容なので、愛情表現たっぷりの言葉になっています。

でも、ゆっくりする相手が女性ではなくてネジくぎであったとしても、「ゆっくりと回すんだよ」と言っている相手に対して、優しく語りかけるなら、この縮小語尾の表現はおあつらえ向けです。

Ella camina despacito. 彼女はゆっくりと歩く。

「Ella camina despacio.」と言ったときより、彼女に対する愛情が感じられます。

また、例えば、第三者の外見について、悪く言わなければならないとき、でも、その第三者の人に対していい思いがある場合なども、縮小語尾を使ってその人の性格の良さを表したり、その人に対する愛情や敬意を表したりすることができます。

例:
feo(醜い)⇒feito(ちょっとそれほど良くないけど)
gordo(太っている)⇒gordito(ぽっちゃりしている)
viejo(年寄)⇒viejito(おじいちゃん)

縮小語尾に対して、増大語尾というのもあります。でも、こちらの方は、「大きい」という意味あいを言葉に添えるほか、軽蔑の意味を含むことも多々あるので、縮小語尾の方を積極的に使うようにしてください。

Mucho、 poquito、 despacitoの意味・まとめ

Muchoや poquito、 despacitoの意味がわかっていただけましたでしょうか?言葉のニュアンスってとても大切だと思います。そして、スペイン語初心者の方でも、最初からそういうニュアンス的なことを学んだ方がいいのではないかと思っています。



 

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21. スペイン語の-ar規則動詞の現在形・llamasの意味は?

目安時間:約 6分

llamasの意味は何でしょうか?今回はスペイン語のーar規則動詞の現在形の活用をみていきます。llamasもーar規則動詞に入るんですね。動詞のserestarhaber、などは不規則動詞です。

ーar規則動詞とは

スペイン語の動詞には不規則動詞と規則動詞があります。不規則動詞の場合は、一つ一つ覚えていかなければなりません。規則動詞の場合は、動詞の原形の語尾が「-ar」のものと、「-er」のもの「-ir」のものとに分かれます。

それぞれ、語尾が規則的に変化するので、語尾活用を覚えておけばいろいろな動詞に同じ活用変化を応用できます。

今回は、「-ar」で動詞の原形の語尾が終わる規則動詞の現在形の活用の仕方をみていきます。

ーar規則動詞の現在形活用

動詞の原形の語尾「ar」を取り除いて、主語によって、以下の語尾を付け加えます。ちなみに、辞書には動詞の原形の形で出ています。

o 私は~
as 君は~
a あなた(彼、彼女)は~
amos 私達は~
an あなた方(彼ら、彼女ら)は~

llamarはーar規則動詞

llamar は「呼ぶ」とか「電話をかける」といった意味があります。動詞の原形の語尾が「ar」で、規則動詞なので、上の活用変化を見ながら主語によって変化させてみましょう。

llamo 私は電話します
llamas 君は電話します
llama あなた(彼、彼女)は電話します
llamamos 私達は電話します
llaman あなた方(彼ら、彼女ら)は電話します

その他のーar規則動詞の原形

amar 愛する
bailar 踊る
besar キスする
caminar 歩く
cantar 歌う
comprar 買う
contestar 答える
desear 願う
entrar 入る
escuchar 聴く
esperar 待つ
estudiar 勉強する
explicar 説明する
extrañar 恋しがる
fumar 喫煙する
hablar 話す
invitar 招待する
llamar 呼ぶ、電話する
llegar 着く
mandar 送る
manejar 運転する
nadar 泳ぐ
necesitar 必要とする
pintar 色を塗る、絵の具で描く
preguntar 質問する
preparar 準備する
pronunciar 発音する
regresar 帰る、戻る
repasar 復習する
saludar 挨拶する
tocar 触る、弾く
tomar 飲む、取る
trabajar 働く
usar 使う
visitar 訪問する
vomitar 嘔吐する

動詞の原形の語尾「ar」を取って、活用させてみてください。もちろん、他にもar規則動詞、たくさんあります!

