ここでは、スペイン語の接続法過去の活用と用法をまとめています。
スペイン語の接続法過去の活用
スペイン語の接続法過去の活用は、直説法点過去の第三人称複数形の語尾 3 文字(ron)を取って、次の語尾を付け加えます。
ra
ras
ra
ramos(後ろから3番目の母音にアクセント 記号を付けます)
ran
ar 動詞、er 動詞、ir 動詞、不規則動詞も同じ活用になります。
例:
hablar(話す)の直説法点過去第三人称複数形は hablaron
hablara
hablaras
hablara
habláramos
hablaran
beber(飲む)の直説法点過去第三人称複数形は bebieron
bebiera
bebieras
bebiera
bebiéramos
bebieran
vivir(生きる、住む)の直説法点過去第三人称複数形は vivieron
viviera
vivieras
viviera
viviéramos
vivieran
servir(サービスする)の直説法点過去第三人称複数形は si rvieron
si rviera
si rvieras
si rviera
si rviéramos
si rvieran
スペイン語の接続法過去にはもう一種類あって、語尾が「ra, ras, ra, ramos, ran」の代わりに「se, ses, se, semos, sen」となります。例えば hablar だと「hablase, hablases, hablase, hablásemos, hablasen」となります。ra と se の違いはありませんが、se の方はほとんど使われていないので、この記事では割愛します。
時制の一致
スペイン語の接続法過去の代表的な用法として、時制の一致が挙げられます。接続法現在 と同じ使い方で、主節の動詞が点過去、線過去、過去未来(可能法)、過去完了、過去未来完了の時に従節の動詞が通常接続法過去になります。(主節の動詞が過去未来で従節の動詞が未来やまだ終わっていないことを表す場合 は接続法現在が使われることもあります)
El vecino le recomendó a mi marido que tomara el té de manzanilla .(意思)
隣人は私の夫にカモミール のお茶を飲むよう勧めました。
Temíamos que hubiera más temblores .(感情)
私たちはもっと地震 があることを恐れていました。
Yo no creería que ella dijera semejante cosa.(否定の意見)
私は彼女がそんな ことを言うだなんて信じませんよ。
Habían venido antes para que les diera tiempo de preparar todo.(目的)
彼らはすべて用意をする 時間があるように前もって来ていました。
Dije que para esa hora, yo ya habría conseguido un muchacho que nos ayudara a mover este mueble tan pesado .(不定冠詞が付いている名詞)
その時間までにはそんなにも重いこの家具 を動かすのを手伝ってくれる青年を私はみつけて(手に入れて)いるだろうと言いました。
Cenamos antes de que llegaran las visitas .
私たちは訪問客たちが到着する前に夕食を取りました。
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si 接続法過去
si の後に接続法過去が来ている場合は「現在の事実に反している」ことを表しています。「もし~なら」という意味です。帰結節には可能法(過去未来)を使って「~だろう」という意味になります。
Si yo tuviera mucho dinero, compraría una casa viendo al mar .
もし私がたくさんのお金を持っていたら、海が見える 家を買うでしょう。
No te preguntaría si yo supiera .
知っていたら あなたに聞いたりしないでしょうよ。
Si lloviera, no vendríamos aquí.
もし雨が降っていたら私たちは ここには来ていないでしょう ね。
Si escucharas a los demás , sabrías qué hacer.
もし君が他の人達 の言うことを聞くなら何をすべきかわかるでしょうけれどね。
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como si 接続法過去
やはり「事実に反すること」で、como si の後には自動的に接続法過去が来て、「まるで~であるかのように」という慣用句になります。主動詞はいろいろな時制を使えます。
Bésame mucho, como si fuera esta noche la última vez .
♪今宵が最後 であるかのように私にたくさんキスをして。
Ella habla como si su mamá estuviera aquí.
彼女はまるで彼女のお母さんがここにいる かのように話す。
Él tiró la foto como si no le interesara nada .
彼はまるで全く 興味がない かのように写真を捨てた。
Ella veía al muchacho como si le prestara atención .
彼女はまるで注意を向けている かのように青年を見ていた。
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謙虚な願望
人にお願いする時の謙虚な言い回しに接続法過去を使います。
Quisiera pedirle un favor .
あなたにお願い をしたいのですが。
Quisiera que me ayudara a resolver este problema.
この問題を解く のを手伝っていただきたいのですが。
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可能性の少ない願望
可能性が少ない願望を表す時にも接続法を使います。
Quisiera estar en la playa en este momento.
この瞬間に海岸 にいたいなぁ。
Ojalá que pudiera volar como las aves .
