この記事では、メキシコで使うスペイン語の言葉がスペインなどの国と違うものを集めてみました。
結構たくさんありますが、メキシコ人とスペイン人が話をして通じないということはありませんのでご安心ください。
メキシコのスペイン語を学んでいて、スペイン語ができるようになってくると、他のスペイン語圏の映画や本、SNSなども目に付くようになってきます。
いろんな国々の人たちの言っていることがわかってくるのはすばらしいことですね!
その他のメキシコとスペインのスペイン語の違いについても触れています。
スペインのスペイン語と違うメキシコのスペイン語
メキシコのスペイン語
スペインのスペイン語
日本語
pluma
bolígrafo
ボールペン(plumaは羽という意味も。昔は羽ペンでしたね)
computadora
ordenador
コンピューター(メキシコ:女性名詞、スペイン:男性名詞)
cabello güero
cabello rubio
金髪(rubioもメキシコで使います)
cabello chino
cabello rizado
巻き毛(rizadoもメキシコで使います)
camarón
gamba
エビ
papa
patata
ジャガイモ
durazno
melocotón
桃
jitomate
tomate
トマト(tomateはメキシコでは緑色の小さなトマトです)
limón
lima
ライム
メキシコのスペイン語
スペインのスペイン語
日本語
departamento
piso, apartamento
アパート(apartamento もメキシコで使います)
botanas
cosas de picar
おつまみ
popote
pajita para beber
ストロー
pendientes
cosas que uno tiene que encargarse
やるべきこと(pendienteは形容詞としても使いますー注意して見ておく)
pastel
tarta, pastel
ケーキ
guajolote
pavo
七面鳥(pavo もメキシコで使います)
camión
autobús
バス(autobúsもメキシコで使います。)
pasto
césped
芝生(césped もメキシコで使います)
manejar
conducir
運転する(conducir もメキシコで使います)
platicar
hablar
おしゃべりする(hablar もメキシコで使います)
メキシコのスペイン語
スペインのスペイン語
日本語
boleto
billete
切符(billete はメキシコで”お札”という意味です)
chamarra
chaqueta
ジャンパー
mesero
camarero
ウェイター
alberca
piscina
プール
carro
coche
車(coche もメキシコで使います)
agujetas
cordones de zapatos
靴ひも
Me da pena.
Me da vergüenza.
私は恥ずかしい(Me da vergüenza.もメキシコで使います。pena は残念という意味でも使われます)
jugar tenis
jugar al tenis
テニスをする
buró
mesa de noche
ベッドサイドテーブル
estacionamiento
aparcamiento
駐車場
メキシコのスペイン語
スペインのスペイン語
日本語
banqueta
acera
歩道
cachete
mejilla
ほっぺた(mejillaもメキシコで固めな言い方で使います)
nevería
heladería
アイス屋
cajuela
maletero del coche
車のトランク
chamaco
niño o muchacho
子供(niño や muchachoのこと。ナウアトル語が語源)
padre
estupendo
すばらしい(父や神父の他にすばらしいの意味も)
¿Qué onda?
¿Cómo estás?
どう?元気?(¿Cómo estás?よりだいぶくだけた言い方)
¡Sale!
¡Vale!
OK!
pendejo
imbécil
バカ者(imbécilもメキシコで使います)
jugo
zumo
ジュース
Vosotros, Vosotras
スペインのスペイン語とメキシコのスペイン語の大きな違いに、スペインでは、メキシコで使わない人称、vosotros, vosotras を使っている、というものがあります。
vosotros, vosotras は tú 「君」の複数形なので「君たち」という意味です。女性だけの場合に vosotras になります。
メキシコではtúの複数形は ustedes で、usted「あなた」の複数形と同じです。つまり、親し気に話していいお相手でも、距離感を置いて話したいお相手であってもお相手が複数の場合は同じ形なのですが、スペインでは複数の場合は「君たち」と「あなたたち」で別の言葉になるということです。
人称がスペインの方が一つ多いということは、その分、動詞の活用が時制毎に一つ多いことになります。
例えば動詞tomar 「取る、飲む」の活用は以下のようになります。
yo
tú
usted,él,ella
nosotros,nosotras
vosotros,vosotras
ustedes,ellos,ellas
直説法現在
tomo
tomas
toma
tomamos
tomáis
toman
点過去
tomé
tomaste
tomó
tomamos
tomasteis
tomaron
線過去
tomaba
tomabas
tomaba
tomábamos
tomabais
tomaban
未来
tomaré
tomarás
tomará
tomaremos
tomaréis
tomarán
過去未来
tomaría
tomarías
tomaría
tomaríamos
tomaríais
tomarían
接続法現在
tome
tomes
tome
tomemos
toméis
tomen
接続法過去
tomara
tomaras
tomara
tomáramos
tomarais
tomaran
命令
toma
tome
tomemos
tomad
tomen
この他にもまだ時制はありますが、一つの動詞に付き、メキシコ流の場合は黄色いマーカーが付いた、vosotros の人称の活用の部分は勉強していません。なぜならネイティブスピーカー自身が使っていないからです。とはいえ、お気付きのように、語尾が少し変わっているだけですので、スペインの人に vosotros の形で話しかけられても理解できますし、文章を読んでも vosotrosが出てくると理解できないということはありません。
発音
スペインと言ってもスペイン南部など、違う場所もありますが、スペインの大部分ではメキシコと違って、ci, ce, や z 音は舌を上下の歯の間に少し挟んで、英語の th の発音をします。メキシコではそのような発音はなく、ci, ce, と z 音はすべて s と同じ発音になるので日本人にとっては容易です。
スペインとメキシコのスペイン語の違い・まとめ
日本は日本でしか日本語が話されていませんが、昔、ブラジルで日本語を日本人並みに流暢に話す台湾の方(私の親位の年齢でした)とたくさん話す機会があり、とてもうれしかったのを覚えています。私はメキシコ流のスペイン語をお教えしていますが、メキシコでしか通じないわけではないのです。メキシコ流のスペイン語ができるようになると、スペインでもアメリカ大陸のスペイン語圏のいろんな国々でも通じるのです。
それはとても素敵な体験になると思います。
ただ、ここにも示しているように、全然違う言葉を使っている場合も時にはありますので、スペインに行く予定がある方で、メキシコ流スペイン語会話講座で学習されている方は上に記載してある言葉の違いをよくみておいてください。どのスペイン語が正しいというわけではなく、スペイン語というのは本当に、いろんなバリエーションがあるのだなぁ、というのがご理解いただけると大変うれしいです。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
★スペイン語が話せるようになりたいと思いませんか?スペイン語俱楽部メルマガ会員に登録すると、初心者のためのスペイン語オンラインコースについての情報が 7 日間に渡ってメールで届きます。ご登録は↓ こちらからできます。スペイン語を既に勉強されている方も、ご相談に応じることができますので、ご登録されてからお気軽にお問合せください。
この記事では、echarse a ~などのスペイン語の表現をご紹介していきます。
echarse a ~「~し始める」などの表現
echarse a ~
動詞の echar は「投げる」、「放り出す」、「注ぐ」、「追い出す」などの意味ですが、echarse a reír で「笑い出す」、 echasrse a correr で「走り出す」で、前置詞 a と不定詞(動詞の原形)とともに、「~し始める」という意味で使います。ほとんど無意識のうちに突然起こる動作を意味します。
また、無意識ではないですが、echar a andar el motor で「エンジンをかける」という意味になります。
perder と組み合わさって echarse a perder だと「腐る」、「ダメになる」という意味になります。
Todos se echaron a reír al oír el chiste .