llamasの意味は?まとめ

llamasは「llamar」の現在形で主語が「君」の形です。「君は電話する」とか「君は呼ぶ」という意味です。「Me llamas」と言ったら「君は私に電話する」という意味で、命令形ではありませんが、「電話してね」なんて言いたいときにも使えます。

ところが「Te llamas」となってくると、再帰動詞となって意味が異なってきます。「君の名前は~です」という意味です。そちらの「llamas」の意味をお探しの場合は「名前は何ですか?」の記事をご覧ください。

再帰動詞についてはこちらの記事をご覧ください。今はとりあえず、-ar規則動詞現在形の活用を覚えていただけるとうれしいです!

 

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20. blancaの意味は?いろんな色をスペイン語で何と言うか

目安時間:約 6分

blancaの意味は何でしょうか?Casa blancaとか聞いたことあるような?今回はいろんな色をスペイン語で何と言うかをみていきます。さあ、blancaは何色でどんなときに使うでしょうか?

いろんな色をスペイン語で何と言うか

blancaというのは形容詞で女性単数形なので、かかる名詞が女性単数形なのです。例えば「Casa(家)」の色を言う場合は色の形容詞も女性単数形になります。

いろんな色(複数形の場合は最後に「s」を付けるもの):

男性単数形 女性単数形 意味
amarillo amarilla 黄色い
anaranjado anaranjada オレンジ色の
blanco blanca 白い
dorado dorada 金色の
morado morada 紫色の
negro negra 黒い
plateado plateada 銀色の
rojo roja 赤い
café café 茶色の
lila lila 藤色の
rosa rosa ピンク色の
verde verde 緑色の

最後の4つは男性形と女性形が同じです。「blanca」は「白い」ですね。「Casa blanca」は「白い家」という意味です。

「白」と、名詞として使いたい場合は、「色」が「color」で男性名詞なので、「白い」の男性単数形「blanco」と言えば良いです。

複数形の場合、最後に「es」を付ける色:

単数形(男女共通) 複数形 意味
azul azules 青色の
gris grises 灰色の

その他、肌の色や髪の色で使う言葉:

男性単数形 女性単数形 意味
moreno morena 肌の色が浅黒い
pálido pálida 肌の色が蒼白い
canoso canosa 白髪の多い
castaño castaña 栗色の
pelirrojo pelirroja 赤毛の
rubio rubia 金髪の
güero güera 金髪の(茶髪の)

白髪は「blanco」を使うこともできます。髪の毛が「pelo」なので「pelo blanco」ですね。

金髪が二つありますが、「güero」の方が良く使われます。

何色ですか?

「何色ですか?」は「¿De qué color?」と言います。

¿De qué color es la bolsa? バッグは何色ですか?
Blanca. 白です。
¿De qué color son los zapatos? は何色ですか?
Son cafés. 茶色です。

単数の物の色を聞く場合は「es」を、複数の物が主語の場合は「son」を付けてから主語が来ます。「es」と「son」については動詞serについての記事をご覧ください。

主語が女性か男性か、単数か複数かによって色の語尾が変わってきます。

靴は一足でも複数形扱いになります。

blancaの意味は?まとめ

blancaは「白い」という意味ですが、blanco、 blancas、 blancos、も皆「白い」という意味になります。

今回はいろんな色をスペイン語で何と言うかをみてみました。色の言い方は「黄金郷 El dorado」とか、結構映画のタイトルや地名にも入っていたりするので探してみると楽しいかもしれません。



 

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18.動詞estarの現在形と形容詞・「Está buena」の意味

目安時間:約 7分

「Está buena」の意味は何でしょうか?「buena」は「良い」という意味なので「良いです」と訳せるのですが、「Es buena」も「良いです」です。どう違うの?今回はそんな動詞estar とそれに伴って使われる形容詞についてみていきます!