鳥 のように飛べたらいいなぁ。
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スペイン語の接続法過去・まとめ
スペイン語の接続法過去の活用と用法(時制の一致、si 接続法過去、como si 接続法過去、謙虚な願望、可能性の少ない願望)について記載しました。ご理解いただけたら幸いです。
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ここではスペイン語の過去未来形の活用とその例文及び意味を載せています(過去未来形のことを可能法と言う場合もあります)。なぜ過去未来と呼ばれるかというと、過去から見た未来を表す ことができる形だからです。
スペイン語の過去未来形の活用
規則動詞は不定詞(動詞の原形)に以下の語尾が付け加えられます。-ar動詞、-er動詞、-ir動詞全部同じです。
不定詞に接続する語尾
例ーllegar(着く)の場合
私は
ía
llegaría
君は
ías
llegarías
あなた(彼、彼女)は
ía
llegaría
私たちは
íamos
llegaríamos
あなた方(彼ら、彼女ら)は
ían
llegarían
不規則動詞は未来形 で不規則だったものと同じです。
TENER(持つ)
PONER(置く)
SALIR(出る)
VENIR(来る)
tendr ía
pondr ía
saldr ía
vendr ía
tendr ías
pondr ías
saldr ías
vendr ías
tendr ía
pondr ía
saldr ía
vendr ía
tendr íamos
podr íamos
saldr íamos
vendr íamos
tendr ían
pondr ían
saldr ían
vendr ían
VALER(価値がある)
QUERER(欲する)
SABER(知っている)
PODER(できる)
valdr ía
querr ía
sabr ía
podr ía
valdr ías
querr ías
sabr ías
podr ías
valdr ía
querr ía
sabr ía
podr ía
valdr íamos
querr íamos
sabr íamos
podr íamos
valdr ían
querr ían
sabr ían
podr ían
HABER(ある、いる)
CABER(入る)
HACER(する、作る)
DECIR(言う)
habr ía
cabr ía
har ía
dir ía
habr ías
cabr ías
har ías
dir ías
habr ía
cabr ía
har ía
dir ía
habr íamos
cabr íamos
har íamos
dir íamos
habr ían
cabr ían
har ían
dir ían
過去未来形の例文と意味
スペイン語の過去未来形には次のような用法があります。
過去から見た未来
過去における疑問や推測
丁寧 な表現
婉曲 な表現
「~すべき」という表現(Deber の過去未来+不定詞)
感情を表す間接目的語の動詞の仮定や可能性(現在や未来)
未来の可能性
1
Él me dijo que llegaría al atardecer .
彼は夕方 には着くだろう って僕に言った よ。
2
¿Qué hora sería cuando me quedé dormida ?
私(女)が寝ちゃった 時は何時 だっただろう ?
3
¿Me podría usted por favor ayudar a cambiar la llanta del coche ?
車のタイヤ を交換する のを手伝っていただけますでしょうか ?
4
Yo no compraría ese vestido .
私だったら その 洋服 は買わない わね。
5
No deberías hablar así de tu familia .
君はそんな風に 君の家族 について話すべきではない よ。
6
Me gustaría visitar a tus amigos.
私は 君の友人たちを訪れてみたい です。
7
Yo sí iría si vienes conmigo .
君が私と一緒に 来てくれるなら 私は行くでしょう ね。
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未来の可能性は通常「si ~」などと、条件が付いた時に使います。可能性が低い場合の条件文には、通常接続法過去 を使います(si vinieras)。
Me gustaría que ~などと、複文になる場合の例文はこちらの記事 をご覧ください。
現在や未来の可能性についての考え を言う場合にも過去未来を使います。
↑詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ちなみに現在における疑問や推測は未来形 を使います。
スペイン語の過去未来・まとめ
過去未来形、いろいろな使い方がありますが、どれもよく使います。「~すべき」の表現は「deber」の現在形で代用することができます。丁寧な表現の「¿Podría +不定詞?」は覚えておくといい表現ですね。「Me gustaría +不定詞」も会話で重宝する表現です。
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「como」は動詞「comer(食べる)」の「私は」が主語の時の現在の活用形ですが、その他の意味もいろいろあります。「como」は接続詞や副詞などとして使われることも、アクセント記号が付けば疑問詞として使われることも、感嘆文の中で使われることもあります。
como のスペイン語の活用
意味は「食べる」や「昼食をとる」で動詞の原形(不定詞)は「comer」です。
私
君
あなた、彼、彼女
私たち
あなた方、彼ら、彼女ら
現在
como
comes
come
comemos
comen
点過去
comí
comiste
comió
comimos
comieron
線過去
comía
comías
comía
comíamos
comían
未来
comeré
comerás
comerá
comeremos
comerán
接続法現在
coma
comas
coma
comamos
coman
命令
---
come, no comas
coma
comamos
coman
可能
comería
comerías
comería
comeríamos
comerían
接続法過去
comiera
comieras
comiera
comiéramos
comieran
現在分詞 :comiendo
過去分詞 :comido
Siempre como en casa .
いつも 私は家で 食べます。
Como con mi familia los fines de semana .
私は週末 は家族とともに 食事します。
Como temprano cuando voy de compras .
買い物に行く 時は早い時間に 昼食をとります。
Como lo que haya en el refrigerador .
私は冷蔵庫 にあるもの を食べます。
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como のスペイン語・その他の使い方
Como ustedes saben, yo ya conseguí el trabajo .
あなた方がご存知のように 、私はもう 仕事 を手に入れました。(副詞)
Como que me siento mal .
私はなんとなく 気分が悪い です。
Como regalo de bodas, nos dieron una lavadora de ropa .
結婚式の贈り物 として 、彼らは私たちに洗濯機 をくれました。(接続詞)
Como hace calor , me dan ganas de comer un helado .
暑い ので 、私はアイス を食べたいです。(接続詞)
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その他にも「como」を使った以下のような表現があります。
como quieras お好きなように
tan pronto como ~ ~したらすぐ
como no もちろん
tal como te dije 私が君に言った通り
como si fuera~ ~であるかのように
como sea どうでも
como a las 9 9時ぐらい
cómo は疑問文や感嘆文の中で
書くときはアクセント記号が付きますが、発音は同じなので会話の中で出てくると区別がつきにくいかもしれません。「cómo」は疑問文や感嘆文で使われます。
¡Cómo eres !