笑い話 を聞いた途端、みんな笑い出しました。
Si me encontrara con un oso , me echaría a correr.
熊 に遭遇したら私は走り出すでしょうね。
Eché a andar el coche.
私は車を始動させました。
Se echó a perder la leche.
牛乳は腐りました。
¿Por qué le dijiste eso al director? Echaste a perder todo el plan.
君はどうしてそれをディレクターに言ったんだ?計画全部ダメにしたよ。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2024/05/Record-online-voice-recorder.com-5.mp3
echar を使ったその他の表現
echar を使ったその他のよく使う表現をご紹介します。echar de menos は「いなくて寂しい」など、いないことでダメージを受けているような時に使います。echar ganas は直訳すると「意欲を投げ込む」ですが「頑張る」という意味で使います。echar una mano は「助ける」、echar una mirada は「ちらりと見る」、echarse para atrás は「尻込みする」という意味です。
Cómo te echo de menos.
どんなに君がいなくて寂しく思っていることか。
Échale ganas.
君は頑張れよ。
¿Me puedes echar una manita con mi tarea, por favor?
君は私の宿題に手を貸してくれませんか?
Le eché una miradita al gato.
私は猫を一瞥した。(猫は間接目的語になります)
Ya se echó p'atrás. No quiso comprar la motocicleta .
(彼は)もう尻込みしたよ。バイク を購入したがらなかった。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2024/05/Record-online-voice-recorder.com-6.mp3
p'atrás はpara atrás のことです。口語では縮めた形で言うのが普通です。
ponerse a ~「~し始める」
「~し始める」という意味で ponerse a ~も使えます。無意識でない場合にも使えます。また、 poner manos a la obra で「仕事に着手する」という表現もあります(地域によってponerse manos a la obraの場合もあります)。
Ella vio a su novio y se puso a llorar por alegría.
彼女は彼女の恋人を見て、うれしくて泣き出しました。
Mi amigo se puso a trabajar mientras estudiaba en la universidad.
私の友達は大学で勉強している間(在学中に)に働き始めました。
Bueno, me pongo a escribir ya, si no no me da tiempo .
OK、もう私は書き始めるよ、じゃないと間に合わない 。
Nos pusimos a escuchar música cuando terminamos de cenar.
私たちは夕食が終わった時、音楽を聴き始めました。
Todo el mundo puso manos a la obra para poder terminar antes de la fecha límite .
期限 前に終われるよう、皆、仕事に着手しました。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2024/05/Record-online-voice-recorder.com-4.mp3
empezar a ~「~し始める」
empezar a ~も「~し始める」ですね!empezar の現在形活用はこちら の記事にあります。
Empecé a toser anoche.
私は昨夜咳し始めました。
¿Cuándo empiezas a vivir en la provincia vasca?
いつ君はバスク地方 に住み始めますか?
Me empezó a atraer su cultura cuando visité ese lugar por motivos del trabajo.
私は仕事の理由でその場所を訪れた時、その文化 に魅せられ始めました。
No creo que empiecen a construir dentro de un año.
私は1年以内に (彼らが)建設し始めるとは思いません。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2024/05/Record-online-voice-recorder.com-9.mp3
echarse a ~などのスペイン語の表現・まとめ
echarse a reír は「笑い出す」、echarse a correrは「走り出す」で、無意識のうちにとっさに笑い出したり走り出す時に、「echarse a + 不定詞」で「~し始める」という意味で使います。「~し始める」は他に 「ponerse a + 不定詞」や「empezar a + 不定詞」も無意識でない場合も含め、使います。
「echarse a + 不定詞」は不定詞の動詞によって「~し始める」以外の意味もあります。echar を使ったよく使うその他の表現についてもご紹介いたしました。ぜひ使ってみてくださいね。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
★スペイン語が話せるようになりたいと思いませんか?スペイン語俱楽部メルマガ会員に登録すると、初心者のためのスペイン語オンラインコースについての情報が 7 日間に渡ってメールで届きます。ご登録は↓ こちらからできます。スペイン語を既に勉強されている方も、ご相談に応じることができますので、ご登録されてからお気軽にお問合せください。
ここでは、「~のようですね」というニュアンスの、知覚動詞+que で「意見」、「思うところ」を相手に示すスペイン語の表現の仕方他、知覚動詞の構文をご紹介します。
知覚動詞+que ~
知覚動詞とは、ver (見る)、oír (聞く)、sentir (感じる)などの五感を表す動詞です。その動詞の後ろに que が来て、その後ろに従属節を伴って、知覚動詞の主語となる人の意見、思うところを相手に表すことができます。五感を通しての気づきを相手に対して表明、伝えることなので、第一人称が主語であることが多いです。
例えば、日本語で言うと、このようなニュアンスの違いです。
①「もう君はとても上手に踊れる」
②「もう君はとても上手に踊れるようだ」
同じようですが、②の文の方が、「踊っているのを見て、そういう印象を持った」という時に使われる感じですよね。
①の文の方がもっと多くの状況で使える感じです。例えば、「もう何年も踊りを習っているのだから上手なはず」と想像を働かせて言うときなど。
「知覚動詞+que ~」を使って、このようなニュアンスで相手に自分の思うことを伝えることができます。
Veo que ya sabes bailar muy bien.