動詞estarの現在形

動詞estar は人や物のいる(ある)場所を言うときに使われることもあります。

また、動詞estar は挨拶の時にも使われます

今回は、形容詞と組み合わさって一時的な状態を表す動詞estarの説明をします。

動詞の原形はestarですが、主語によって5つに変化します。では、動詞estarの現在形の主語による変化形をみてみましょう。

estar (動詞の原形)
estoy 私は~の状態です
estás 君は~の状態です
está あなた(彼、彼女)は~の状態です
estamos 私達は~の状態です
están あなた達(彼ら、彼女ら)は~の状態です

主語が物の場合は第3人称単数形の「está」か第3人称複数形の「 están」を使います。

動詞estar+状態を表す形容詞=「~の状態です」という意味になります。

つまり、「Está buena」は「(女性名詞単数形の物が)良い状態です」という意味です。

でも、この「buena」という形容詞、「動詞ser+形容詞で人や物の特徴や性質を表す」形容詞にも出てきます。「Es buena」は「良いです」という意味のはず。では「Está buena」と「 Es buena」はどう違うのでしょうか?

Está buenaと Es buenaの違い

動詞estar+形容詞と動詞ser+形容詞の違いをわかりやすいように例題を挙げて説明します。

La leche está buena.

意味:牛乳はまだ大丈夫、腐ってない。
・・・という意味の「牛乳は良いです」です。

一時的な状態を言っています。今は腐ってないけど、5時間後にはどうかな?という感じですね。


La leche es buena.

意味:牛乳は体にいいよ。
・・・という意味の「牛乳は良いです」です。

こっちのメーカーの牛乳はいいよ、なんて言いたいときなどにもes buena、使います。

また、人が主語の時は「es buena」は「いい人(女性)だよ」という、性格を言った意味になります。

うまく説明できたかな?

要するに、動詞estarは一時的な状態を表す形容詞と組み合わさります。でもたまに、「buena」のように、動詞serにも動詞estarにも両方に使われる場合もあって、そのときは意味がちょっと違ってくるので注意してください。

人の一時的な状態を表す形容詞

男性単数形 女性単数形 意味
aburrido aburrida 退屈な
contento contenta 満足した
nervioso nerviosa 神経質な
cansado cansada 疲れた
enfermo enferma 病気の
borracho borracha 酔っぱらった
triste triste 悲しい
enojado enojada 怒った
feliz feliz 幸せな
ocupado ocupada 忙しい
sentado sentada 座った
parado parada 立った
tranquilo tranquila 落ち着いた

「feliz」の複数形は「felices」です。

物の一時的な状態を表す形容詞

男性単数形 女性単数形 意味
caliente caliente 熱い
abierto abierta 開いている
cerrado cerrada 閉まっている
frío fría 冷たい
mojado mojada 濡れた
seco seca 乾いた
atrasado atrasada 遅れた
roto rota 壊れた
limpio limpia きれいな
sucio sucia 汚い
vacío vacía 空の
lleno llena いっぱいの
ocupado ocupada 使用中の(トイレなど)

「ocupado」は人に使う場合と物に使う場合で意味が違いますね。

動詞estarの現在形と形容詞・まとめ

動詞estarの現在形、(estoy、 estás、 está、 estamos、 están)覚えてくださいね。それで、形容詞と組み合わさって、「~の状態です」という意味になります。動詞serとの違いもわかっていただけたでしょうか?

動詞estarと形容詞を組み合わせて文章を作って楽しんでください!

 

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8. スペイン語の名詞に付く不定冠詞と「ケエス」の意味

目安時間:約 5分

スペイン語の名詞の前によく付いている不定冠詞について説明します。それから、「ケエス」って何でしょうか?「ケエス」と「ケソン」の意味についても!

スペイン語の名詞に付く不定冠詞

スペイン語の名詞の前に付く冠詞には二つの種類があります。定冠詞と不定冠詞です。


定冠詞と不定冠詞の違いをざっくり説明すると、例えば下の例のようなときは不定冠詞を使います。

「何それ?」
「りんご」

この「りんご」という名詞の前に不定冠詞が付きます。


下の例のようなときは、定冠詞を使います。

「何それ?」
「これが白雪姫が口にして、死にそうになったあの毒りんごだよ」

上記の「りんご」という名詞の前には定冠詞が付きます。

わかっていただけましたでしょうか?