そんなこと言わないで!(なんて人!)
¿Cómo se escribe tu nombre ?
君の名前 はどう書きますか ?
¡Cómo es posible !
ありえない!ひどい!(どのうように可能 なのか!)
¿Cómo te fue ?
君、どうだった?(君にとってどう事が運んだか?)
¿Cómo?
何ですか?(聞き返す時)
¡Cómo!
何ですって!
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その他にも以下の記事に「cómo」を使った例文が載っています。
いくらですか?¿A cómo son?
¿Cómo estás?¿Cómo se llama usted?
¿Cómo es?¿Cómo son?
¿Cómo se dice?
como のスペイン語・まとめ
「コモ」と発音するスペイン語を集めてみました。慣れるまでちょっと大変かもしれませんが、どれもよく使う表現なので覚えて使ってみてくださいね!
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ここでは「ir」のスペイン語の活用をまとめています。また、「ir」は「行く」という意味の他、いろいろな使い方がされる動詞です。例文とともに、わかりやすく解説しています。
ir のスペイン語の活用
私
君
あなた、彼、彼女
私たち
あなた方、彼ら、彼女ら
現在
voy
vas
va
vamos
van
点過去
fui
fuiste
fue
fuimos
fueron
線過去
iba
ibas
iba
íbamos
iban
未来
iré
irás
irá
iremos
irán
接続法現在
vaya
vayas
vaya
vayamos
vayan
命令
__
ve
vaya
vamos, vámonos
vayan
可能
iría
irías
iría
iríamos
irían
接続法過去
fuera
fueras
fuera
fuéramos
fueran
現在分詞 :yendo
過去分詞 :ido
ir の意味と例文
動詞の「ir」の意味は「行く」 ですが、違う意味で使われることも多いです。また、再帰動詞「irse」は「去る」や「行ってしまう」、「帰る」という意味 で、これもよく使われます。
上の活用表にあるように、「私たち」が主語で命令形と言えるかどうかわかりませんが、「¡Vamos!」と言うと、「行きましょう!」という意味 になります。「¡Vámonos!」 とも言います。また、「Vamos a 」の後に動詞の原形(不定詞)が来ると「~しましょう」という意味 になります(未来形としてや、~しに行くという使い方もあります)。
例文
和訳
説明
Vamos a hacer un juicio .
裁判 をしましょう。
Vamos a ~(~しましょう)
Pienso ir a la joyería .
宝石店 へ行くことを考えています。
ir a ~(~へ行く)
¿Ya te vas?
もう 行っちゃうの?
再帰動詞
Voy a necesitar un coche .
私は車 が必要になります。
未来を表す「ir a 動詞の原形」
¡Que le vaya bien !
あなたにとって 事がうまく 運びますように!(幸運を祈ります!)
挨拶
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Si quieres que él vaya a tu casa, ¿por qué no le preguntas?
君は彼が君の家へ来てほしいなら、なぜ彼に聞かないんだ?
Espero que los niños no vayan a romper este florero tan costoso .
私は、子供たちがそんなにも値段の張る この花瓶を割ることのないよう期待します。
No puedo creer que se vayan ustedes tan rápido.
私はあなた方がそんなに 早く行ってしまうなんて信じられません。
Es necesario que vayamos preparados .
私たちが準備して 行くことは必要です。
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¿Cómo te fue ? Me fue muy mal.
君はどうだった ? すごく悪かった(全然だめだった)。
¿A qué fuiste a su casa? A consultar una cosa.
君は彼の家へ何しに行ったのか? 一つの事を相談しに 。
Cuando yo iba de viaje, siempre compraba algo para mis papás.
私が旅行に行っていた時はいつも私の両親のために何か 買っていました。
Cuando la vi, iba acompañada de su hermano.
私が彼女を見た時、(彼女は)彼女の弟に付き添われていた 。
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Fui a consultar は「 ir a ~」で「~しに行く」という使い方です。
iba acompañada は ir + 過去分詞の形です。
Empacaré mis cosas y me iré de aquí.
私は私の物(複数)を箱に詰め てここを去りましょう。
Ya vete .
もう君は帰りなさい(行ってしまいなさい) 。
A su hijo le está yendo bien en la escuela.
彼の息子さんは学校でうまくいっています。
¿Has ido al gimnasio ?
君はジム に行ったことがありますか?
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ir のスペイン語の活用と意味・まとめ
動詞の「ir」は「行く」という意味だけでなくいろんな意味で使われます。活用も不規則のものが多いので、一覧にまとめてみました。例文ではいろいろな使い方がありますが、どれもとてもよく使われる言い方です。リンクのところをクリックすると、それぞれのページに飛べるようになっています。
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スペイン語の動詞「andar」の意味は「歩く」だけではありません!「歩く」と言いたい時には「caminar」という動詞があって、作文で使う時などはこちらを使えば十分です。でも、「andar」という動詞はとてもよく使われます。特に「andar」+現在分詞という形はよく使われます。中級レベル のスペイン語となります。
andar の意味はスペイン語の「歩く」だけじゃない!