もう君はとても上手に踊れるようですね。(見てわかる)
Vi que ellos estaban contentos.
彼らは満足していたようでした。(私は見ました)
Siento que cada día te extraño más.
私は日に日にあなたを恋しく思う ようです。(そう感じます)
He oído que Maru se ha casado con Juan.
マルはフアンと結婚したようです。(そう聞いています)
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2023/06/Record-online-voice-recorder.com_.mp3
主節が肯定文の場合は従属節は直説法 です。
No 知覚動詞+ que ~
知覚動詞が入った主節が否定文になっている場合は、通常従属節の動詞は接続法 になります。
No veo que estés estudiando.
君は勉強しているようには見えませんね。
No vi que ustedes estuvieran contentos.
あなた方が満足していたようには見えませんでした。
No siento que me quieras ayudar.
君が私を手伝いたい ようには感じられません。
No oímos que mis vecinos nos estén llamando.
私の隣人たちが私たちを呼んでいるようには思えません。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2023/06/Record-online-voice-recorder.com-1.mp3
知覚動詞の主語がお相手の場合の否定文
「知覚動詞が入った主節が否定文になっている場合は、従属節の動詞は接続法になります」と上記で言いましたが、主節が否定文でも、知覚動詞の主語がお相手の場合は、従属節の動詞は直説法 になります。この場合は相手に伝えたいことが従属節にありますね。相手の五感を通して、気づいてもらいたい(たかった)時に言うフレーズです。
¿No ves que tengo cosas que hacer ahorita?
君は私が今やることがあるってわからない?
¿No viste que ya no había nadie?
もう誰もいなかったって気が付かなかった?
¿No sientes que siempre te he apoyado ?
いつも私は君を支えてきた ってわからない?
No oye usted que lo están llamando, ¿verdad?
あなたを彼らが呼んでいるのをあなたは聞こえないですね?
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2023/06/Record-online-voice-recorder.com-2.mp3
知覚動詞+動詞の原形、知覚動詞+現在分詞
知覚動詞+que ではなくて、知覚動詞+動詞の原形(不定詞)や知覚動詞+現在分詞 という文があります。これは多くの場合、目的語の人称が不定詞や現在分詞のアクションを行っているのを、知覚動詞の主語が見たり、聞いたりする(した)という意味 になります。sentir は使われることがほとんどないので、例文を挙げませんでした。
動詞の原形の場合と、現在分詞とは、だいたい同じような意味ですが、現在分詞の方が「動き」のニュアンスが加わっている感じです。
Lo vi caminando enfrente del parque.
私は彼が公園の前を歩いているのを見ました。
Mi suegra la vio entrar .
私の義母は、彼女が入るのを見ました。
Lo oí decir eso. (Le oí decir eso. と言う場合もあります)
私は彼がそれを言うのを聞きました。
Oigo cantar a los pájaros en las mañanas.
私は午前中、鳥たち がさえずるのを聞きます。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2023/06/Record-online-voice-recorder.com-3.mp3
知覚動詞+形容詞/過去分詞
知覚動詞+形容詞という用法もあります。また、過去分詞は形容詞としても使われるので、知覚動詞+過去分詞 という構文もあります。こちらも、目的語がある場合は目的語の人称が形容詞/過去分詞の状態であるのを知覚動詞の主語が見たり感じたりする(した)ということを伝えることができます。bien/mal が使われることもあります。「聞く」の場合は、目的語の人や物の「声」や「音」がどのように、知覚動詞の主語によって聞こえたかを伝えることができます。目的語がない場合は、知覚動詞の主語が形容詞などの状態であるということです。
La veo tranquila .
彼女は落ち着いているように見えるね。
Lo vi sentado .
私は彼が座っているのを見ました。
Lo sentí calientito .
私は彼(それ)が温かいのを感じました。
Me acerqué a mi papá y lo oí muy bien .
私は 父に近づいて 、そして彼の声がとてもよく聞こえました。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2023/06/Record-online-voice-recorder.com-4.mp3
スペイン語の知覚動詞を使った表現・まとめ
知覚動詞+que ~という表現や、知覚動詞+動詞の原形(不定詞)、知覚動詞+現在分詞、知覚動詞+形容詞(過去分詞)などについてご紹介しました。言葉っておもしろいと思いませんか?!