今回は、漠然としたときに使う、不定冠詞についてです。

不定冠詞 単数 複数
男性形 un unos
女性形 una unas

「ケエス」の意味

「ケエス」というのは「¿Qué es?」と書いて、「何ですか?」という意味です。聞き返すときの「何ですか?」ではなくて、「これ何?」とか「それ何?」とか「何あれ?」と聞くときの質問文です。

そして、その何かを聞きたいものが単数である場合の聞き方です。

それで、「 ¿Qué es? 」と聞かれて答えるときは、大抵は名詞に不定冠詞を付けて言います、いわくつきの物でない限りは。

物が一つの場合、男性名詞の前には「un」を付けて、女性名詞の前には「una」を付けます。

男性名詞、女性名詞についての記事もありますので、読んでいらっしゃらない方は見てみてください。

例:

¿Qué es? 何ですか?
Es un libro. 本です。
Es una manzana. りんごです。
Es un cuaderno ノートです。
Es una silla. いすです。
Es un lápiz. 鉛筆です。
Es una ventana. 窓です。

「ケソン」の意味

「ケソン」というのは、「¿Qué son?」と書いて「(複数の物は)何ですか?」という意味です。

答えるときは、複数の物に対してなので、男性名詞複数形の前に不定冠詞「unos」を付けて、女性名詞複数形の前には不定冠詞「unas」を付けます。

例:

¿Qué son? それらは何ですか?
Son unos diccionarios. 何冊かの辞書です。
Son unas naranjas. いくつかのオレンジです。
Son unos relojes. 複数の時計です。
Son unas puertas. いくつかの扉です。
Son unos escritorios. いくつかのデスクです。
Son unas mesas. いくつかのテーブルです。

不定冠詞と「ケエス」「ケソン」・まとめ

不定冠詞は「ある一つの(単数形)」、「あるいくつかの(複数形)」といった意味を持つ、名詞の前に付けられるものです。

「ケエス」、「ケソン」はそれぞれ「¿Qué es?」「 ¿Qué son?」と書き、「それは何ですか?」という意味です。前者が単数の物に対してで、後者が複数の物に対してです。

「それは何か?」と聞かれて答えるときは、普通、名詞に不定冠詞を付けて答えます。

 

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2. スペイン語の挨拶・graciasの意味など

目安時間:約 15分

graciasの意味は何でしょうか?ここではスペイン語の挨拶表現をご紹介します。その中に「gracias」も出てきますので、探してみてください。音声も入れてありますので発音の仕方がわかりやすいようになっています。

スペイン語の挨拶

出会った時の挨拶

Buenos días, señor. ¿Cómo está usted?

Muy bien, gracias, ¿y usted?

Bien, gracias.

意味

おはようございます、セニョール。お元気ですか?

とても元気です、ありがとう。あなたはどうですか?

元気です。ありがとうございます。

説明:

Buenos días おはよう
señor 旦那さん
¿Cómo está usted? お元気ですか?(丁寧な言い方)
Muy とても
bien 良い
gracias ありがとう
y そして
usted あなた(丁寧な言い方)

スペイン語の挨拶では、挨拶をした後、相手の名前を言ったり、敬称を添えるのが普通です。挨拶をする相手の人が男性で、丁寧な言い方で言いたい場合は、「セニョール」を付け加えてみましょう。

スペイン語で「あなた」と言う場合は2種類あります。友達同士や子どもに対して話す時の「あなた」と、相手の人が目上であったり、馴れ馴れしい言い方をしたくない、丁寧な言い方の「あなた」です。

この会話の例では、二人とも相手の人に対して丁寧な「あなた」という言い方、「usted」を使っています。

¿Cómo estás, Teresa?

Bien Guillermo, ¿y tú?

Pues más o menos.

¿Pero por qué?

Ah, porque me cansé mucho en la oficina.

意味

テレサ、元気?

ギジェルモ、元気よ。あなたは?

まあまあってところかな。

え、何で?