確かに「andar」という言葉は「歩く」という意味を持っているので、そういう意味で使ってもわかってもらえます。ただ、普通は「caminar」を使う方が多いです。
「andar」には「動く」という意味もあるので、「Mi coche anda bien.(私の車は調子いいです、私の車はちゃんと走ります)」なんて言い方もします。日本語では「車が歩く」とは言わず、「車が走る」と言うので、「andar」を使うことに違和感を感じるかもしれませんね。車だけでなく、時計などにも使われます。
「andar」には「歩き回る」という意味もあり、「¿Por dónde andas?(どの辺にいるの?)」と電話で聞くようなこともできます。「estar」で代用することもできます。その場合、「¿Por dónde estás?」となります。
動詞「estar」と同じような意味で使う例として、「Ando bien mal de dinero .(お金 全然ない、経済的にとても悪い です)」などもあります。「Estoy bien mal de dinero.」と言い換えることができます。
また、動詞「andar」の後ろに他の動詞の現在分詞が来る言い回しがあります。現在分詞と言えば、動詞「estar」の後ろに来る場合、進行形になる ことはご存知の方もいらっしゃると思います。「andar」+現在分詞は、「estar」+現在分詞と置き換えてもいい場合もあります。
「andar」+現在分詞には二つの用法があります。一つは一時的な状況を表す言い方で、こちらは、「estar」+現在分詞と言い換えても問題ありません。
例えば「Mi primo anda vendiendo libros usados.」は「私のいとこは古本を売っています」という意味で、職業として売っているわけではなく、一時的に売っているということです。「anda」の代わりに「está」を使うことができます。
「andar」+現在分詞のもう一つの用法は、あっちこっちの場所で「し回っている」という表現の仕方です(「estar」と同じではありません)。例えば「Lupe les anda contando chismes a sus amigas .(ルーペは彼女の友達に 陰口 を言いふらしている)」という言い方です。
「andar + 現在分詞」 の例文
Carlos anda buscando a su perro .
カルロスは彼の 犬 を探している。
Ellos andan buscando trabajo .
彼らは仕事 を探している。
Mis amigos andan viajando por todo el mundo .
私の友人達 は世界中 を旅して回っている。
Ando repartiendo invitaciones para mi boda .
私は私の結婚式 の招待状 を届けて回っています。
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動詞 andar の活用
普通の現在形
接続法現在
ando
ande
andas
andes
anda
ande
andamos
andemos
andan
anden
点過去(不規則)
線過去
anduve
andaba
anduviste
andabas
anduvo
andaba
anduvimos
andábamos
anduvieron
andaban
未来形
andaré
andarás
andará
andaremos
andarán
現在分詞は「ar動詞」、「er動詞」、「ir動詞」の語尾2文字を取り除いて、それぞれ、「ando」、「iendo」、「iendo」を付け加えます。不規則形のものもありますので詳しくはこちらの記事 をご覧ください。ちなみに動詞「andar」の現在分詞は「andando」です。
andar の意味はスペイン語の「歩く」だけじゃない!まとめ
スペイン語の動詞「andar」には「歩く」という意味の他に「動く」とか、動詞estarと同じように状態を表す意味で使われることもよくあります。andar の後に他の動詞の現在分詞が来て、「一時的に何かをしている」という状態を表したり、「あちらこちらで何かをし回っている」と言い表したりして使うこともよくあります。
「Ándale」という言葉もよく使われます。これは、命令形なのですが、「そうだね」という意味の相槌として使われたり、「早く!」と急かす時に使われたりします。別れ際に「Ándale, que te vaya bien.」と、相手の言ってくれたことに返答する形で「行っていいよ、元気でね」という感じでもよく使われます。褒めるときに、「¡Ándale, qué bien!(わぁ、すごいね!)」と使われることもあります。
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スペイン語の未来形は二種類あります。ここでは、動詞を活用させる未来形(直説法)をみていきます。活用形は規則動詞の他、不規則動詞の方も記載してありますので、お役立てください。また、もう一つの「ir」を使った未来形との違いもみていきます。
スペイン語未来形活用(直説法)
初心者の方はこちらだけ覚えておけば大丈夫、という「ir + a + 動詞の原形」の未来形についてはこちらの記事 をご覧ください。この「ir a」を使った未来形と、動詞の語尾を活用させる未来形の違いは、動詞を活用させる未来形の方が決意 や意欲 、考えの強さ を表す意味合いが強い ことです。「明日行くよ」という時、「明日」より「行く」ことの方が重要になっているような時です。「絶対に行く」という決意を表す時に動詞を活用させる未来形を使ったりします。
だから、歌の歌詞にはこの動詞を活用させる未来形がよく使われていますね。「別れる」という決心をした時とか、「一生君を愛す」なんて表現も、動詞を活用させる未来形の方がしっくりきます。
また、動詞を活用させる未来形は可能性 や現在における疑問 を表す時にも使われます 。「何だろう?」「キノコかもね」なんて言いたい時に使えます。
さて、規則動詞の場合、未来形の活用語尾は動詞の原形が「ar」で終わるものも、「er」で終わるものも、「ir」で終わるものも、すべて同じく次のように変化します。
é (私は)
ás (君は)
動詞の原形 + á (あなたは、彼は、彼女は)
emos (私たちは)
án (あなた方は、彼らは、彼女らは)
つまり、以下のようになります。
VIAJAR (旅行する)
S ER (である)
ASISTIR (出席する)
viajaré
seré
asistiré
viajarás
serás
asistirás
viajará
será
asistirá
viajaremos
seremos
asistiremos
viajarán
serán
asistirán
Viajaré algún día a Perú .