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
★スペイン語が話せるようになりたいと思いませんか?スペイン語俱楽部メルマガ会員に登録すると、初心者のためのスペイン語オンラインコースについての情報が 7 日間に渡ってメールで届きます。ご登録は↓ こちらからできます。スペイン語を既に勉強されている方も、ご相談に応じることができますので、ご登録されてからお気軽にお問合せください。
ここでは、スペイン語の使えるフレーズをご紹介します。方法を表す副詞節で「a」で始まる副詞節です。
a で始まる、方法を表す副詞節
a la の後に、国の形容詞の女性形が来ると、メキシコ風、日本式、フレンチスタイルなどの意味の言葉を作れます。その他にも、a で始まる、方法を表す副詞節はたくさんあって、どれも会話で使える便利なフレーズです。
a la mexicana
メキシコ風に
a la japonesa
日本式に
a la francesa
フレンチスタイルで
a escondidas
隠れて
a mano
手作業で
a pie
歩いて
al pie de la letra
文字通り
al horno
オーブンで
a oscuras
手探りで
a medias, a la mitad
半々に、中途半端に
a la fuerza, a fuerzas
力ずくで
a la vez
同時に
a golpes, a puñetazos
殴りながら
a grandes rasgos
大雑把に
al azar
偶然に、適当に
a patadas
蹴りつけて
a toda velocidad
全速力で
a solas
独りで
oscuras は obscuras とも書きます。
例文
Ella cocina huevos a la mexicana muy ricos.
彼女は卵をメキシコ風にとてもおいしく調理します。
¿Por qué compraste ese vestido a escondidas?
どうして君は隠れてその服を買ったのか?
Mi mamá tejió esta bufanda a mano.
私の母はこのマフラーを手で編みました。
Se puede ir a pie o en autobús.
歩きでか、バスで行くことができます。
Tienes que seguir la orden del presidente al pie de la letra.
君は社長の命令を文字通り従わなくてはいけないよ。
Yo cocino las pápas al horno.
私はジャガイモをオーブンで料理します。
Se fue la luz y tuve que bajar las escaleras a oscuras.
停電になって、私は暗闇の中、階段を降りなければならなかった。
Él dejó el trabajo a la mitad.
彼は仕事を途中でほったらかした。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2023/05/Record-online-voice-recorder.com_.mp3
Él quiere casarse con ella a fuerzas.
彼は何が何でも彼女と結婚したいんだ。
Hay que mezclar y enfriar a la vez.
同時に混ぜて冷やさなければなりません。
La discusión terminó a golpes.
討論は殴り合いで終わった。
Decidimos las reglas a grandes rasgos.
私たちは大雑把に規則を決めました。
Del sombrero, saquen una carta al azar.
帽子から、あなた方は適当に一枚のトランプを取り出してください。
De repente un perro callejero entró al restaurante y el dueño lo sacó a patadas.
突然、野良 犬がレストランに入って、オーナーがそれを足蹴りで出した。
Un coche deportivo pasó cerca de mí a toda velocidad.
一台のスポーツカーが全速力で私の側を通った。
Tocaré mi piano a solas.
私は一人で私のピアノを弾くでしょう。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2023/05/Record-online-voice-recorder.com-3.mp3
a で始まるスペイン語のフレーズ・まとめ
a で始まる、方法を表す副詞節のフレーズを集めてみました。知っていると、会話の幅が広がります。好きなフレーズはありましたか?
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
★スペイン語が話せるようになりたいと思いませんか?スペイン語俱楽部メルマガ会員に登録すると、初心者のためのスペイン語オンラインコースについての情報が 7 日間に渡ってメールで届きます。ご登録は↓ こちらからできます。スペイン語を既に勉強されている方も、ご相談に応じることができますので、ご登録されてからお気軽にお問合せください。
ここでは darse cuenta など、スペイン語の動詞 dar を使ったいろいろなよく使う表現を集めてみました。
darse cuenta などの意味
darse cuenta
気が付く
dar una vuelta
一周する
dar vuelta
曲がる、回す
dar un paseo
散歩する
dar de alta
退院させる
dar de baja
やめさせる
dar un paso
一歩を踏み出す
dar una patada
蹴りを入れる
例文
Me doy cuenta de muchas cosas.
私はたくさんのことに 気が付いています。
El taxi dio vuelta en Insurgentes.
タクシーはインスルヘンテスで曲がった。
El hospital dio de alta al paciente.
病院は患者を退院させた。
La companía lo dio de baja porque ya no se presentó a trabajar .
会社は彼がもう出勤しなかった ので彼をやめさせた。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2022/07/Record-online-voice-recorder.com-29.mp3
Insurgentes はメキシコシティの道の名前です。
dar を使った表現
ここでは、「me gusta 」のように、間接目的語代名詞とともに、通常第三人称単数形か複数形が主語で使われる dar を使った表現をご紹介します。
dar ganas de 動詞の原形
~したい
dar frío
寒くなる
dar pena
恥ずかしい、残念だと思う
dar calor
熱くなる
dar envidia
うらやましい
dar hambre
お腹がすく
dar asco
吐き気がするくらい嫌だ
dar dolor
痛む
dar lo misimo
どちらでも同じ
dar igual
どちらでも同じ
dar tristeza
悲しくなる
dar risa
笑える
dar vergüenza
恥ずかしい※
dar miedo
怖い
dar gusto
うれしく思う
dar coraje
頭に来る
dar pánico
パニックになる
※dar vergüenza はdar pena より強い感情です。
例文
Me dan ganas de llorar.
私は泣きたいです。
¿Te dio pena hablar en frente de todos?
君はみんなの前で 話すのが恥ずかしかった?
¿Nunca te ha dado miedo subir a la montaña rusa ?
君はジェットコースター に乗るのが怖いと思ったことはないの?
Me da igual si voy o no voy.
私は行っても行かなくてもどっちでもいい。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2022/07/Record-online-voice-recorder.com-30.mp3
darse cuenta などスペイン語のdar の使い方・まとめ
スペイン語dar を使ったいろいろな表現をご紹介しました。
気に入った表現がありましたでしょうか?