えーと、事務所で結構疲れたからね。

説明:

¿Cómo estás? 元気?(親しい間柄か目下の者に対して)
Teresa テレサ(女性の名前)
Bien 良い
Guillermo ギジェルモ(男性の名前)
¿y tú? そして 君は? (親しい間柄か目下の者に対して)
Pues まぁ
más o menos 可もなく不可もなく
Pero しかし
por qué なぜ
Ah あぁ
porque なぜなら
me cansé 私は疲れた
mucho 沢山、とても(量的に)
en la oficina 事務所で

この会話例では、前の会話例と反対に、二人とも親しい間柄の「あなた」である、「tú」を使っています。

「más」は「プラス」という意味で「o」は「または」です。「menos」は「マイナス」という意味なので「más o menos」は「プラマイ・ゼロ」みたいな感じですね。「普通」という感じです。

Buenas tardes, señora.

Buenas tardes, Raúl.

¿Cómo ha estado?

Muy bien, Raúl, gracias. ¿Y tú cómo has estado?

Bien también. Gracias.

意味:

奥さん、こんにちは。

こんにちは、ラウール。

お元気でしたか?

とても元気よ、ラウール、ありがとう。それであなたはは元気にしてたの?

僕も元気でした。ありがとうございます。

説明:

Buenas tardes こんにちは
señora 奥さん(既婚の女性)
Raúl ラウール(男性の名前)
¿Cómo ha estado? お元気ですか?(丁寧な言い方)
Muy とても
bien 良い
Gracias ありがとう
Y そして
¿tú cómo has estado? 君は元気?( 親しい間柄か目下の者に対して)
también ~も(この例では「私も」)

セニョーラは場合によって「おばさん」と訳してもいいかもしれません。

この会話例では「ラウール」という男性が既婚女性に対して丁寧な言い方で言っているのに対して、セニョーラの方は男性に対して親しい言葉を使っているので、「ラウール」よりもだいぶ年上なのでしょう。

¡Hola! ¿Qué tal?

Muy bien, ¿y tú?

Todo bien, gracias.

意味:

やあ!元気?

すごく元気、で、君は?

何もかも問題ないよ、ありがとう。

説明:

Hola やあ(英語のHello)
¿Qué tal? 元気?
Muy とても
bien 良い
y そして
君( 親しい間柄か目下の者に対して)
Todo 全部
gracias ありがとう

「Hola」という挨拶はとてもよく使われる表現です。朝も夜も関係なく「こんにちは~」と親しみを込めて言う感じですね。

Buenas noches, señorita. ¿Cómo está usted?

Estoy bien, gracias. ¿Y usted cómo ha estado?

Muy bien, muy bien, señorita. Gracias.

意味:

こんばんは、お嬢さん。ご機嫌いかがですか?

私は元気です。ありがとうございます。そして、あなた様はお元気でいらっしゃいますか?

元気も元気、大元気ですよ、お嬢さん。ありがとう。

説明:

Buenas noches こんばんは
señorita お嬢さん(未婚の女性)
¿Cómo está usted? お元気ですか?(丁寧な言い方)
Estoy 私は~です
bien 良い
gracias ありがとう
Y そして
¿usted cómo ha estado? あなたはお元気ですか?
Muy とても

相手の女性が未婚か既婚かわからない時はどうすればいいかって?その場合は「セニョリータ」と言っておくのが無難です。

「Estoy」というのは動詞です。元気か質問されて答えるとき、動詞が省かれることが多いです。

別れる時の挨拶

Hasta luego, maestro.

Sí, que les vaya bien. Estudien mucho.

意味:

ではまた、先生。

うん、気を付けて。しっかり勉強はしなさいね。

説明:

Hasta luego ではまた、さよなら
maestro 先生(男性)
はい
que les vaya bien 幸運を祈ります(複数の人に対して)
Estudien 勉強しなさい(複数の人に対して)
mucho いっぱい、沢山

「que les vaya bien」を1人の人に言う場合(丁寧な言い方)は「que le vaya bien」となって、「s」が取れます。お別れのときに日本でよく言う「お元気で」の替りに言うといい表現で覚えておいて損はありません。

Tomás, al rato nos vemos.