いつの日か 私はペルーに (必ず)行きます。
¿Qué será? No sé , será un hongo .
何 だろう? 知らない。キノコ かもね。
Ellos no asistirán a la reunión . No tenían ganas .
彼ら は集会 に参加しないよ(絶対)。行きたがってなかったよ。
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「tenían」は線過去 です。
以下の動詞は現在形と点過去で不規則動詞ですが、未来形では規則動詞です。
estar, dar, ser, traer, ir, oír, pedir, preferir
以下の動詞は現在形で不規則動詞ですが、未来形では規則動詞です。
conocer, pensar
それで、見出しやタイトルにある「直説法」って何だ?って思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、気にしなくて大丈夫です。直説法に対して、接続法未来の活用というのもあるので、とりあえず「直説法」と書きましたが、普通の未来形という意味です。接続法未来はほとんど使われません。
不規則動詞の未来形活用
未来形に関しては、不規則動詞も活用語尾は規則動詞のそれと同じです。不規則となる部分は動詞の原形の方にあります。
TENER(持つ)
PONER(置く)
SALIR(出る)
VENIR(来る)
tendr é
pondr é
saldr é
vendr é
tendr ás
pondr ás
saldr ás
vendr ás
tendr á
pondr á
saldr á
vendr á
tendr emos
pondr emos
saldr emos
vendr emos
tendr án
pondr án
saldr án
vendr án
VALER(価値がある)
QUERER(欲する)
SABER(知っている)
PODER(できる)
querr é
sabr é
podr é
querr ás
sabr ás
podr ás
valdr á
querr á
sabr á
podr á
querr emos
sabr emos
podr emos
valdr án
querr án
sabr án
podr án
HABER(ある、いる)
CABER(はいる)
HACER(する、作る)
DECIR(言う)
(habré)
cabr é
har é
dir é
(habrás)
cabr ás
har ás
dir ás
habr á
cabr á
har á
dir á
(habremos)
cabr emos
har emos
dir emos
(habrán)
cabr án
har án
dir án
Valdrá la pena invertir el dinero.
お金を投資する 価値はあるだろう 。
¿Habrá mucha gente ?
たくさんの 人たち がいるだろうか?
No sabrás de mí nunca .
あなたが私のことを 知ることは決してない でしょう!(お別れです)
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「habrá」は主語が単数の時も複数の時も同じです。他の人称は「ある、いる」の意味では使いませんが、未来完了形という用法では使うので括弧を付けておきました。
「価値がある」は第三人称でしか普通使わないので他の人称の活用は省きました。
未来形の不規則動詞は上記の12個で、あとは、「suponer (推測する)」や「mantener (維持する)」などのような複合語になります。
スペイン語の未来形活用・まとめ
いかがでしたか?未来形の活用は割と簡単ではないかと思います。
普通、未来を表す時は「ir a 動詞の原形」の未来形 でいいのですが、動詞を活用させる未来形は、用法が少し違うので、覚えると感情的な表現で使えたり、つぶやいてみるときに使えたりなど、スペイン語会話の領域が広がると思います。楽しんで使ってみてください!
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「me gusta」の意味は「好き」です。では、活用はどうなるでしょうか?活用を直訳しながら文法を解説していきます。…というのも、このスペイン語の「me gusta」というフレーズ、日本語とちょっと違う使い方なので、難しいと感じるかもしれないからです。でも、大丈夫。ちゃんとわかるように説明していきます。
me gusta の意味は「好き」
「me gusta」の意味は「好き」 です。「no me gusta」の意味は「嫌い」 です。どちらもよく使われるフレーズです。
誰が好きという感情を持っているのか?というと、この場合「私」です。
何を好きなのか?というと、「me gusta」の後に来る物、または、「me gusta」の前に来る物を好きなのです。物が単数の場合に「me gusta」となり、好きな物が複数の場合は「me gustan」 となります。「~することが好き」というように、他の動詞の原形が名詞の代わりにに来る場合は「me gusta」と単数扱いになります。
動詞の原形は「gustar」で、「好きである」という意味です。
この「gustar」のような動詞は活用が第三人称単数形と第三人称複数形でしか使われず (例外あり・後述)、このような動詞のことを、「間接目的語の動詞」と呼んだりしています。
なぜ、「間接目的語の動詞」と呼ばれるかというと、これらの動詞はいつも、間接目的語代名詞が伴うからです(直接目的語は必要ありません)。「me gusta」の場合「me(私に)」が間接目的語代名詞ですね。
Me gusta el café con leche .
私は牛乳 入り のコーヒー が好きです。
Me gusta levantarme temprano .
私は朝早く 起きる のが好きです。
Me gustan los tacos .
私はタコス (複数)が好きです。
No me gusta comer la comida picosa .
私は辛い 食べ物 を食べる のは好きではありません。
A mí no me gusta mucho ese vestido .
私はその 服 はあまり好きではありません 。
A mí me gusta jugar con los niños .
私は子供たち と 遊ぶ のが好きです。
El té verde me gusta mucho a mí .
私は緑 茶 がすごく 好きです。
Ese color no me gusta.