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
★スペイン語が話せるようになりたいと思いませんか?スペイン語俱楽部メルマガ会員に登録すると、初心者のためのスペイン語オンラインコースについての情報が 7 日間に渡ってメールで届きます。ご登録は↓ こちらからできます。スペイン語を既に勉強されている方も、ご相談に応じることができますので、ご登録されてからお気軽にお問合せください。
スペイン語では、形容詞を中性的な意味合いに名詞化するときに、冠詞中性形の「lo」を形容詞の前に付けます。また、形容詞の前に定冠詞が付いているときも、その形容詞は名詞化されています。
lo + 形容詞
「lo」は直接目的語 として使われることもありますが、形容詞の前に付いている場合は直接目的語ではなく、冠詞の中性形としての「lo」となります。同じような使い方に「lo que 」があります。
「同じこと」や「重要なこと」や「唯一のこと」など、抽象的に「~のこと」と形容詞と組み合わせて言いたいときは「lo」を形容詞の前に置きます。よく使われる表現です。
Es lo mismo si compras aquí o en la otra tienda .
ここで 買っても違う店 で買っても同じこと だよ。
Lo importante es que no se te haga tarde .
重要なこと は君が遅れない ことだよ。
Lo único que quiero es tu amor .
僕(私)が欲しい 唯一のもの は君の愛 だ。
Ahora viene lo mejor .
今 、一番いいこと が来る(始まる)よ。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2022/04/Record-online-voice-recorder.com-28.mp3
定冠詞 + 形容詞
スペイン語の定冠詞 (el, la, los, las)の次に形容詞が来ている場合は形容詞が名詞化されています。同じ名詞を繰り返し使わないためによく使われます。
¿Quiere Ud. el vino blanco ? No, el tinto , por favor .
白ワイン をお望みですか?いいえ、赤いの をお願いします 。
Fuimos a dos fiestas . La primera nos gustó mucho .
私たちは二つのパーティー に行きました。最初の がとても 気に入りました。
Los paquetes grandes son para ti . El pequeño es para mí.
大きい包み は君あて です。小さいの は私あてです。
Estas flores son para la boda y las otras son para los invitados .
これらの花は結婚式 用で、他の は招待客 用です。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2022/04/Record-online-voice-recorder.com-29.mp3
Lo más pronto posible
「lo más」や「lo mejor」は比較級の副詞節となることもあります。
Vinieron lo más pronto posible .
できるだけ早く 彼らは来た。
Hice lo mejor que pude .
私はできうる限りの最善を 尽くしました。
Voy a salir de la casa lo más temprano posible .
私は できるだけ早く 家を出るつもりです 。
El señor nos está ayudando lo mejor que puede .
その人はできる限り 私たちを手伝ってくれています 。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2022/04/Record-online-voice-recorder.com-30.mp3
スペイン語の lo + 形容詞・まとめ
「lo + 形容詞」で形容詞が名詞化されます。例えば「lo mismo」と言ったら「mismo(同一の)」という形容詞が名詞化されて「同じこと」という意味になります。「lo」は「こと」と訳せます。
「定冠詞 + 形容詞」も形容詞が名詞化されます。こちらは名詞化された「物」や「人」が男性名詞か女性名詞か、単数か複数かによって定冠詞も形容詞も変化します。例えば、「Yo quiero la misma.(私は同じ物が欲しいです)」と言ったら「la misma(同じもの)」とは「la fábrica(布)」かもしれないし、「la pelota(ボール)」かもしれないし、前の人が欲したのと同じ女性名詞のもの、ということになります。
「lo más ...」や「lo mejor ...」は比較級の副詞節であることもあるので、こちらの記事に一緒に載せておきました。「lo más pronto posible(できるだけ早く)」などはよく使われる表現です。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
★スペイン語が話せるようになりたいと思いませんか?スペイン語俱楽部メルマガ会員に登録すると、初心者のためのスペイン語オンラインコースについての情報が 7 日間に渡ってメールで届きます。ご登録は↓ こちらからできます。スペイン語を既に勉強されている方も、ご相談に応じることができますので、ご登録されてからお気軽にお問合せください。
ここでは、過去未来形(可能法) を使って過去の推測を表した疑問文を投げかけられた時の答え方についてみていきます。「~に違いない」といった表現の仕方などです。また、現在の推測についてもみていきます。「sería」と「será」の違いがわかるようにしています。
スペイン語での過去の推測の表し方
スペイン語の過去未来形 にはいろいろな用法がありますが、その中で「過去における疑問や推測」を表す用法 があります。例えば次の例文のような使い方ができます。
¿Qué hora sería cuando vine aquí ?
私がここに 来たのは何時 だっただろう?
No sé qué hora era .
何時だったか私はわかりません 。
Eran las once de la noche .
夜 の 11 時 でした。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2021/10/Record-online-voice-recorder.com-24.mp3
答えの文は二つとも推測ではないので線過去になっています。
過去の推測を表す文の場合はいくつかの言い方があります。
Serían como las once de la noche.
夜の 11 時頃 だっただろう。(過去未来 )
Han de haber sido como las once de la noche.
夜の 11 時頃だったに違いない。
Deben de haber sido como las once de la noche.
夜の 11 時頃だったに違いない。
Habrán sido como las once de la noche.
夜の 11 時頃だっただろう。(直説法未来完了 )
Habrían sido como las once de la noche.
夜の 11 時頃だっただろう。(過去未来完了 )
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2021/10/Record-online-voice-recorder.com-25.mp3
「Han de haber sido」の「Han」は動詞「Haber」現在形第三人称複数形です(主語が 11 時で複数なので)。「Haber」の現在形活用、未来形、過去未来形は以下のようになります。
現在形
未来形
過去未来形
he
habré
habría
has
habrás
habrías
ha, hay
habrá
habría
hemos
habremos
habríamos
han
habrán
habrían
現在形第三人称単数形を使う場合は、この場合、「ha」の方を使います。
「sido」は動詞「ser(である)」の過去分詞 です。
未来完了 は動詞「haber」の未来形+主動詞の過去分詞で「~だっただろう」という意味になります。
過去未来完了 は動詞「haber」の過去未来形+主動詞の過去分詞で「~だっただろう」という意味になります。
また、動詞「Deber」の現在形、または動詞「Haber」の現在形+de + haber + 主動詞の過去分詞でも「~だったに違いない」という意味になります。
スペイン語での現在の推測の表し方
また、未来形 には現在の疑問、推測を表す用法があります。例えば次の例文のような使い方ができます。
¿Qué hora será ahorita ?