Sí, Mónica. Regreso rápido.

意味:

トマス、また後でね。

うん、モニカ。すぐ戻るよ。

説明:

Tomás トマス(男性の名前)
al rato あとで
nos vemos 会いましょう、さようなら
はい
Mónica モニカ(女性の名前)
Regreso 私は戻ります
rápido 早く、すぐに

「nos vemos」という表現は「さようなら」という意味で用いていいのですが、「あとで」という意味の「al rato」と一緒に使われる場合は、「今別れるけど後で会おうね」という意味になります。ちょっとの間のお別れの時に使う表現です。

Bueno, ya me voy.

Ándale. Que te vaya bien.

意味:

じゃ、もう帰るよ。

わかった。元気でね。

説明:

Bueno それでは
ya もう
me voy 私は行きます
Ándale そうだね( 親しい間柄か目下の者に対して)
Que te vaya bien うまくいくように( 親しい間柄か目下の者に対して)

「Bueno」というのは「良い」という意味の言葉ですが、この会話例では「それじゃ」という意味で使われてとても便利な言葉です。突然「帰る」とか「さよなら」なんて言うと喧嘩別れしたみたいですよね?「Bueno」を入れた方が帰りやすくなります。

「Que te vaya bien」は先ほどの「Que le vaya bien」の親しい間柄バージョンですね。直訳すると「あなたにとって物事がうまくいきますように」という意味です。

Bueno, nos vemos.

Sí, hasta mañana, señorita. Que descanse.

意味:

それでは、おいとまいたします。

はい、お嬢さん、また明日。おやすみなさい。

説明:

Bueno では
nos vemos さようなら
はい
hasta mañana また明日
señorita お嬢さん(未婚の女性)
Que descanse 休んでください

「nos vemos」というのは「さようなら」という意味で使われているのですが、直訳すると「また会いましょう」という意味なので、「はい」となっているわけです。

Adiós. Buenas noches.

Buenas noches. Saludos a su familia.

Muchas gracias. Saludos a su familia también.

Muchas gracias.

意味:

さようなら。良い夜をお過ごしください。

良い夜を。ご家族によろしく。

どうもありがとう。あなたのご家族にもよろしくお伝えください。

どうもありがとうございます。

説明:

Adiós さようなら
Buenas noches 良い夜を
Saludos a su familia ご家族によろしく(丁寧な言い方)
Muchas gracias どうもありがとう
también ~も(この例では「あなたのご家族にも」)

「Buenas noches」は「こんばんは」という意味だと前の方の会話例でお伝えしました。この「Buenas noches」、お別れの時に使うと、「良い夜を」という意味で使えます!

「家族によろしくね」という感じで親しい間柄の人などに言いたい場合は、「Saludos a tu familia」と、「su」が「tu」になります。「奥様によろしく」の場合は「Saludos a su esposa」というように、「家族」の意味の「familia」のところを変えればいいわけです。

graciasの意味は?まとめ

「gracias」の意味、わかりましたでしょうか?そうですね。「ありがとう」です。スペイン語の挨拶表現というのはたくさんありますが、ここに載せた表現は、どれも暗記して使ってみるのにいい表現ばかりです。

ただ、相手の人に対して丁寧な「あなた」の表現を使うのか、親しみを込めた「あなた」の表現を使うのかはよく見極めてくださいね!

 

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サイト管理人MC(めひ・ここ)プロフィール

サイト管理人MC(めひ・ここ)です。

メキシコ市にあるUNAM大学外国人コースでスペイン語を学んだあと、メトロポリタン自治大学入学、卒業後はエンジニアとしてメキシコで仕事をしました。

その間、メキシコに滞在中の日本人の方たちに長年家庭教師としてスペイン語を教えてきました。

メキシコ人の夫との間に二人の子どもがいます。

メキシコには13年間住みました。最初はメキシコが大嫌いでした。好きになるまでにずいぶんかかったかもしれません。人生回り回ってやっとスペイン語が好きなことに気が付きました。。。

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