私はその色 が嫌いです。
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「levantarme」は再帰動詞 ですね。
「A mí 」は「me」と同じ意味で、この場合「私」を表しますが、強調するために使っています。「A mí」を「me」の代わりに使うことはできません。
「Me gusta el café con leche」を直訳すると、「私にとって、牛乳入りコーヒーが好きです」で、主語は「私」ではなく、「牛乳入りコーヒー」になります。
「私は~が好き」と言いたいときは、「Me gusta~」か「Me gustan~」と覚えておいてください。
例外として「Me gustas(私は君が好きだよ)」とか、「¿Te gusto?(君は私のことが好き?)」などと、「gustar」を「gustas」や「gusto」と活用させることがあります。
しかしながら、ニュアンス的に「欲する」の意味合いが濃いとはいうものの、「Te quiero(私は君が好きだよ)」や「¿Me quieres?(君は私のことが好き?)」の方がよく使われるので、基本的に「gustar」の活用は「gusta」と「gustan」だけと覚えておいて問題ないと思います。
「No me gusta mucho」の意味は「私はあまり好きではありません」 です。「Me gusta mucho 」の意味は「私はすごく好きです、大好きです 」です。では、「大嫌い、すごく嫌い」と言いたいときは何と言うでしょうか?
その場合は「odiar(嫌悪する) 」という動詞を使ってください。この動詞は普通の動詞で、規則動詞なので、「私は」が主語の時は、-ar動詞の活用変化 に従って「Odio」でいいです。
me gusta の活用を直訳しながら文法解説!
さて、「gustar」などの「間接目的語の動詞」の場合、活用形が5つではなくて、2つだけ(gusta と gustan)なので、覚えるのが簡単かと思いきや、間接目的語代名詞がいつも引っ付いているので、やっぱり活用5個か10個(gusta5個+gustan5個)は覚えた方がいいです…
直訳
意訳
Me gusta el té negro .
私にとって紅茶 が好きです。
私は紅茶が好きです。
Te gusta el té negro.
君にとって紅茶が好きです。
君は紅茶が好きです。
Le gusta el té negro.
あなた(彼、彼女)にとって紅茶が好きです。
あなた(彼、彼女)は紅茶が好きです。
Nos gusta el té negro.
私達にとって紅茶が好きです。
私達は紅茶が好きです。
Les gusta el té negro.
あなた方(彼ら、彼女ら)にとって紅茶が好きです。
あなた方(彼ら、彼女ら)は紅茶が好きです。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2020/07/626dbe1201a0cda1e400bead41252609-1.mp3
直訳
意訳
Me gustan estos zapatos .
私にとってこれらの 靴 が好きです。
私はこれらの靴が好きです。
Te gustan estos zapatos.
君にとってこれらの靴が好きです。
君はこれらの靴が好きです。
Le gustan estos zapatos.
あなた(彼、彼女)にとってこれらの靴が好きです。
あなた(彼、彼女)はこれらの靴が好きです。
Nos gustan estos zapatos.
私達にとってこれらの靴が好きです。
私達はこれらの靴が好きです。
Les gustan estos zapatos.
あなた方(彼ら、彼女ら)にとってこれらの靴が好きです。
あなた方(彼ら、彼女ら)はこれらの靴が好きです。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2020/07/f935322e749333a16b0e7e63624ec025.mp3
直訳をしつこく書いたのは、こういう言い方をする、というのを覚えてもらいたかったからです。「何かが好き」と言いたいときは「私にとって好き」⇒「Me gusta」だったな、というのを思い出してもらえれば…「gustar」は間接目的語の動詞 だということを。
「私」、「君」、「私達」を強調したい場合は間接目的語代名詞「me」、「te」、「nos」にそれぞれ、「a mí」、「a ti」、「a nosotros」または「a nosotras」を付け加えます。
A mí me gusta la cerveza .
私はビール が好きです。
A ti no te gusta la cerveza.
君はビールが好きじゃない。
Nos gusta la cerveza a nosotros .
私たちはビールが好きです。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2020/07/3d00db8cd85dac0e30b8829c62505a34.mp3
間接目的語代名詞の「le」と「les」の場合は、誰のことを言っているのかが分からない時は、意味をはっきりさせるために、前置詞「a」+「誰々」という情報を付け加えることができます。
A Lupe y a Ricardo les gusta viajar .
ルーペと リカルドは旅する のが好きです。
¿Le gusta a usted viajar?
あなたは旅するのが好きですか?
A todos les gusta viajar.
彼ら皆 、旅するのが好きです。
Al maestro le gusta viajar.
先生 は旅するのが好きです。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2020/07/4d93db0f6bb591f618f7ebfdbb521fae.mp3
「先生」は「el maestro」ですが、前置詞「a」+「el」で「al」となっています。
間接目的語代名詞「me、te、le、nos、les」は、前置詞「a」+「誰々」という情報を付け加えたからといって省くことはできません!
「A todos」の中に自分も入る場合は「A todos nos gusta viajar」と言うこともできます。
me gusta の意味と活用・まとめ
「好き」とか「嫌い」って、会話でよく使います。でも、スペイン語の「好き」、「嫌い」は日本語や英語の言い方と違うので慣れるまではちょっと難しく感じてしまうかもしれません。慣れの問題だと思います。
「gustar」のような「間接目的語の動詞」は他にもたくさんあります。それらを難なく理解できるようになるためにも、「me gusta」、「me gustan」は使いこなせるように書いたり、声に出して言ってみたりしてみてください!