今 何時だろう?
No sé qué hora es.
私は今何時か知りません。
Son las once.
11 時です。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2021/10/Record-online-voice-recorder.com-26.mp3
答えの文は二つとも推測ではないので普通の現在形になっています。
現在の推測を表す表現は以下のようになります。
Serán las once.
11 時かもしれません。
Han de ser las once.
11 時じゃないかな。
Deben de ser las once.
11 時のはずだよ。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2021/10/Record-online-voice-recorder.com-27.mp3
現在の推測を表すには未来形を使うか、動詞「haber」の現在形(hayを除く)+de +主動詞の原形(不定詞)、または動詞「deber」の現在形+de +主動詞の原形(不定詞)という言い回しを使うことができます。
スペイン語での過去と現在の推測の表し方・まとめ
推測を表す表現では動詞「ser」を例にとると、過去未来形の「sería」は過去における疑問や推測を表し、未来形の「será」は現在における疑問や推測を表します。
また、やはり動詞「ser」を例にとると、「Ha de haber sido ~」は「~だったに違いない」という意味になり、「Ha de ser ~」は「~に違いない」となります。
「Debe de haber sido ~」が「~だったに違いない」で、「Debe de ser ~」は「~に違いない」という意味になります。
その他、過去の推測には未来完了や過去未来完了(可能法完了形)を使うこともあります。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
★スペイン語が話せるようになりたいと思いませんか?スペイン語俱楽部メルマガ会員に登録すると、初心者のためのスペイン語オンラインコースについての情報が 7 日間に渡ってメールで届きます。ご登録は↓ こちらからできます。スペイン語を既に勉強されている方も、ご相談に応じることができますので、ご登録されてからお気軽にお問合せください。
ここでは「tanto」の意味を説明していきます。「tanto」は名詞の同等比較で使われるのでその解説も例文を交えてしていきます。ちなみに形容詞の同等比較(「同じくらい背が高い」など)はこちらの形容詞の比較級の記事 をご覧ください。
tanto の意味
「tanto」の意味は「そんなにも」、「そんなに」、「こんなに」です。「そんなにも多くの」という意味だと「多くの」という意味の「mucho」と混同しやすいですが、「tanto」というのは比較の対象となるものがあります。歌詞などでは略されている場合も多いですが、「tanto que ~」と「que」の後の文章が比較の対象となり、「~するくらい」という意味になります。文章でない名詞の場合は「tanto como ~」で「~と同じくらいに」という意味になります。
また、「tanto 名詞 como」という形の場合は名詞の同等比較になります。詳しくは次のセクションで解説いたします。
「tanto」を使ったよく使う言い回しも例文で上げています。
Tanto te quiero que yo hago cualquier cosa por ti.
君のためなら何だって するくらい 君が好きだ 。
Él come tanto como un elefante .
彼は象 と同じくらい 食べる よ。
El taxi va a llegar en quince minutos. Mientras tanto , me voy a cambiar de ropa .
タクシーは 15 分で到着する。その間 、僕は着替えるよ 。
No tengo dinero . Por lo tanto , no voy a poder ir de viaje .
私はお金 がない。だから 旅行に は行けない。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2021/09/Record-online-voice-recorder.com-20.mp3
「Tanto te quiero」は「Te quiero tanto」と言っても同じです。
「me voy a cambiar」は再帰動詞 の「cambiarse」を未来形(ir a 動詞)にしています。
スペイン語の名詞の同等比較
形容詞の同等比較 は「Soy tan alta como mi mamá.(私はお母さんと同じくらい背が高い)」のように「tan 形容詞 como 」となります。
形容詞ではなく、名詞の同等比較の場合は「tanto 名詞 como 」になります。が、この場合の「tanto」は上記の四つの例文の「tanto」と違って「形容詞」となるので、名詞の性や数によって次のように変化します。
「tanto 男性名詞単数形 como 」、「tanta 女性名詞単数形 como 」、「tantos 男性名詞複数形 como 」、「tantas 女性名詞複数形 como 」。
Tengo tanto miedo como tú .
私は君 と同じくらい 怖い(怖さ を持っている)。
Yo tenía tanta alegría como usted.
私はあなたと同じくらい の喜び を持っていました 。
Hay tantos libros en mi recámara como en la sala.
私の寝室 には居間と同じくらい 本 があります。
En la tienda hoy no hubo tantas personas como ayer.
店には今日 は昨日ほど人 がいなかった(と同じくらいの人 はいなかった)。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2021/09/Record-online-voice-recorder.com-21.mp3
tanto の意味とスペイン語の名詞の同等比較・まとめ
「Mientras tanto(その間)」と「Por lo tanto(だから)」はよく使うので覚えておくと便利です。「Te quiero tanto.(そんなにもあなたが好きです)」のように「tanto」が動詞にかかっているような時は「tanto」は副詞なので変化しません。名詞の同等比較の場合は名詞にかかっているので「tanto」は形容詞です。だから、名詞によって「tanto, tanta, tantos, tantas」と変化します。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
★スペイン語が話せるようになりたいと思いませんか?スペイン語俱楽部メルマガ会員に登録すると、初心者のためのスペイン語オンラインコースについての情報が 7 日間に渡ってメールで届きます。ご登録は↓ こちらからできます。スペイン語を既に勉強されている方も、ご相談に応じることができますので、ご登録されてからお気軽にお問合せください。
スペイン語を聞いていると、「se」がたくさん出てきます。「セ」と発音するので、同じ発音をする「sé」も合わせると、何の「セ」なんだか、わからなくなってしまうかもしれません。ここでは、「se」の用法をわかりやすく整理してみようと思います。
スペイン語の動詞 se ven
「ven」は動詞「ver(見る、会う)」の、主語が「彼ら、彼女ら、あなた方」の場合の現在形です。その動詞の前に「se」が付いています。この「se」は何でしょうか?