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ここでは接続法現在のtenga, vea, haga, quieraの意味と活用をみていきます。全部不規則動詞です。接続法現在が初めての方はまずこちらの接続法現在についての記事 をご覧ください。
接続法現在tengaの意味と活用
接続法現在tengaの動詞の原形は「tener(持つ) 」です。接続法なので、「持つように」という願いを込めた意味になったり、「持つかもしれない」、「持つとは思えない」などの確実性がない意味あいとなったりします。
動詞tenerの接続法現在の活用は以下のようになります。
tenga
tengas
tenga
tengamos
tengan
¡Que tenga usted suerte !
幸運を!(あなた が幸運 を持ちますように)
Esperamos que tenga mucha suerte.
私たちは(あなたが)たくさんの幸運に恵まれることを期待します。
Puede que yo tenga calentura.
私 は熱があるかもしれない。
Quizás tengamos que analizar más.
多分私たちはもっと分析しなければなりません。
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第一人称単数形と第三人称単数形の形が同じなので、「私」が主語の場合は人称代名詞「yo」を入れた方がわかりやすいです。
接続法現在veaの意味と活用
接続法現在veaの動詞の原形は「ver(見る) 」です。接続法なので、「見るように」という願いを込めた意味になったり、「見るかもしれない」、「見るとは思えない」などの確実性がない意味あいとなったりします。
動詞verの接続法現在の活用は以下のようになります。
Ojalá que veamos el cometa .
彗星 を私たちは見れるといいのだけれど。
Deseo que veas a tu mamá lo más pronto posible .
私は君が一刻も早く お母さん に会うよう願います。
No creo que veamos los fuegos artificiales desde aquí .
私たちがここ から 花火 を見れるとは私は思わない。
Dudo que no vea nada ella .
彼女 が何も 見えないとは私は疑わしいと思う。
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彗星「cometa」は男性名詞です。
接続法現在hagaの意味と活用
接続法現在hagaの動詞の原形は「hacer(する) 」です。接続法なので、「するように」という願いを込めた意味になったり、「するかもしれない」、「するとは思えない」などの確実性がない意味あいとなったりします。
動詞hacerの接続法現在の活用は以下のようになります。
haga
hagas
haga
hagamos
hagan
Quiero que hagas de otra manera .
君は違う 方法 で やってほしい。
Ojalá que hagan la comida rápido .
(彼らが) 早く食事 を作ってくれるよう切に願ってます。
Puede que hagan la limpieza en la mañana .
(彼らが) 午前中に掃除 をするのかもしれない。
¿Dudas que haga frío allá ?
あそこ は寒い ということを君は疑うの?
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2019/12/Voice-007-1.mp3
「hacer la comida」は「食事を作る」という意味です。
接続法現在quieraの意味と活用
接続法現在quieraの動詞の原形は「querer(欲する) 」です。接続法なので、「欲するように」という願いを込めた意味になったり、「欲するかもしれない」、「欲するとは思えない」などの確実性がない意味あいとなったりします。
動詞quererの接続法現在の活用は以下のようになります。
quiera
quieras
quiera
queramos
quieran
Espero que me quieras también .
私は君も 私のことを 好きであることを期待している。
Deseo que Alicia quiera casarse con Roberto.
私はアリシアがロベルトと結婚する のを欲することを願います。
Quizás ellos quieran todo .
多分彼らは 全部 欲しいんだ。
No creo que ellos quieran regresar pronto .
彼らが早く 帰りたい とは私は思わない。
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tenga, vea, haga, quieraの意味と活用・まとめ
接続法現在のtengaは動詞tenerの第一人称単数形と第三人称単数形の活用で、「持つように願う」や「持っているかも」、「持っているとは思えない」という意味のときなどに使われます。
接続法現在のveaは動詞verの第一人称単数形と第三人称単数形の活用で、「見る(見れる、会う)ように願う」や「見る(見れる、会う)かも」、「見る(見れる、会う)とは思えない」という意味のときなどに使われます。
接続法現在のhagaは動詞hacerの第一人称単数形と第三人称単数形の活用で、「する(作る)ように願う」や「する(作る)かも」、「する(作る)とは思えない」という意味のときなどに使われます。
接続法現在のquieraは動詞quererの第一人称単数形と第三人称単数形の活用で、「欲するように願う」や「欲しているかも」、「欲しているとは思えない」という意味のときなどに使われます。
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dormir, jugar, dar, oír の意味は何でしょうか?ここでは、4つの不規則動詞の現在形の活用とそれぞれの意味を解説していきます。
dormir の動詞の意味と現在形活用
動詞「dormir」は「寝る、眠る」という意味です。不規則動詞です。動詞の現在形の活用は以下のようになります。
due rmo
私は寝ます
due rmes
君は寝ます
due rme
あなた(彼、彼女)は寝ます
dormimos
私たちは寝ます
due rmen
あなた方(彼ら、彼女ら)は寝ます
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2019/10/Voice-005-3.m4a
例:Duermo con los perritos adorables . (愛らしい子犬たち と一緒に 寝ます)
jugar の動詞の意味と現在形活用
動詞「jugar」は「遊ぶ、プレーする」という意味です。不規則動詞です。動詞の現在形の活用は以下のようになります。
jue go
私は遊びます
jue gas
君は遊びます
jue ga