これは「お互いに」という意味 で、この se の付いた動詞は相互関係を表す動詞になります。複数形でだけ使われます 。主語が「私たち」の時は「se」ではなく「nos」になるので「私たちはお互いに会います」という意味だと「Nos vemos」になります。よく、「さようなら」という意味で使われる言葉ですね。
Ellos se ven seguido .
彼ら はお互いによく 会っています。
Mi tía y mi prima se parecen mucho.
私の叔母 と従妹 はすごく似ています。
Mi gato y el gato del vecino se pelean.
私の猫と 隣人の 猫は喧嘩します。
Eduardo y Angélica no se hablan para nada .
エドゥアルドとアンヘリカはお互いに全く 話さない(仲が悪い)。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2021/02/d6c15ca487e5febbd1d695cdf15673b2.mp3
とはいえ、「Ellos se ven bien.」と言った場合は、「彼らはよく見える」という意味で再帰動詞の用法となります。再帰動詞については次をご覧ください。
再帰動詞 se casó
「se casó」は再帰動詞です。再帰動詞については以下のリンクをクリックすると詳しく書いた記事に行けますので、必要に応じてご覧ください。
再帰動詞について
「se casó」の動詞の原形は「casarse」で「結婚する」という意味です。「se casó」は点過去なので「結婚した」という意味です。主語は「彼、彼女、あなた」などですね。
再帰動詞には必ず主語によって再帰代名詞(me, te, se, nos, se)が付くので、再帰動詞の主語が「彼、彼女、あなた、彼ら、彼女ら、あなた方」などの場合は、「se」が付きます 。
Nuestro hijo se casó el año pasado .
私たちの息子 は去年 結婚した。
Arturo se cayó en la calle .
アルトゥーロは道 で 転んだ。
Mis abuelos siempre se sentaban en esa banca .
私の祖父母はいつも そのベンチに 座っていた。
Ella se fue temprano .
彼女 は早く 帰った。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2021/02/f935322e749333a16b0e7e63624ec025.mp3
再帰動詞:
casarse(結婚する)
caerse(落ちる、転ぶ)
sentarse(座る)
irse(去る)
comerse についてはこちらの記事で 説明しています。
無人称文 se usa
「usa」は動詞「usar(使う)」の第三人称単数形が主語の現在形です。この動詞の前の「se」は何でしょうか?この「se」は無人称文を表しています 。主語がない(必要ない)、または、「人々は」を主語として訳すこともできます。動詞によっては受け身 の形になります。
「se usa」の場合、使うものが何か(実質的な主語)によって単数形でも複数形「se usan」でもいいです。
En este pueblo, se usa mucho la madera para todo .
この村ではすべてにおいて 木材 が多く使われます。
¿Se puede entrar ?
入る ことができますか?
Aquí se habla español .
ここ ではスペイン語 が話されています。
¿Cómo se escribe tu nombre ?
君の名前 はどう 書きますか?
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2021/02/d6c15ca487e5febbd1d695cdf15673b2-1.mp3
se me olvidó
「se lo」「se la」「se los」「se las」の場合は「se」は間接目的語代名詞の「le(彼に、彼女に、あなたに)」または「les(彼らに、彼女らに、あなた方に)」など だとわかります(再帰代名詞の場合もありますが)。間接目的語代名詞については以下の記事に詳しく書いてあります。
間接目的語代名詞について
では、「se me」の「se」って何?この「se」は再帰代名詞 です。では、この「me」は何なんだ?って話になりますよね。この「me」は間接目的語代名詞の「私に」です。「私に被害が降りかかった」という意味 です。
「se me olvidó」は「私は忘れちゃった」という意味です。とてもよく使う表現で、スペイン語らしい言い回しです。実質的な主語は「忘れた物」で、「忘れた物が私に忘れさせた」と言うような、まるで、自分には責任がないかのような言い方に聞こえます。
他の間接目的語代名詞も使えて「¿Se te olvidó?(君、忘れちゃったの?)」の他、「se le 」、「se nos 」、「se les 」も使えます。また、「忘れた物」が複数の場合は「Se me olvidaron.」と複数形を使うこともできます。
Se me olvidó el libro .
本 、忘れちゃったんだよ。
Se le nota que no es de aquí .
(彼、彼女は)ここ 出身じゃない ってバレちゃってるよ。
A mi abuelo a veces se le va la onda.
私の祖父 は時々 ボケてる。
Se me perdió la llave .
私は鍵 を失くしちゃった。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2021/02/626dbe1201a0cda1e400bead41252609.mp3
どれも「本人の意思に反して」というニュアンスがあります。
「se le nota」は例えばアクセントが違うからわかったとか、顔でわかったとかそういうことです。
「la onda」は「波」とか「電波」などの意味で、「se va」の「irse」は「去る」とか「行ってしまう」という意味ですよね。「Es que se me fue la onda.(ボーっとしてて)」などの表現にも使えます。
「忘れた」もそうですが、「失くした」も普通に「Perdí la llave.(私は鍵を失くした)」と言ってもいいわけですが、「Se me perdió la llave.」と言われた方が、あなたの鍵を失くされていたとしても謝ってもらえる確率は低いだろうな、という感じですね!
No sé と Sé feliz
「se」とは全然別物の「セ」なので区別をつけるためにアクセント記号が付く「sé」があります。アクセント記号が付いていても、発音は同じです。
「No sé」の「sé」は「私は知っている」という意味 です。「No sé」は「私は知らない」という意味ですね。動詞の原形は「saber」です。「saber」の活用は下の記事をご覧ください。
saber の意味と活用
「No lo sé.(私はそれを知りません)」と直接目的語代名詞 が入ることもあります。
「Sé feliz」の「Sé」はまた違う動詞です。動詞の原形は「ser」で「~です」という意味です。「Sé」は相手が「君」に対して言う命令形です。「feliz」は「幸せな」という形容詞で、「Sé feliz」で「幸せになってください」という意味になります 。
形容詞を変えて「Sé fuerte(強くあれ)」などいろんな表現が作れます。
スペイン語の se の用法・まとめ
「se」は複数形の主語で、「お互いに~だ」という時に使われることがあります。
また、スペイン語には再帰動詞 というものがたくさんあって、その場合には、第三人称単数形か複数形の主語のときに、再帰代名詞 「se」が使われます。
再帰動詞の動詞と再帰代名詞の間に間接目的語代名詞が入っていることがあります。その場合は「~してしまった」という意味合いだと思っていただけるといいと思います。
無人称文として、動詞に「se」がつくこともあります。「行う人は誰」と指定する必要のないときに使え、スペイン語の文章の中での主語は行いを受ける物や事になるので、受動態と理解してもいい場合もありますが、「¿Se puede~?(~してもよろしいですか?)」のように違う形の無人称文もあります。
「se」と発音は同じですが、「No sé」や「Sé feliz」のように、動詞の「saber」や「ser」が活用変化したものもあります。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
★スペイン語が話せるようになりたいと思いませんか?スペイン語俱楽部メルマガ会員に登録すると、初心者のためのスペイン語オンラインコースについての情報が 7 日間に渡ってメールで届きます。ご登録は↓ こちらからできます。スペイン語を既に勉強されている方も、ご相談に応じることができますので、ご登録されてからお気軽にお問合せください。
スペイン語の動詞「hacer」の例文を記載します。「hacer」の使い方は「する」や「作る」の他にもたくさんあります。hacer の直説法現在(普通の現在形)の活用はこちらの記事 にあります。hacer の接続法現在の活用はこちらの記事 をご覧ください。hacer の点過去の活用はこちらの記事 に書いてあります。hacer の線過去の活用は規則変化 です。必要に応じてご覧いただけると幸いです。
hacer のスペイン語の例文
¿Cuánto hace que no ves a tu familia ?
どのくらい 前から 君の家族 と会ってない?
Hace un año que no veo a mi familia.
1年 前から私の家族と会っていません。
¿Cuánto tiempo se hace de aquí a tu casa?
ここから 君の家までどのくらい かかる?
Se hacen más o menos veinte minutos en camión .
だいたい バスで 20 分くらいかかります 。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2020/12/f935322e749333a16b0e7e63624ec025.mp3
「tiempo」は「時」という意味なので、「Cuánto tiempo」で「どのくらいの時間」という意味になります。「tiempo」を略して「Cuánto」だけでも、これらの文章の場合には「どのくらいの時間」という意味になります。
「Hace+時の長さ+ que +no普通の現在形」で「...前から~していません」という表現になります。「時の長さ」のところに「mucho」を入れて「ずいぶん前から」と言うこともできます。使える表現ですよね?この「hace」は「前に」という意味です。2 年前であっても「hacen」にはならず、「hace dos años」となります。前置詞のようですが、時制が変わることがあるので動詞なんですね。「~して...経ちます 」と訳すこともできます。
再帰動詞の「hacerse」を使った「Cuánto se hace」の方は「時間がかかる 」という意味で、こちらはかかる時間が複数の場合は「se hacen」と複数形になります。こちらも使える表現ですよね。
hacer caso
Hay que hacerles caso a tus papás .
君の両親の 言うことを聞かなきゃダメだよ。
hacer un favor
¿Puedes hacer me un favor?
私のお願いを聞いてくれる?
hacer falta
Hace falta personal .
職員 が足りない。
hacer escala
Tengo que hacer escala en Los Angeles .
私はロサンジェルス を経由しなければならない。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2020/12/Record-online-voice-recorder.com-32.mp3
「No hace caso」という否定文だと「無視する」という意味で使えます。
hacer la cama
La trabajadora del hogar hace la cama.
お手伝いさん がベッドメイキングをします。
hacer la comida
¿Quieres hacer la comida o quieres salir a cenar ?
食事 を作りたい?それとも夕食に 出かけたい?
hacer la maleta
Ya hice la maleta.
私はもう 荷造りしました。
hacer a mano
Van a hacer todos los adornos a mano.
彼らはすべての 飾り を手作業で作ります。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2020/12/Record-online-voice-recorder.com_.mp3
「la maleta」というのは「トランク」のことです。
hacer cola
Debemos hacer cola para entrar .
私たちは入る ために 並ばなければなりません。
hacer trampa
Puede que te hagan trampa.
彼らは君に インチキをするかもしれないよ。
hacer daño
No fue mi intención hacerte daño.
君を 傷つけることは私の意図 ではなかった。
hacer +不定詞(動詞の原形)
El maestro de Educación Física siempre nos hace saltar.
体育の先生 はいつも 私たちに飛び跳ねさせる。
https://www.supeingokaiwa.info/wp-content/uploads/2020/12/4a13bacbf13e50fca9d783e099be0aaf.mp3
「cola」は「しっぽ」や「列」という意味です。「trampa」は「わな」という意味です。「daño」は「損害」という意味です。hacer+動詞の原形で、「~させる」という意味になります(使役 )。
その他、「Hace calor (暑い)」などの天候や天気 に関する言い回しについてはこちらの記事 をご覧ください。
hacer のスペイン語の例文・まとめ
hacer の意味は「する」や「作る」ですが、その他にもいろんな使い方があります。「どのくらい前から君の家族に会ってない?¿Cuánto hace que no ves a tu familia?」なんて言い方もあります。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
★スペイン語が話せるようになりたいと思いませんか?スペイン語俱楽部メルマガ会員に登録すると、初心者のためのスペイン語オンラインコースについての情報が 7 日間に渡ってメールで届きます。ご登録は↓ こちらからできます。スペイン語を既に勉強されている方も、ご相談に応じることができますので、ご登録されてからお気軽にお問合せください。