あなた(彼、彼女)は遊びます
jugamos
私たちは遊びます
jue gan
あなた方(彼ら、彼女ら)は遊びます
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2019/10/Voice-006-3.m4a
例:Jugamos fútbol en las mañanas .(午前中は サッカー をします)
dar の動詞の意味と現在形活用
動詞「dar」は「与える」という意味です。不規則動詞です。動詞の現在形の活用は以下のようになります。
doy
私は与えます
das
君は与えます
da
あなた(彼、彼女)は与えます
damos
私たちは与えます
dan
あなた方(彼ら、彼女ら)は与えます
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2019/10/Voice-007-2.m4a
例:Ese maestro da la clase de español .(その先生 はスペイン語 の 授業 をします)
oír の動詞の意味と現在形活用
動詞「oír」は「聞く、聞こえる」という意味です。不規則動詞です。「oír」と「oímos」にはアクセント記号が付きます。動詞の現在形の活用は以下のようになります。
oigo
私は聞きます
oyes
君は聞きます
oye
あなた(彼、彼女)は聞きます
oímos
私たちは聞きます
oyen
あなた方(彼ら、彼女ら)は聞きます
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2019/10/Voice-008-1.m4a
例:¿Me oyes?(聞こえる?) Sí te oigo.(聞こえるよ)
dormir, jugar, dar, oír まとめ
dormimosは「私たちは寝ます」、jugamosは「私たちは遊びます」、damosは「私たちは与えます」、oímosは「私たちは聞きます」という意味です。
全部不規則動詞で黄色のマーカーが付いているところが規則的でない部分です。
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ir, volver, conocer, saber の意味は何でしょうか?ここでは4つの新しい不規則動詞の意味とその現在形の活用を学んでいきます。
ir の意味と現在形活用
動詞の原形「ir」は「行く」という意味です。動詞irの現在形活用は以下のようになります。
voy
私は行きます
vas
君は行きます
va
あなた(彼、彼女)は行きます
vamos
私たちは行きます
van
あなた方(彼ら、彼女ら)は行きます
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2019/10/Record-online-voice-recorder.com-29.mp3
「行く」という動詞は動きを表すので「~へ」という前置詞「a」 が付いていることが多いです。
「Vamos a la biblioteca. (私たちは図書館 へ行きます)」のようにです。
volver の意味と現在形活用
動詞の原形「volver」は「戻る」という意味です。動詞volverの現在形活用は以下のようになります。
vue lvo
私は戻ります
vue lves
君は戻ります
vue lve
あなた(彼、彼女)は戻ります
volvemos
私たちは戻ります
vue lven
あなた方(彼ら、彼女ら)は戻ります
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2019/10/Record-online-voice-recorder.com-1-18.mp3
「戻る」という動詞も動きを表すので「~へ」という場合は前置詞「a」を付けます 。
「Volvemos a la casa mañana .(明日 私たちは家 へ戻ります)」というようにです。
「volver a 動詞の原形」では「また~する」という意味になります。
conocer の意味と現在形活用
動詞の原形「conocer」は「知っている」という意味です。動詞conocerの現在形活用は以下のようになります。
conoz co
私は知っています
conoces
君は知っています
conoce
あなた(彼、彼女)は知っています
conocemos
私たちは知っています
conocen
あなた方(彼ら、彼女ら)は知っています
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2019/10/Record-online-voice-recorder.com-2-15.mp3
「conocer」は普通、「人を知っている」という場合と「場所を知っている(行ったことがある)」という場合に使われます。場所を知っているという場合には前置詞を使いませんが、人を知っているという場合には「人を」の「を」に、前置詞「a」を用います 。
「Conocemos Cancún(私たちはカンクンに行ったことがあります)」、「Conocemos a tu maestra (私たちは君 の先生(女性) を知っているよ)」というように言います。
saberの意味と現在形活用
動詞の原形「saber」は、これも「知っている」という意味です。でも、動詞conocerとは違った意味で使われます。動詞saberの「知っている」は、知識に基づいている場合です。「わかる」や「できる」と訳すこともあります。動詞saberの現在形活用は以下のようになります。
sé
私は知っています
sabes
君は知っています
sabe
あなた(彼、彼女)は知っています
sabemos
私たちは知っています
saben
あなた方(彼ら、彼女ら)は知っています
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2019/10/Record-online-voice-recorder.com-3-16.mp3
道を聞かれて、「知りません」なんて答えるときは「No sé.」と言います。「これはこうやってやるんだよ」なんて教えてもらっておいて、「知ってるー」と答えるときは「Sí sé.」と言います。「Ella sabe español.」と言ったら「彼女はスペイン語ができます」という意味です。
saber+動詞の原形で「~できます」
saber +動詞の原形で「~できます」という表現になります。例えば、「私たちはテニスができます」というのは「Sabemos jugar tenis」となります。「jugar」は遊ぶという意味の動詞ですが、「jugar tenis」で「テニスをする」という意味になります。
ir, volver, conocer, saber まとめ
ir, volver, conocer, saberは「私たちは行きます、戻ります、知っています(行ったことがあります)、知っています(わかります)」という意味です。全部不規則動詞ですが、どれもよく使う動詞なので活用を覚えてもらえるとうれしいです!
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